今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

小雨の降る中、池の脇の森を歩く         2014.07.06.(2)

2014-07-15 21:57:26 | きのこ など




 雨が降り出していたが、強まるでもない。頭には相変わらず麦藁帽子。陽射しのない時でも色々と役に立つ。今日の場合は雨よけだな。

 そのまま、池の脇の森に入り込んで行く。




スジチャダイゴケ 多分
去年も同じ赤松の枯れ木から出ていた。今年も新しいのが幾つか出始めている。でも、まだスジは見えない。。。



 この場所には毎年、赤いHygrocybe sp.が夏・秋に出ているのを見るのだが、いつも同じ種なのかも分らない。




Hygrocybe sp.
今年も出ていた。



    






ベニヒガサかなとも思うけれど、色あい、柄の様子など、違うように思える。ネッタイベニヒガサかもとも思うけれど、それは顕微鏡で胞子を見なければ分らないらしい。そんな訳で、いつまで経っても不明のまま。



 この場所は、大雨が降ると池に流れ込む川が溢れ、森の土を流してしまう。だから、あまりきのこの生える場所ではないのだが、夏のひととき、異様にイグチ類が一斉にでることがある。でも、今日はまだその時ではないようだ。

 こんなところにも・・・・




シャクジョウソウ?
前日に見た咲き始めのものとあまりに様子が違うので分らない。随分前に花の時期は終わっているようだ。








 
 森の中はきのこは少なくて・・・・




不明




柄の辺り、キツネタケに近いきのこのような気がするけれど、分らない。



 
 ぽつんと。。





手前には比較的大きなフウセンタケの老菌が幾つか出ていた。これは秋に出るクリフウセン達?の一つ。早目に出て、味の良いクリフウセンに似ている。



    
これは老菌。大きいのは傘径3cmくらいはあるかな。





オリーブサカズキタケ
これを見て、老菌の正体も同じだと分った。





ハリガネオチバタケ
色が妙に薄い・・・・



 
 森から道に出た所で、トリガタハンショウズル花後に出会う。






過去、何度か、この株から花が咲いているところを見たのだが、今年はその時期にここに来ることが出来なかった。株は大きくはなっていないけれど、今年も沢山花を咲かせたことは分った。



 大した発見もなく、山道を進んで行く。突然、目の前に沢山のきのこが現れた。






極くごく、普通の格好をしたきのこだ。






傘の径は大きなもので、10cmくらいだろうか。特徴が無い、何処にでも出ていそうなきのこ・・・・。
ツバがない。





ツバナシフミヅキタケかな?




 また、少し登ったところで小さなイグチに出会った。




・・・・
傘の径は4cmくらいだろうか。かなりヌメリが強い。






ニガイグチの仲間ではないようだ。でも分らない。




ヒメヌメリイグチ(拡大)



 雨も降り続いているので、戻ることにした。気晴らしにはなったかな・・・・。


 来週はもっときのこは出るだろう、多分。


コメント (4)
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