今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

早春の妖精に会いに行く  節分草    2013.02.09. (2). 

2013-02-13 22:54:31 | Weblog

 


 
 自宅を出たのは11時頃。遅くなってしまった。といっても今日の目的は節分草だし、節分草の咲き始める時期には他に何も咲いていないから、そんなに急ぐ必要もないのだ。それでも、やっぱり早く会いたくなって高速に乗って走る。



 北上してゆくと前方に見えている山の木には雪が残っている。







 さらに走ると・・・・











 雪が増えてゆく。まだかな、まだかなと思いながら走っていたが、高速から降りる場所を過ぎてしまったようだ。しまったと思って高速を降りて引き返した。







 節分草の咲いている場所に行くには、前方の山を越えなければ・・・・。







 峠辺りは雪が随分積もっていた。こんなことなら地道を走れば良かった・・・・







 町に入り、しばらく走ると小さな蕎麦屋があった。もう昼は過ぎているので、節分草を見に行く前に食べてゆくことにした。





やぶ蕎麦・・・・、というのだそうだ。蕎麦と卵の黄身と海苔とネギ。



 蕎麦屋の女将さんとちょっと花の話をすると、「節分草は咲いてますよ。」とのこと。季節になったらこの辺りにはイチリンソウ、キクザキイチゲなど、いろいろな花が咲くそうだ。何処辺りに咲くのですかと伺うと・・・・、ご主人に聞いておくということだった。で、それをいつ教えてもらうのかな・・・・



 店を出てちょっと走り、車を停めた。ここから10分ほど歩くと自生地がある。この辺りで一番早く咲きだす場所だ・・・・。





去年も撮った花の実。


 家の屋根に積もった雪がどんどんと解けている。




節分草は雪に埋まっていないだろうか・・・・



 誰も人のいない自生地について辺りを見渡す。






あ、咲いていた。


 最初は不安なもの。でも、一輪見つけると、じきに沢山咲いているのに気がつき、ほっとする。











    







 土手の斜面は所々、まだ雪が残っていて、そして土手の下は雪解けの水で足場が悪い。















 写真を撮っていると、ここの世話をしているというお爺さんがやってきた。毎年、何回か草刈をするらしい。草刈の回数を減らすと花があまり咲かなくなるとか。


 以前は今よりもっと沢山の人が見に来ていたらしく、この土手でお弁当を食べたりで賑やかだったらしい。神戸から見に来る人も居るんだとか・・・・、その人のこと知っているかも。。それから、他にも咲いている場所を教えてくれた。











 雪が斜面に残っていて、滑りそうになったが行ってみると・・・・






















 雪の残る斜面は寒くて体が冷えてくる。












 今年初めての節分草はこれくらいにして、ひとまず車に戻って暖まることにした。


つづく。







コメント (6)
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