自宅を出たのは11時頃。遅くなってしまった。といっても今日の目的は節分草だし、節分草の咲き始める時期には他に何も咲いていないから、そんなに急ぐ必要もないのだ。それでも、やっぱり早く会いたくなって高速に乗って走る。
北上してゆくと前方に見えている山の木には雪が残っている。
さらに走ると・・・・
雪が増えてゆく。まだかな、まだかなと思いながら走っていたが、高速から降りる場所を過ぎてしまったようだ。しまったと思って高速を降りて引き返した。
節分草の咲いている場所に行くには、前方の山を越えなければ・・・・。
峠辺りは雪が随分積もっていた。こんなことなら地道を走れば良かった・・・・
町に入り、しばらく走ると小さな蕎麦屋があった。もう昼は過ぎているので、節分草を見に行く前に食べてゆくことにした。
やぶ蕎麦・・・・、というのだそうだ。蕎麦と卵の黄身と海苔とネギ。
蕎麦屋の女将さんとちょっと花の話をすると、「節分草は咲いてますよ。」とのこと。季節になったらこの辺りにはイチリンソウ、キクザキイチゲなど、いろいろな花が咲くそうだ。何処辺りに咲くのですかと伺うと・・・・、ご主人に聞いておくということだった。で、それをいつ教えてもらうのかな・・・・
店を出てちょっと走り、車を停めた。ここから10分ほど歩くと自生地がある。この辺りで一番早く咲きだす場所だ・・・・。
去年も撮った花の実。
家の屋根に積もった雪がどんどんと解けている。
節分草は雪に埋まっていないだろうか・・・・
誰も人のいない自生地について辺りを見渡す。
あ、咲いていた。
最初は不安なもの。でも、一輪見つけると、じきに沢山咲いているのに気がつき、ほっとする。
土手の斜面は所々、まだ雪が残っていて、そして土手の下は雪解けの水で足場が悪い。
写真を撮っていると、ここの世話をしているというお爺さんがやってきた。毎年、何回か草刈をするらしい。草刈の回数を減らすと花があまり咲かなくなるとか。
以前は今よりもっと沢山の人が見に来ていたらしく、この土手でお弁当を食べたりで賑やかだったらしい。神戸から見に来る人も居るんだとか・・・・、その人のこと知っているかも。。それから、他にも咲いている場所を教えてくれた。
雪が斜面に残っていて、滑りそうになったが行ってみると・・・・
雪の残る斜面は寒くて体が冷えてくる。
今年初めての節分草はこれくらいにして、ひとまず車に戻って暖まることにした。
つづく。
一番早く咲く花なので・・・・。雪割草よりもかなり早いです。
この時期、かなり退屈してますから、何処へでも行ってしまいそうです。
今、能登半島まで行ってしまおうか迷っているくらいです ^^;
セツブンソウの咲いている辺りに幾つか出始めていました。
自宅庭ではまだですね。
それ以外の山菜はまだ、随分先のことですね。
しばらくはゲレンデスキーですね。
遊んでいると時の経つのは早い。浦島太郎みたいに気が付いたら・・・・、なんてね。
雪の中で咲いてる姿はとても健気ですね。
何年か前に電話したら咲いてるかどうか教えてあげるよと言って下さって、以来空振りせずに行けるようになりました。
ここの節分草で始まり、最後伊吹で見られるといいなと思いつつ、どうなることか・・。
おじいさんは母と同じ年のようです。
自分が死んだら、あの場所の節分草は世話をする人がいなくなって、どうなるか分からんとか言ってましたよ。
今年は伊吹の大久保だったか、節分草祭りにも行ってみたいなと思ってます。
これもどうなることやら・・・ですけど。