
川の流れる音というのは大きな音のようで、それでいて、その中に身をおいていると静寂とすら思えてくる。「閑かさや岩にしみいる蝉の声」って感じかな・・・・
ふと、我に帰り、荷物をまとめて立ち上がった。上流の散策をしてみよう・・・・。来た道を戻り、谷から上に登る地点を過ぎて川を遡って行く。



やがて、河原は狭くなって無くなってしまった。対岸に渡らなければ・・・・

渡れない・・・
この程度の川を渡るのは、濡れる覚悟さえ決めればどうということはないのだが、この先、こんなことが何回続くのか・・・・。次回、川を渡る用意をして再挑戦することにしよう。

ヤマネコノメ
進むか、戻るか、迷っていたときに見つけた・・・・

ワサビかと思っていたのだが、葉の光沢、細かい隆起の無さ・・・・、オオユリワサビのようだ。
次に寄りたい場所もあるし・・・、戻って上に登ることにした。


一応、今年の初物。ヤマルリソウ。

谷の深さを測ってみた。165m・・・。一気にこれだけ登ると、やっぱりキツイな。これだけ、石灰岩の山を削ってきた水の力もたいしたものだ。