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今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

福山に向かう朝       2014.05.04.(1)

2014-05-06 21:32:24 | Weblog

 


 沢山、花を付けていたヤマオダマキと乙女風鈴オダマキ。留守にしていた間、天気が良かったのでほとんど全部の蕾が開いていた。













 ヤマオダマキも。








 さて、問題は二色風鈴オダマキかなと思っていたオダマキだ。






長野に経つ前、蕾の中に白い花弁の端が見えたように思えたのだが、開いた花を見てみると白い部分は僅か。



 これは記憶にある二色風鈴オダマキの花とは違う。花の色もかなり濃い紫色。どうも、乙女風鈴オダマキと何かの雑種が出来てしまったようだ。





まぁ、いいか。



 他には・・・・



    
西洋オダマキ達




 大山オダマキには蕾がついた。










ダイセンオダマキ
開花が楽しみ。



 その他、キンポウゲ科では・・・・









アネモネ・シルベストリス
今年は4輪しか花を付けなかった・・・・



 他の庭の花達・・・・





タツナミソウ(白花)
種で随分殖えた。










斑入りハルサメソウ
ユキノシタの仲間らしい・・・・




 何のつぼみかな、と思っていたものは・・・・





アイリス




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遅れて、岡山森林公園を歩く       2014.04.26.(3)

2014-05-06 00:19:40 | Weblog



 
 伯州山を出る時間が遅くなってしまった。まだ、間に合うかな・・・

 岡山森林公園に向かった。不完全燃焼のイワウチワの続きを楽しみたかったのと・・・・、確認しておきたかった花があった。30分後、イワウチワの群生の斜面に立った。










ちょっと、盛りを過ぎていたが、やっぱり密度が違う。









 斜面を上まで登り、花の様子を見て下った。





        

沢は雪解けで水量は増えていて、タムシバの花が盛りだった。




    




        





 車に戻って公園の入り口を目指した。時期的に今日はたくさんの入園者があっただろうが、もう、午後3時を過ぎていると駐車場もかなり空いていた。公園入口に一番近い場所に車を停めて、カメラだけ持って歩き出した。





キクザキイチゲ
いつもの沢の脇の青いキクザキイチゲだ。





ザゼンソウ





ミズバショウ








 相変わらずの景色だが、残雪が多い。やはり、今年は積雪が多かったようだ。





バイケイソウ




 湿地帯を過ぎて公園の奥に進んでいった。









 沢沿いの植物を見ながら歩いてゆく。










キンシベボタンネコノメ





キクザキイチゲ



    




 ようやく、サンインシロカネソウの居場所に着いた。見廻すと・・・・












咲き始め。咲き始めだからか、夕方に近くなったからか、花は開いていない。



 さらに、奥に進んだ。





ハシリドコロ
大半はまだ、芽が出たばかりだったけれど、咲き始めていたものも少しだけ・・・・





コチャルメルソウ





キンキエンゴサク





キクザキイチゲ




 道は行き止まりになり、そこから右に折れて少し登る。









 また、いつもサンインシロカネソウの咲く辺りを見てみるが・・・・











サンインシロカネソウ
まだまだ、咲き始め。




 これで、一応、目的は達成した積り。後はゆっくりと車に戻ることにした。暗くなるまでにはまだ、多少、まだ時間がある。





コチャルメルソウ











ツルネコノメソウ?




 雪が多かったからか、公園の中は残雪も多いし、雪で倒れた木が道を塞いでいた。










    










 最後がこれか?





ザゼンソウ




 車に戻り、山を下る。





ヤマザクラ





タムシバの花





 後で管理棟の辺りにバイカオウレンがきれいに咲いていたという話を聞いた。それを確認できるのは来年だろう、多分。







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環水平アーク(改め)       2014.05.04.(号外)

2014-05-04 22:33:09 | Weblog
 伊那谷からは昨夜、9時半に帰宅。大した渋滞もなく、でも眠気との戦いだった。流石に疲れたが、それでも寝ると6時間弱で目が覚めてしまう。


 この時期、3日家を空けただけで庭の様子は随分と変わるものだ。




ヤマオダマキ
伊那に向かう朝、一輪だけ咲き始めたヤマオダマキはほぼ満開。





ヒメウツギ
こちらも満開に。。





コデマリ
満開になって、枝が重そう。



 庭の様子は明日にでも、また。

 今日は両親の家に行かなければならない。庭の様子をゆっくり眺めていたいところだが、長居はできない。山陽道のICに向かう途中・・・・

 反対車線の路側帯に女性が二人、空に向かって携帯をかざしている姿が見えた。何かな???見上げていた空を車の中から見ると・・・・





環水平アーク



 これほど、鮮やかで大きな彩雲を見たことはなかった(彩雲ではなく、環水平アークというらしい)。ハザードランプを点けて路側帯に駐車。









 環水平アークは風に流されてゆく。カメラを持って路側帯まで渡り、写した。





        


 その2時間後、両親の家に到着。



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南信へ       2014.05.01-03(予告)

2014-05-04 09:59:28 | Weblog
 昨夜、9時半頃、伊那から帰宅。2-3日に大学時代が集ることになっていて、1日の11時頃、自宅を出た。





1日11時




 中国道から名神高速を経て中央道を走り、15時前に園原ICで降りた。そこから、ヘブンス園原のロープウェイに乗り、標高1300mまで高度を上げて・・・・




イワウチワ





オサバグサ





トガクシショウマ
駆け足で人影のまばらな公園を走りまわった。



 ケーブルカーの止まる5分前に飛び乗って降り、その夜は駒ケ岳SAで車中泊。





トラックの騒音も子守唄となり・・・・・



 翌朝は4時には目が覚めてしまい・・・・・




朝日を浴びる雪山



 6時には高速を伊那市で降りて、高遠を経て・・・・




桜のすっかり散り終えた高遠城



 学生の頃、今は亡き友の家に遊びに行った時の記憶を辿り・・・・




美和ダム



 長谷村杉原を目指した。






あぁ、こんなところだったな。。



 その後、寺で友と待ち合わせ、亡き友の墓に参り・・・・





その晩は友と語らい、酒を飲んだ。



 翌朝、時間の開いている数人の友と、木曽駒の千畳敷カールまで行く。





山歩きの用意など、あるはずもなく、コーヒーを飲んで下山。



 友と分れた後、ロープウェイの駅への往復時に車窓から見えた白い花が気になり、歩いて途中まで登った。


 1km歩いた地点。





ニリンソウの大群生


 
 そこから、4km登った辺り。




コガネネコノメソウ?
幾らでも咲いている・・・・





ここも、結局、ニリンソウ





ニリンソウとコガネネコノメソウ



 車窓から見えた白い花はニリンソウだった。これ以上登っても同じだろうと思い、下る。


 帰路、道の脇の急斜面を覗くと・・・・




ホクリクネコノメソウ?
ガクから蕊が長く突き出していた。








 カラマツの新緑が美しい、気持ちの良い散歩になった。予告、春の伊那路。










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今朝のオダマキ3 モモイロミヤマオダマキとモモイロルリオダマキ       2014.05.01.(2)

2014-05-02 10:40:03 | Weblog

シロバナエゾミヤマオダマキ



 今朝、新しく開いたオダマキはヤマオダマキともう二つ。一つは・・・・




モモイロミヤマオダマキ
まだ、一輪だけ。







 それと・・・・




モモイロルリオダマキ




 外が騒がしくなってきた。目を上げると・・・・





小学生たち











ドイツスズラン




 モッコウバラが一気に・・・・




        




 今年は白と黄色がほとんど同時に開き始めた。






凄い匂い。


 ちょっと、これは・・・・過ぎたるは・・・・?




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今朝のオダマキ 2 ヤマオダマキと風鈴       2014.05.01.

2014-05-01 10:34:53 | Weblog

ヤマオダマキ



 ヤマオダマキが咲いた。大きく育って、乙女風鈴オダマキにしては変だなと思っていたら、ヤマオダマキだった。

 乙女風鈴オダマキは2日間で沢山開いて、綺麗。









        




 3日ほど家を空けるので、帰ってきた時は盛りは過ぎているだろう。残念。









 別のプランターでも乙女風鈴オダマキが咲きそうだと思っていたのだが・・・・






あれ、片方、蕾が紫色になってきた。


 多分、片方は二色風鈴オダマキでもう一つは乙女のようだ。こっちは帰宅した頃、綺麗に咲いているだろう。




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伯州山、2周目に向かう       2014.04.26.(2)

2014-04-30 22:37:25 | Weblog
 一体、何が起こったのか理解できずにいた。何故、朝、車を停めた場所に後ろから到着したのか・・・・


 兎に角、伯州山に登り、イワウチワをほとんど見ずに降りてきたことだけは確かだった。この後、岡山森林公園に行く予定だったので、そこでイワウチワの花は見れるだろう、でも、ここで見なければ伯州山まで走ってきた意味がないじゃないか。


 まだ、午後の1時半だからもう一度登ってくることにした。川沿いの道をまた、歩いて行くと青いキクザキイチゲが咲いていた。





キクザキイチゲ
朝は多分、開いていなかったのだろう。気が付かなかった。




        



 朝ののんびりとした気分とは違って、つい急ぎ足になってしまう。


 20分後に三叉路に到着。朝はろくに見もしなかった看板をじっくりと見た。





消えかかっていて分りにくいが、今度は必死。どういうことなのか・・・・






分った・・・。往路に通った道筋が白い線。伯州山荘から山頂へ歩いた。それから下る時に山荘手前を左に曲がり、黄色い道筋を大周りに歩いて、途中から林道に出て下ったので自分の車を停めた場所に裏から着いてしまったのだ。伯州山荘を過ぎてもそのまま下り、赤い道を通らなければならなかった。道理で下り道なのに随分時間がかかったわけだ。



 でも、そんな合流点があったという記憶はなかったけど。今回は三叉路を右に曲がり、登って行く。























イワウチワ




 登る道はかなり急だが、道は階段状に整備されている。そして道の脇にはイワウチワがポツポツと咲いていた。





















 でも、そこら中で咲いているという感じではなくて・・・・












この辺りが一番、沢山咲いていたかな・・・・









 それから、しばらく登って行って見たが・・・・・











白っぽいイワウチワ









 これなら森林公園の方がずっと花が多いなと思ったので引き返すことにした。帰り道・・・・





何で・・・・、こんな時期にツルリンドウの実が付いているのかな・・・・






イワナシ






イカリソウ




 車に再度、戻ったのは午後2時40分。大急ぎで岡山森林公園を目指して走った。


つづく。



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残雪の伯州山にイワウチワを見に行く 1       2014.04.26.(1)

2014-04-29 23:37:31 | Weblog
 この時期になると、どうしてもイワウチワの花を見に行きたくなる。このところ、岡山森林公園へ行くことが多いのだが、今年は森林公園の近くの伯州山に行くことにした。岡山*イワウチワで検索すると一番目にヒットするくらい、イワウチワが沢山咲くので有名な場所。10時頃には山頂にいたいので、朝7時半には家を出ることにしていた。


 前夜は0時過ぎまで起きていたのだが、6時前に目が覚めてしまい、そのまま起きてしまった。庭に出る。





庭ではモッコウバラが咲き始めている。



 芳香が庭に立ち込めている。





そのモッコウバラの中にドバトが巣を造っている。このところ、巣を離れないので卵を温めているのだろう。



 静かにしなければ・・・・。お陰で庭の真ん中のアーチを通れない日々。。





まだ白くなりきらないオオデマリ





満開のキエビネ達





ミヤマオダマキ



 寒くなったので家に入り、着替えてから山行きの用意をした。1時間ほどしてからまた庭に出て荷物を車に積んだ。



 






能登で買ったユキワリソウの苗、山紫陽花の根元に移植した。若い葉を広げて元気そうだ。



 家を出て高速で院庄まで西進し、それから北進した。人形トンネル手前を右折して進み、10時過ぎに登山口付近に到着した。





さすが、人気の山。登山口付近に多くの車が停まっていた。駐車スペースが少なく、周囲の細い道の僅かなスペースに車が停めてある。結局、500mくらい川を遡ったところの路肩に車を停めて歩き始めた。





先を急ぐ訳でもないし、のんびり歩こう・・・・


 川を下り右に曲がり、山への道を歩き始めると、直ぐにキクザキイチゲの群生にであった。









キクザキイチゲ 開ききっている



 登り始めたばかりだというのに、道の脇には雪がかなり残っていた。








 雪で折れた杉の木が道を遮っている。







 前に数人が歩いていた。こういう登山も久し振り。ハイキングというかんじ。









 20分ほど緩やかな坂を登って行くと道が二又に分れた。そしてその分れたところにイワウチワが沢山咲いていた。







 ここから先はイワウチワは沢山咲いているそうだ。特に右に分れた道沿いには花が多いと聞いたが、帰り道に残しておいて左の道を進むことにした。それが、実は後で後悔することになったのだが・・・・


 それはさておき、左の滝谷コースを進んだ。




沢沿いのキンシベボタンネコノメ





支沢と脇の斜面の残雪





イワナシ



 雪は登山道にも沢山残っていて、簡易アイゼンも持ってきた方が良かったかな、と想わせるほど。



        



 山道が細い流れを横切っているところの雪が融けかかっていて・・・・、危ないな、と思いながら進むと・・・・、案の定、崩れて落ちた。何人もこの上を歩いて渡っただろうに何でまた自分の所で崩れるのか・・・・、後で思えばついていない日。。。










 歩き始めて1時間ほどで伯州山荘に到着してしまった。何とあっけないこと・・・。山荘の周囲にはかなりの人がシートを広げ食事の用意をしていた。まだ昼前だったし、何となく居辛かったのでそのまま山頂へ。10分ほどで山頂に着いた。





        
       山頂











山頂からの景色
どこが何という山か、さっぱり分らない。



 山頂は数人しか人がいなかったので、端の方でシートを広げて弁当を食べることにした。風もなく暖かく気持ちが良かった。


 登山道に背を向けて景色を眺めながら食べていたのだが、背後が賑やかになり多くの人が近づいてくる気配。やがて、おばちゃんの「この辺に座らせてもらいましょうか」という声が聞こえ、相当数のグループが直ぐ近くで食事を始めた。振り返ることも憚られるほど近くで・・・。


 急いで弁当を食べてから、下ることにした。下る雪道は滑って転びそうだ。でも雪は完全にザラメ状で滑った所でどうということはない。小屋の手前で左に曲がる道があり、数人の人たちが歩いて行く。これが登るときに右に分れていた道に繋がるのだろうと思い後を付いて行った。それでも不安だったので、登ってきた道に繋がっていることを先行する人に確認した。



 

ミヤマカタバミ





ショウジョウバカマ





ユキザサ















 途中から傾斜が急になり、また緩やかになったと思ったら行き道が続いた。















 下りだというのに、登りと同じくらいの時間が過ぎていた。随分、遠回りをしているな・・・・。雪の積もった道を歩くのはかなり疲れる。太ももの付け根が痛くなってくる。それにしても、イワウチワの花はまったく見えない。周囲は雪ばかり。


 何かがおかしい。元の道に出るとは聞いたのだが・・・・。平坦な道を進み、カーブを曲がった所で見えた景色は・・・・






何で、自分の車が前方に見えているんだ?


 何が起こったのか、しばらく分らなかった。はっきりしていたのは、ほとんど花を見ることなく伯州山を登って降りてきてしまったことだった。


つづく。



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今朝のオダマキ 乙女風鈴オダマキとエゾミヤマオダマキ       2014.04.28.

2014-04-29 12:23:26 | Weblog

 乙女風鈴オダマキ



 いつになく早く咲き始めた、お気に入りのオダマキ。去年は育成中にうどんこ病に罹ってしまい大きくならなかった。今年は生き残りが大きな株に育った。つぼみも沢山できている、その内の一番乗りの花。









 そして、これも去年、花を付けなかったオダマキ。





エゾミヤマオダマキ

普通のミヤマオダマキとあんまり違わない。



 株が大きく育つのか、これから観察してみよう。



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20140423  朝の庭       2014.04.23.

2014-04-28 22:58:05 | Weblog
 毎年、この季節になると、朝の目覚めが早くなる。何故なのかは分らない。朝7時、布団の中でゴロゴロしているのにも飽きて、カメラを持って庭に出た。





寝ぼけている・・・・






トクシュンベツミヤマオダマキ
開いた!






キエビネ






エビネ






タカネエビネ?






フイリハルサメソウ

最近、苗を買って辛夷の木の下に植えた。殖えてくれると嬉しいけど・・・・



 いつの間にか、随分と殖えてしまった花。










ミヤマオダマキ
出番を待っている・・・・





オトメフウリンオダマキの蕾






アジュガ
ノコンギクとホタルブクロなどに追い立てられて、庭の真ん中まで追いやられてきた。






















 今日も良い天気だ。





雲南黄梅






樹下も真っ黄色だ。




 そろそろ、朝飯の時間だ。



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そろそろ、オダマキの季節       2014.04.25.

2014-04-28 07:30:04 | Weblog

シロバナエゾミヤマオダマキ


 今年もオダマキの花が咲き始めた。今のところ、ミヤマオダマキとシロバナエゾミヤマオダマキだけだけれど、他のオダマキ達も蕾をつけているから、これから賑やかになりそうだ。オダマキの様子はこれから何度かブログに記録することになるだろう。


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出会いは突然。  満開のキバナサバノオが目の前に       2014.04.20.(2)

2014-04-27 22:08:55 | Weblog
 最初のキバナサバノオの場所では小さな株がほとんどだったが、20株ほどはあっただろうか。葉だけのものも多かったし、これから殖えるのだろうか。


 まだ、11時前だ。昼飯には早すぎる・・・・


 友人は昼飯になったら、僕はビールを飲んで動かなくなることを気にしている・・・・、多分。前日もまる一日、山を歩いている僕はお疲れだ。「少し歩いてから飯にしよう」という。「いいよ」。山の中の、道だか獣道だか分らないような斜面を登って行く。




シロバナネコノメソウ
葯の赤茶色が一つも残っていない・・・



 薄暗い中をのろのろと進む。友人は少し先を歩いているのだろう。姿が見えなくなった。


 ふと立ち止まって脇の谷の方に目をやる。斜面の木々のあいだから薄日の射した岩肌が小さく見えた。あれ・・・


 斜面に草が生えているのだが、黄緑色に見えた。最近、急に視力が落ちてぼんやりとしか見えないけれど、対称に開いた黄緑色の葉の真ん中に黄色い花が咲いているように見えた。大声で友人を呼んだ。多分・・・・居たよ。


 谷底まで15mくらいか・・・、降りる道筋を目で探す。なめこ探しで慣れてはいる。木の枝や根を掴みながら下った。






下る途中で確認。


 とうとう見つけた。斜面の途中で停まって写真を撮るのは難しい。足元が崩れておちそうになるので、底まで下ることにした。





キバナサバノオ








 ゆっくり撮れば良いのに、何だか焦ってピンボケの山だ・・・








 少し離れて岩肌を見上げる。





















 これが、一番大きかった花。





2㎝以上あったと思う。残念ながら、部品が一つ足りない・・・









 レンズを90㎜マクロに換えてみた。






どこかにピント合っているはずだけど・・・・





キバナサバノオ




        

あれ、コチャルメルソウの中に一輪だけ、小さな花が咲いていた。ワチガイソウかな・・・、それにしては蕊の数が少ないような・・・
























凄い群生。



 そろそろ、落ち着いてきて、岩肌の植物を観察して歩いた。










アケボノシュスラン・・・のようだ・・・。



 沢の岩を蹴って対岸まで跳んで、また見てみる。









    
シロバナネコノメソウ
今度は赤茶色の葯が綺麗に残っている。



 十分、楽しんでから、また、斜面を登った。途中、枯れた木を掴んで転げ落ちそうになるが、そこは慣れたものだ。


 また、しばらく歩いていると友人が騒いでいる。指さす方を見ると倒木にきのこが出ていた。今度は川が近い。











シイタケ


 しまった。今日はバーナーは車に置いてきてしまった・・・、と咄嗟に思った。









 その後、しばらく歩いて山を下り、明るい道を歩いた。

















ハクサンハタザオ





ヒトリシズカ



 腹が減ったな。







 友人がポットにお湯を持って来ていた。カップラーメンを作り・・・・、僕はビールを飲みはじめた。申し訳ない。それから、雑談をしてから、朝に見たキバナサバノオの花を見に戻った。友人はそこに三脚を忘れていたのだ。4時間経っても、三脚は同じ場所に置いてあった。そりゃ、そうだ。朝から山で誰にも会っていない。


おわり。

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再び、キバナサバノオを探しに          2014.04.20.(1)

2014-04-25 06:54:19 | Weblog
 何年か前に岡山森林公園でサンインシロカネソウに出会ってから、図鑑でシロカネソウ属の花を知り、出会ってみたいと思っていた。その後、トウゴクサバノオとツルシロカネソウには出会う事が出来たが、他は何処に咲いているかも分らず・・・。


 シロカネソウ属の中で一番、魅力的に思えたのはキバナサバノオで、稀ではあるけれど兵庫県のどこかに咲いているらしいことは分った。去年は僅かな情報を頼りに県北の山を行き当たりばったりで歩いてみたものの、見つからず。結局、他力本願で2か所でキバナサバノオの花を見ることができた。


 今年も京都の山奥まで見に行こうかと考えていたが、友人からキバナサバノオを見つけたという連絡があり、一緒に行かないかという。そういえば、あの山ではキバナサバノオを探していたのだった。いつの間にやら、クマガイソウだとかヤマシャクヤクだとかの話になってしまい、本来の目的を忘れていた。ちょっと複雑な気持ちになったけれど、それならばと一緒に行くことにした。


 その朝、友人は8時から9時の間に迎えに来るということだったが、彼は時間を守ったことがない。いつも早く来すぎるのだ。大体用意を済ませて待っていると・・・・、案の定、7時50分に到着。それから、高速を走りさらに国道を北上した。1時間ほど走ったところで車を停めて休憩。友人はイカリソウが咲いているという。















 前日にもイカリソウは随分、見ていたので適当に写真を撮る。












竹林の下の日陰の場所。





ホウチャクソウ






ヒメウズ










 それからまた1時間ほど走り、川沿いのスペースに車を停めた。去年、何度か来た場所だ。キバナサバノオが咲いていたのは、去年も歩いていた場所らしい。半信半疑で友人の後を歩いた。登りの道を友人はどんどんと歩いて行く。じきに汗が流れ出し、息切れ・・・・。一体、どこまで登ってゆく積りなのかと思ったら、「あれ、行き過ぎてしまったようだ。もどろう」・・・・・、「いい加減にしろよな・・・・」。





ヒトリシズカ




 その近くにキバナサバノオは咲いていた。















 でも、まだ気温が上がらないからだろうか、花は開ききっていなくて・・・・









 しばらく、山を歩いてくることにした。



 それから、4時間ほど山の中を彷徨い・・・・降りてきた。











山吹






ハクサンハタザオ




 そして、キバナサバノオの場所に戻ってみると・・・・






開いていた。キバナサバノオの花も開いたり、閉じたりするようだ。





キバナサバノオ



 去年、確かにこの辺りを歩いている。去年の写真の片隅に写っていたりして・・・・。まだまだ、修行が足りない。





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カラタチの花           2014.04.19.(5)

2014-04-24 07:11:17 | Weblog
      




 車に戻り自宅に向かい始めた時、白い花をつけた木が目に入った。あまり見たことのない花だったので、また車を停めて見に行った。











カラタチの花



 
 子供の頃、近くの工業高校の周囲が土手になっていて、そこにずらっとカラタチの木が植えてあった。よくそこで遊んでいて、カラタチの実とトゲトゲの枝は記憶にあるけれど、花の記憶はない。アゲハの卵を探しにいったものだった。















 車に戻る途中、脇の空き地にオドリコソウを見つけた。








 そんなこんなで、なかなか自宅に到着できなかった。


おわり。





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佐用の里山に戻る  トリガタハンショウヅルとか・・・          2014.04.19.(4)

2014-04-23 22:29:24 | Weblog





 千種周辺から南下して佐用に戻った。ちょっと気になる場所があって、佐用の土万辺りを歩いた。去年見つけていた道端のいろいろな花が咲く斜面を見てみると、結構賑やかだ。










この場所のイチリンソウはガクの桃色が強いのが特徴。





ヤマルリソウ




 道を歩きながら、斜面に咲いている花を写して歩いた。






良く見るスミレなのに図鑑を見ても、これっという感じがしない・・・





ナガバノモミジイチゴ





山吹






イカリソウ
















ヤマルリソウ




    


      






イロイロ




 道端の斜面を離れて少し走り、気になっていた場所を歩いた。人のあまり歩かない短い峠越えの道だ。


 歩き始めて、すぐスミレとかイカリソウとか、咲いていた。





シハイスミレ?








タカトウダイとかの仲間?






センボンヤリ






チゴユリ
もう、チゴユリの季節なのか・・・・




    




 実はこの道には春蘭が咲いているのではと思って来てみたのだが・・・・、姿を全く見なかった。どうも当てが外れたようなので、戻り始めた。帰り道には、来た時には気が付かないものが目につくものだ。

















ゴヨウアケビ




 そして・・・・、ちょっと早いんじゃない?





トリガタハンショウヅル?














予想外の出会いだった。春の新緑の季節にこの花色は保護色とも思える。




    
すみれ!






春の里山・・・・



つづく




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