(伊勢神宮パンフから)古くから、「神宮」といえば伊勢の神宮を指します。それは最も古く尊いお宮だからです。
神宮は皇大(こうたい)神宮(内宮)と豊受(とようけ)大神宮(外宮)の両正宮として、14の別宮があります。
通称は地元の人に尋ねても、本宮は内宮さんと教えました。皇族がお参りになり報道されるのは内宮さんです。
シャトルバスの録音案内でも、参拝の順序は外宮~内宮と案内していました。
皇大神宮(内宮)には日本国民の大御親神(おおみおやさま)である、皇祖天照大御神(あまてらすおおみかみ)をまつってあります。
天照大御神は歴代の天皇がおそば近くでおまつりしましたが、第10代の崇神(すじん)天皇の御代に、はじめて皇居からお出ましになり、大和の笠縫邑(かさぬいむら)におまつりしました。
ついで各地をご巡幸の後、第11代垂仁(すいにん)天皇の御代に現在の地にお鎮まりになったとあります。
天照大御神とは神話の神様、ネットにたくさん解説されています。太陽神で、女性の神様です。屋根の両端に交差して突き出た、千木(ちぎ)の、風穴の先端は凹凸の凹に割ってあります。昔、お参りしたとき地元の同僚が、女の神様だからと説明しましたが、正しいのか分りません。
内宮の千木は内削(そちそぎ:水平切り)、外宮は外削ぎ(垂直切り)です。
身分の高いお方か、皇族の方か、柵内を神官が案内されお参りされていました。
今年は20年に一度、新しい神殿を造営する式年遷宮の年です。