野鳥、旅、nature、
 ♪ 雲よ風よ空よお前たちは知ってるかい、触れ
 合う心に夢溢れくる、ほのぼのとした喜びを…。

 禁:無断転載




前回まで、スピーカーや電子部品の搭載場所に悩んでいたが、ある日突然気がついた…。
車両の内部に入れることばかりにとらわれていたが、車両の外部に搭載できることが分かった。
SL本体ではなく炭水車の石炭搭載部に置くのだ。

結果は下記。 スピーカは過去30年位の間に秋葉原の電気街で購入してストックしておいたもの。
サイズは色々があるが大きなものはそれなりに音質は良い。
電子部品とスピーカはプリント基盤に載せると厚みが増えるので、薄いプラ板の上に貼り付けて
テープで固定した。 スピーカは石炭搭載スペースに合わせて厚みの薄い物に決定、写真のような
形となった。大きなスピーカと比較すると音質に劣るが、まあ使える範囲である。




炭水車の内部はモータでギリギリ。


スピーカの他に、炭水車ヘッドライトの点灯保護回路(四角の基盤)をモータの後部スペースに入れる。


こんな具合である。


搭載後は石炭を載せて完成。


下記は、ドラフト音を出すコンタクトポイントの置き場所を示す。
今まで、SL本体の第2動輪の軸に入れて不具合となっていたが、炭水車の第3車輪の軸に収めることで
解決した。 ただし、この車輪の直径は動輪の直径に比べて小さく4割しかないので、コンタクトポイント
の歯数は1/2とし、2つとした。


以下は視力の落ちた筆者の加工作業の挑戦記録です。
SL本体のヘッドライトの片方の電極は炭水車ボディから供給される。従ってリード線一本であるが、動輪
の隙間をぬって炭水車まで導かねばならない。 リード線がたるんだりして動輪に触れるとトラブルの要因
になるのでしっかり支持する必要がある。
作業は動輪の入る台枠の上部2箇所に割ピンを差し込む。リード線はここを通して支持することにした。
割ピンの厚みは約0.35mm、ドリルは0.4Φを使うことにした。
台枠の厚みは0.8mm。 これは厳しい、0.8mm幅の所に0.4mmの穴があけられるか。
昔であったら何でもなかった…。 センターポンチが正確に打てることが第一、これで決まりだ。

割ピン2ケ(右)と0.4Φのドリル(左)


0.8mm巾の中心は目測で軽くポンチを当て、眼で確認するが、なかなか決まらない。
視力の衰えは厳しい。 物の輪郭が2線ボケだ。それでも何とか、印しを付けて慎重に作業に入る。
愛用のベンチドリル。



左は何とかセンタが出たが、右の穴は大分ずれてしまった、割りピンが治まれば”良し”とする。


割りピンを入れてハンダ付け。まあ何とか出来たようだ。



昔はこんな物も使っていた。1/80ゲージ車輌のモータを使ったハンドドリル。
今ではホームセンターに行くと便利な道具が沢山出回っていて見るだけでも楽しい。


これで一応、キットの追加加工は終了した。 以後、塗装を待つのみ。 





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