野鳥、旅、nature、
 ♪ 雲よ風よ空よお前たちは知ってるかい、触れ
 合う心に夢溢れくる、ほのぼのとした喜びを…。

 禁:無断転載




ながーい、永い道のりとなってしまった。 蒸気機関車のキットを購入したのがH3年2月24日。
それから19年の間、箱に入ったまま眠っていた。 やる気を起こしてやっと再開し、基本組み立てが
出来たのがH22年7月15日。 それから2年間また眠りに入ってしまった。
それは、まだ未解決の課題があったからだ。それにしても遅い、理由を強いて言えば、鳥撮りだ…。

模型の蒸気機関車(以後SLとする)は下記。 縮尺1/87、レール幅12mm。
このSLはその昔、東武鉄道で愛称は、「なりひらのネルソン」という。英国のニールソン社製で、明治30
年に輸入された車輌がベースとなっている。 当初は旧国鉄、形式6250。 国鉄引退後、東武鉄道に払
い下げられて60年の間活躍したつわもの。

基本的に組み立て終わった状態





問題点と課題は以下のようだ。
1.問題点…図がないので解りにくいですが、ご容赦ください。
  下記はSLがドラフト音を発生させるためのコンタクト(接点)を示したもの…第2動輪(右側)車軸の
  中心に見える真鍮の部品。 これが走行時、悪さをしてしまった。
  レールの僅かな凹凸、継ぎ目などで車輪が浮き上がるのを防ぐために車軸にはイコライザーという
  緩衝機構が設けてある。
  動輪が回転すると、4箇所の凸が設けてある歯車状のコンタクトは同時に回転する。コンタクトの凸部
  は上部に固定された接点バネ(燐青銅)に接触する。こうして凸部は動輪1回転に4回オン、オフを繰り
  返すし、その信号がスピーカーに伝達されて、ドラフト音が発生するようになっている。 
  問題はコンタクトが接点バネに接触した時、第2動輪は接点バネに押し下げられてしまう。
  という事は第1動輪(左側)が上に上げられてしまうのだ。 走り出すと第1動輪と第2動輪は0.2~0.3
  mm程度だがシーソーの様にギッタン、バッタン…と、上下動してしまった。2軸のB形SLでは避けよう
  もない。(接点バネ圧を弱めても効果なかった)。気がつけば当然で、お粗末であった。
  3軸のC形のSLではコンタクトは第3動輪の軸に納めれば全く問題ない。
  さァ、どうするか…と、悩む。ドラフト音の出ないSLでは味気ない。コンタクトをどこにつけるか…だ。
 


 2.その他の課題点はサウンド装置の部品をどこに納めるか。
   スピーカーと電解コンデンサ2個、マイラーコンデンサ1個、チョークコイル1個。
   SL本体、炭水車(テンダー)とも内部に納める余裕はない。

以下次回で。








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