野鳥、旅、nature、
 ♪ 雲よ風よ空よお前たちは知ってるかい、触れ
 合う心に夢溢れくる、ほのぼのとした喜びを…。

 禁:無断転載




 
  7/30きょうは帰途の日。上越妙高駅から乗る新幹線15:53までに周れるお勧めの所が
 ないか聞いてみた。関山駅の傍の関山神社と上越妙高駅から二ツ先、直江津駅の二ツ手前高田駅
 の近くは高田公園で蓮祭りを見られるというので行くことにした。
  できれば標高1,300mにある笹ヶ峰高原まで行きたかった。笹ヶ峰はマイカーであれば60
 分ほど行ける所だが、路線バスでは周れる時間帯はできず諦めた。

 <2019.7.30>

  ホテルの窓から見る朝の景色は久しぶりの青空。しかし正面に聳えるはずの2,454m妙高は
 きょうも姿を見せなかった。

 休暇村妙高、ホテルの正面。

  ホテルから市営バスで15分、関山神社に着いた。1582年に信長の家臣の越後侵攻によって
 焼失したが、今から200年前に再建されたという霊峰妙高山の里宮である。
       


  静寂の空気は雑念を忘れさせてくれるが関山駅までの市営バスが来るのは2時間先だ。
  この場所で2時間はつぶせそうもないので駅まで歩くことにした。地図を見て歩き出した。
  とにかく蒸し暑い日が続く。神社を出て駅に向かって歩いたつもりであった。
  向こうから3歳ぐらいの女の子を連れた母親が歩いてきた。駅までの道を聞いたら逆の方向
 を教えてくれた。方向音痴になったか。女の子は熱があつて病院に行く所であったという。
  途中まで一緒の一期一会、女の子は意外と元気、挨拶も出来る笑顔の可愛い子であった。  
 
  地図上から距離を割り出し予想していた20分ぐらいで駅に着く。   

  この車両で高田まで。

  高田駅のホーム。    

  駅舎は今まで見たことのない風貌、立派だ。


  駅前の佇まいは雁木の構築、豪雪地域の冬の備えを見た。立派な街並み、雁木の下を歩いたが
 人通りは少なくシャッターの降りた店もちらほら。この街並みはいつまで維持できるのであろうか、
 ふと頭をよぎった。雁木街の地魚和食「軍ちゃん」で昼食を摂る。

  高田公園までテクテク、20分以上歩いたか、とにかく暑い。高田城三重の櫓が見えてきた。    



 他にも園内は見所はたくさんあったが、時間不足でタクシーで高田駅に戻った。

 
   今回で終わります。きょうアップした8/15は終戦記念日、台風10号は関東地方にも余波、冷房
  なしの部屋は今、30.5度、湿度76%とにかく蒸し暑い。台風去った後、また高温が続く予報だ。
   

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  前回に続き7/29は池の平いもり池を計画。しかし朝からはあいにくの雨。
 午前中まで時雨れて視界不良となったがやっと雨が上がった昼下がり、市営のマイクロバスで赤倉
 温泉街を通り、30分ほどでいもり池に。赤倉温泉街を通りぬける際、マイクロバスの運転手のお話
 はこうだ。旅館の後継者が少なくなり、空いた旅館は外国人が多く経営するようになった。
  しかし営業するのは冬季のみ。スキー客目当てで普段は廃屋のような佇まいとなっている。
  組合にも入らないし困った、という。確かに見たところあちこちで旅館は寂れて廃屋のように見え
 る建物がある。少し引っ込んだ赤倉観光ホテルだけが大きく視界に入った。
  このところ日本のスキー場は外国人に好まれているようだが、日本各地の伝統ある温泉街の行く末
 が心配である。歴史ある日本の景観は重要な資産である。景観の美という概念を持たない人物は自治体
 の長になってほしくはない。東京駅や皇居より高いビルが無かったら、どんなにか素晴らしい眺めが
 見られるだろうかと、思うこの頃である。

 <2019.7.29……いもり池から燕温泉へ>
  いもり池……周囲は504mと小さな池。


 
  白いスイレンの花でいっぱいだが妙高の頂はきょうも雲隠だ。      

ヤナギランが寂しく咲いてた。
 

  この実は何か。    

  いもり池を散策後、返す市営マイクロバスで燕温泉へ。ここも視界不良で見所なしだ。

  神が宿るという神奈山登山口。標高1,150mに位置する燕温泉と云えば名の知れた秘湯だが、
 ここも、この時期にこんな閑散としていて良いのか、という侘しさが漂っていた。
  ここまでテクテクしてきたが何しろ汗だくだ、今年の日本はこんな所でも蒸し暑い。
 
  温泉街を通りを抜けて階段を少し登ったところにある黄金の湯。   

  アキアカネだろうか迎えてくれた。

まだ紫陽花が咲いていた。
 
  周辺の草はらを物色してると木の根元にフウロのような花、
  帰って図鑑で調べるとタチフウロ。   

    

  宿への帰りがけ、マイクロバスの運転手が教えてくれた。窓越しに不動の滝を見下ろす。

  次回に続きます。


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  前回に続き妙高高原駅から関山駅に。新潟県と長野県の県境付近に聳える妙高山は古くから自然崇拝の
 霊山として信仰されてきた。ここ関山は8世紀初め裸行上人が妙高山信仰を広げるため、その里宮として
 創建されたという関山神社のある地区。また周辺は世界有数の豪雪地帯。

 <2019.7.28>
 7/28関山駅。幹線駅では造れないであろう地方ならではの個性的で洒落た駅舎だ。
 昔ながらの切妻屋根の和風も好きだがこんな駅舎を見ると ”ほっと” 笑顔になる。
 台風6号の影響はここにきて消滅したようだった。ここで宿泊先の送迎バスを待った。

 宿は送迎バスで15分ほど登った標高800mにある休暇村妙高。
 国内に展開するいつも利用する休暇村グループの宿である。
 着いてから広大な園内を散策することにしたが、残念なことに妙高の山は雲隠れしてしまった。

    ウツボグサ

 
  ヨツバヒヨドリ

   ヤマホタルブクロ
  

   ネジバナ

  卯の花には蝶と蛾が集まっていた。(10コマ入っています)

   続きは次回に

  

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   毎日が酷暑、もたもたしていたらもう立秋を迎えた。
   先月末、黒姫から妙高高原、そして「えちごトキめき鉄道」は高田(直江津の二つ手前の駅)まで
  時刻表任せのゆるり旅をしてきた。北陸新幹線開通後(1997.10〜長野新幹線、2015.3〜北陸新幹線)
  信越本線はあちこちで寸断された。
   親しまれてきた横川〜軽井沢の鉄道はなくなり、軽井沢〜篠ノ井は「しなの鉄道」、長野〜妙高高
  原は「しなの鉄道、北しなの線」、妙高高原〜直江津は「えちごトキめき鉄道」と民営化された。
   今年三月、運転免許を返上した。その後の旅は宿の送迎バスと路線バス、そして鉄道時刻表の横糸、
  縦糸を絡めて時刻表が手放せない旅となった。地方では路線バスは一日に数本あれば良し、ゆとりの
  無い市町村は細々と季節ごとの時刻表で市営バスを運行し訪れた観光客に対応している。
   宿が最寄りの駅から遠ければ送迎バスや路線バス等、足がある所でないと行けない。送迎バスは、
  駅まで迎えの午後に二本、朝の送りは駅まで一本、行きたい場所はかなり制約されてしまう。
   しかし都会を離れたローカルな駅は鉄道の残渣を見るのが楽しい。一見、殺風景な所でもいつも何
  かないかと、物色を始めてしまう。駅を離れて初めて歩く路も一期一会の巡り合わせに逢うことも楽
  しい思い出の栞になることが多い。

   ・7/28〜30まで2泊3日の行程、順を追って写真紀行で綴ってみた。
   7/28は台風6号が関東地方に上陸する予報で危惧していたが、出かける朝7時には熱帯低気圧
  になり小雨模様で幸いであった。
   東京駅から長野まで北陸新幹線、長野から「北しなの鉄道」で黒姫駅へ。黒姫駅は11年前に戸隠
  森林公園に行った帰り一度立ち寄ったことがあるがこの路線は今はローカルな感覚になってしまった。

  <2019.7.28……北しなの鉄道黒姫駅>

   この辺りは俳人、小林一茶のふるさと。ホームにも記念碑があった。
   「やれ打つな蝿が手を摺り足をする」


   駅から歩いて5分という黒姫ラベンダー園の行き方を案内所で訪ねた。
   しかしそういう所は無い、と言われた。事前に調べた「JTBの旅ノート信州」が古くすでに廃園に
  なっていたのか、25年前の一冊であった。なんとなく不安であったが当たってしまった。
   仕方なく他の見所を訪ねたところ、7〜8分歩いた所に一茶記念館や墓があるというので行ってみた。
   小丸山公園という小高い場所で樹木に覆われた素敵な公園であった。(gifファイル9コマ入っています)

   一茶記念館を見た後、黒姫駅へ戻る。乗り継ぎまでの数十分の間、駅周辺を物色した。
  ホーム端まで行ってみたところ藪の葉の隙間から見えた物があった。
  「あれは何だろうか……」と、良く見えるように態勢を整えた。見えたのは何と、ターンテーブルだ。

   改札を入りホームに出て、ここからは立ち入り禁止の端まで行って全体像が見えた。
   在りし日のSLの姿が浮かび上がってくる。 
   いつから使わないようになったか、もう四半世紀以上経つかも分からない。錆び付いて放置されている。
   これは解体処分の途中の姿だ。民営化以後の懐具合は予算が厳しく中途半端で終えたのかもしれない。

参考までに今は廃線となった当方の12mmゲージレイアウトの自作ターンテーブルを載せました。
   ターンテーブルは上路式と下路式と2種類あるが模型では下路式の形となる。


   黒姫駅から二つ目、ここは妙高高原駅。これは乗ってきた車両。しなの鉄道の営業区間はここまで。
   ここから先、直江津まではえちごトキめき鉄道となる。
 
  この日はここから乗り継いで、直江津行き「えちごトキめき鉄道」妙高はねうまラインで次の関山駅まで。

 
以後次回に続きます。


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 前回記述した本ブログ左サイドのエントリーアーカイブがこのまま続けると長くなり切りがない。
 スクロール方式にできないか本ブログのカスタムテンプレートを全て探索した。
 しかしながら望んだスタイルが見つからず、元のテンプレートに戻した。
 そしてこのテンプレートを使ってエントリーアーカイブのみをスクロール式に変更する手段を模索してきた。
 あれこれと遠回りしたがやっと変更することができた。

 ・2009年、9前に行った風情ある駅舎、今はどうなっているのだろうか。
  大都市の駅舎はコンクリートの箱ものになり日本らしさは消えてゆく。
  せめて地方の駅舎だけでも小回りを生かして独自の文化を伝えられるように表玄関で発揮してほしいと願う。

  <仙山線は作並駅。列車の旅は楽しい、作並温泉も素晴らしい>



  <同じく仙山線は山寺駅>
  立石寺(山寺)まで1100段ほど階段をてくてくと登ったのが懐かしい。今はもう登れないな…。

  駅前の旅館、日本建築の粋は絶滅危惧種、保存してもらいたものである。


<釜石線は遠野駅>
  遠野物語で日本の伝承文化を伝えた柳田国男。今のネット社会を天国からどう見ているだろうか。


  


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 震災後七年、港周辺の整地は進んでいるが商店などの復帰はまだ遠いようだ。
 一日も早い復興を願うばかりである。初めて訪れた気仙沼大島、宿泊は休暇村気仙沼大島。
 ホテルは海抜おおよそ20mの立地、津波からは辛うじて免れたようである。
 穏やかな天候に恵まれ豊富な海の幸は堪能させてくれた。

 東京駅は9:40のやまびこ号で一ノ関まで2時間半。ここから大船渡線で気仙沼まで1時間半。
 気仙沼駅からカーフェリーの港までタクシーで10分。船は大島まで25分。大島の港から送迎バスで5分。
 ホテルに着いたのは午後3時でした。
 家を出て乗り換え時間を入れトータル6時間半、近いようで遠い気仙沼大島でした。

<撮影2018.5.27〜28>

 地獄崎展望台から唐桑半島を望む。


 海に降りる月明かり。

 新しい防潮堤を築いていた港の近く、みちびき地蔵という綺麗な六体のお地蔵さん。


 ニセアカシヤの花。

 アカツメグサと

 シロツメグサ。


 初めて見る花は名前不詳。

 これはフウロの仲間だろうか、不詳。

コンフリーの花。

 葭原にはあちこちでオオヨシキリの声が賑やかであった。



 ホオジロも元気よく。

 あとがき
 ブログを始めて今回の投稿で10年と5ケ月経ちました。本日、規定の容量3Gに到達。
 これ以上の画像アップは不能となりました。
 今までご笑覧ありがとうございました。さてこれからどうしようか、…と。


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10月18日、きょうは朝から快晴。気温も上昇し、きのうまで着ていたセーターは不要となった。
この辺りは標高1500mほど。注意して山野草を探したが、この時期は残念、見られるのは5〜8月ぐらいか。

<撮影2016.10.18>

上高地温泉ホテル


焼岳もすっきり。


たわわに、ナナカマドの実。







シラバと落葉松の競艶。


穂高の山々は雲がかかってきた。




雲が切れた束の間、左は間ノ岳(2907m)と右、天狗岩。


松本〜新島々(30分)を結ぶ鉄道です。新島々から上高地までは路線バスで1時間。

上高地の旅は今回で終わりとします。


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10月17日、昨日から一転して未明から雨模様。きょうは雨か、と思っていたら9時ごろから雨上る。
山は雲の流れを添えて、刻々に深遠な姿を魅せてくれた。

<撮影2016.10.17>

宿泊した上高地温泉ホテル。




雲に霞む明神岳。





田代湿原は草紅葉でした。



田代池…二十数年前、若い女性がこの流れの中に入って足が沈み抜け出せず、手を差し出して助けたことがある。
    この流れには入らないよう注意が必要だ。




大正池のはずれ。



岳沢雪渓を望む。



次回に続きます。


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ここを訪れるのは二十年ぶりだ。今回で四回目となる。今までは現役の頃、夏休みしか来られなかったが、
秋は初めて。外国の方が多くて驚いた。欧米人はもとより、アジアの方は半数以上であろうか。
上高地バスターミナルは大型の観光バスで溢れていた。宿泊ホテル食堂の従業員もアジア系であった。
秋色の装いは一週間ぐらい早かったようだ。ここの色彩はほとんどが黄色、落葉松の黄葉である。
温泉が出るホテルはここでは2か所だけのようだ。
上高地温泉ホテルと隣接する上高地ルミエスタホテル(以前は清水屋ホテルと言っていた)。

<撮影2016.10.16>
田代橋より奥穂、前穂高岳を望む…梓川を見て、白い建物はルミエスタホテル。


梓川を挟んで左、明神岳(2931m)。右、六百山(2450m)。


晴天に恵まれた日和であった。


明神岳


間ノ岳(2907m)、奥穂高岳(3190m)、岳沢雪渓を眺望。




赤い屋根が際立つ上高地帝国ホテル。


猿の一団に遭遇…上高地に来て猿に出会ったのは初めて。慣れているのか、恐れず、物欲しげの素振りもなく
悠然と通り過ぎて行く群れであった。

<撮影2016.10.17>


家族であろうか、老若、幼児、多彩な顔ぶれが通り過ぎて行きました。(8コマ入っています)

次回に続きます。


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 羽黒山の麓で秋を探してみた。

<撮影2014.10.26&28>
 紅葉一本。



 見事に紅葉した柿の木があった。 こんなに紅葉した柿の木を見るの初めてだ。



 風に揺られてススキが迎えてくれた。


 ゆっくり一周しても一時間とかからない小さな池、小雨に濡れて、しっとりとした佇まいは印象的であった。





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 昨日に続き、羽黒山の秋を散策。 
 山頂はあいにく霧雨に覆われ、特に霞んだ三神合祭殿は荘厳に見えてきた。

<撮影2014.10.27(その二)>
 重文の三神合祭殿及び日本第三の大鐘…手前の茅葺屋根の中。



 月山、羽黒山、湯殿山の三神を合際した日本随一の大社殿


 鏡池から社殿を見る


 境内の中は益々霞んでしまった


 いちょうの下に芭蕉の碑





 霧雨中の紅葉も風情がある




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 羽黒山の秋を散策してきた。 東国の出羽三山、西国の熊野三山、九州は英彦山、それらを日本三大修験山と称している。
 山岳信仰の場として現在も多くの修験者、参拝者が訪れているという。
 年に一度位は都会を離れ、静謐なパワースポットを訪れるのも善きかな、と思う。
 東京から新幹線で新潟へ、新潟から鶴岡まで羽越本線、鶴岡からは路線バスで羽黒山へ、およそ5時間の行程である。
 
<撮影2014.10.26&27(その一)>
 随神門から五重塔への路で、祓川神橋。



 神橋から須賀の滝を見る


 晴天が続き、雨量が少なかったのか優しい流れだ。


 樹齢1000年以上という天然記念物の爺杉。


 東北地方最古の五重塔、平将門による創建という。(昭和41年、国宝に指定)

  
 五重塔から羽黒山頂へと続く古道



霧雨で霞む羽黒山

 今、霜降も次候に入っている。 候の言葉は、”初時雨”という。晩秋から初冬にかけての空模様。時雨もいろいろな言い方があるらしい。
 ひとところだけに降る片時雨、横なぐりの横時雨、また訪れる時々で朝時雨、夕時雨、小夜時雨など、という。
 その年の秋の初時雨は、野山の生き物も、人々もそろそろ冬支度を始める合図という。

 昔日の日本人は、生活に密着した感性の美しさが際立っていたと思う。 現在は聞くにも耐えない省略言葉がマスコミにもてはやされ、
日本語の美しさなど、吹き飛んでしまっている。 嘆かわしい事だ。




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昨日に続く。
志賀高原、信州大学自然教育園から東館山高山植物園を散策。

<撮影2014.7.24~25>…(その二)
ウツボグサ

ハナニガナ

シラネニンジン

キバナオダマキ

シナノナデシコ

エゾシオガマ

ゴゼンタチバナ

ギンリョウソウ…葉緑素を持たない腐生植物という。花弁がはがれ落ちたのか花には見えない。

クガイソウ

ヨツバヒヨドリとトンボ…羽の先端が黒い、なんというトンボ…?。

シモツケソウ

クサボタン

サクラソウ

ベニバナイチヤクソウ

ヤマブキショウマ

アヤメ


タカネバラ

イブキジャコウソウ

ハクサンフウロ

コマクサ







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隅田川の花火が終わり、大暑も次候に入った…土は潤いて蒸し暑い候なり。 
ほんのつかの間の避暑に行ってきた。場所は上信越、群馬県と長野県の県境、
標高1800~2000mの高原地帯。

<撮影2014.7.24~25>…(その一)
高原とはいえ、今夏は暑い?…。気温は都心より10度位低いが日射しは厳しく、湿度が高いようだ。
青い空と雲のコントラストがきれいであった。





ヤナギラン


水辺の静寂


巣立ったばかりのイワツバメの子達が乱舞していた。







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昨日の出石に続きます。
出石の城下町、まだ見所は有ったと思うが、一時間では回りきれない。 
後ろ髪を引かれるようにバスに戻り、城崎温泉に向かった。

<撮影2013.11.18~19>
城崎温泉、灯りがともるころ。


外湯巡りは御所の湯から。


裏通りに入ると風情ある灯火。


町なかを流れる川にアオサギ…、どこに行っても見られる顔で雌雄同色というが、
どう見ても、ここでは”アオサギおじさん”が佇んでいるようにに見える。


<撮影2013.11.19>
美山の里…いつ訪れても心が和む日本の原風景。



集落に入る前の赤いポストはここの看板。


集落の中には楓やもみじの紅葉は見当たらず、由良川の土手に数本見つけたので、
前景として土手から撮影。






過日の台風で、その爪跡が今に残る由良川。


さて、皆様方の秋の旅はどちらに…。

 

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