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Column's BLOG !!

映画好き、円柱野郎のブログです

「カムイ伝」を読み始めました

2009年01月26日 23時55分58秒 | 本・雑誌
昨年末に横山光輝の「三国志」を読み、今年に入ってからは同じく横山光輝の「水滸伝」を読みました。
で、次は何を読むかなあ…と思案していたところ、今年の公開映画ラインナップに崔洋一監督・松山ケンイチ主演の「カムイ外伝」があることを発見!

これは原作を読んでから行かねば!

元々、白土三平の「カムイ伝」はいつか読まなくっちゃと思い続けていた作品なんだけど、機会が無くてまだ読んだことがなかったんだよね。
そこにこういう切っ掛けがせっかく舞い込んだのだから、これを良い機会にしなくっちゃ勿体ない。

職場の「カムイ伝」シリーズを読んだことのある人の話によると、「シリアスな正伝と違って外伝は完全に忍者活劇だから、外伝だけ読んでも良いんじゃない?」って事やったんやけど、俺としてはやはり正伝→外伝で全巻読破したいと思うところ。
なのでまずは正伝を買って読むことにしました。
(この正伝の1巻目がAMAZONにも近所の本屋にもないという状態で、入手に苦労したんだけど、ここでは割愛。)

買い始めたのは小学館から出ている「決定版カムイ伝全集」。
文庫じゃなくていわゆる完全版というか、豪華版というか、しかしそれのために1冊が1200円(税抜)と少々高い…。
「カムイ伝」は現在二部まであって、第一部が15巻、第二部が12巻、そして「カムイ外伝」が11巻出ているんだけど、そうすると全巻そろえるのに45600円かかるってこった。

毎月赤字家計の身である俺にとっては、少々痛い出費ではあるけど…。
でも「カムイ伝」は常識として読んでおきたいところだからね。
とりあえず現在は第一部の3巻まで買って、現在2巻目を読んでいるところだけど、ここまで読んだだけでも重厚な話だというのは感じる。
まだまだ先は長いけど、ここは毎月ちょっとずつでも買い揃えて、映画の公開(9月)までに外伝を読み終わるようにじっくり読みたいと思っているところです。
頑張ろう。
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「三国志」は当面の目標達成

2008年10月28日 21時05分36秒 | 本・雑誌
今日コンビニに行ったら井上雄彦の「リアル」8巻が発売されてました。
「おー、一年ぶりの新刊やん! これの6巻はホントに泣けるよねー」
ってこと出早速購入。
が、店員が「リアル」と一緒に買ったコカコーラを一緒の袋に入れやがった!
おいおい、そんなことしたら水滴が本につくだろうがよ!

俺がスーパーでバイトしてたころは、「本と水気のあるものは別々の袋に」と教えられたもんだけど。
というか、そんなのは常識だと思うんだけどなあ。
まあ、昨今の環境問題云々という話もあるし、最悪一つしか袋を使えないとしても、「一緒に入れても良いですか?」くらい聞いてくれい。


さて、本題。
横山版「三国志」の文庫版は14巻まで読了。
13巻が「赤壁の戦い」だったので、とりあえず「レッドクリフ」の話にもついていけるはず。
これでいつでも観に行けるぞー!

“映画鑑賞までに「赤壁の戦い」を読む”という当面の目標は達成したけど、続きはこのまま読み進めていく予定です。
もうすっかりハマってしまったからねw
これを読み終わったら、次は「項羽と劉邦」か「水滸伝」も読もうかなと思う次第であります。

しかし、もっと早くに読んでいれば…。
でも、きっと「三國無双」とかのゲームにもハマってたんやろうなあ。
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好きな本ばっかり読んでます

2008年10月23日 23時31分31秒 | 本・雑誌
横山版「三国志」(文庫)は順調に読み進めていて、現在8巻まで読破。
まだ全体の4分の1ちょっとか。
さすがに大長編の作品ですな。

そんな感じで順調に「レッドクリフ」鑑賞の準備が進んでいるんやけど、肝心の公開日に仕事が入ってしまった…。
なんてこった、初日に観られん。
…まあ仕事だから仕方ないけど、悔しいなあ。


さて、最近は「三国志」の今年か書いてないけど、もちろん他の本とかも読んでます。
あ、「キネマ旬報」と「DVDデータ」以外にねw
最近読んだのは
押井守・編著「アニメはいかに夢を見るか」、
ジブリの森とポニョの海」、
別冊カドカワ 崖の上のポニョ スタジオジブリ」。
ちょっと前には
岡田斗司夫「オタクはすでに死んでいる」、
夏目房之介「マンガはなぜ面白いのか」を買って読みました。

…こうやって挙げてみるとジャンルが偏ってるな。
まあいいかw


「崖の上のポニョ」関連の本が2冊あるけど、これは俺が別に「ポニョ」崇拝者というわけではないです。
俺にとって「ポニョ」は、正直ストーリーの良さが見いだせなかった作品なので、こういった文献を読んで“なぜヒットして、多くの人が感動しているのか”がわかれば良いかなあと思って読んだ次第。
そういう目線で読むと「別冊カドカワ」の方が色んな人の寸評が載っていて興味深い出来でした。

「ジブリの森と~」は俺の読みたかった話とはちょっとベクトルが違っていたのでいまひとつ。
ただ宮崎駿という人のモノの考え方がちょっと分かった気もします。

「アニメはいかに夢を見るか」は映画「スカイ・クロラ」のメイキング本。
アイルランド・ロケの話や西尾氏のマンガが面白いですね。
そうそう、「スカイ・クロラ」は森博嗣の原作も読みました。
原作の方は主人公の一人称視点で描かれているので、その時々の内面が伝わってくる気がします。
映画の初見では何となく思っていた場面も、後で原作を知るとなかなか良くできてたんだなと思ったりもしました。

「オタクはすでに死んでいる」は、オタキングが今のオタクは…と語る懐古主義的な…、ともとれるオタク論。
この本によると、俺は第2世代型オタクのカテゴリーに入るようです。
うーむ。

「マンガはなぜ面白いのか」は前半がNHKで放送された「人間大学」のテキストの再構成です。
…俺、この番組観てたわw
1996年というから…高校1年?
こういう見方があるんだなあと、当時は漠然と考えながら番組を見てた記憶があります。
そんな自分も今ではすっかり「BSマンガ夜話」ファンとして、“そういう見方”でマンガを読む日々。
うーむw
この本は後半はどこぞの大学の講演が収録されてたりもするんだけど、個人的にはその辺は面白くなかった。
本の前半は面白いです。


まあ、書評は俺の分野ではないので、今日はこんなところで。

最近残業が多くて疲れ気味…。
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本屋めぐりをしていると

2008年10月21日 23時55分35秒 | 本・雑誌
昨日、横山版「三国志」6巻(文庫版)が売り切れていた本屋に行ってみたら、今日はちゃんと補充されていました。
さすが天下の旭屋書店さんですな。
ありがたいです。

7巻と8巻もすでに買ってあるので、しばらくは売り切れを憂うこともなさそう。
落ち着いて読み進めたいところやね。


ところで、先日その「三国志」を求めて本屋をめぐっていたところ、ある古本屋で「田河水泡のサイン付き『のらくろ全集』」が63000円で売られていました。
…一瞬グラッと来ちゃったよ。
危ない危ないw

価格としては高いのかなあ?
相場が分からん。
個人的には“田河先生のサイン”というだけでそれくらい払いたくなってしまうけど…。
いいカモなのか?

まあ、正直今は余分なお金がないし実際に買う…ということはないだろうけど、思わず勢いで買ってしまいそうになる自分が恐いですわw
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「三国志」の続き

2008年10月20日 21時39分56秒 | 本・雑誌
今日、横山版「三国志」(文庫・全30巻)の続きを買いに本屋へ行ったんやけど、俺の欲しかった6巻が4店舗まわっても見つからない。
それどころか、その内の3店に至っては1巻~10巻がごそっと抜けている。

うーむ。
やっぱりこれは「レッドクリフ」効果なのだろうか?
みんな考えることは同じなんだろうなあ。
というわけで、今現在「三国志」の続きが読めず…止まってます。
早く続きが読みてえ!

そんな今日この頃ですが、今日は毎号購読している「キネマ旬報」と「DVDデータ」の発売日でもあります。
とりあえずそっちを読んで、入荷するのを待つことにしますわ。
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横山光輝の「三国志」

2008年10月13日 22時26分00秒 | 本・雑誌
ダメだ、また風邪をひいてしまった。
なんか半月前にも同じ事を描いていた気がするけど…。
昨日の晩は特に寒く感じたから、それが原因かな?

今日は暖かくして早く寝よう…。
と思うんだけど、月曜日は23時から「ER」があるんだよなあ。
見ないで寝るか、見てから寝るか。
悩ましいところです。


ところで最近、横山光輝の「三国志」を読み始めました。
今度「レッドクリフ」という三国志の赤壁の戦いを描いた映画があるので、それの前に三国志を予習しようと思って読み始めたんやけど、面白いねえ。
実は俺は横山光輝はおろか、その他の「三国志」を題材にした漫画、ドラマ、映画を見たり読んだりしたことがないし、ゲームもやったこともない。
なのですごく三国志の世界に無知なのです。
まあ歴史で習うレベルの人物名なら知ってるけど、それ以上ではないわけです。

そんな俺ですが、実際に横山版を読んでみるともうすっかりはまってしまいました。
小中学生の時には図書館に漫画で置いてもあったけど、何故か読まなかったんだよなあ。
こんな読み応えのある漫画に手を出さなかっただなんて、なんたるバカか。
今になって後悔しますわ。

読んでいるのは文庫版なので全30巻。
まだ3巻なので最初の方だけど、早く続きが読みたいです。
毎日1冊くらいいけるんじゃないかなあ?
問題は本を買うお金のことだけやねw
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「ハチミツとクローバー」読了

2008年07月01日 23時48分41秒 | 本・雑誌
俺が真に少女マンガのカテゴリーにある本を読んだなんて言うと、俺を知っている人はたいそう驚かれるそうでありますが、読みました。
「ハチミツとクローバー」。

作品自体はずいぶんと前から知ってたんやけどね、映画にもなってるし。
(というか映画になっているから知っているわけだけど。)
それが2週間ほど前に「BSマンガ夜話」でこの作品が取り上げられたんで、番組のファンとしてはいかなる作品であろうと見届けねばなるまいと見たわけだ。
すると出演者総絶賛。
あのいしかわじゅん氏も夏目房之介氏も褒めちぎる。
岡田斗司夫氏は一部微妙な感じではあったけど、レギュラー陣もゲストもここまで肯定的に盛り上がるというのはすごい。

断片的に入ってくる作品内容も面白そうだったので、「いっちょ見てみるかなあ」とAMAZONで一気に全巻(10巻)購入…。
正直、少女マンガを店頭で買う勇気のない俺が気恥ずかしい。
こういうとこは「この期に及んで何気取ってんだバカ」ともう一人の自分が自分に言ったり言わなかったりw


とにかく買って、先週の半ばに届いたんで読み始めたんやけど、いや、面白かった。
少女マンガというカテゴライズ(?)では「陰陽師」くらいしかまともに読んだことはなかったけど、この「ハチクロ」を読んで少女マンガって面白いんだなあと痛感した。

恋愛模様をウダウダ描いているだけならきっとウケつけはしなかったろうが、話の展開のシリアスとギャグの強弱は上手いし、ネタも面白い。
作者がオタクだというのも伝わってくるw
気に入ったのは恋愛を通して世界を内向きに展開していかなかった所。
ひたすらに狭い視界で展開していく作品とかも世の中にはあるじゃない?
俺ってそういうのがダメなので、通読して見事に着地した物語に感銘を受けました。

登場人物の誰も不幸にしなかったのはすごいわ。
「マンガ夜話」で「これって『自虐の詩』だよな」という意見もあったけど、最後まで読んで納得。
「自虐の詩」と同じに「そうなんだよ、生きていることには意味があるんだよ」と思わせる力があった。
アプローチはちょっと違うけど。
やられました…。

まあ、この歳になって少女マンガを読んでそういう感想に至るとは夢にも思っていなかったがねw


せっかく原作を読んだので、今度は実写映画版でも観てみるかな。
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2年半の間、マンガばっかりなのだ

2007年11月30日 23時10分15秒 | 本・雑誌
昨日は今まで読んだ小説のことを書いたけど、今日も本の話題。
今日は浦沢直樹の「プルートゥ」第5巻を買いました。
こないだ完結した「20世紀少年」・「21世紀少年」は、正直結末の展開にちょっとついていけなかったんやけど、「プルートゥ」はまだまだこれから期待できそうです。
ただ続きが出るペースが遅いので気長に待たないとアカンけどね。


さて、2年半前に「現在購読している本はマンガばっかりだった」という記事で、購読中の本・雑誌を挙げたことがあります。
あれからちょっと時間も経ったので、現在買っているマンガを挙げてみようかと思いますわ。
(括弧内左側は持っている巻数、右側は現状)

「ジパング」(~32巻、続刊中)
「鋼の錬金術師」(~17巻、続刊中)
「ONE PIECE」(~47巻、続刊中)
「バガボンド」(~27巻、続刊中)
「リアル」(~7巻、続刊中)

「PLUTO」(~5巻、続刊中)
「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」(~16巻、続刊中)
「機動戦士ガンダムさん」(~2巻、続刊中)
「トニーたけざきのガンダム漫画」(~2巻、続刊中)
「ケロロ軍曹」(~15巻、続刊中)

「新世紀エヴァンゲリオン」(~11巻、続刊中)
「蟲師」(~8巻、続刊中)
「銃夢 Last Order」(~10巻、続刊中)
「じゃりン子チエ」(~32巻、全45巻)
「鉄人28号 原作完全版」(~9巻、全24巻)

全部で15作品…?
意外にあるな、というか一昨年より増えてる!
個人的な感覚だと、続き物で買い続けてるのって5作品くらいかと思ってた。


ちなみに、この2年半の間に集め終わったシリーズ物は…。
「アドルフに告ぐ」(文庫版・全5巻)
「ブッダ」(文庫版・全12巻)
「どろろ」(文庫版・全3巻)
「三つ目がとおる」(文庫版・全8巻)
「ドラえもん+(プラス)」(全5巻)

「パーマン」(文庫版・全5巻)
「小学館文庫 藤子・F・不二雄[異色短編集]」(全4巻)
「DEATH NOTE」(全13巻)
「20世紀少年」(全22巻)
「21世紀少年」(全2巻)

「エウレカセブン」(全6巻)
「魁!!クロマティ高校」(全17巻)
「陰陽師」(全13巻)
「銃夢<完全版>」(全6巻)
「Dr.SLUMP<完全版>」(全15巻)

「るろうに剣心<完全版>」(全22巻+1)
「自虐の詩」(文庫版・全2巻)

こちらは17作品。
2年半以上前から買い続けていたモノもあるとはいえ、こう列記してみると…買い漁ったもんやな。
最近本棚のスペースが無くなってきたと思ってたけど、そりゃあこれだけ買えばねえ。

今日は一昨日のBSマンガ夜話で取り上げられていた「魔女」をAMAZONで注文。
ますます本棚を圧迫するけど…早く読んでみたいねw



<おまけ>
購読中の雑誌は…
「キネマ旬報」(月2回発行)
「DVDデータ」(毎月発行)
「TV Taro」(毎月発行)
「隔週刊 スタートレック ベストエピソード コレクション」(~40号、全80号予定)
「24 TWENTY FOUR DVDコレクション」(~42号、全59号予定)

「THE X-FILES DVDコレクション」(全49号)は購読完了。
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今まで読んだ小説は

2007年11月29日 23時14分13秒 | 本・雑誌
今日は本を4冊買いました。
と言っても全部漫画やけどね。


俺は今では小説の類はほとんど読まない。
小中学生の頃は創元SF文庫で出ていたSFの古典や、マイケル・クライトンをいくつか読んだけど、進んで読んだのはそれくらいかな。
挙げるとすると
ジュール・ヴェルヌの「海底二万里」、「八十日間世界一周」、「地底旅行」、
コナン・ドイルの「失われた世界」、
メアリ・シェリーの「フランケンシュタイン」、
ロバート・A・ハインラインの「宇宙の戦士」、
マイケル・クライトンの「失われた黄金都市」、「ジュラシック・パーク」、「ロスト・ワールド」、「ツイスター」
といった感じ。

気づいている人はいると思うけど、そう、全部映画化されてます。
(「ツイスター」はそもそも映画の脚本ですがね)
そのころから俺は映画に興味を持って、しかも原作をちゃんと理解しようと頑張ってたわけですな。
我ながらエライw

まあ、映画化されようがしまいが、あの頃は小説を楽しんで読んでたよなあ。
「失われた世界」なんてハラハラドキドキしながら読み進めたもんやけど。
あの頃の感覚が懐かしい…。


上の作品以外では
芥川龍之介の「羅生門」、「鼻」、「蜘蛛の糸」、
宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」、「注文の多い料理店」、
太宰治の「走れメロス」、
筒井康隆の「家族八景」、
カフカの「変身」、
サリンジャーの「ナイン・ストーリーズ」あたりは読んだ記憶がある。
あと「ズッコケ三人組」シリーズとかw

無難な作品が多いのは、学校の読書感想文の課題やったからですw
今思えば読んでおいて良かったとは思うけど、当時はかなり嫌々読んでいた。
そんな気持ちで読んでいること自体はいかがなものか…、と今では思う。


大学に入る頃には若干ライトノベルも読んでたっけ。
とは言ってもブギー・ポップシリーズだけやけど。
1作目の「ブギーポップは笑わない」から8作目の「ブギーポップ・ウィキッド エンブリオ炎生」…までは読んだ気がする。
8作とは…割と読んでたんやな。
でも後半はほとんど印象に残っていないけど。


とにかく、人生を四半世紀生きてきて、それでこれだけしか作品を挙げられないところが俺が如何に小説を読んでいないことを物語ってますな。
もう本を読むと言えば、専ら漫画になってしまったんだよね。

まあ、そうは言いながら全く字を読まない訳じゃない。
購読してるキネマ旬報なんて文字ばっかりの雑誌だし、実家に帰れば新聞は隅から隅まで読む。
字を読むこと自体に抵抗はないんやけどね、ただ優先順位が低いだけ。
時間があれば…ね。
カポーティの「冷血」はまだ途中やし、せっかく買った「ダ・ヴィンチ・コード」は開いてもいない。
うーむイカンですわ。


そうそう、先日は伯母の薦めで「映画でクラシック」という西村雄一郎氏の本を読みました。
クラシック音楽の視点から映画を語った非常に興味深い内容だったけど、引き合いに出される作品が昔のモノが多いので、俺の年代には少々厳しいw
やはり観たことのある映画の話をされないと、場面も音楽も頭の中に浮かばないのです。

その本を読んで、ますます映画についての勉強不足を痛感した俺は、さらに文字から映画にシフトしていったとさw


ちなみに今日買った漫画は「バガボンド(27)」、「リアル(7)」、「鉄人28号(9)」、「ガンダム THE ORIGIN(16)」。
井上雅彦と、人型機械の古典と聖典の一日でした。
「リアル」は素晴らしいね。
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「リアル」1~6巻を読んでみた

2007年01月04日 00時59分18秒 | 本・雑誌
井上雅彦の「リアル」を読んでみた。
車椅子バスケを題材にした漫画なんやけど、いや、読み応えがあった。
現在のところは6巻で続刊中なんやけど、早く続きが読みたいね。
(7巻は2007年の秋に発売とのこと…)

「リアル」は、存在こそ知ってたけど、何となく手が伸びなかった作品。
まあ、巷の評判も良いので、気にはなってたんやけど。

読むと、それまでに想像していた内容とは違ってた。
そして、読み進めると色々思うことが浮かんでくる。
話の内容だけじゃなくて、自分自身についてとかも。

身体障害者をテーマに取り上げる以上、作者がこの漫画を描く上で色々と難しいところがあったかもしれない。
でもここにあるのはステレオタイプなお涙頂戴物じゃない人間の機微を描いた話で、綺麗事のない“リアル”が描かれている様に感じた。
“こういう話を伝えたい”という気持ちが伝わってくる、そういう読む方に訴えかけてくるような“力”のある漫画を描けるってのは凄いわ…。

“今を生きる”とか“俺の道”とか、単語だけ聞くと陳腐だけど、この話の中にあって主人公・野宮の語るそれには重みがある。
ぬるま湯に生きている俺に突き刺さる…。
うーむ。


しかし、この漫画、展開の重さと軽さを自由自在に描いてる。
深刻な場面でも、ちょっとした緩さがあったり。
でもマジメ。
こういうのを緩急自在というのか。
後期「スラムダンク」からさらに凄くなってる。
同時に刊行中の「バガボンド」とも違うノリだしなあ…。
井上雅彦、恐るべし。
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30周年とは

2006年10月20日 23時55分59秒 | 本・雑誌
く~っ!
2週間ぶりの休みやあ!
この週末こそ録画して溜まってる未見映画を観まくってやるw


ところで今日、今更ながらですが「超こち亀」を買って読んでみた。(リンク先はAmazon.co.jp
「超こち亀」はジャンプに載ってる「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の連載30周年記念の豪華本なんやけど、ほんとにすごい豪華で面白い。
何が豪華って92名の漫画家先生達が描くお祝いメッセージと1ページマンガの数々、そして5つの合作作品。

どれもこれも普段じゃ絶対あり得ないキャラ達の掛け合いが見られるから、まさに必見とも言える本になってますわ。
特に鳥山明との合作は笑ったなあw


まあ、正直なところ俺は最近の「こち亀」はあまり読んでませんでした。
俺が読んでたのは単行本で言えば40巻台から100巻までのあたりまで。
当時はかなりハマってたし単行本もしっかり買ってたけど、でもいつの間にか離れてしまってた…。
だから本当のファンには俺の中途半端さは怒られてしまうかも知れないけど(w)、それでも30年間休み無しでジャンプに連載をして、しかも単行本が150巻を超えたという偉業にはホント、敬意を表さずにはいられないね。

週間連載の少年マンガ雑誌で、同じマンガを30年。
もうこのレベルのマンガはそうそうでないやろうね。
いや、もう出ないかも?w

ホントにすごいわ。
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108話で終わって、13日の金曜日に解説本の13巻が

2006年10月16日 22時33分31秒 | 本・雑誌
「DEATH NOTE」の13巻を買ってみた。

俺って基本的にマンガの解説本や公式ガイドブックの類は買わないんやけど、やはりLの本名は気になるところw
ってわけだけじゃないけど、巻数もちゃんと単行本の続きで13巻になってるから、そのまま本棚に並べても違和感なさそうなんで買っちゃいました。

中に載ってる作者のインタビューはなかなか興味深かった。
ヨツバキラ編って、最初キラは誰かを決めずに始まってたんやね。
筋をきちっと立ててから進行してるもんやと思ってたから、まさか作者がそんなに様子見の展開をしてるとは…驚いた。

あと“全108話サブタイトルの由来”ってコーナーも面白いね。
読んでても普通にスルーしてたけど、書いてる方からすれば考えてたんやなあ。
…当たり前か。


そうそう、大阪は今日からアニメの「DEATH NOTE」が放送開始か。
放送時間はちょっと夜遅いけど、これから毎週見ていきますかね。
声優のイメージは合ってるのかなあ?
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原作を読みたくて

2006年09月02日 06時55分01秒 | 本・雑誌
昨日の夜は終電近く、今朝は今朝で旅行のために早起き。
うーんハードや。
ちなみに今は洗濯機の終了待ち中です。


ところで大人買いをしてしまいました。

先日、新しいマンガを買おうと思って本屋にいったんやけど、色々物色してたら「銃夢」ってタイトルに目が留まったんよね。
「銃夢」と言えば木城ゆきとのマンガですが、近々ジェームズ・キャメロンが実写映画化するっていう話でも有名な作品。
存在は知ってたけど読んだことはなかったんで、「映画は観に行くやろうから原作も読んどくかなあ」と思ってとりあえず1、2巻を買ったわけです。

読んでみると、なかなかのSFアクションで俺好み。
これはキャメロンも好きそうな感じやなあと思ったね。
近いところやと、士郎正宗のような雰囲気が強いかな。

ただ、読んでいくと、枠にある注釈に「銃夢完全版5巻参照」とか書いてあんのよね。
…完全版?

なんと、俺の買ったのは「銃夢 Last Order」というシリーズの続編に当たる作品らしい。
なんてこった!
途中から買ってしまった!

調べてみると、前シリーズは単行本で9巻。
その9巻を纏めた愛蔵版が6巻出ていて、特に愛蔵版は「Last Order」に繋がるように終盤をかなり書き換えてあるとのこと。

そんなことを知ってしまったら愛蔵版を買うしかないやないですか。
買ってしまいましたよ。
一気に愛蔵版を6冊。
それだけ聞くなら、まあありがちな冊数かもしれないけど、値段が…。
1冊2500円なんよねえ。
6冊で15000円。
さすが愛蔵版や。

値段が値段なだけに多少は悩んだけど、結局は一気に買ったわけで。
どうせいずれに全部買うなら、ちびちび買おうが一気に買おうが同じやもんね。


AMAZONで買ったんで、俺が旅行から帰る頃には届いてるはず。
とりあえず「Last Order」を読むのは止めて、前作から読まなければ。
帰ってくるのが楽しみやなあ。
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この2ヶ月は手塚治虫三昧

2006年08月27日 19時48分31秒 | 本・雑誌
7月から8月にかけては手塚治虫の漫画を結構読みました。
こないだ「アドルフに告ぐ」を読んだのは書いたっけ。

あのあと、立て続けに「ブッダ」(全12巻)、「どろろ」(全3巻)、「三つ目が通る」(全8巻)を読了しました。
ちなみに、読んだのは全部文庫版です。


「ブッダ」を読んだのは小学生の時以来かなあ。
親父が知り合いから借りてきた本で、それを、まあ漫画やっちゅうことで読んでたんやけど、やっぱり小学生の時は意味が分かってなかったな。
今読むとだいぶ感じるモノが違う。
しかしまあ、こんな難しいテーマの漫画を書くことが出来る手塚治虫氏は改めて尊敬します。

「どろろ」と「三つ目が通る」は初めて読んだんやけど、「どろろ」は普通でした。
どちらかというとその後に描く「ブラックジャック」風なニオイがして面白かったかな。
あと社会風刺とかね。
ちなみに来年に妻夫木聡と柴咲コウ主演で実写化されるそうですが、百鬼丸の妻夫木は良いとしても、どろろの柴咲コウはイメージ違うんでないかい?

「三つ目が通る」は、俺にとっては1990年10月~1991年9月に放映されてたアニメのイメージが強い。
…と言っても、もはや作品概要以外の内容はすっかり忘れ、今や覚えているのはオープニングの歌だけ。
そう言う意味では新鮮に読めたねえ。
なんだかアニメの方をもう一回観たくなってきちまったw
しかしベートーヴェンそっくりの雲名警部のキャラが良いなあ。
何回も笑わせていただきましたw
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「アドルフに告ぐ」を読みました

2006年07月19日 22時06分42秒 | 本・雑誌
先日から読んでいた「アドルフに告ぐ」(全5巻)を読了。
ユダヤ人のアドルフ・カミル、ドイツ人と日本人のハーフであるアドルフ・カウフマン、そしてナチス総統のアドルフ・ヒトラー。
この3人のアドルフの交錯する運命を描いた作品です。

前に読んだのは中学の時やったから実に10年ぶりに読んだわけやけど、今回、当時気づかなかった作品世界の奥深さに改めて感銘を受けたわ…。
特に最終巻である5巻は、幼少の頃、無二の親友だったカミルとカウフマンの再会後の運命が何とも言えない。
ナチとユダヤ人との関係、ユダヤ人とパレスチナとの関係、そして“黒い九月”に入ったカウフマンの運命たるや、何とも言えない気分になる。

特に今のご時世、中東情勢の話だけじゃなくて、日本の近隣やもっと世界を見渡しても、色々と考えてしまうよね。
この作品はもちろんフィクションではあるし、ある程度エンターテイメントではあるけど、幾分か自己体験を元にもしてるし、真摯に人間の目線で第2次大戦を描いていると思う。
俺なんかが手塚漫画を云々言うのは烏滸がましいかw

一般には有名な作品というわけではないけど、もっと色んな人に読んでもらいたい漫画やと、改めて思ったね。


しかし、この作品で憎らしさ爆発のアセチレン・ランプが良い味出してますなあ。
あ、もちろんハム・エッグが演じる赤羽警部もイヤなヤツw


作品紹介:Tezuka Osamu @World
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