Column's BLOG !!

映画好き、円柱野郎のブログです

「ちはやふる」を読了

2022年12月22日 23時32分44秒 | 本・雑誌


「ちはやふる」の最終巻を読み終わった。
最終巻に入ってた番外編も面白かったな。

少女漫画はほとんど読まないんだけど、この作品に関してはフォーマットがスポ根モノに近かったので読みやすかったし、百人一首や競技かるたのウンチクも興味深かったのでハマってました。

この原作漫画最初に読み始めたのはアニメの1期を観た後くらいだったろうか。
そう考えると読み始めてからはもう12~13年も経つのか。
長い付き合いだったけど、きれいに完結してくれて良かったです。
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「人形の国」最終巻

2021年12月09日 22時40分54秒 | 本・雑誌


「人形の国」の最終巻である9巻を読みました。
なんかとても駆け足感が強い…印象。

俺が読み始めたのは2年半前の事。
弐瓶作品らしい固有名詞が多数登場し、独特のハードな世界観の中でテンポよくクリ費遂げられる変身ヒーローモノ的な要素と瞬間的なスピード感のあるバトル描写が面白くてハマったのだけど、終わってみれば終わり方までスピーディーだったなあ…とw

まあ駆け足間を度外視すれば話としては畳めているとは思うのだけど、やっぱり8巻までとこの最終巻とで明らかに店舗が変わっちゃっているのは気になるというのが正直なところ。
うーん、アニメ化とかそういう部分で補完してくれると嬉しいなあ…。
でも難しいんだろうなあ。
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ヱヴァQの全記録全集がついに

2021年07月02日 23時14分15秒 | 本・雑誌
一時はもう出さないのかと思っていた「ヱヴァQ」の全記録全集がついに出ました!



「ヱヴァ序」と「ヱヴァ破」の全記録全集は公開後しばらくしてから発売されたのに、「ヱヴァQ」の全記録全集は待てど暮らせど全く発売されなかったからねえ。
(序は公開から1年後、破は公開から3年半後、そしてQは公開から8年半後の今年…)
いよいよ「シン・エヴァ」の劇場上映も終盤という時期になってからの発売にはなったけど、もう出ないと覚悟していただけに出してくれただけでもうれしい!

序や破の時のようにハードカバーの豪華本ではないのでシリーズ通しての統一感としては惜しい部分はあるけど、まあそれは言うまいw

今回は、まずはビジュアルストーリー版の発売。
今後夏ごろに設定資料版とインタビュー集も発売されるという事で、期待して待っとりますぜ!w
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艦船・海戦史が面白い

2020年04月30日 22時22分27秒 | 本・雑誌


黒井緑の漫画を以前からボチボチ読んでるんだけど、軍艦・海戦史に興味のある人にはほんとたまらん内容の作品ですわ。
基本的に短編集なのだけど、既刊の4冊「赤城と比叡」「ユトラント沖海戦」「朝雲は振り向かない」「軍艦春日回航記」は古今東西の海戦史のエピソード集で、しかも絶妙にマニアックな話をチョイスしているところがニクいw

「軍艦無駄話」の1冊は艦艇の装備や構造の進歩に関するウンチク集。
全体的に漫画として読みやすいか…と聞かれると微妙な部分はあるのだけど、とにかく作者の"艦艇"に対する愛を感じる逸品でした。
人物の書き分けはあまりはっきりしないのに、艦艇の描写はすんげえからね。
(フリーフォーマットな線なのに艦の個性をキッチリ描き出す巧さ。)
漫画というよりは挿絵メインのエピソード集ととらえた方が正解なのだろうかも?w

読む人を選ぶ本なのは間違いないし、興味のない人には読みにくいし退屈な内容だろうけど、艦艇や世界の海戦史に興味のある人にはおすすめ。



「軍艦無駄話」の帯なんて、知的好奇心をくすぐられますわー。(俺だけ?w)
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「人形の国」を読み始めました

2019年03月10日 23時08分22秒 | 本・雑誌
前々から気になっていた弐瓶勉の「人形の国」を購入。



弐瓶作品はアニメの「シドニアの騎士」の1期で知ってから原作を全巻買って読んだのだけど、その「シドニアの騎士」が2015年に連載終了し、代わって2017年から始まったのがこの「人形の国」。
新連載が始まったこと自体は知っていたのだけど、読む機会がないまま気が付けば既刊3巻となってました。
そんな折、ふと今日立ち寄った本屋で3冊が平積みで並んでいるのを見つけ…買ってしまいましたw

家に帰ってとりあえず1話目を読む。

「BLAM!」の映画もこんな感じで始まったっけ…と思いながら読んでいると、主人公かと思っていた少年少女たちが1話にしてほぼ全滅。
しかも惨死。
まじかよ…。

そんな1話を読んでしまったら続きは?続きは?とあっという間に3巻を読了。
いやあやっぱり弐瓶先生の作品は面白いな。
確固とした世界観と、それを表現する絵のタッチが素晴らしい。
とてもシリアスな話なのに、ところどころ掛け合いや間で笑いを取ってくるのも良いね。

そしてあいかわらずヒロインが人間ではないが、それでこそ、だなw

月刊誌での連載なので、今のところ単行本は年に2冊のペースで出てきているけど…早く続きが読みたいです!
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リアルサイズ古代生物図鑑 (Facebookからの転載)

2018年07月24日 23時33分30秒 | 本・雑誌


ネットで見かけた紹介記事で気になったので、つい注文してしまった本が届いた。

古生代の動物の大きさがどれくらいの大きさなのか、現代の実景に合成することで直感的に分かりやすく見せる…というアイデア。
普通の図鑑は、対象の生き物が当時の環境の中にいる絵を使うけど、この本はそこを逆手にとっていて面白いな。

ハルキゲニアやアノマロカリス、ウミサソリやイクチオステガとかの有名な古代生物の大きさが一目瞭然。
すげえ分かりやすいw

この本は古生代編だけど、中生代編も出してくれないかな。
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本屋でふと目に留まって買った本

2017年02月13日 23時56分51秒 | 本・雑誌


武田一義の漫画、「ペリリュー -楽園のゲルニカ-」1〜2巻を読んだ。

この絵柄で壮絶な戦場描写。
逆に「この絵柄だからこそ」生々しすぎない範囲で、しかし想像が膨らんで恐ろしい伝わり方もしてくる。
1巻の終盤、戦死した兵士たちの年齢を読むと、やっぱり堪えるなあ…。
3巻は7月発売らしいけど、買いますぜ。

しかしペリリューの戦いはガ島ほど有名でない気はする。
俺も昔は南方玉砕戦のひとつとして名前を耳にしたことがあるくらいで、米国ドラマの「ザ・パシフィック」で舞台に取り上げられると聞いてからちゃんと知ったくらいだったので。
まあ自分が不勉強なことを棚に上げてるだけかもしれないけども。

【ザ・パシフィック】予告編

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「こち亀」最終回

2016年09月17日 23時53分05秒 | 本・雑誌
「こちら葛飾区亀有公園前派出所」が今日の少年ジャンプ誌上で最終回。
そして同時に最終巻が発売。



俺が子供の頃には、こち亀が終わることがNHKニュースになるだなんて夢にも思わなかったけど。
せっかくその時に立ち会えたわけだし、記念に最終巻とその掲載号を買った。
こち亀の単行本を買うのは95巻ぶりくらいかw

しかし最終回を雑誌と単行本で同時進行させるとは…。
さすが「こち亀」と言うかなんと言うか。
正直、「その手があったか」と思ってしまいましたよ。

実際に俺がガッツリと読んでいたのは45巻~105巻くらいのことだったけど、子供時分には楽しみながら色んな雑学を知る切っ掛けを与えてくれていた気がする。
最近はたまにジャンプで読むくらいのものだったけれど、知識の面で結構いろいろな影響を与えてくれた作品だったので、実際に終わるということを聞くとやはり寂しいと思ってしまいます。

秋本先生、お疲れ様でした!
そして楽しませてくれてありがとうございました!
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「昭和元禄落語心中」 (Facebookからの転載)

2015年09月02日 23時40分56秒 | 本・雑誌


ここ数日で「昭和元禄落語心中」を一気読み。

女性向けマンガ誌に載ってる作品なので、アニメ化するって話を耳にするまでは存在も知らなかったのだけど(スイマセン)。
タイトルから興味をもって、OAD付きの7〜8巻から買い、特典のアニメから先に観るという荒技をやってのけたところ、これが面白い。
勢い、原作も既刊全巻一気に読んでしまいました。



縁だなあ、縁という人間のつながりのドラマがよくできてるなあ。
落語界というある種の業界モノ的な部分もあるけど、人間ドラマと合わせて作者が落語そのものを主人公に仕立て上げてる感じ。
いや、知らなかったけどいい作品ですわ。
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「シドニアの騎士」を読み始めました

2014年08月03日 22時59分47秒 | 本・雑誌
シドニアの騎士 1 (アフタヌーンKC)

弐瓶勉 著「シドニアの騎士」。

アニメは見逃がしたけど、評判が良い様なので原作の1巻を読んだらハマってしまった。
それから1日1冊ずつ読んで既刊分12冊を読了。

ハードSFな世界観で設定が色々あるんだろうけど、無駄に語らないあたりが良いね。
テンポや見せ方は少し独特だけど、切り取り方や間がセンスあるよなあ。
勢いのある止め絵、というか。
日常回とのギャップも面白い。

特につむぎのキャラクターが良い。
異形…というか、日常回なんて触手の姿でしかないのに、所作でこれほど可愛らしく見えるものなのか。

見逃したアニメはこれから順にレンタルして観る予定。
セルBDを買ってもいいかもしれないけどな。
BD版はドルビーTrueHDの5.1chサラウンドで、よくできているという話だし。
少し検討しよう。
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「藤子・F・不二雄 大全集」 の第1期~第4期+αがついに完結

2014年04月26日 20時57分15秒 | 本・雑誌
藤子・F・不二雄大全集、全115巻が今月の「名犬ラッシー」でついに完結!
2009年7月から毎月1〜3冊ずつ刊行されて、結局5年近くかかったわけだけど、いやはや長かった。
総額は考えたくないな…プライスレス!



ちなみに全巻予約購入したので、購入者特典も全4期分をもらっております



先生の構想ノートなど、なかなか貴重な絵などが収録されていて興味深い。
これが欲しいがために全巻予約したようなもんですわw

あとは読む時間だけですよ、ほんと今はそれが一番欲しいんだけどなあ。
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定期購読はお得だったのだ

2014年03月24日 23時31分30秒 | 本・雑誌
長らく本屋で買い続けていたキネマ旬報を、3年間の定期購読に切り替えた。
なんせ1冊890円の雑誌が1年定期購読で21,360円のところを3年の定期購読すると48,060円になって、1年定期購読を3回するよりも16,000円もお得…。
このことはだいぶ前から知ってたんだけど、なんとなくする機会を逃しながら買い続けること8年。
いい加減積もり積もった金額が勿体なくなってきたので、定期購読に切り替えてみたわけです。

まあおそらく今後もずっと買い続けるだろうし、良いんじゃないかな。


そして、ついでと言っては何だけど、F1速報も定期購読を申し込みました。
F1速報は最初は日本GPの回しか買わないくらいの程度だったのに、気づけば最近では毎号購入してしまっていて、これなら定期購読した方が良いやって感じに。
選べる購読期間は1年間しかなかったんだけど、特に割引特典はなし。
その代り毎号雑誌が届くのと併せて電子版を無料で読めるサービスがついてます。
これはこれで嬉しいかも。

F1速報は雑誌のサイズが大きいので、家で自炊するにはちょっと無理があるんだよね。
ページの端をちょっとずつ切れば取り込めなくはないんだけど、手間もかかって大変なので最近は特に取り込むことはしてませんでした。
そこへきて、本を買えばオフィシャルの電子版をもらえるというのは嬉しいところ。

家では本自体を読むとして、これで家の外ではiPadで手軽に読めるってもんです。
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週刊ファミ通 1300号

2013年10月31日 22時29分59秒 | 本・雑誌


「週刊ファミ通」が1300号だというので、ついつい買ってしまった。
毎週購読していたのは高校〜大学の頃か。もう10年以上前かよ。

あの頃に比べたら、ゲームランキングの売り上げ本数とか、だいぶ寂しくなった気がするけれど。
まあ時代の流れというやつでしょうかね。

ちなみに9年前の800号とか1111号とか、つい買ってしまった分は今も手元においてるけど、本当はこの他に学生時代に買ってたファミ通もほとんど残してます。
ただ、取りに行けないとこに置いてあるんだけど…。
多分カビてしまって、もうダメになってるだろうなあ。

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コミック版「新世紀エヴァンゲリオン」完結

2013年06月04日 23時51分07秒 | 本・雑誌
貞本義行のコミック版「新世紀エヴァンゲリオン」がついに連載終了。


ヤングエース 2013年7月号

月刊少年エース1995年2月号で連載が始まって18年。
途中に休止があったり新雑誌に移ったりと色々あったし、時には未完のまま終わっちゃうんじゃないかなどと心配したこともあったけれど。
ちゃんと完結させてくれましたw

TVシリーズとも、旧劇場版ともちょっと違う結末には感じ入るところがあるなあ。
貞本さん、おつかれさまです!ありがとうございました!

俺自身、ヤングエースは普段買ってなくて基本的に単行本派の人間だったけど、さすがに今月号は最終話ということで記念に購入したわけですが…。
もちろん単行本の最終巻も買いますぜ!
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「永遠の0」を読了

2013年05月13日 23時55分08秒 | 本・雑誌
永遠の0 (講談社文庫)

百田尚樹 著「永遠の0」を読了。

特攻隊員として戦死した祖父・宮部久蔵の存在を知った主人公姉弟が、戦争中の祖父を知る老人たちから証言を得るうちに、彼がどのように生き、特攻するに至ったかを知る。

個人的には戦争を語る上では、一兵士や市民の目線で描くミクロの戦史と、戦術・戦略で描くマクロの戦史があると思っている。
この小説は前者の形態を取る物語であるが、1人の帝国海軍戦闘機搭乗員の人生を通して日本の太平洋戦線の経緯が見て取れるあたりは、ヘタな歴史書を読んで勉強するよりもよっぽど頭に入ってくるかもしれない。
近代戦史については個人的に色々勉強してきたつもりだけど、そういう目で見てもこの小説は俺の戦史観とも近しいし、そういうところが話に入り込めた要因でもあるとは思う。


宮部久蔵のストーリーや主人公姉弟の行動はフィクションだけれど、作者が相当にリサーチをしているのは伝わってくる。
それに、登場する老人たちの語りにもおそらくモデルがあるんだろうが、戦中の空気を語る説得力が感じられる。
巻末の参考文献を見るに、ドキュメンタリーや撃墜王の書籍あたりの引用と再構成が主だろうから、そういった説得力も出るんだろうが。
ともすれば創作の部分は全体の半分くらい…?とも思うけれど、その創作部分は良く構成されていた。
宮部久蔵の人生を知り、主人公姉弟は色々なことに気づき見つめ直していく。
そうかくと安易に見えるけど、十分にドラマになる展開には驚いたし感動したのも事実。
そして先人に対する敬意が貫かれているところが、この本を読んで一番感銘を受けるところか。
まあ軍部批判的なところに多少安直な部分も感じなくはないけれど、戦場に生きた兵士たちの目線で語れば、これはリアリティの一つにもなっていると思う。

作者はこの小説がデビュー作ということだけど、構成の魅力と空戦の表現力にはグイグイ引き込まれる。
ただ、作中では証言を聞きに行って老人が語るという体裁を取っているので、大体が語り口調の表現。
これは文章表現に制約は出るものの、逆に言えば情景描写などを全部老人の語りということにして説明できるので…、ズルい手口にも思えるw
作中では複数人の老人が証言者として登場するわけだけど、その語り口調はちょっとずつ違えど、話す内容の構成はどれも似た感じだとも思った。
この辺はなるほどデビュー作か、というところか?
でも内容は丁寧だし、読ませる力はすごいのだけれど。

エピローグには涙した。
俺はあんまり映画や小説で泣くことはほとんどない。
でも、エピローグの内容はモデルになったエピソードを知っていたので、余計にグッとくるものがあったんだよね。
ネタバレになるので何の話かは書かないけれど、経緯をもって締めくくるにはふさわしいエピソードだと思った。
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