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Column's BLOG !!

映画好き、円柱野郎のブログです

「サラマンダー」の感想を改訂しました

2016年11月27日 23時44分21秒 | 映画(感想)
今回は「サラマンダー」の感想の書き換え記録。

改訂前と改訂後です。

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サラマンダー [Blu-ray]

「サラマンダー」【改訂前】

全体に漂う(ご都合主義的な)B級SF感はあるものの、ドラゴンの描写はなかなか生々しくて良い感じ。
ただもうちょっとくらいは迫力のある戦いが観たかったけども。
結局ラストはボウガンでの一騎打ちだもんなあw
まあ色々と自分の中で納得させないといけないような展開の強引さも、この手の映画の面白いところか。
マシュー・マコノヒーにはビックリした。
あんなにワイルドなキャラになるなんて…、今までの感じじゃ想像つかなかった。
役者ですなあ…。
しかし序盤での「スター・ウォーズ」ネタ…。子供らの反応とか思わず微笑んでしまうねえw
もはや何からの引用かも言わないところは、すでにその映画が“古典”の仲間入りをしていることを物語ってますな。

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「サラマンダー」【改訂後】

地底から復活した竜によって都市は壊滅し、核による反撃も竜には効かずただ荒廃を生むだけとなった近未来。
主人公は他の生き残った人たちと隠れ住む砦のリーダーとなっていたが、ある日、戦車やヘリで武装したアメリカ義勇軍が現れる。

核攻撃で倒せないのに口腔内へのボウガン(爆薬付き)で倒せたり、凄まじい竜の大群の中で一匹しかいないオスを倒せば解決するとか、なかなかご都合主義な感じが目立ちもする。
だけどそういうB級モンスター映画感はあっても、なかなか生々しい竜の描写はCGのクオリティも高くていい感じ。
ストーリーもプロローグ・前半・後半で舞台が変わってテンポは悪くないし、主人公サイドと義勇軍サイドの反目から協力へという展開は飽きさせない。
まあクリスチャン・ベイルとマシュー・マコノヒーという達者な演技があってという部分もあるけど、脇役にジェラルド・バトラーやアレクサンダー・シディグが出ていたりと、意外に役者が豪華だったりもするのが面白いね。

結果的に世界を救う話ではあるのだけど、終盤直前で戦力が激減して3人で竜に挑むというムチャが何とも…。
クライマックスではボウガンと斧という原始的な戦いを挑む姿はまるでゲームの「モンスターハンター」の様でもあるけど、ゲームよりはこの映画の方が先ですな。
でもそういう部分に巨大生物への原初的な恐怖と、勝利のカタルシスはまあまあ感じられるので、モンスター映画としては割と好きだったりします。

序盤で「帝国の逆襲」を寸劇するシーンが出てくるけど、後半には突然「プレデター」の様に竜の主観が映ったりするシーンもあって、ちょいちょいオマージュがあるのも面白い。

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竜のデザインがなかなかかっこよくて好きですw
感想自体はホームページの初期に書いた割には普通の文量。
でも今回は倍くらいに書き足してます。

感想本文には特に書かなかったけど「サラマンダー」というのは邦題で勝手についているだけで、劇中ではモンスターの事も“ドラゴン”と呼んでるよね。
原題も直訳したら「炎に支配された世界」ってところだろうし、“サラマンダー”要素は無いわなあ。

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「ファイナルファンタジー」の感想を改訂しました

2016年11月26日 23時30分31秒 | 映画(感想)
今回は「ファイナルファンタジー」の感想の書き換え記録。

改訂前と改訂後です。

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ファイナルファンタジー [DVD]

「ファイナルファンタジー」【改訂前】

スクウェア、満を持しての映画参入!・・・のはずが、こけてしまいました。
CGはものすごく頑張っていると思う。でも、やはり生身の人間には勝てないわけで、その分1歩引いて見てしまう。
チャレンジした事に意義があるとは思うけど・・・。
ストーリーも何か重いし、あまり楽しめなかった。
1作目はもっと軽いノリのアクション映画にした方がよかったのでは?
もう2度とFFの新作映画は見られないのか・・・。
うーん、複雑。

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「ファイナルファンタジー」【改訂後】

スクウェア(現スクウェア・エニックス)が単体の映像作品として制作したSF映画。
隕石と共に現れたファントムによって侵略された未来の地球。
バリアシティの中でわずかに生き延びた人類は対抗手段を模索するが…。

大赤字を生んでスクウェアの屋台骨を揺るがしたという悪名ばかりが残る作品だけど、単体のSF映画として観た場合はそこまで否定的になるような作品でもないと思う。
2000年代初めにこのクオリティで人間も含めて全編CGで描いたという事実も、個人的にはむしろ肯定的にとらえている。
もし3Dで観たならば、なかなか見映えのするんだろうなと思えるようなアングルも多く、迫力はあるのでいいと思う。
(2D映画だけどw)
ただ、「ファイナルファンタジー」と聞いて期待する内容とは違う。
それが「期待外れ」という印象に拍車をかけてしまったのだろうが、勿体ない。

敵として描かれるファントムは、外宇宙にある母星の残骸に乗って飛んできた“亡霊”だというのが彼らの正体。
精神的なモチーフの上にガイア理論的なものを重要なテーマとして描いているが、そういったガイア理論的な部分は当時のゲームシリーズである「VII」や「IX」と共通しているかな。
そもそも「FF」シリーズは作品毎に独立した世界観・ストーリーなので、映画としてストーリーが独立していても問題はないはずなのだけれど、やはり前述の通りこの映画はファンの期待する“表面上が中世的なファンタジーもの”とは違ったし、「ガイア理論」といった通底にあるものが「FF的なもの」としては捉えられなかった(伝えられなかった)のは間違いない気がする。

さて単品の映画としては可もなく不可もなく観たのだけれど、精神性が先行して少々話が暗い。
そしてどこかで観たようなプロット、お約束なフラグが多い(良く言えば王道だが…)。
終盤のカタルシスが弱く、将軍の自滅が一番の見どころ?など、SF大作としてのワクワク感はちょっと乏しい。
どちらかというと深夜にやるようなB級映画のノリで観る方が、ベタな展開を素直に見られるのだが。
やはり初進出となる映画のストーリーに、迫力はあっても爽快さが無い話を選んだのが…監督の一番の失敗じゃないだろうかと思う次第。

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個人的にはそこまで嫌いな作品じゃないんだけど、すっかりスクウェアの黒歴史として刻まれてしまったよね。
感想にも書いた通り、シリーズの初映画化としてはジャンルや内容の選択があまり良く無かったよなあ…という感じです。

感想を書いているホームページはこちら
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「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」 (Facebookからの転載)

2016年11月23日 23時53分41秒 | 映画(感想)
今日は「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」を観てきました。
「ハリー・ポッター」シリーズの外伝だけど、魔法ファンタジーとしての楽しさと、シリーズらしいダークさが良いバランスで入っていて面白かったですよ。
いいダン・フォグラー演じるコワルスキーが、いいおっさんキャラで思わず応援。

あと、前情報を入れていなかったので、ある役者の登場はいいサプライズでしたw

ちなみにこの映画はFRAME BRAKEで収録されているので、IMAX 3Dではシネスコの上下黒帯をぶち破って飛び出してきます。
でも最近の3D映画は無茶な視差は要求されないので、2時間を超える作品でも疲れないからいい感じ。
まあIMAXクラスにスクリーンが明るくないと…ってのはあるかもしれないけど。

「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」
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「THE ORIGIN」 シャア・セイラ編完結 (Facebookからの転載)

2016年11月19日 22時58分44秒 | 映画(感想)


1年と9ヶ月かけて4本公開された「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」も今回でシャア・セイラ編が完結。
とは言ってもシャアの過去編としてはほぼ3作目で終わっていて、今回の4作目は一年戦争の開戦忍び寄る大局的なドラマが主軸。
シャア・セイラ編としてのくくりだとちょっと浮くなあ、などと思いながら観た次第。
まあ展開は基本的に原作漫画通りなんだけどね。

当初4部作と発表されていた「THE ORIGIN」の映像化は、好評のためか続きの製作も決定したそうで。
1年後に5作目「激突 ルウム会戦」、再来年には6作目「誕生 赤い彗星」の二部作でルウム編を公開する予定らしい。
まだまだ長い付き合いになりそうですなw
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「この世界の片隅に」 (Facebookからの転載)

2016年11月12日 23時46分15秒 | 映画(感想)


5年前に原作漫画を読んだ「この世界の片隅に」。
とても良い作品だったのだけど、この度アニメ映画化して今週公開されました。
企画が始まった頃は資金難だったらしく、クラウドファンディングで支援金募集も行われていたのだけど、原作が気に入っていた俺は即申込んだ次第。

出来上がった作品は、原作の雰囲気を残しつつ、とてもよくできたアニメ作品になっていたのでとても嬉しいですね!
公開劇場は今のところミニシアター系を中心にそこまで多くはないけど、次週以降順次拡大していく様なので、たくさんの人に観てもらえたらいいなと思います。

ちなみに、パンフの支援者欄にも俺の名前が載ってましたw

映画『この世界の片隅に』予告編


ホームページに書いた感想はこちら
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小さくなってやってきた!

2016年11月11日 23時02分19秒 | ゲーム
よーし、手乗りファミコンするぜい!



…ということで買いました。
ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ。



俺が子供の頃は親に「ゲームは目が悪くなる!」とか不可解な理由でファミコンを購入禁止に挿させられていたので、「なつかしの…」というよりは「ついに入手!」といった感慨の方が大きいw
とはいえ「スーパーマリオブラザーズ」や一部のファミコンタイトルは、大人になってからバーチャルコンソールとかゲームボーイアドバンス移植版とかを買ってプレイしてはいたので、真に初購入というというわけではないけれどね。

でもやっぱりこの形のファミコンで出来るというのは、またちょっと違った嬉しさがあるのは間違いないなあ。
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携帯の中にSuicaが一枚、クレジットカードが何枚?

2016年11月08日 23時30分03秒 | 日々雑記
現在ウワサのApple PayにクレジットカードやSuicaを登録してあれこれお試し中。



Suicaはほんとにアプリ起動せずに改札を通れるので便利かも。
ただ大阪じゃSuicaだと割引もないし定期にもならないから、使い所はあんまりないかもなあ。
早くPiTaPaがApple Payに対応してくれたら嬉しいけど、PiTaPa自体がまだそんなつもりはなさそうなので期待薄。

クレジットカードは今持っている8枚中5枚を登録。
3枚はApple Pay非対応でした、残念。
とはいえクレジットカードの方も例えばTOHOのシネマイレージだったり、東横インの宿泊ポイントだったり、基本的にポイントを貯めるためくらいにしか使ってないので、あんまり出番はなさそうかも。
まあ自販機で缶飲料を買う時には使うかな?
何回か試してみたけど、まあ小銭で買うより楽なのは確か。
後はコンビニの支払いくらいで使うかもしれないけど、こっちはまだまだ現金払いで習慣化してるからなあ。
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みせてもらおうか mineoの回線速度の(略

2016年11月07日 23時39分08秒 | 日々雑記
昨日ようやく届いたmineoのSIM。
そのSIMをiPhone7に挿しこんでアクティベート開始!

その後ゆっくりauからmineoへの接続切り替えをやってみました。

MVNOの中には、MNPで乗り換えるときに申し込んでから家にSIMが届くまで乗換前の回線が使えなくなるというものもあるそうだけど、mineoはSIMが届いた後に自分のいいタイミングで切り替えられるのでダウンタイムが短くて済みます。
これはなかなかユーザーフレンドリーですな。

まあ家にいる間はWi-Fiが使えるので電話回線が使えなくなったからといってさして困ることはないんだけどw
(俺には電話かかってくることなんてないし。)
でも普通に使うような人なら使用不可の時間は短ければ短い方が嬉しいわな。


さて、そんな切り替えもアッサリ終わり、mineoのdocomo回線で快調に使えております。
試しにうちの近所で通信速度を計ってみました。
結果は…
下り:38.02MB
上り:8.02MB
(MFR 回線速度チェッカー)

うそだあ。
計ったのが20時という夜の時間帯とはいえ、キャリアの時より速いじゃないか。
何かの間違いなんじゃ…。

という事であまりにも信じられなかったので、別のツールでも計測。
下り:33.31MB
上り:18.08MB
(RBB SPEED TEST)

マジかよ。

うーん、まあ計ったのが20時なので混んでなかったという事なんだろうけれど、それにしても。
うちの近所はユーザーが少ないとかかも…?
まあ遅いよりは断然良いんだけどねw


そんなこんなで昨日は期待を裏切る回線速度を見せつけられたので、今日は家の近所より運んでいるであろう職場(大阪市内)でも計測!
ますは始業前の8時半。
さて結果は…
下り:36.89MB
上り:13.96MB
(MFR 回線速度チェッカー)

は、速い…。

これだけ速かったらもう何の不満もありませんわ。
でもmineoは昼休みに弱いと聞く。
なので12時半にも再計測!
下り:2.21MB
上り:6.06MB
(MFR 回線速度チェッカー)

やっと“らしい”速度になってきたw
それでも聞いていたよりは全然早いけれどもねえ。

まあこれからユーザが増えたりすればまた遅くなったりもするんだろう。
その部分については最初からあまり期待していないとこもあるけど、今のところは快適に使えそうなので今回のMNPは大満足ですw
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「スパイダー・パニック!」の感想を改訂しました

2016年11月06日 23時07分14秒 | 映画(感想)
今回は「スパイダー・パニック!」の感想の書き換え記録。

改訂前と改訂後です。

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スパイダー・パニック [DVD]

「スパイダー・パニック!」【改訂前】

いやあ、バカ映画ですなw
基本は紛うことなくB級パニック映画。
特に怖いわけでもないし、誇張されたクモの動きもコミカル。話もベタベタ。
「トレマーズ」を思い出したりもするw
でもかなりコメディ要素が強いおかげで、良い意味で楽しめる娯楽映画になったいる。
“オズワルドのライフル”と、クモにやられるジェイソンのネタはウケましたw

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「スパイダー・パニック!」【改訂後】

有毒廃棄物の影響で巨大化した雲の大群に襲われる田舎町。
パニックになった住民たちはショッピング・モールへと避難するが…。

いわゆるモンスター・パニック映画だけど、そのフォーマットを踏まえた上でのコメディ映画になっていてそのバカバカしい感じが楽しい。
クモはちょっとCG然とした動きをしているところもあるけど、どことなくマンガみたいなリアクションを取ることもあって、動きのリアルさを求めるよりカートーゥーンみたいなノリで観るのが正解かもね。
まあジェイソンだのコクーンだの、映画ネタもちょくちょく入れてくるぐらいだし完全に遊んで作ってるよなあ。
「オズワルドのライフル…なんでここに?」は笑ったw

展開は、序盤からして「坑道」とか「メタンガスが…」とか先の読める伏線を張っているので、正直言って一本道の騒動を眺めているだけなんだけど、それでも勢いがあって変に言い訳がましくないのが良いかな。
夜中に菓子を食べながら「そんなバカな」と笑いながら観たい一本です。

出演者は「スクリーム」のデヴィッド・アークエットが主人公で、脇役には若き日のスカーレット・ヨハンソンがいるけど他は知らない人ばかり。
というかヨハンソンは「真珠の耳飾りの少女」でのブレイク前だけど、ポジションが若干のお色気担当でしかないというのがw
よく考えるとこの映画の登場人物ってテンプレートなキャラばっかりだよな。
強いヒロイン、良い人だけどなんか頼りない白人保安官、悪徳町長、お笑い担当の黒人、なんだかんだで生き残る老婆。
いいと思うw

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ホームページ最初期に書いたので、改訂前は短めの感想。

こういうバカ映画はたまに観ると面白いよね。
まあ内容はバカバカしいけど、それがいい。
実は「インデペンデンス・デイ」の監督・脚本コンビが製作総指揮・製作している作品で、公開当時はそれも宣伝文句になっていたような気がする。

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「JFK」の感想を改訂しました

2016年11月05日 23時25分47秒 | 映画(感想)
今回は「JFK」の感想の書き換え記録。

改訂前と改訂後です。

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JFK<ディレクターズ・カット/日本語吹替完声版> [Blu-ray]

「JFK」【改訂前】

オリバー・ストーン60年代4部作完結編。
ものすごい社会派ドラマ。クライマックスでは実写フィルムも劇中に登場して、嫌でも盛り上がる。
と言うよりも、この裁判劇が実話っていうのがすごい。
まだあまり有名でない頃のトミー・リー・ジョーンズや、ケビン・ベーコン、ゲイリー・オールドマンも出演していて、そういうところを見るのも楽しい。
観賞後は疑心暗鬼になるね。

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「JFK」【改訂後】

第35代米国大統領ケネディの暗殺事件。
その背後の陰謀を信じ、捜査に執念を燃やした地方検事の姿を描いたドラマ。

米国の歴史にとって衝撃的な事件として刻まれているケネディ暗殺事件。
この映画は米国政府の、それもかなり上の部分が絡む陰謀説を基に構成されているが、その陰謀の核心部分は今も結論は出ていない。
基本的に作中では状況証拠としてのオズワルド単独犯行の否定、そしてクレイ・ショーの関与からCIAや軍の陰謀を匂わせる…というかそこに確信をもって描いているが、映画的な創作や意図的な演出もあると思う。
ただ、それを割り引いて観ても、クレイ・ショー裁判に挑むギャリソン検事の信念のドラマとしてとても熱い。

自身がベトナム帰還兵であるストーン監督にとって、「ベトナム戦争の意味」というのは外せない大きなテーマなのだろう。
そう考えた時、ベトナム戦争が拡大していった理由を逆にたどっていった結果として、これは描かなければいけない事件だったということなのだろう。
明らかに中央に陰謀があり、ベトナム撤退を考えていたケネディは排除されたのだ、という主張だ。
そこに迷いがないから映画としてはとても力強い。

主張を描く手段としての裁判劇だが、捜査・妨害・内紛・そして真実への肉薄と、構成としてはオーソドックスな捜査モノだと思う。
でもやはり題材となった事件の大きさや、次第に明らかになっていく陰謀の匂わせ方が上手いので、3時間を超える上映時間でも緊張感が途切れることはなかった。
再現映像で観客を引き込み、そして決定的な場面でのザプルーダー・フィルムのインパクトは絶大だ。
ここはホントに良くできているよね。

ギャリソン検事の執念はストーン監督の執念でもあるだろうか。
「正義とは何か」という問いかけに、鑑賞後にひとしきり考える時間が欲しくなる。

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この映画はすごく好きで学生時代には何度も録画したビデオで観たのだけど、尺が3時間あるので最近はなかなか観る機会もなくなってました。
でも改めて観かえすと、やはり力強い内容と構成に引き込まれますわ。
若い時はあまりピンと来ていなかったけど、主演のケビン・コスナーを筆頭に、トミー・リー・ジョーンズ、ドナルド・サザーランド、ケヴィン・ベーコン、ゲイリー・オールドマン、ジョー・ペシ、ジャック・レモン、シシー・スペイセクといった脇を固める役者が豪華なのもすごいよなあ。
マイケル・ルーカーやウェイン・ナイトも良いね。

中学生ぐらいの時にこれを観たことが、近代史に興味を持つことになったひとつの要因だったのかなとも思う。
(スター映画とはいえ)昔はこういう硬派な長編映画を地上波のゴールデンタイム(日曜洋画劇場だったかな?)で放送していてくれたのだから、ほんと良い時代だったよね。

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機種代を支払い終ると、そこは無割引だった

2016年11月02日 23時54分08秒 | 日々雑記
ある月のauでの電話料金

-----内訳-----
【基本使用料】
 LTEプラン:1,868円
 誰でも割:-934円
 基本使用料割引額:-934円 ※MNP特典
【オプション使用料】
 LTE NET:300円
 LTEフラット:5,700円
 テザリングオプション:500円
 オプション使用料割引額:-500円 ※テザリング特典 
 オプション使用料割引額:-500円 ※スタート割
【請求額割引】
 毎月割/税込:-3,015円
【Apple製品向けサービス】
 AppleCare+(iPhone):432円
【購入機器代金】
 分割支払金:4,005円
【ユニバーサルサービス料】:3円
【消費税】:440円
--------------
合計:7,365円

そして今月で前回MNPでauに移ってからちょうど2年が過ぎました!
ということで24回払いの機種代も今月で払い終り、来月からその分安くなるはず…。
などという甘い期待は全くの無駄。
そうは問屋が卸さないとはよく言ったもので、2年間の割引特典期間も同時に終わり、なんと機種代を払い終った時から月の携帯代が値上がりするのです(苦笑)

具体的には上記から「MNP特典」「テザリング特典」「スタート割」「毎月割」「AppleCare+(iPhone)」「分割支払金」が終了。
その結果の合計は…7,877円なのでプラス500円というわけですが…。

うーむ。
やっぱり納得しがたいものがあるな。
ということで先日書いた通り、まずはSIMフリーのiPhone7を確保したうえでMVNOに切り替えることにした次第ですわ。

すぐに切り替えなかったのは先月まで2年縛りが残っていたので、手続き上は11月に入ってからでないと解約料9,500円が余分にかかってしまうのでそれを避けた次第。
「iPhone7を持ってるならとりあえずauのSIMで使っとけばいいやん」とも言われたけど、それについては「キャリアのSIMでアクティベートするとSIMロックされる」という都市伝説が気になったので、しないことにしました。
MVNOのSIM待ちです。

で、肝心のMVNOですが、どこにすることにしたかというと色々調べた結果、ケイ・オプティコムのやってるmineoにすることに。
とりあえず昨日申し込みは済ませたのだけど、ドコモ回線のデータ量5GB+音声通話で2,280円のプランにしてみました。
これに留守電サービス300円とユニバーサル使用料が付いて2,583円(税抜)。
消費税を入れても2,800円弱のはずなので、毎月の払いは半分以下になる予定。
こりゃあエライ違うよな。

まあ実際にキャリアの月払いと比較するには、これにSIMフリーiPhone7とAppleCareの代金を考慮しないといけないので、(94,800円+14,800円)×1.08÷24で…ひと月あたりは4,932円。

2,800円+4,932円=7,720円だから…うーんそれでも今の支払いよりは高くなるのか。
でもキャリアに居座り続けるよりは確実に安いかな。
(いろいろ計算したけど、例え別のキャリアにMNPしたとしてもMVNOの方が安かった。)


色々書きましたが、とにかく今月でMVNOへ乗り換えます。
大学の時以来、関西セルラー(au)→docomo→SoftBank→docomo→auとMNPで渡り歩いてきたけれど、とうとう今月でキャリアともおさらば。

はたして再び戻ってくることはあるのだろうか?
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11月の鑑賞予定

2016年11月01日 23時10分56秒 | 映画(雑記)
今年も残すところ2か月。
あっと言う間ですな。
でも年末にかけてはまた仕事もてんこ盛りなので、まだまだ終わった気はしないですがね。

さて今月の鑑賞予定は…。

【11月3日公開】
 「ぼくのおじさん
【11月4日公開】
 「ソーセージ・パーティー
【11月12日公開】
 「ミュージアム
 「この世界の片隅に
【11月18日公開】
 「ガール・オン・ザ・トレイン
【11月19日公開】
 「聖の青春
 「機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜
 「劇場版「暗殺教室」365日の時間
【11月23日公開】
 「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅
【11月25日公開】
 「CYBORG 009 CALL OF JUSTICE 第1章
【11月26日公開】
 「劇場版 艦これ
 「疾風ロンド

今月は12本…!
だめだ全部は行けねえw

正直「劇場版 艦これ」「疾風ロンド」は優先度低いです。
「劇場版「暗殺教室」365日の時間」も…どうしようかなあ、TVアニメ版は全部観たし好きではあるんだけど。

逆に絶対に観に行くのは「この世界の片隅に」。
これだけは譲れない!

あとは…上に書いたやつ以外で先月からの繰り越しがあって。
先月後半に追加で観たい作品に上がってきた「湯を沸かすほどの熱い愛」「ザ・ギフト」「手紙は憶えている」の3本、これを合間に入れて観に行きたいけども。
やっぱり他何本か諦めてスケジュール調整しないとちょっと厳しいなあ…。
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