「オール・ユー・ニード・イズ・キル」の原作じゃなくコミカライズを読んだ

7月4日に公開される「オール・ユー・ニード・イズ・キル」。
日本のライトノベルが原作ということで、そのことが宣伝文句にもいろいろと使われてますな。

トム・クルーズ主演映画　「オール・ユー・ニード・イズ・キル」予告編


予告からはSFアクションのタイムループものと見える。
タイムループなんて設定的にはSFによくあるものだし、最近のトム・クルーズ主演作品はいまいちなものが多いので、個人的にはスルーするか迷うところだったのだけれど。
ただ、くだんのライトノベル原作というところはちょっと気になるところ。
まんまと宣伝戦略にのせられている気もするがｗ


本来なら原作の方を読むべきではあるが、今般大変時間がない状態が続いているので、原作ではなくコミカライズの方を買って読んでみました。

　
「All You Need Is Kill」全２巻
漫画：小畑健　原作：桜坂洋　構成：竹内良輔　キャラクター原案：安倍吉俊

２巻で纏まっているので時間もかからないし、小畑健の絵は相変わらず整っているので読みやすい。
話も繰り返す中での気付きを段取り良く描いていたり、１巻と２巻で主人公の対比構成になっていて結構面白かったかな。
あくまで同じ日をループしている話なので、肉体的成長ではなく戦術に特化して成長していくのだけれど、それでそこまで強くなるのか…？（記憶はともかく脳神経的にとか）と思う部分もあるが。
まあそういう設定のSFなので、ツッコまないｗ


タイムループものとして最近観た映画では…「ミッション: 8ミニッツ」が面白かったけど、さてこの「オール・ユー・ニード・イズ・キル」はどんな感じだろうかね？

「ミッション：８ミニッツ」予告編 (Summit)

サッカーＷ杯はまだまだ続く

今朝はサッカー・ワールドカップの日本-コロンビア戦があったので、早起きして観戦してました。
結果は１－４で負け、１引き分け２敗で予選リーグも敗退。
３試合とも観たけど、まあ結果こうなるのは仕方がないかなあという印象。
やはり前線のギリシャ戦での相手が１０人になっても勝ちきれない時点で、ほぼ決まっていた事かもしれないね。

勝負事は結果が全てとは言うけれど、まあワールドカップに出ること自体が夢だった時代を考えれば…。

日本は敗退してしまったけれど、ワールドカップはまだまだ続く。
グループリーグはともかく、決勝トーナメントは出来る限り観たいなあ。
現実的には1時の回と5時の回を両方見るのは無理だから、どちらかだろうけど。
こういう時、開催国が地球の裏側だと辛いね。

F1でも、北米や南米での開催時は2時とか3時スタートでえらくしんどいもんなｗ
それでも観ようと思うくらいには好きなのだけれど。


そういえばサッカーのワールドカップをいつからこんなに観るようになったのかと、ふと思ったので調べたら…。
2010年の大会時はブログでも「決勝にそなえて仮眠しないと！」とか書いてるのに、2006年の時は「そんなに興味ないし盛り上がってないわ」みたいな事を書いていた。
…いったいその4年間の間に何があったんや、俺。

この２週間に観た映画

先週、今週に観た映画は2本。

「ノア 約束の舟」は、「人は滅びなくてはならない」とノアが言うとか、ノアの舟を奪いに来るカインの末裔とか、聖書の解釈としてはあまり見ない物語になってる感じ。
いろんなとこで言われてるけど、創造主の意志に従うだけのノアを描くのではなく、彼に選択権があるように描いているのも特徴的。
ゴーレムのような巨人（ネフィリム？）の造形は好きだな。

「超高速！参勤交代」は、コメディとしてはもう少しハジけても良かったのではないかと思うけど、面白みのある時代劇にはなってると思う。
勧善懲悪、チャンバラに隠密に抜け人と、時代劇の要素はしっかり入ってるし嫌いじゃないよ。
こういう役の佐々木蔵之介はハマるね。

今から始まるF1観戦準備

今年のF1日本GPの宿も予約完了。

金曜日のフリー走行は行けるかわからないので確実な土曜日の宿だけ確保したのだけど、仕事が入ったりして無駄にならないことを祈るばかり。
ちなみに去年は名古屋で宿を取ったものの、決勝日の朝移動となると名古屋～白子間の近鉄特急はやはり混んで席が取りにくかったのもあって、今年は大阪まで戻って宿を取ることにした次第。

贅沢をいえば四日市とか松坂とかそういう近辺に泊まりたいけど、競争率が激しいから最初からあきらめて大阪ですよｗ
大阪までも戻るとなると、確かに名古屋まで行くよりも距離的には遠いけど、それでも近鉄一本で行けるからあまり手間は変わらないし、個人的には空いている方が気楽で良いかなと。


そしてもう一つの準備事項として、カメラを新調！

4月末に出たばかりのLUMIX DMC-GH4を買ってしまいましたｗ
今使ってるGX1を買ったのは2年前。
買い替えサイクルとしては少し早いかなとは思ったけど、メカシャッターでの連射性能12コマ/秒に惹かれてしまった。
GX1は4コマ/秒なので3倍の性能ですよ。
まあGH4もミラーレスなので、正直F1の流し撮りには向かないのだけど。
でもレンズの使いまわしなどの費用対効果を考えるとこれで良いでしょう。
EVFでも頑張れば流し撮りはできるし。


（去年GX1で撮ったF1日本GP、35mm換算焦点距離320mm、ISO160、f/18、1/100秒）

とりあえずこのカメラ、まだ買っただけで試し撮りも何もしてないので、また近いうちに練習も兼ねて何か撮りに行ってみないとですな。
別に車とかの流し撮りでなくて、近所の風景とかでもいいんだけどね。

センサーも良くなってるだろうし、天体系でも差が出るかな？

「ジェネレーション・ウォー」というドイツの戦争ドラマ

昨年ドイツで放送された戦争ドラマ「ジェネレーション・ウォー」。
評価が高いことは耳にしていたんだけど、日本ではDVD-BOXが発売されることをしか知らなかったので、買うかどうか迷っていたんだよね。
そんな折、イマジカＢＳで今月の頭に放送されることを知って、こいつはグッドタイミングだと録画して観た次第。

予告　ジェネレーション・ウォー


結論から言えば、あの傑作ドラマ「バンド・オブ・ブラザーズ」に続く戦争ドラマという触れ込みは誇大広告ではない、妥当な評価だと思う。

５人の若者を主人公に、第二次大戦下のドイツをいかに生きたかを描いた戦争ドラマ…でありながら青春ドラマでもあるか。
90分×3話構成でじっくり見せる彼らの運命の物語には引き込まれたね。
１話目こそ、あの大戦を横断的に描こうと欲張りすぎて５人の主人公にとっ散らかった…、などと感じるところもあったけど、最後まで観るとこれが何とも絶妙な按排で配置された構成でした。

ハリウッド映画でよく描かれる西部戦線ではなく、過酷な東部戦線が舞台であったり、主人公の一人であるユダヤ人の青年は強制収容所で死んでしまうというありがちなドラマではなく、ポーランド・パルチザンに参加するという部分も興味深い。


とりあえず戦争を描いたドラマとしては、間違いなく高評価な作品です。
これなら買ってもいいかなと思うけど、BDじゃなくてDVD-BOXなので、そこがちょっともったいない。

愚痴でもはかないと精神衛生が

平日の忙しさがおかしい。
いや忙しいというか、単純に物量がおかしい。

毎日何らかの資料の締切があるのだけど、それに間に合わせようと頑張っている横から、即日締め切りの話が割り込んでくるから、こっちの予定なんて何のあてにもなりゃしない。
割り込んだ話があろうがなかろうが元から締め切りの資料のケツが変わるわけでもないし、それでも遅れるわけにいかないし、どうせいと…。
なるだけ頑張ってこなしてはいるけど、毎日終電～３時間睡眠～８時前出社はさすがに体にこたえる。

これが１～２週間頑張れば終わるっていうなら良いけど、そうでもなく１カ月…さらにこの先数カ月がそんな感じになるんだろうという見通ししかつかないとなると…モチベーションも上がりませんな。
盆休みもないって言われてるし。

まあ別に盆休みがないのは構わないけど、せめて毎日終電になる事態は何とかならないものか。
そもそも俺はその案件にフル参戦の話じゃないのに、時間要請じゃなくてドキュメント単位で要請されるから話がおかしいんだよな。
物量と、言われてる作業時間から考えて最初に「これは無理です、こなせません」って言ったら何故か色んな方面から怒られるし。
なんで本当のこと言ったら怒られるんだよｗ

先週から今週末にかけて観た映画

先週から今週末にかけて映画館で観たのは4本。

「THE NEXT GENERATION パトレイバー 第2章」はウンチクがあったり引用だらけだったり、いかにも押井作品らしい感じ。
相変わらずレイバーは活躍しないけど、それでもファンなら納得してしまう出来でしょう。
あと、次回予告には面食らったなw
（本作はイベント上映作品なので、正確には映画じゃない。）

「X-MEN フューチャー＆パスト」は未来から過去に干渉するアイデアは面白い。
でも基本的にメインは「ファースト・ジェネレーション」の続きな感じで、未来編は過去ともっと密接に関わるかと思っていたので少し残念。
とはいえ、若いエグゼビアが未来の自分とする会話、そしてエピローグはグッとくるものもあるが。



「グランド・ブダペスト・ホテル」はウェス・アンダーソン監督の作家性がよく出ていて良い作品だった。
ミステリーコメディとして観せつつ、失われたものへのノスタルジックな感覚を伝えてくるね。
これぞ大人のファンタジーでしょう。
しかし相変わらずキャストが豪華！

「PERSONA3 THE MOVIE #2 Midsummer knights Dream」は相変わらず原作のゲームをしないままの鑑賞なので、展開の詰め込み具合には少々置いてけぼりを食らった。
ファン向けだからと言えばそうだろうけど、イベントをこなしているだけに見える様ではちょっとしんどい。
主要人物が多いので、映画よりもTVシリーズのフォーマットの方が合っているのでは？

６月の鑑賞予定

５月は元々鑑賞予定が少なかったのに、その本数すらも観られなかった…。
時間が…とにかく足りない。

さて６月はどうなりますか。

【６月６日公開】
　「グランド・ブダペスト・ホテル」
【６月７日公開】
　「劇場版『ペルソナ３』第２章」
【６月１３日公開】
　「ノア　約束の舟」
【６月２０日公開】
　「３００スリーハンドレッド　帝国の進撃」
【６月２１日公開】
　「超高速！参勤交代」　
　「聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY」
【６月２７日公開】
　「渇き。」
【６月２８日公開】
　「攻殻機動隊ARISE border:3」
　「オールド・ボーイ」
　「ｈｅｒ／世界でひとつの彼女」
　「トランセンデンス」

今月は11本か…。
しかし後半に偏りすぎじゃないですかね？ｗ
最終週だけで５本とか、これは絶対無理だな。
ということで何本かはパスすることになりそう。
少なくとも「トランセンデンス」、「オールド・ボーイ」「超高速！参勤交代」、「聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY」あたりはパス候補か。
逆に「グランド・ブダペスト・ホテル」と「渇き。」は絶対に行くと思うけれど。