Column's BLOG !!

映画好き、円柱野郎のブログです

10月の鑑賞予定

2010年09月30日 23時56分06秒 | 映画(雑記)
明日から10月という事で、例によって一ヶ月先までの鑑賞予定でも挙げておきます。

【10月1日公開】
 「ガフールの伝説
【10月8日公開】
 「アイルトン・セナ 音速の彼方へ
【10月9日公開】
 「ナイト&デイ
 「REDLINE
【10月16日公開】
 「アバター<特別編>
 「エクスペンダブルズ
 「桜田門外ノ変
【10月29日公開】
 「怪盗グルーの月泥棒 3D
【10月30日公開】
 「SP THE MOTION POCTURE 野望篇
 「ソウ ザ・ファイナル 3D

今月は興味がある分だけをざっと挙げても10本。
多い…。
これでも次点を何本か候補落ちにしているのに、それでもこれだけ残る。
この秋は作品に恵まれているということなのかなあ?

でも毎度言っている気がするけど、全部を観に行く余裕は時間的にも金銭的にもないのでいくらか絞らねばならんでしょう。
なかなか難しいが…。

特に劇場鑑賞でという意味で外せないのは「アバター<特別編>」か。
結局、俺は「アバター」をIMAXシアターで観ることが出来なかったので、今度こそ、この「特別編」でIMAXに行って「アバター」を体験しようと思ってます。
「アバター」は“劇場でしか体験出来ない”という価値が付加される希有な作品だよなあ。

その他、この中からあえて候補落ちを選ぶならば「ナイト&デイ」と「ソウ ザ・ファイナル 3D」…?
前者は米国での興行不審からの期待薄、後者はいい加減マンネリなシリーズなとこ…。

それ以外はやっぱり観ておきたいよね。
ああ…時間が足りない。
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とうとう公開時期が発表に!

2010年09月29日 22時54分49秒 | 映画(雑記)
出張から帰って、やれやれと一息ついて晩飯にコンビニで買ったスパゲティを食べてたら…。
奥歯の詰め物が剥がれた。

くそー、あのヤブ歯医者め!
そこにやってもらった部分はことごとく取れたり剥がれたりするじゃないか!
このヒマのない時期にまたは医者に行かないといけなくなるとは…。


そんな気分の盛り下がる今日ですが、でもそんなことを吹き飛ばす吉報が!
ある映画の公開について、前々から噂のあの作品がとうとう発表されたんですわ!!

『スター・ウォーズ』全6作、3D版を2012年から順次公開へ」(映画.com

2012年、EP1から公開を始め、あとは1年おきにEP6までを公開する6年越しのスケジュール!
予定通りであれば最後のEP6は2017年の公開ですね。
これはもう…、見届けるまでは天地がひっくり返ろうとも、あと7年間は絶対にくたばれませんぜ!!
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小荷物、お荷物

2010年09月28日 23時56分25秒 | 日々雑記
今日も昨日と同じような時間に宿へ帰ってきました。
…明日は帰阪の予定だけども、終電までに帰られるのだろうか?

とりあえず連日こんな様子なので、宿で読もうと思っていた本も読めず、せっかく持ってきたPSPも一度もさわることがなく、なんだか余計な荷物を持ってきただけの状態になってしまいました。

やんぬるかな。
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出張一日目でへとへとに

2010年09月27日 23時56分24秒 | 日々雑記
出張1日目の今日はくたびれた。
ひたすら立ち仕事なのはともかく、少々トラブった仕事が終わり、飯食って宿で落ち着いたのはもう日が変わろうかという頃。

そこから珍しく仕事の調べものなんかしたりなんかして、もうへとへとです。
今日は早めに寝るかなあ…。

まあ晩飯には美味いもの食えたので、それだけでも良しとするか。
明日はがんばろう。
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明日から3日間名古屋出張

2010年09月26日 21時44分44秒 | 日々雑記
明日から3日間の名古屋出張です。
2~3泊のホテル暮らしとなると着替えなどが増えるので、今持っているカバンだと辛いんだよなあ。
個人用のPCを持っていくのは前提だし、今回は仕事用のPCも持っていかないとイカン。
やはりそれ用のデカいカバンを買わないといけないかも。
まあ、とりあえず明日はカバン2個持ちで行ってきます。

出張のお供はPCの他にPSP。
ゲームもやるけど、どっちかというと最近は録画番組の持ち運びってのが大きいかも。
結構録画分の視聴が滞り気味だったので、こういう時に外で見られる「おでかけ転送」はほんとに便利だと思う。
あとはそれを見る時間が取れればベストですね。

仕事がトラブらないように祈るばかりであります。
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「十三人の刺客」を観てきました

2010年09月25日 23時48分43秒 | 映画(感想)
三池崇史監督の新作「十三人の刺客」を観てきました。
三池監督、半年前に「ゼブラーマン -ゼブラシティの逆襲-」を公開したのに、もう次の新作とは。
相変わらず仕事が速いですねw

さて、本作は1963年に公開された工藤栄一監督の「十三人の刺客」のリメイク作品です。
三池監督が「ヒットしそうな映画ばかり作る傾向に逆らいたい」と言っていたとおり、甘っちょろい話なんてこれっぽっちもない男臭い重厚な映画になってました。
すばらしい!
樋口監督の「隠し砦の三悪人」のリメイクは悪夢そのものだったけど、この「十三人の刺客」の様な時代劇のリメイクなら歓迎ですよ!

というわけで、いつもの如くホームパージに感想をアップしております。
こちら


この秋から冬にかけては割と時代劇が多く公開される様で、この「十三人の刺客」の後にも「桜田門外ノ変」(10月16日公開)、「雷桜」(10月22日公開)、「武士の家計簿」(12月4日公開)、「最後の忠臣蔵」(12月22日公開)と控えている様子。
そんなこともあってか上記作品で纏めて「サムライ・シネマ・キャンペーン」なんてのも企画されているみたい。
サッカーの岡田元代表監督(サムライつながり?)を引っ張り出して応援団長にしたり、話題先行型で少しでも関心を持ってもらおうということだろうけど、これがまた東宝・東映・松竹・アスミックエース・ワーナーの共同企画だというのだから、まあ配給側もなりふり構ってられないって事なんでしょうな…。

そうでもしないと客が入らないというのならそれは寂しいことです。

ちなみに今日の「十三人の刺客」は初日の昼の回でそこそこ入っていた気がするけど、それでもやっぱり年齢層が高い。
今回はざっと見渡しても50~70歳といった感じでした。
「サムライ・シネマ・キャンペーン」の中では、「雷桜」のキャストが岡田将生、蒼井優、小出恵介なので若者ねらいの作品なんだろうけど、はたして若い客は入るのかな?
予告編は何度か見てるけど、この内容では逆に時代劇ファンであろう年齢層の客が入るのか疑問だったりもしますが。

「桜田門外ノ変」や「最後の忠臣蔵」は見応えありそうだよね。
これは俺も行きたいと思う感じです。
「武士の家計簿」も興味はある。

そういえばこのキャンペーンのラインナップに「大奥」(10月1日公開)は入らないのですな。
やはり男女逆転の世界は変化球すぎるかw
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好きだからこそ再現するのだろう

2010年09月23日 23時27分55秒 | 日々雑記
オタクというのは自分たちでも何か作ってみようとか、そういうものらしいということをだいぶ前にオタキングが言っていたような気がするんだけど、イギリスのファン達が作ったという「ストリートファイター」の短編自主実写映画を観て、改めて本物のファンの熱意や意気込みというモノを感じさせられました。

Street Fighter: Legacy - Short Fan Film


リュウもケンも若干体付きが細い気がするけど、それはゲームのCGの方が付きすぎているから比較見劣りするのは仕方がない。
それよりも実写で再現した雰囲気の良さだよね。
それだけで好きな人たちが作ったというのが伝わってくる。

ちなみにオリジナルのゲームの方は、OPが墨絵的演出で大変格好良いです。

STREET FIGHTER IV ストリートファイターⅣ OP(HD)



この「ストリートファイター」の自主映画を観てたら、だいぶ前に見た「ドラゴンボールZ」の自主実写ムービーを思い出した。
グレートサイヤマンと人造人間が闘うやつ…って、これもyoutubeにあがってましたな。

Dragon Ball Z Fan Film ! Excelent ! Awesome ! 実写版ドラゴンボールZ‐人造人間VSグレートサイヤマン


かなりチープだけど、チープな中にもドラゴンボールらしさが随所に表現されている快作。
少なくともハリウッド版の「DRAGONBALL EVOLUTION」に比べたら、よっぽど「ドラゴンボール」への敬意や情熱が伝わってくる素晴らしい作品ですね。
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お手ごろ価格で「バックドラフト」がBD化!

2010年09月22日 23時55分14秒 | 映画(雑記)
先日「バックドラフト」のセル版がいまだにレターボックスしかないという話をちょっと書いたけど、そんな俺の「BD化希望!」の祈りが届いたのかどうなのか、ジェネオンが11月26日に「バックドラフト」のセルBDを発売してくれるそうです。
これは…買いだ!

ジェネオン、BD+DVD 2,500円セット第3、4弾発表 -「ハムナプトラ」や「ボーン」シリーズなど53本」(AVWatch)

それにしてももうBDは2500円が標準価格っぽくなってきた感じですね。
新作でも4000円くらいだし、少し前までは5000円~6000円がざらだったことを考えればかなり安くなってきた。
こうなるとますます手持ちのセルDVDからの買い換えの誘惑に負けそうになってしまうのだけど、ここは自重せねば…。

ジェネオン「ブルーレイ&DVDコンボセット 期間限定\2500」
20世紀FOX「フォックス・スーパー・プライス・ブルーレイ \2500」
ワーナー「ワーナーのブルーなレイ」
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「KON’S TONE『千年女優』への道」を読了

2010年09月21日 22時37分26秒 | 本・雑誌
KON’S TONE?「千年女優」への道

今敏 著 「KON’S TONE『千年女優』への道」を読了。

この本は、元々は今監督のWebサイトで公開されていた文章があって、それを一冊に纏めたものですね。
平たく言えばブログ本?

本の内容としては大きく3章立ての構成で、最初に「千年女優」のアイデアが出てくるところを書き綴った章、次に「パーフェクトブルー」を作っている時にある人物のせいで進行具合がグダグダになった怒りを面白可笑しく纏めた章、そして最後は四方山話と自己紹介。
といった感じです。

本のタイトルこそ「『千年女優』への道」とあるけど、本のメインは「パーフェクトブルー」の話で、「戦記」と名付けられた如何ともしがたい制作担当との闘いは見応え十分。
というか、ここに書かれているようなヤツが社会人として世の中にいると言うことが恐ろしい。
いくら特異な業界とはいえ、そういうのがいることが特性とも思えないけど…。

ちなみに、ここでの今監督の体験が、後に発表された「妄想代理人」の第10話の元ネタだったんだということを、この本を読んで初めて知りました。
あの第10話は本筋から外れた業界裏話的な展開で、全く仕事で使えないどころか足を引っ張るだけの小男が主人公だったけど、よもやモデルとなった状況があったとは…。
「妄想代理人」のあの回は、今考えると確かに何かの怒りがこもっていたような気がするなあ…w

とはいえこの本でも愚痴や怒りをとっ散らかして書いているだけという訳ではないです。
もちろんそんなことを書かれても読んでる方は陰々滅々となるだけだしね。
そこはそれ、今監督独特のテンポとユーモアで面白可笑しく書かれている訳で、今監督の怒りのボルテージの割にはにこやかに読める。
面白い業界内幕モノでした。

「パーフェクトブルー」の現場は特に極端な例だったんだろうけど、何かを生み出すというのはやはり並大抵のことではないんだなあ、とつくづく感じさせてくれる本です。
何せ闘っていた相手が、背後から鉄砲で撃ってくる味方だったのだから。

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高校時代の友人達とカートに行ってきました

2010年09月19日 23時56分06秒 | 車・カート
今日は高校の友人達とカートに乗りに行ってきました。

参加者は俺を入れて全部で5名。
4人を超えるとレースパックと言って、フリー走行5周・予選5周・決勝10周で争うレースが楽しめるので、今回はもちろんレースパックで申し込み。

ちなみに俺以外の4人は今回初のカート体験なので、これまでにカートに何回か乗っている俺としては誰にも負けるわけにはいかん。
大人げない…?
レースとはそういうモノです、接待無しの全力走行!w

そんなこんなでフリー走行と予選が粛々と進み、いよいよ決勝。
ポールポジションはもちろん俺。
ポール・トゥ・ウィンを目指すべく、俺はスタートから猛ダッシュで加速し、後輪をスライドさせながらガンガンコーナーを攻めるが…。
ロングストレートからの急カーブでまさかのスピン!

「1週目でいきなり!?」
とは俺の心の声。

車体がほぼ半回転し、背後を正面に見ることになった俺の目の前を後続1台目のカートがすり抜けていく。

「やられた!」

続いて迫る後続2台目のカート。
抜かれるわけにはいかない!
と急発進してなんとか後続2台目の前に出ることが出来、さっき俺を抜いた現在先頭の1台を猛追する俺。

さすがにコーナリングはまだ負けていないので、1周あれば何とか追いつける。
しかし微妙にラインをふさぐ巧妙なブロックを繰り出す先行車両に、どうにも攻めあぐねてしまうではないか。
そのまま追い抜けず、周回を重ねること6周…。

「このままではいよいよマズい。
初心者に決勝で負けたんでは経験者の面目丸つぶれだ!」
と、大人げないことこの上ない台詞を心の中で叫ぶ。

その時、前方の車体がコーナーで膨らんだ!
ここがチャンス!とばかりにインから強引にパスし、1位に復帰。
前が詰まってなければ、コーナリングで引き離せるので2位との間はどんどん開いていく。
あとはそのまま普段の走行を心がけてゴールに行くだけ…。
スピンに気を付けながら、自己記録のラップタイムに迫れるようアタック…。

そしてゴール!

追い抜いた後の残り3周で自己新記録のラップタイムも叩きだし、今回は上出来の部類か。
しかし中盤は危なかった…。
何とか面目を保ったとはいえ、本気で初心者に負けてしまうところだったわいw


それにしても盛り上がった。
やっぱりレースは面白い。
友人達もそれぞれに目標タイムを持って走ったようで、それをクリア出来ていたからか結構ご満悦な感じでした。

次回、同じメンツで10月後半に再戦する予定。
次も負けませんぜ!w
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9月12日から9月18日分の映画一言感想

2010年09月18日 21時30分15秒 | 映画(一言感想)
Twitterでつぶやいた感想のあれこれの転載です。
せっかくなので劇場鑑賞以外でも番外として載せていくことにします。
(数も稼げないしねw)

----------------------------------
9月18日の一言感想。

劇場版ガンダム00」観ました。
戦闘場面の圧倒的物量には感心するけどメリハリのハリばっかりでは…。
もう少し変化があればなあ。
内容は例えるなら"バジュラ"か"フェアリー"か"ボーグ"か"宇宙怪獣"的なモノと戦うという話。
最近似たような話を見過ぎたのかもしれない。

----------------------------------
9月11日分。

悪人」観ました。
個人的には感情移入のし難い話だったけど…。
もうひとつ踏み込み切れていないというか、なんだか流れが表面的に見えてしまった。

----------------------------------
以下は番外(劇場鑑賞以外)

9月18日分。

DVDで「月に囚われた男」を観たけど、これは良いSF映画だった。
梅田で公開してたのは知ってたけど、劇場に行けば良かったなあ…。

----------------------------------
9月12日分。

ザ・パシフィック」の9話まで観終わった。
日本人としては色々思うところのある場面(原作にもない創作らしい)があったけど、ユージーン目線で言えば戦場で精神がやられていく様を納得させるのに効果的…?
あくまでアメリカのドラマだし、多少の思いこみで作られることは仕方がないか。


上から下に日付が古くなっていくのはTwitterのタイムラインがそういう順序なので、素直にコピペするとそういう順序になっていくためです。
あしからず…。
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Blu-ray 3D対応のPS3ファームが発表

2010年09月16日 22時47分48秒 | 物欲購買
PS3のBlu-ray 3D対応ファームのアップデート開始日が発表されましたね。

「『プレイステーション 3』 システムソフトウェア バージョン3.50のご案内 Blu-ray 3D™の再生に対応」(SCE)

対応すること自体は前々からアナウンスされていたので、後はいつ頃に対応するようになるのかというのが関心事だったけど、10末と言われていた公開時期がいきなり来週の火曜日からになったので、個人的には意外な感じ。
まあでも早くリリースされるというのは喜ばしい限りです。

時期以外にも個人的な感心があって、それはBlu-ray 3D(以下BD3D)の仕様に関する部分。
もともとBD3D用にHDMIのバージョン1.4aを作ったくらいなので、ハード的に1.3aを使っているPS3にBD3Dを対応させるというのは少々酷な話。
というわけで何かの機能を削るだろうということは色々予想できたのだけど、今回それが見えてきたわけです。

ファイル・ウェブによると、対応している3Dフォーマットは 1,920×1,080p(24Hz/フレームパッキング)、1,280×720p(60Hz)、1,280×720p(50Hz)の3種類。
音声はロスレスオーディオに対応せず、コアストリームのみの出力になるとのこと。
画は妥協せず、音を妥協してきましたか…。

が、この音声部分の制限は、俺にとっては別に困らない問題なのです。
遅かれ早かれ今年の年末までには3Dテレビを買おうと思っていたのだけど、その設置予定の部屋のアンプはロスレスに対応していないし、場所の問題で対応するAVアンプを置けるスペースもない。
なので当面は音に関してはロスレスは諦めようと思ってたんですな。

その上で、PS3は処理面やHDMIの物理的な要因で1080/24pを諦めてくるんじゃないかという勝手な予想もしていたので、最高画質で見るためにBD3D対応のプレーヤーなりレコーダーなりを買わないとダメかな…と覚悟してたんですわ。
ところがふたを開けてみるとPS3が1080/24pに対応している。
これなら新しくプレーヤーを買わなくて良いじゃないかw
その分の予算を3Dテレビにまわせる!

というわけで、予算に少々の余裕が出来たので、年末とは言わずもう少し早くに3Dテレビを買うことが出来そうです。
3D対応のゲームは「グランツーリスモ5」をメインに色々買う予定なので良いけど、あとはこれで映画の方のソフトも充実してくれれば言うことなし。
「アバター」、「ヒックとドラゴン」のBD3Dが出たら絶対買いますぜ!
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「勝つために戦え!〈監督篇〉」を読了

2010年09月15日 22時40分00秒 | 本・雑誌
勝つために戦え!〈監督篇〉

押井守 著 「勝つために戦え!〈監督篇〉」を読了。
通勤時と昼休みしか読まない割にはあっという間に読めました。

押井守監督が、“監督という職業人にとって勝利とは”をテーマに、古今東西様々な監督をバッサリと批評していくこの本。
全編に押井監督らしいビジョンが広がっていて、ファンであれば非常に楽しく読めます。
そしてその上で映画に興味があれば、引き合いに出される作品や監督の作風等への言及に膝を打つこと多々。
他には押井監督がある監督について自分と同じような評価をしている話を読んで納得したりなど、非常に勉強になりました。
まあ、押井監督の一方的な見解の本なので偏っているかもだけどねw

個人的にはジェームズ・キャメロンについて語った回、ヴィム・ヴェンダースとデヴィッド・リンチについて語った回、樋口真嗣について語った回が面白かったかな。
キャメロンの回では「アバター」を観て敗北を宣言。
デヴィッド・リンチを「巨大な変態」(w)と呼び、樋口真嗣に愛の拷問にかけたいと言う。
言うことが本当に好き放題なんだけど、でも全てが押井理論の中にある非常に論理的解釈で語られているので、呼んでいる方は妙に納得してしまうんだなあ。


さて、この本のヒッチコックの回で最近の演出家が古典映画を観ないことについて言及しているんだけど、俺は読んでいてそこで何か引っかかりました。

以下、引用
----------------------------
 アニメの演出家はみんなヒッチコックを見ているんですか?
押井 今の演出家は見てないと思う。だからダメなんだよ(笑)。要するに、これまでのアニメーションのカット割りをまねているだけだもん。
 模倣の模倣ということですね。
押井 ちゃんと古典からコピーしろよ、って話なの。古典からコピーすれば、色々進化して発展する余地もある。派生物から派生物をコピーしたって劣化コピーになるだけ。
  <中略>
押井 あんまり小言ジジイみたいなことは言いたくないけどさ、いまの若い演出家って基本的に全然映画を勉強しないんだもん。映画をあまり見てないし。アクション映画とかSF映画とかはしこたま見てるんだろうけどさ、サスペンスを学ぼうとかさ、そういう気は全然ないんだもん。だからやろうとしてもできない。
----------------------------
引用終わり(P270~P271)


何でこの文章が引っかかったのだろう…と少し考えてたら思い出した。
つい最近、似たような事を書いている本を読んだんですね。

PLUS MADHOUSE(プラス マッドハウス) 1 今敏 (キネ旬ムック)
キネ旬ムック 「PLUS MADHOUSE 1 今敏」

以下、引用
----------------------------
■若い人は今監督の持っている知識を拝借にこないと?
来やしませんよ。もうたいていの方々が「オレ様」ですから(笑)。私の知識やノウハウの程はともかく、若い子よりはふんだんに蔵している。話についても絵についてもね。業界の若い子たちにそれを少しでも伝えたいと思っても、若い子はまず映画を観ない。映画を観なきゃ、本も読まない人が大半です。それで、演出家だのシナリオライターになりたい、って、笑止千万ですよ。自分の引き出しの中身を増やしもしないで、「いつか羽ばたく日」を夢想しているんだから世話ないです(笑)。
 <中略>
数少ないアイデアを「これこそ、自分のやりたいものだ」とか思いこんじゃって、身動きが取れなくなってる「アイデアの不自由な人」が実に多い。アニメだけ見てアニメを学んだ気になってる人なんかもね。それだと従来のアニメの縮小再生産につながりやすいし、違う分野やジャンルからアイデアを持ってくるからこそ、力になると思うんですけどね。
----------------------------
引用終わり(P62)


押井監督('51年生まれ)と今監督('63年生まれ)は年齢で言えば一回り違う人だけど、同じく世界から評価される作品を生み出した人で、その二人が若い演出家に対して「映画を観ないこと」に対する全く似たような憤りを感じているのが非常に興味深い。
言わんとするところは、まさに論語の「故きを温ねて新しきを知らば、以て師と為すべし」だろうか。
きっとこの二人はそうして勉強して努力したから世界に認められたのだろう。
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重要なインデペンデント映画30本

2010年09月13日 23時22分42秒 | 映画(雑記)
過去30年の『重要なインディペンデント映画』30本」(映画.com

ということで、Independent Film and Television Allianceのサイトで30本と選外佳作が9本選出されてます。
IFTA公式「My Left Foot to Launch 30-Week Screening Series」

【1981-1990】(★:俺の鑑賞済み作品)
 「アマデウス」★
 「ブルーベルベット」
 「ダンス・ウィズ・ウルブズ」
 「Uボート」★
 「ガンジー」★
 「マイ・レフトフット」
 「エルム街の悪夢」
 「プラトーン」★
 「セックスと嘘とビデオテープ」
 「ターミネーター」★
(選外佳作:「キリング・フィールド」、「ラストエンペラー」★、「悪魔の毒々モンスター」)

【1991-2000】
 「ブレイブハート」★
 「グリーン・デスティニー」
 「ファーゴ」★
 「フォー・ウェディング」
 「ライフ・イズ・ビューティフル」★
 「パルプ・フィクション」★
 「レザボア・ドッグス」★
 「羊たちの沈黙」★
 「ユージュアル・サスペクツ」★
 「ハートブレイク・タウン」
(選外佳作:「氷の微笑」★、「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」★、「トレインスポッティング」★)

【20001-2010】
 「ブロークバック・マウンテン」
 「クラッシュ」★
 「ハート・ロッカー」★
 「イングロリアス・バスターズ」★
 「JUNO ジュノ」
 「ロード・オブ・ザ・リング」★
 「ミリオンダラー・ベイビー」★
 「モンスター」
 「戦場のピアニスト」★
 「スラムドッグ$ミリオネア」★
(選外佳作:「ボウリング・フォー・コロンバイン」★、「メメント」★、「トワイライト 初恋」)

どれも有名な作品ばっかりですね。
数えてみると、俺はその内の25本を観ていました。
上の一覧で★印のついているヤツがそうですが、俺はここに挙がっている映画くらいは全部観ておかないとイカンのだろうなあ。
まだまだ勉強不足です…。

一応、今までに書いた感想のリンクを張ってみたけど、だいぶ昔に書いた感想は内容が…良く言えばシンプルだけど、やっぱりショボ過ぎるのが自分でも恥ずかしいw
個人的にはそろそろ作品を観直して、感想を加筆しても良い時期なのかもと思ってきた。
それに、「ユージュアル・サスペクツ」と「氷の微笑」の様に、だいぶ前に観ているのに感想を書いていない作品もあって、そういうのをちゃんとやっておかないとアカンなとも反省…。

ちなみに、ここで言うインデペンデント映画というのは独立系スタジオの作品のことですね。
なので、所謂自主映画というやつとは違います。
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アニメ監督関連の本を4冊購入しました

2010年09月12日 20時27分23秒 | 本・雑誌
昨日の映画館通いの帰り道、フラッと立ち寄った本屋でひとしきりマンガの新刊を確認した後、「特に買うモノはないなあ…」と立ち去り際に映画本コーナーで平積みの4冊が目に留まってしまった。

2冊は先日亡くなった今敏監督関連の本。
そしてもう2冊は最近出た押井守監督の本。

またしても衝動買いですw


PLUS MADHOUSE(プラス マッドハウス) 1 今敏 (キネ旬ムック)
キネ旬ムック 「PLUS MADHOUSE 1 今敏」

この本は買ったその日に全部読んでしまいました。
キネマ旬報社がアニメスタジオのマッドハウスに在籍する監督をフィーチャーして、2007年から不定期で出しているムック本で、第一回目の特集が今敏監督です。

時期的には「パプリカ」の公開を終え、次回作を視野に入れて動いている頃。
掲載されているロングインタビューにもその辺りに言及しているところがあるんだけど…、
「『パプリカ』で自分にとってのアニメーションの第2期が終わったと感じているので、(次回作では)これまでとは違うことをやるつもりでいます。」
と語る今監督の話を読むにつれ、まだまだこれからの人だったのにという想いが強くなります。

他にも監督と縁深い宇佐田正彰(漫画編集者)・飯塚昭三(声優)・平沢進(音楽家)・信本敬子(脚本家)・丸山正雄(マッドハウス取締役)の5名が語る、今監督との出会いや制作のエピソードなどが載っていて、今読めばまるで故人を偲ぶ思い出話の様でもあり、読んでいる方はしんみり。
でも3年前にはまさかこんなに早く亡くなるなんて…誰もね…。


KON’S TONE?「千年女優」への道
今敏 著 「KON’S TONE『千年女優』への道」

その今監督が2002年に出版した「PERFECT BLUE」から「千年女優」に渡る制作現場のあれこれを綴った本がこれ。
まだ内容は読めてないんだけど、元々はWebで公開していた制作日記なのかな?

今監督のWebでの制作日記などは「妄想代理人」のころに読んでいたことがあったんだけど、元々、今監督は文章を読ませる巧さがすごくある人なので、非常に面白かったんだよね。
なのでこの本も面白そうと期待してます。
いや、でも実際は制作現場の“闘争録”ということらしいので、面白そうというのは悪い気もするがw

また後日、読後の感想はアップします。


勝つために戦え!〈監督篇〉
押井守 著 「勝つために戦え!〈監督篇〉」

勝つために戦え!〈監督ゼッキョー篇〉
押井守 著 「勝つために戦え!〈監督ゼッキョー篇〉」

上の2冊は押井守監督が「映画監督の勝ち方とは」について、世に存在する映画監督(もちろん押井監督自身についても)を引き合いに出して語る(バッサバッサと批評する?)という、ファンには非常に興味深い…というかどんなことを言ってくれるのかと邪な期待を抱いてしまう本ですw
まあ押井監督が語る「宮崎駿と鈴木P」なんてのはよく耳にする話なので「またか」という感じだけど。
でも彼がヴィム・ヴェンダースやデヴィッド・リンチ、北野武にアルフレッド・ヒッチコックについて語る何てところは気になるし、さらにウォシャウスキー兄弟やギレルモ・デル・トロにまで話題が及ぶとなれば読まねばなるまい!w

今はまだ<監督篇>読み始めたところですが、面白いので結構早く読めそうかな?
感想はまた後日ということで。
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