今朝、急に思いついたんで飛鳥へ史跡巡りをしに行ってきました。
飛鳥自体は高校の時の遠足で行ったっきりやったんで、10年ぶりかな?
今回はその時に見て回れなかったところも行けたんで良い感じでした。
飛鳥の遺跡群が描かれた「三つ目がとおる」のエピソードを思い出しながら歩いたりw
順路としては、飛鳥駅から徒歩で順番に巡り、水落遺跡まで歩いてみました。
かなり距離があるのは分かってたけど、ここで自転車を借りるなんて軟弱なのは、俺には許されないのです!
以下に一個一個まわったところを上げてみます。
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高松塚古墳(Wikipedia)
前回来た時には全く寄りもしなかったんで初めて立ち寄りました。
キトラ古墳と並んで色々ニュースでも話題になった古墳です。
石室の壁画にカビとか…。
古墳のすぐそばには高松塚壁画館なる施設があって、壁画の模写も見れるようになってましたね。
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・吉備姫王墓(猿石)
皇極天皇、孝徳天皇の母である吉備姫の御陵です。
その御陵にある4体の石像、それの1体が猿に見立てられてます。
ここも初めて立ち寄りました。
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・鬼の雪隠
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・鬼の俎
鬼が俎で通りがかりの人を食べ、雪隠で用をたしたという伝説のある遺跡。
なんでも元々はひと組の古墳の石室だそうで、遺跡の近くに解説板があるんですが、なるほど言われると分かる気がします。
しかし見事に転がっていったもんだ。
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・天武・持統天皇陵
亀石に向かう途中にある天武天皇とその皇后の持統天皇の合葬陵です。
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・亀石
これは有名な遺跡ですよね。
俺がここに着いた時、見に来ていた親子連れの観光客がいて、小学生くらいの女の子が「かわいーw」と言ってました。
なるほど、しかし俺にはもはやそんな感性は失われてしまったなあ。
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・橘寺・二面石
橘寺には善悪二つの顔を現しているという“二面石”という石像があります。
このお寺のある場所は聖徳太子が生まれた地でもあり、“聖徳太子御誕生所”という石碑もあります。
お寺自体は、聖徳太子がその後に建立されたとのこと。
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橘寺から石舞台までは1キロ近く歩くんですが、途中まるで山の中に入っていくような道もあったり、もし地図を持ってなかったらきっと不安になるような感じ。
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・石舞台古墳
飛鳥で最も有名な遺跡でしょうか?
高校の時に石舞台の横にある芝生の広場で昼食を取った記憶があります。
懐かしい。
何もかも懐かしい。
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石舞台から酒船石までまた1キロくらい歩くんですが、ここで平坦な道ではなくちょっとだけ山道の方を選択。
アップダウンが大変でした。
途中、岡寺の前あたりでは蝉が鳴き民宿があり、まさに日本の夏って雰囲気の通りも。
いいねえ。
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・酒船石
酒船石を見て「三つ目がとおる」を思い出してしまう俺は、ええ手塚治虫ファンですよ。
ここも初めて来たので感慨深かったですね。
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・伝飛鳥板蓋宮跡
中大兄皇子が蘇我入鹿を暗殺した現場です。
645年6月12日、まさに“その時歴史は動いた”わけですなあ…。
ここは以前にも何回か来ていたんでよく覚えてました。
でも実際に興味を持って自分の足で来るというのは、また違った感覚で見てしまいますけどね。
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・蘇我入鹿首塚
その暗殺された蘇我入鹿の首塚がここです。
前に来た時はこんな風に整備はされてなかったような気が…?
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・飛鳥寺
入鹿の首塚の目の前には、蘇我馬子が建立した日本で最初の本格的な寺院である飛鳥寺があります。
ここは初めて立ち寄りました。
…というか首塚には何回も行ってたのに、その時はその存在に気づいていなかった。
情けないなあ。
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・水落遺跡
ここは中大兄皇子が作った日本最古の水時計跡です。
そろそろ夕方近くということもあり、周りには他の観光客も少なくなってきました。
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(甘樫丘バス停から橿原神宮前駅へ)
そんなこんなで飛鳥の有名遺跡を一通り回り3時間。
今日はそんなに日も照ってなかったから良かったけど、それでも結構暑かったから汗だく。
疲れた疲れたw
そういう日は早く寝るにかぎりますな。
ホームページに載せている旅行記、
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