「あいさつ」「返事」「後片付け」

やはり生活の基本は
「あいさつ」「返事」「後片付け」ですね。

京都大学出身の哲学者で、
教育学者でもあった森信三先生は、
しつけの基本ということで５０年以上提唱されてきたことがあります。
これは、
生活における基本中の基本と考えられています。
それを紹介します。

1 　あいさつができる
2　「ハイ」とはっきり返事ができる
3 　モノを使ったら元の所へ返し、整理整頓をする

ということです。

森信三先生は、これらができれば、
他のことは難なくできるようになると論じられています。
そして、
この三原則は、幼児や小学生のためだけのものではありません。
学校を出て、社会人になっても、
多くの企業では同じようなことを研修で新入社員に行っています。

実は昨日娘がある会社の新入社員として働き始めたのですが、
そこでも
「あいさつ」「返事」「後片付け」が話されたそうです。
これは社会人としてよい人間関係を築き、
よい仕事をしていく上でも基本中の基本と言ってもいいでしょう。

社会でると、
これらの基本的な習慣をしっかり身につけている人は、
それだけで周囲によい雰囲気をつくり、
仕事の成果に貢献しています。
また、仕事上のスキルを高め、
成功を勝ち得る基盤となる習慣とも言われています。

逆を言えば、「あいさつ」も「返事」も「後片付け」もできない人は、
どんな社会に出てもよい評価を得られないということです。

ですから、
これらのよき習慣をまず身に付けたいものです。