悲しい記憶を何度も思い出さないこと

年齢を重ねていくうちに
記憶の量が増えます。

そして何度も悲しい出来事に遭遇します。

時には心に深い傷跡を残すこともあります。
そういう出来事が起こったとき、
私たちはそれを脳裏に焼きつけます。
そして悲しい記憶はなかなか消すことはできません。
さらに、
なんらかの行為を繰り返すたびに
再び再現しやすくなります。
つまり習慣して、
身についていきます。

悲しい記憶を何度も繰り返すことによって、
その記憶は心の中で新鮮さを保ちます。

悲しい記憶を再生し続けるかぎり、
その痛みを繰り返し経験して
落胆し続けることになります。
トラウマになって残ります。

ですから、
悲しい記憶を再生しなければ、
心の中で感じる痛みは弱くなります。

悲しい記憶を繰り返し経験するのをやめれば、
その記憶にともなうネガティブな感情は弱まります。

ですから、
悲しいことがらの原因を追求したら
さっさと忘れましょう。

何度も「この問題は高改善する」
と繰り返してください。

理性的な人は、
自分に何度も痛みを負わせるようなことはしませんね。