コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

躾は身を美しくすると書く

2013-05-02 07:02:20 | Weblog
日本語には「しつけ」という言葉があります。

あえて英語にすると
Trainingでしょうか?

どうもピッタリするものが見当たりません。
日本的な考えでしょう。

しつけは漢字にすると
「躾」と書きます。
中国から着たのではなくて
和製漢字で日本人が作ったようです。

「躾」は「身」+「美」と書きます。
つまり、
身を美しくすることです。

しつけ糸ってありますよね。
着物を仕立てる場合
あらかじめ大まかに仮留めをしてきます
おく大方の形をしつけ糸で作っておいて
着物を着る直前になって、
しつけ糸を切り取ります。

新しい洋服をおろすときも
クリーニングに洋服を出すときも
型崩れしないように
しつけ糸で留めてありますよね。

そのようにきちんとしつけ糸で型を安定させることで
美しくなります。

それから転用されて、
行儀作用を身に付かせ美しく振舞えるように型を
幼いときから身につけさせておくことで
「しつけ」というようになりました。

いままで
しつけが不十分だと思われる子どもに遭遇してきましたが
多くの場合
「感情がコントロール」できないようです。

自分が本当に望んでいる行動とは
別の行動をとってしまうのは、
とてもかわいそうなことです。

ですから
しつけの中心は
「自分らしく、自信をもって生きていくために必要なもの」
「人に思いやりを接すること」
とつくづく感じます。