昨日は、東京で夕方まで過ごした後で実家に帰り、両親とすき焼き鍋をつつきながら、楽しく話をした。
就寝時、床に入ってから眠るとも起きるともなくうつらうつらしていると、一昨年の暮れに亡くなった友人の顔がしきりに浮かび、しかもどこか悲しげに見えた。
そのことが気にかかったので、今日は家を出る時間を遅らせ、朝早いうちにと、友人の墓参りに行ってきた。
父親の車を借り、友人の実家の菩提寺に近いコンビニエンスストアで水と花を買い、墓地に行く。
友人の墓は、私が清めるまでもなくきれいで、供えられた花もまだ枯れずに残っていた。
友人に昨夏以来の無沙汰を詫び、私の近況報告などをして、また彼岸の頃に来るよと立ち上がると、ずっと西の方に、くっきりと富士山が見えるのに気づいた。
帰り道は少し遠回りして、荒川の土手沿いを行き、帰ってきたが、何だかこの美しい富士を、友人が見せてくれたような気がしてならなかった。
就寝時、床に入ってから眠るとも起きるともなくうつらうつらしていると、一昨年の暮れに亡くなった友人の顔がしきりに浮かび、しかもどこか悲しげに見えた。
そのことが気にかかったので、今日は家を出る時間を遅らせ、朝早いうちにと、友人の墓参りに行ってきた。
父親の車を借り、友人の実家の菩提寺に近いコンビニエンスストアで水と花を買い、墓地に行く。
友人の墓は、私が清めるまでもなくきれいで、供えられた花もまだ枯れずに残っていた。
友人に昨夏以来の無沙汰を詫び、私の近況報告などをして、また彼岸の頃に来るよと立ち上がると、ずっと西の方に、くっきりと富士山が見えるのに気づいた。
帰り道は少し遠回りして、荒川の土手沿いを行き、帰ってきたが、何だかこの美しい富士を、友人が見せてくれたような気がしてならなかった。
亡き友にわが近況を語らひぬ凍てつく北の風に吹かれて