おうちBAR開店

本格的なパーティー料理から手抜きお手軽料理まで、私のキッチンから発信します。毎日の出来事を含めて楽しくご紹介。

上毛・下野・江戸紀行/くれない旅館

2015年05月08日 | 旅(国内)
富岡製糸場を後にしまして
車を北西へと進めます。
目的地は四万温泉にあるくれない旅館さん。
2ヵ月弱前に訪れたばかりなので
身体にルートが刻み込まれていて
ナビ無しでもスイスイ。



また来てしまいました^^
予約時に前回の感想を認めていたため
女将さんが満面の笑みでお出迎えくださいました。
今回ご用意いただいたのは新しく設えたお部屋。
まだキーホルダーができていないからと
簡易なネームプレート付きのキーを渡されました。
前回訪れた時は調度品も揃っておらず
お客様をお通しできる状態ではなかったようですから。




出来立てホヤホヤのお部屋からも
四万川の情景とせせらぎが楽しめます。
新しい畳の香りが芳しいわ~
※写真は宿横の橋から撮ったものです



温泉からの眺め

この日はまたまた貸切状態で
お風呂も24時間好きな時に入り放題。
露天風呂付きのお風呂が2つ有りますが
片方のお風呂は気温が上がって源泉が冷めず
温度調節が上手くいかないのでクローズ。
もう片方のお風呂にビールを持ち込み
川風を感じながらゆっくり浸かりました。
ジーンと沁みるように熱く
サッパリとした肌触りの湯が
長時間の運転で疲れた身体を癒してくれます。


さーて、お楽しみの夕食。
今回は鼈鍋を入れて頂きました♪



鼈(すっぽん)鍋

地元で養殖された鼈を使用。
味付けは昆布と塩、生姜のみだそうです。
ポン酢ではなくスープと一緒に頂き
アクセントに柚子胡椒を添えて。



鼈のスープを吸った野菜がおいしい

鼈鍋の醍醐味は野菜だと思います。
特に白菜は絶品^^




前菜



焼きそら豆



車海老







たらの芽の天ぷら



筍の木の芽和え



三ッ葉

どれも洗練された味付けで滋味深いです。




岩魚のお造り

ご存命中の岩魚さんをいただきます。
厨房下に四万川の水を引いて
川と同じ環境を作った生簀で
泳ぎながら活かされた岩魚ですから
まったく臭みが無く甘みがあります。
川魚を知り尽くしたくれないさんならではの逸品。




山女魚の塩焼き



南瓜を魚篭(びく)に見立てて

長時間遠火で焼き上げられているので
頭から尻尾まで全部食べられますよ。




アスパラ・マヨネーズ

マヨネーズ?と疑問を抱いてましたら
若女将が崩して食べてくださいと。
半熟の卵とビネガーとオイルを皿上で混ぜ
マヨネーズ状にして頂くというわけですね。
鮮度抜群のアスパラに酸味のある黄身が絡み
大変美味しく頂きました。
きっと料理長は様々なジャンルからヒントを得て
新しい手法を積極的に取り入れているんですね。
美味しくなるチャレンジは大歓迎です。




雑炊

先ほどの鼈鍋で雑炊をいただきます。
エキスを全部吸い込んだお米と卵、
たまりませんね~。
味付けもお醤油で香り付けしたくらいかしら?
シンプル・イズ・ベストです。



くれないの焼豚

紅の豚とくれない旅館をかけた焼豚。
今回鼈を入れてもらったので
コースには入っていなかったみたいでしたから追加。
ビールが進んでしまいますよ。
たっぷりのネギもいいんです。




湯蒸し鰻

これも追加しちゃいました^^
温泉水で蒸してあるから適度に脂が抜け
軽い食感と後味になっています。
これなら一人で2尾はいける!




タレご飯

ご好意でいただいちゃいました。
ここまでで相当食べておりますが
不思議なことにスルスル胃に収まるわ(笑)。



お漬け物

これもおかわりをいただきました。
大食いで申し訳ありませんm( _ _)m




きな粉プリン

私も美味しくいただけるデザート♪
トッピングの苺がとんでもなく美味しかった!
流石、日本一苺の生産量が多い栃木の隣県^^



鼈鍋は宿泊日の2日前にお願いしたため
予約時にお願いした料金内で納めるよう
品数を調整してくれたようです。
しかし、結果として2品追加^^;
にもかかわらずお会計は純増しておりませんでした。
お気遣いに、ただただ感謝するばかり。
今回も大満足いたしました。ご馳走様です!



朝ご飯へとつづく

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