おうちBAR開店

本格的なパーティー料理から手抜きお手軽料理まで、私のキッチンから発信します。毎日の出来事を含めて楽しくご紹介。

北海道春便り/ニッカウヰスキー余市蒸留所

2013年06月11日 | 旅(国内)
石狩の海に別れを告げて
積丹半島の付け根にある余市へ。
向かった先はここです。



ニッカウヰスキー余市蒸留所

以前、創始者の竹鶴正孝の伝記を読んで
そのひたむきさと情熱に心を打たれたものです。
ウイスキーにはあまり興味が無かったのに
その本の影響でしばらくディジェスティブに選んでました。
今もたまにいただきます^^




ヨーロッパの旧市街みたいな佇まい




石炭直火蒸留が行われるポットスチル




今も石炭が赤々と灯されています

それぞれの棟にこだわりの歴史が綴られていて
いろいろと勉強になりました。




試飲します




こちらは一人一杯に限り
無料で試飲できます。
鶴17年が頂けるとは太っ腹。
TVCMを大量に流さない分、
お越し頂いたお客様に味わっていただき
その良さを知ってもらいたいから
無料での試飲を推奨しているんですって
竹鶴さんが大きく貢献した某会社とは真逆の方針ですね。
但し、ニッカさんも今は銀缶ビール会社の傘下。




ブレンドの王様 W・P・ローリー

ヒゲのおじさんとしか思ってなかったら
いくつもの香を嗅ぎ分けられる
ブレンドの名人だったんですね。
竹鶴正孝さんもブレンダーだったことから
敬意を表してラベルモデルにしたそうです。




ニッカウヰスキー第1号



そして有料試飲コーナーへ。




お目当てはこれ




シングルカスクウイスキー25年




ハーフショットを計量し




ショットグラスへ注ぎまして




いただきます!

シルキーでスムーズな口当たりにビックリ。
葡萄由来の甘さを感じ余韻も長く
刺すような刺激は一切ありません。
25年という月日が角を丸めたのでしょうか?
私は25年前からあまり変わってない気がするなぁ。
オーク樽にしばらく入っていようかしら(笑)。
15mlで900円ですが、一飲の価値ありです。
試飲コーナーに居た方からも
ウイスキーへの愛情が感じられ
いいひとときが過ごせました。




スズラン




八重桜




木瓜


春を告げるお花が満開。
まだまだ肌寒い北海道ですが
ウイスキーを注ぎ込んだ胃袋が
ポカポカと温かく心地よいわ。
ほろ酔い気分で蒸留所を後にしましたとさ。



ニッカウヰスキー余市蒸留所

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