おうちBAR開店

本格的なパーティー料理から手抜きお手軽料理まで、私のキッチンから発信します。毎日の出来事を含めて楽しくご紹介。

九州三都市紀行/勝烈亭

2015年08月21日 | 旅(国内)
「お盆休み」というより私の場合は
「お盆休む」かな?
休みを決めるのは自分次第。
後で大変になるのは目に見えておりますが
クライアント様達もお休みなので
休んじゃうことにしました。
旅先は九州に決定。
JALのマイレージがたまっておりますが
名古屋発着の便がありませんので
小牧か富士山静岡からFDA。
小牧へ行くには渋滞に巻き込まれる危険性大なので
東名でも新東名でも行けて渋滞知らず
しかも空港だってガラ空きの
富士山静岡空港より出発しました。



おお!最新型機!



金鯱色ですよ。ゴールデン♪

今までピンク、パープル、グリーン、
オレンジ、イエローはのったことあります。
今年入ったばかりのゴールドは初めて!
って大喜びしていたら…




こっちでした…

ま、ブルーも初めてですけどね^^;
朝7:45の便で福岡空港へ向かい
降り立つや否やレンタカーを借り
向かった先は長浜地区。
当然ラーメンになりますが書きません。
ご妄想におまかせします。


車の向きを真南にしましていざ熊本へ。
ちょうどお昼頃に着いたので早速ランチ。



勝烈亭

熊本でも有名なとんかつ屋さんです。
大陸の方がワンサカご入店されてました。
私は六白豚のヒレカツ膳をオーダー。



食べ放題のお漬け物



膳メニューにつくお漬け物

こちらはサッパリして美味しかったです。



エノキおろし

箸休め




六白豚ヒレカツ



断面

棒状のヒレを厚く切って筒状にすることが多いけど
時間短縮のために叩いてメダル状にしたのかしら?
火が通りやすいのか揚げ過ぎ感が拭えませんでした。
揚げ油や肉質は問題なく良かったです^^


さて、ここでエピソード。
先ほどお伝えしたように
大陸から大勢のお客さんがいらっしゃってました。
私たちは最近のトンカツ屋さん事情に慣れておりますが
考えてみたら初心者には大変解りにくいシステムです。
甘口と辛口のソースが壷で用意されており
柄杓を使って自分の器に取り分ける訳ですが
その前に最大の難関が胡麻すり…
すり鉢とすり粉木を渡されて
胡麻の入ったポットから好きなだけすり鉢へ入れ
それをスリスリしたところにお好みのソースを投入…
キャベツ用のドレッシングも2種、
エノキおろし用のポン酢も1種で計瓶類3種。
その上、食べ放題のお漬け物2種。
トンカツ屋事情を知らない人の目には
ちょっとしたラボ的風景に映るでしょう。
一応、お給仕さんが身振り手振りを加え
丁寧に説明しておりまして
外国人観光客の皆さんも頷いております。
しかし、実際にすり鉢を手渡されても
何のことやらご理解されていない様子。
コの字型のカウンターの角に座った私は
他の皆さんの格好のお手本だったらしく
私の一挙手一投足をご覧になっております。
自分自身香港に訪れたとき、
本場飲茶のローカルルールが解らず
オロオロしていたら隣のご夫人が
ご親切に手ほどきして下さり
大変感謝した経験を持っております。
そこで、私は観光客の皆さんに
ジェスチャーでレクチャー(笑)
「はいみなさん、ちゅうもく~!」
と言わんばかりにすり鉢を胸の高さまで上げ
すり粉木の持ち方、すり方、
ソースの入れ方などをお教えしたのでした。
皆さん真剣に見てくださって
ミッションを完遂した際には笑顔と会釈^^
日中友好の架け橋になったかな?


旅する権利は誰にでもあるし
初めて訪れる土地の勝手は解らなくて当然。
一部の方達の目に余る行動には眉をひそめますが
旅先で美味しいものを食べたい、
そしてそれを思い出にしたいという旅人の
お役に立つことは積極的にしたいもの。
せっかく訪れていただいたなら
いい印象を持って帰って欲しいですしね^^

トンカツの食べ方をレクチャーしながら
国際問題に思いを馳せた昼下がりでした。


勝烈亭




腹ごなしに熊本市内をブラリ散策

こういう路地を見ると迷い込みたくなる。
根っからのネコ科動物です^^




コンビニにて

入り口入ってすぐのエンド。
熊本市民の酒に対する本気度が伺える…



さて、夜に備えます。

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