おうちBAR開店

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永坂更科布屋太兵衛の太兵衛そば

2011年10月31日 | 蕎麦
昨日は前日の贅をリセットせんと
半日ジムでストイックに身体を虐めてきました。
軽く、や、流す、っていうことができないみたい。
お陰で半日は魂の抜け殻のようになってました。

それでもお腹は空くので遅めの昼ご飯。
やっぱり身体は蕎麦を欲しました。
でも、化粧する気は起きないし
醜い姿で表へ出る勇気もなかったので家蕎麦に。



永坂更科布屋太兵衛の太兵衛そば

先日、浜松の遠鉄百貨店で見かけ購入。
原材料の筆頭が蕎麦粉なので
5割以上は蕎麦粉で構成されているのでしょう。
これを使って2種の蕎麦を賞味。



ざる

表示時間より1分半短く茹で上げ氷水で〆。
それなりに蕎麦の香りはします。
乾麺にしてはなかなかいいのではないでしょうか?




汁はこれらを使った返しで製作。

醤油は最近購入した丈夫醤油。
生命農法研究会というところが作ってます。
以下、HPより引用。

栃木県地方で昭和初期から栽培されてきた青大豆を、
我が家は味噌用として作り続けてきました。
昭和四十年代、全国的に多収穫品種が出回り、
気付けば我が家のオリジナル種となっていました。
 その青大豆を文化四年(一八〇七)創業、
岩手県陸前高田市の八木澤商店で二年の歳月を掛けて熟成。
伝統製法の古式梃子でゆっくりゆっくり搾ったものです。
 長い歴史の中で他の大豆と交配を繰り返し、
独自の味や風味を備えてきた青大豆。
芳醇な香りと味わいを持つ醤油に仕上がりました。


確かに芳醇な香りです。
このまま焼き餅に付けても美味しそう。
色がかなり濃いので
素材の色を出したい時には不向きですが
コクが欲しい時にはもってこいです。


味醂は最近お気に入りの飛鳥山。

以下、販売店のHPより引用

「純米本味醂飛鳥山」は江戸時代にほぼ確立した
みりん本来の製法に従い復刻製造した高級みりんです。
原料には粳米で造った麹ともち米、
それに米や麦等から造った本格焼酎を用い、
普通のみりんで使用される
水飴等の醸造用糖類等は一切使っておりません。
また麹・もち米ともに80%と
みりんとしては精米歩合を高くする事によって、
きめの細かい上品な味わいを実現しました。
さらに搾ったままの状態で
活性炭素濾過や火入れを行っておりませんので
自然で奥深い甘みを持ち、
麹に由来する栄養素も豊富で調味料としてはもちろん、
デザート酒として、また梅みりん等のベースとしても
幅広くお楽しみいただけます。


確かに濃く、深い甘みがあります。
甘みを快く思わない方には不向きですが
料理の味を構成する中で
甘みは奥行きを作る立役者だと思ってます。
砂糖を不必要に添加するのは反対ですけどね。

しかし調味料って、ドラマがあるな~。


太兵衛そばを使ってもう一品



万葉あんかけ

麻布永坂更科本店の真似です。(本家はこちら
だし巻卵は急いで焼いて
椎茸の含め煮は冷蔵庫のストック。
こちらも丈夫醤油を使っているので
汁の色が非常に濃いですが
味はそれほど濃くないです。
鰹と椎茸の出汁が効いてオツでした。


と、魂の抜け殻になりながらも
キッチンに立つとムクムクとやる気が湧く。
じっとしてられない貧乏性ですね。

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