陸奥月旦抄

茶絽主が気の付いた事、世情変化への感想、自省などを述べます。
登場人物の敬称を省略させて頂きます。

《大序曲 1812年》 を聴く

2011-09-07 16:06:16 | 読書・映画・音楽
 表題は、ナポレオンのモスクワ遠征とその退却(1812)を描いく優れた情景音楽。ピョートル・イリイチ・チャイコフスキーが1880年に作曲(40歳の時の傑作)。変ホ長調作品49。初演は作曲の2年後にモスクワで行われた。  フランス帝国皇帝ナポレオン・ボナパルト1世は、「トラファルガーの海戦」(1805)には破れたものの、「アウステルリッツの三帝会戦」(1805)で大勝利を収め、これを記念してパリに . . . 本文を読む
コメント

スイス銀行が1ユーロ=1.20 スイス・フランを上限に決定

2011-09-07 03:13:00 | 財政・経済問題
 2ヶ月ほど前からユーロの下落が著しくなった。これは、格付け機関ムーディーズがスペインのソブリン債を格下げする可能性を示したのが端緒だ。当時1ユーロ=111円台であったが、PIIGSソブリン債の不安さを反映したユーロ売り圧力が続き、現在は1ユーロ=108円台まで売り込まれている。  8月上旬の米国破綻騒ぎも加わって、スイス・フラン(CHF)及び円に買い注文が殺到している。日本政府は、8月上旬に約 . . . 本文を読む
コメント