陸奥月旦抄

茶絽主が気の付いた事、世情変化への感想、自省などを述べます。
登場人物の敬称を省略させて頂きます。

シナ国内で天洋食品・毒餃子が流通:現地人が中毒事件を起こす

2008-08-06 19:57:20 | シナ産毒製品
 今年6月、天洋食品が回収した毒餃子が、再びシナ国内で流通し、メタミドホス中毒事件を起こしていたらしい。2ヶ月も経過してから公表すると言う相変わらずの中共体質であるが、何故この時期に発表したのであろうか。<北京五輪>開会式を2日後に控えて、中共首脳も慌てているようだ。

 これで今年1月下旬に起きた<シナ毒餃子事件>の原因は、シナ側にあることが明らかになった。福田<尾君子>首相は、相変わらずのほほんとして、「(捜査のため)説明するわけには行かない。協議進行中であると理解して欲しい」との発言。この段階になっても、彼は原因追求先延ばしに懸命の様子。

天洋製回収ギョーザ、中国で中毒 メタミドホス現地混入強まる
2008.8.6 10:00

 中国製ギョーザ中毒事件で、製造元の天洋食品(中国河北省)が事件後に回収した冷凍ギョーザが中国国内で流通し、ギョーザを食べた中国人が有機リン系殺虫剤「メタミドホス」による中毒症状を起こしていたことが分かった。

 複数の関係筋が6日、明らかにした。中国公安当局は2月末、「原材料、生産、輸送過程で異常はなく中国国内でメタミドホスが混入された可能性は極めて小さい」との見解を表明したが、日本に輸出されていないギョーザからメタミドホスが検出されたことにより、中国での混入の可能性が強まった。日本政府は外交ルートを通じ、中国側に事実関係を確認するとともに、より一層の捜査協力を求めていく方針。

 福田康夫首相は6日午前、広島市内のホテルで記者会見し、「捜査上の問題もあるので説明するわけにはいかないが、(日中での協議が)進行中であると理解してほしい」と述べ、事実関係を暗に認めた。

 複数の関係筋によると、天洋食品は事件発覚後に流通していた冷凍ギョーザを回収したが、その後市場に再び流通したという。今年6月、このギョーザを食べた中国人が有機リン系殺虫剤によるとみられる中毒症状を訴え、その後の調査でメタミドホスが原因だと判明したという。被害者の人数や詳しい症状などは一切明らかにされていない。

 中国側は7月初めに外交ルートを通じ、この事実を日本政府に伝えていた。

 天洋食品製の冷凍ギョーザ中毒事件は昨年末から今年1月にかけ発生。千葉、兵庫両県で3家族計10人が同社のギョーザを食べた後に中毒症状になった。その後の警察当局の捜査で未開封のギョーザからもメタミドホスが検出されたため、日本政府は、中国で混入した可能性が高いとみて中国側と協議を続けていた。 
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080806/crm0808060959006-n1.htm


 何時、何処で、何人が中毒を起こしたのか、全然分からない状況なのに、共同通信はシナ側の連絡が「前向き姿勢」であると報じている。胡錦濤総書記は、5月上旬訪日の時、毒餃子事件の真相解明を約束したはずなのに、既に3ヶ月経過している。捜査途中経過の報告も無く、彼は事件風化を期待していたのだろう。

中国、ギョーザ問題解決に前向き姿勢
2008.8.6 12:32

 中国製ギョーザ中毒事件で、製造元の天洋食品(中国河北省)の冷凍ギョーザを食べた中国人が中毒症状となったことを中国政府が日本側に伝えたのは、「中国側が事件解決に向けて前向きに取り組む姿勢の現れ」(北京の外交筋)だ。

 日本で7月に開かれた主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)の1週間前というタイミングで日本側に伝えてきたのも、改善の流れにある日中関係を重視したためとみられる。

 中国の捜査当局は、これまで「中国で混入した可能性は低い」との姿勢を示しており、中国の国内で中毒被害が出たことは中国側に不利な事実。中国の秘密主義的な官僚機構では隠ぺいされる可能性もあった。

 胡錦濤国家主席は5月の福田康夫首相との首脳会談でも真相解明へ真剣に取り組むと約束しており、事実を正直に伝えることにしたようだ。ただ中国側の捜査は難航しており、殺虫剤が混入した原因を特定できるかどうかはまだ不透明だ。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080806/chn0808061233008-n1.htm


 この時期にわざと毒餃子中毒情報を流し、「全ては<北京五輪>が終わってから明らかにします」と言っておけば、中共が媚中・福田政権を丸め込むのは容易。で、五輪が終わったら、シナの経済問題が噴出するし、予想もしない暴動が激化するかも知れぬ。そして、結果的には<毒餃子事件>は有耶無耶に終わってしまう。

 分かりやすい形の展開で、只今舞台は進行中と言うところか。

五輪成功目標の中国に配慮 ギョーザ問題解決、先送りに同意の日本
2008.8.6 19:27

 中国製ギョーザが同国内でも中毒事件を起こしていたことを受け、町村信孝官房長官は6日、8日の日中首脳会談で早期の事実解明に向けた捜査協力を確認するとの見通しを表明した。ただ、北京五輪の無事成功を至上命題とする中国側は、これまでに日中間の諸懸案の協議は五輪終了後に先送りしたいとの希望を伝えてきており、日本側も了承していた。食の安全という国民の関心事についても中国側の事情への配慮を続ける日本政府の「待ち」の姿勢が問われそうだ。

 五輪開会式出席のため、8日に中国を訪問する福田康夫首相は、温家宝首相、胡錦濤国家主席と相次いで会談するが、当初はギョーザ事件を取り上げるとは決まっていなかった。

 両国は7月以降、首脳会談のテーマについて協議を開始。その際の中国側の意向は、ギョーザ問題、東シナ海のガス田問題などの懸案事項は「五輪が終わるまでは何もできない」というものだった。五輪開会前に問題がクローズアップされ、中国国内で政府批判が沸騰することを懸念したためだ。

 実際、7月中に公表予定だった日中両国の歴史学者らによる「日中歴史共同研究」の報告書も、歴史認識をめぐる対立を起こしかねないため、五輪後に先送りとなっている。日本側もこうした諸般の事情に配慮を示し、「基本的に五輪開催に祝意を示すための訪中」(外務省筋)と位置づけることに落ち着いた。

 今回、中国側が国内での中毒事件発生を認めた経緯には「回収されたギョーザを食べているなど不自然な点がある。早期の問題決着を急いだ中国政府が無理やり解決のためのストーリーを書いたのではないか」(日中外交筋)という疑問も出ている。

 首相自身は6日、「捜査上の問題もあるので説明するわけにはいかないが、(日中での協議が)進行中であると理解してほしい」と述べたが、「(早期解決が必要だという点で)中国側と首相の思惑が一致したのだろう」(政府関係者)いう見方もある。

 首脳会談でギョーザ問題が、単なる友好確認の道具として使われるだけに終われば、消費者行政の充実を最重要課題とする首相の姿勢に疑問符がつきそうだ。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080806/plc0808061927010-n1.htm
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1 コメント

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チンパンいい加減にしろ! (mambo)
2008-08-07 00:09:59
チンパン福田の土下座外交、ここに極まり。
こんな事続けられたら日本国は滅亡します。当分、総理でいたきゃいても良いから、頼むから黙って、何もしてくれるな!日本国民のために。
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