今朝から不気味なニュースが流れている。メキシコで豚インフルエンザ罹患者が多数発生、その数は1000人を越え、死者も68人を数えると言う。豚―ヒトの感染段階を越えて、ヒトーヒトの感染段階なのだろうか。メキシコと国境を接する米国でも、少数の患者が見つかったが既に治癒したようだ。
どうやら鳥による新型インフルエンザ菌(H5N1)とは別種の変性ウィルスであるが、その化学構造特定が急がれる。メキシコシ . . . 本文を読む
1年前に比べると、パンデミック・フルー(新型鳥インフルエンザ)への社会的な認識が改まり、地方自治体の医療機関や空港及び港湾の検査体制が充実して来た。緊急避難用のタミフルも相当量が備蓄されたようだ。更に、各地の保健所が中心になって、特殊ベッド利用の患者処置訓練も行われている。
新型インフルエンザの流行阻止は、一人ひとりの予防姿勢にも関係する。流行初期には、ウィルス用マスクが効果的だ。普通のマス . . . 本文を読む
新型インフルエンザでは無いようだが、只今香港の幼児・児童の間でインフルエンザが激しく流行しつつあり、香港政府は学級閉鎖に踏み切った。
<猛威>インフルエンザで児童3人が死亡、2週間の全面学校閉鎖へ―香港
3月13日12時58分配信 Record China
2008年3月13日、新華網によれば、香港特区政府は12日、インフルエンザの蔓延を防ぐため、3月13日から3月28日までの2週間、小学校 . . . 本文を読む
新型インフルエンザへの対応は、各県とも昨年末から真剣さを増して来たようだ。滋賀県では、県議会で患者受入数に関する具体的な質問が出て、それに答えられるだけの準備が進んでいるのは結構な話だ。
新型インフル 12病院859床で入院可 県、発生備え体制強化要請へ
県は27日の県議会一般質問で、発生が懸念されている新型インフルエンザの患者を受け入れ可能な県内の病院が12か所、計859床あることを明ら . . . 本文を読む
各自治体が行う「新型インフルエンザ」訓練が少しずつ普及しつつある。保健所中心の場合が多いが、教育機関でもパンフレットを作って生徒達を啓蒙し、教育委員会と連携して対応策を練る必要があるだろう。
中小の企業では未だ認識が低いが、海外進出をしている大企業では、駐在員に新型インフルエンザ対策と研修をやらせている。特にシナ大陸へは、我も我もとばかりに企業進出しているから、駐在員と家族を合わせれば10万 . . . 本文を読む
ようやく国会議員が「新型インフルエンザ」に注目し、行動を始めた。これは大変結構なことで、もしパンデミックが始まったら速やかに非常事態宣言を出す手順などを議論してもらいたい。
新型インフルエンザ 与党対策チーム発足へ
自民、公明両党は28日、新型インフルエンザ対策を議論するための「鳥由来新型インフルエンザ対策プロジェクトチーム」を発足させることを決めた。29日に国会内で初会合を開く。
同 . . . 本文を読む
必ず来襲すると言われている新型インフルエンザ(ヒトーヒト感染型)、実際に発生した場合には、空港や港湾での検疫担当者、各医療施設の医師や看護師が前線に立つ。その人たちは、果たして全力を尽くしてこの疫病に立ち向かうのだろうか。現段階での医療関係者に対する意向調査がまとまった。
新型インフル流行なら「転職」…看護師31%、医師17%
新型インフルエンザが大流行した場合、医療従事者の26%が転職も . . . 本文を読む
新型H5N1トリインフルエンザ用ワクチン(対ヒトーヒト感染)は、現在何処にも存在しない。あるのは、トリーヒト感染から得られたウィルスに対抗するプレパンデミック・ワクチンである。しかも、それがヒトーヒト感染に有効であるか否かは不明。だから、次の産経新聞の記事は注意して読む必要あり。
厚労省・新型インフルエンザワクチン1000万人分増産検討
2008.1.22 00:51
厚生労働省が新型 . . . 本文を読む
先週末、NHKで「パンデミック・フルー」(大流行型H5N1トリインフルエンザ)に関する特集報道があったようだが、私は日本にいなかったのでそれを見ていない。それによって、この疫病に関し多くの人達の認識が深まり、行政機関が一層熱心に対策を取ることを望む。
インドネシアでは、H5N1型ウィルスで更に2名の死者が出た。このままでは、1月中には100名に達するかも知れぬ。CNNによると、
インドネシ . . . 本文を読む
揺れ動くパキスタンの政治状況であるが、「非常事態宣言」が解除されて直ぐに次のニュースが流れた。
パキスタンで初の鳥インフルエンザ感染者8人、死者1人
(CNN) 世界保健機関(WHO)は18日、パキスタンで高病原性鳥インフルエンザ感染者8人を確認したと発表した。同国で鳥インフルエンザの感染者が確認されたのは初めて。このうち、1人はすでに亡くなっている。
パキスタンでは今年初め、野鳥の鳥イ . . . 本文を読む
<新テロ特措法>を審議するために、会期延長された国会であるが、野党議員の質問が契機になってUFOに関する閣僚の認識が議論されている。それは、自治体の首長発言まで巻き込んで、実に五月蝿い位だ。近未来のエイリアン来襲を考える前に、もっと他に重要な議事があるはずだ。国家の運営に関して、寝ぼけたような質疑応答をし、マスコミが囃し立てるのを見ていると何とも情けなくなる。「目覚めよ、政府!」「目覚めよ、代議 . . . 本文を読む
今話題のインフルエンザは、明確に分類して理解することが大事だ。参考に掲げた著書から要約すると
○季節性インフルエンザ(ヒトーヒトの感染)
弱毒性(H1N1、H3N2など)
只今流行中のソ連A型はH1N2。予防ワクチンあり。
飛沫感染と空気感染によるが、鼻腔、咽喉などの粘膜損傷が中心。
小学校の休校などが行われる。
○高病原性トリインフルエンザ(鳥―鳥、鳥―ヒトの感染)
強毒性(H5 . . . 本文を読む
岡田晴恵氏の「パンデミック・フルー 新型インフルエンザ Xデー ハンドブック」(講談社、2006年10月)を読んで、新型インフルエンザ(H5N1型)に対する認識がかなり改まった。是非お勧めしたい本である。
感染者致死率58%と言う強烈なウィルス性疫病が爆発的に大流行(=パンデミック)したら、核兵器攻撃を受けるよりも恐ろしい事態が起こりそうだ。当然世界的な経済大損失も想定される。だから世界銀行 . . . 本文を読む
寒くなってくると、風邪そしてインフルエンザ流行が気になる。特に後者については、A型トリインフルエンザが昨今ネットで話題になっているのだが、大マスコミではそれ程これに関するニュースを報道していないようだ。そのウィルスを Wikipedia で調べると、
H5N1型トリインフルエンザウイルスは、A型インフルエンザウィルスの一種であり、高病原性トリインフルエンザの原因となるウィルス。 (一般的にトリ . . . 本文を読む