Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

排ガス浄化装置

2008年11月07日 | Weblog

         

今月8日から10日まで名古屋でエコクリーンカーフェア2008が行われている。世界的な環境諸問題解決に向けた流れを受けて、自動車の最新環境対策技術や低燃費技術の紹介や普及を図り、低迷する自動車販売の買換え需要促進と関連製品の市場拡大を目指した見本市らしい。

ここに米国イートン本社もディーゼル排ガス浄化システムを展示紹介している。ディーゼル・エンジンの場合、高い燃焼温度故にガソリン・エンジンに比べてNOx(窒素酸化物)が多く、これを減らす有効な手立てとして尿素(アンモニア)を利用する方法がある。
日本のトラック・メーカー2社も尿素を用いる装置を付けた車両をすでに売り出しているが、別途尿素タンクの装着と尿素の補給という、手間とインフラ整備が要求される。

これに対し、イートン社のシステムでは尿素を自前で生成できるので、コストと手間が大幅に改善されるのが売りらしい。
日本のディーゼル乗用車の比率が、せめてヨーロッパの半分程度まで増えてくれば、この装置もかなり有望なのだが、さて・・・