Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

忘れ物

2013年05月30日 | 通勤

           

今朝、武蔵浦和駅のいつもの場所で電車を待っていると、脇で半べそかきなが
ら女高生らしき女の子が駅員と何やら話しており、駅員は携帯でどこかと連絡を
取っている様子。

聞くとはなしに耳に入ってくる、「黒のバッグ」とか「・・網棚・・」とかの断片から察
して、どうやらカバンか手荷物でも置き忘れてしまったらしい。^^!

暫く携帯で話していた駅員が「下の改札口で担当の者が待っていますから、直ぐ
行って下さい」と云うのが聞こえ、彼女が急ぎ足で階段を下りていくのが見えた。
手ぶらだったところを見ると、学生鞄でも置き忘れたのだろうか・・・(笑)

                                    

Edは、しかし”オッチョコチョイ度”では他人を笑えないのだ。小学生のころ日光へ
遠足に行った。卒業旅行だったかもしれない。夕方旅館へ入るまえに、中禅寺湖
の畔で暫く休憩してみんなで遊んだ。先生の号令がかかり、遊びをやめて50m
ほど離れた近くの旅館へ入った。

部屋に入って、さて・・・と荷物を下ろす段になってハッと気付いた!
降ろすべき荷物が無い!

ある筈はないのだ。先程遊んだ湖の畔のベンチに自分のリュックサックを置いた
まま、手ぶらで旅館に来てしまったのだ。アホッ!(爆)

そのあとは、すっ飛んで旅館を飛び出し、ベンチに駆け戻ったら自分のリュック
が1個だけポツンと残っていた。先生もあとから追いかけてきてくれたが、子供
ながらえらく恥ずかしかったのを憶えている。^^!

我が子(長男一茂)を置き去りにして家まで帰ってしまった長嶋茂雄さんほど酷
くはないが、Edも相当なオッチョコチョイだ。よく今まで大過なく生きて来られたも
のである・・・

この時のことがトラウマになっているのか、時々何か大切なものを何処かに置き
忘れたり、失くしたりして慌てている夢を見る。(笑)

死の間際には、きっと何か忘れ物を探してウロウロしながら、あの世に旅立つ
のではないだろうか。(ハハハ・・・)