この前の日曜の朝、のんびり朝食を食べていたら、窓越しに近所の人達が箒や
塵取りなどを手に手に通り過ぎてゆく。一斉清掃の日かな・・・?とカミサンの方を
見たら「アッ、もしかして今日お掃除の日かもしれない!」と甚だ頼りない答えが
返ってきた。
オイ、オイ、居留守でサボっちゃ評判わるいじゃないか!
去年一年間、班の世話役やっていたから回覧は自分自身で回していたし、掃除
当番を忘れるようなことはなかった。それなのに、このところ回覧はカミサンが中
をロクに確かめもせずメクラ判で回してしまうものだから、今日の掃除のことは全
く知らなかったのだ。
急いで身支度をし、カマや熊手それに軍手をはめて表に出た。我が家から一軒
挟んだ直ぐ南側が遊歩道だから近い。数人集まったところで、誰もまだ手つか
ずの状態。それもその筈、草が茫々に伸びてしまって、どこから手を付けてよい
やら困ってしまっている。
班長のAさんが「電気バリカンを用意するから」と長いコードを持ち出してきた。
裏のTさんが大きい電動芝刈り機があるからと、自宅へ持ちに帰った。暫くすると、
もう一台小型の電動剪定バリカンを持ってくる人もいて、合計3台の動力機械が
集まり、広い持ち場も何とか綺麗に草を刈ることができた。
Edは機械の入れない狭い角や木の裏側を専門に、カマ(鎌)で刈り取る作業に
汗を流した。お喋りが止まらないオバサン達は、オジサンたちが刈り取った草を
袋に詰める軽作業だけに専念していて、あまり汗をかいている風でもなかった
が・・・ま、いいっか(笑)
年々町で行う街路樹の剪定や遊歩道の草刈りは回数が減らされ、その分住民
の使役が増えてきたように感じる。事前に頼んでおけば、エンジン刈り払い機な
ど町が貸し出すらしいが、慣れない機械は誰も使い手がない。個人の電動バリ
カンでは広い面積は出来ないし、何台も使えば電気代も嵩む。
それより何より、腰の痛い老人ばっかりになってしまって、その中こういうボラン
ティアに出てくる人が居なくなってしまいそうである。
終わってオジサンたちの腰痛自慢(?)になり、Edさんは姿勢が良いだの、まだ
まだ元気だの、ウッカリ煽てられてしまったが、油断はできない。(アセ、アセ)
私だって腰痛持ちだし、出来ればボランティアの草刈りなど出たくないのだ。^^!
これからの季節、一月に一回の草刈りではとても間に合わない。自宅の庭だっ
てあるし、草むしりが年々辛くなってきたなあ・・・
ヤレ、ヤレ・・・