Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

遅い紅葉狩り

2010年11月23日 | Weblog

今年は楽しみにしていた10月末のAAMツーリングが中止になったこともあって、それ以降何となく都合が合わず何処へも紅葉を観に行く機会を逃してきた。
22日(月)は勤め先に休みを貰って4連休にしたので天気の良い日を選んで車で紅葉狩りに行くことにした。

21日(日曜)は朝から気持ちよく晴れて絶好のドライブ日和。支度にやや手間取ったけれど予定より30分遅れて7時半に家を出た。目指すは裏磐梯。現地に問い合わせたところスカイラインもレークラインも15日で閉鎖されたという。けれども一般道なら入れるということだったので、五色沼へ行くことにして牛久・阿見ICから高速に乗った。

常磐道は思ったより空いていて渋滞は全くない。快晴で風もなく澄んだ山間の空気の中を走るのは真に気持ちよい。日立市で間近に見えた太平洋は霞がかって空との境が判然としない。いわきで盤越道へ逸れて山側へ向かった。この辺りから見える紅葉は山の上は盛りを過ぎてしまい高度の低いところのほうが綺麗だった。阿武隈高原SAで小休止。家を出てから2時間半だ。バイクが多く目に付き、さぞかし気持ち良いだろうなあ、と思う。

SAの出店でポン栗を買って食べながら出発。11時に猪苗代・磐梯高原IC到着、猪苗代湖に沿って少し走る。志田浜で車を止めて湖岸の砂浜へ出たら白鳥と鴨が人が与える餌を求めて群れをなしていた。イギリスの湖水地方で見た白鳥たちはもっと自然で、食べ物は自分で水中にクビを突っ込んで逆立ちになり、何か自然のものを探して食べていたなあ・・・ 日本人はすぐ餌を撒いて手軽に野生に近づこうとする。良くないなあ!

           
           

志田浜と別れて五色沼へ向かった。R459の紅葉はもう終わってしまっていて、かろうじて唐松の濃い黄色だけが鮮やかだった。流石に五色沼は大勢の観光客で賑わっていたけれど駐車に困るほどでもなく、毘沙門沼の目の前に車を止めて近くを散歩した。猪苗代湖も毘沙門沼も水が透き通って綺麗だ。これなら澄んでいる魚たちも幸せだろう。売店に入り姉夫婦へのお土産を買って五色沼を離れた。

           
           

丁度お昼になったので何か食べることにして桧原湖を見ながらR459を走っていたら、道の駅裏磐梯があったので迷わず車を止めた。珍しくカミサが蕎麦を食べたいというから、新蕎麦を注文。注文があってから茹でるらしく、かなり待たされたけれど香りもあって美味しい蕎麦だった。

           
           

外は相変わらず雲一つない晴天が続いていて風も弱く、湖面は空の青を写して見事なくらい真っ青。これであと1,2週間早く訪れていたらさぞ紅葉も鮮やかだったろうと思う。来年また来よう。
帰りは運転を代わってもらい、喜多方を経由して(ラーメンはパス^^!)会津若松ICから盤越道に乗り、来たときと同じルートで帰った。走行640キロ、高速代往復2000円のエコ・ドライブだった。