Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

つくば文化郷

2008年12月01日 | Weblog

         
         
学園都市つくばの片隅に知る人ぞ知るおしゃれスポットがある。「つくば文化郷」。
文化郷とはちょっと大袈裟な名前ではあるが、画廊、装飾小物、おしゃれ着などを扱う店、そして家庭懐石と名打った和食レストランが、緑の庭園に囲まれた重厚な古い日本の豪邸(元庄屋の家)内にある。
         
これまで何度か利用したことがあるレストランが、訳あって近く閉店になると聞いたので、久しぶりに訪ねてみた。手入れの行き届いた日本庭園を眺めながら、ゆったりとしたテーブルで寛いで頂く京都料理(と言っても家庭料理だが)はなかなかのもの。お昼は酒が出ないので呑ん兵衛の私にはちょっと寂しいけれど、デザート込みで2700円は、味もボリュームも満足だった。

食後は画廊「なが屋門」を覗いてみた。19世紀フランスの植物画の巨匠P.J.ルドゥーテなどの多色刷篆刻銅版画(手彩色補助)数十点を展示即売していた。原画とはいえ1点で最高150万円もする!
         
         
こちらはどうせ観るだけだから構わないけれど、余程植物画や図鑑に凝っている金持ちのマニアでなければ手が出ないだろう。
その他アンティーク家具、仏像、イラン製の手織り絨毯などいずれも高価なものばかり置いてあったので、目の保養をさせてもらった。
その種の高尚な趣味を持たない自分は、150万円も出すならバイクを買い換えたいなあ・・・と思った(笑)