まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.1065 奈良交通23番系統

2019-02-05 10:38:30 | バス
おはようございます。














写真1枚目、2枚目にある建物は奈良盆地の西側の丘陵地域でずっと工事が行われていたもの、まるでお城でもできるのでは・・・と言った感じの大きな建物が昨年完成した奈良県総合医療センター、近鉄九条駅から西へ山の上の住宅地を過ぎた所にあって、新しい道やトンネルができて以前は何もない所が新しいスポットとして生まれ変わりました。この辺りはギリギリ平城京の右京の端っこに架かる辺り、丘陵地域なので周辺の住宅地は自転車で走るにはちょっと苦労する所、ここに本当に1300年前に都の道が通っていたのだろうかと思わされるくらいのアップダウンが連続している。急な坂を上った所にあるのが西の京高校、まだ歴史の浅い学校だったが近辺の高校との統合で廃校されることが決まってしまったらしい。その最寄りとなっているのが西の京高校バス停、住宅地の真ん中にあるバス乗場は近鉄学園前から伸びる路線の終点となっていて、朝のラッシュ時には急行運転もされている。しかし今回のバス停巡りはそちらの路線ではなく、ここよりも北側にある赤膚山から学園前駅までの23番系統、全国的にはどうか分からないが奈良県内では割と有名な赤膚焼の窯がある工房・・・ちなみに写真にある建物は国の登録有形文化財・・・の最寄りとなるのが赤膚山バス停、朝のラッシュ時には4分おき、昼間時でも12分おきに運行される主要路線を辿って行こうと思います。













赤膚山バス停を出ると第二阪奈の上を越えて東坂バス停、すぐそばを交差する道は国道308号線、いわゆる酷道と揶揄される暗峠越え奈良街道で、近鉄奈良駅からのバス路線もここで合流してくる。その先はアップ→ダウン→強烈なアップ、その途中にもバス停が2つ、きちんとブレーキをかけなければ滑り落ちてしまいそうなくらいの斜度である。上りは更に続いて大倭病院の前を通り過ぎると写真7枚目にある橋を渡る、この橋の下を通っているのが阪奈道路、一応一般道の県道1号線だが車の通りはもう高速並みの大阪への幹線道路である。たまに猛者が自転車で走っているのを見ることがあるが、自分(一人称)も間違えて一度この道を走ったことがある、その時は横を車がビュンビュン通り過ぎるので怖くて怖くて仕方なかった記憶がある、それよりもこの道が自転車は走れないと思っていたので警察に見つからないかとヒヤヒヤしながら全速力で走ったのだった。さて、この橋を越えると学園前へと続く道になるがここからがまた難所、カーブとアップダウンの連続、しかし多くのバス路線が並行する過密路線でもある、学園前駅を目指して行ってみることとしましょう。











学園大和町バス停から上り詰めた辺りがこの路線の中では一番標高の高い所になるのかな、一応goo地図の標高を測る機能で調べたらそうだったのでそうしておきましょう。富雄方面への道が急な下りで左へ90度分岐している、バス路線は真っ直ぐ進んで西郊住宅バス停、この高台から上の写真3枚目~5枚目にあるバスを見ると分かると思いますが、道は谷になっていてこの先は急な下り坂、そしてすぐにもぼり坂となる。下りはカーブになっていて走っていても本当に怖いくらい、うまくブレーキを操作して一番谷底にある学園南三丁目バス停へとたどり着く、このバス停の時刻表を見ると各時間に数字が横にズラリと並んでいる、しかも朝ラッシュ時はそのスペースが2段になっていて同じ数字が並んでいる、その時間の風景を実際に見たことはないがこの数字の羅列を見ると、バスがズラリと行列を為しているのだろう。さて、ここから待ちかまえているのがこの路線での最後の上り坂、ここまで歩道があって安全に走れていた区間もここで終わり、道は緩やかなカーブで上りとなり朱色の棒で仕切られた狭い場所は走ることができないので、車で渋滞する車道を肩身の狭い思いをしながら進んで行く。駅が近い所でこの辺りは車とバスで込み合う所、そこを縫うように進んで行くとやっと近鉄学園前駅の南口ロータリーへとたどり着く、バス乗場は駅を境に南北に分かれていて線路の下を通るバスはない、南側のバスは全便が南口発着となる。今回のバス路線巡りはここまで、短いながらもなかなか内容の濃い路線だったと思います、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。        まちみち






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