まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.1024 富雄川に沿って・・・奈良交通153番系統(後編)

2018-11-21 07:56:09 | バス
おはようございます。


















富雄川に沿っての走りは前回、近鉄富雄駅前から奈良交通バス153番系統のバス停を巡って北へと進んでいます、近鉄学研北生駒駅を越えて高山バス停までやって来ました。ここまでは学園前地区の新興住宅地の中を走り抜けてきたが、ここから先は奈良県の最北端部のさっきまでの風景とはガラリと変わって、ちょっと言葉は悪いが取り残されたような形となった町の中を進んで行く。写真1枚目にあるように大和川で分流した富雄川もこんなに小さくなってしまった、その川に沿って山あいの町中を進んで行く。この辺りでもバスは富雄方面に1時間に1本の割合で運行されている、まあ確かに鉄道からは離れた所にある町、バスが大事な足とされるのは当然のことである。この辺りでは地図を見ると県道7号線が2本沿って通っている、どちらかが旧道でどちらかが新道になるのだろうが、バスが通っている方が旧道だと思われる、そのバス通りは富雄川を2度渡り、途中にはこの地区で名産となっている茶筅を作っている所を通り過ぎて写真一番下にあるたんだ橋バス停へとたどり着く。ここも新道と旧道が交わる交差点があるが、両方の道は結果的にはこの先奈良県の最北端となる場所の手前でもう一度出会うこととなる、ここは左へと曲がる方が近道となるが、バス路線は真っ直ぐ入って行くのでそれに沿うようにして進んで行くこととしましょう。














この辺りは庄田と言う集落で旧街道風の町並が軒を連ねている、奈良県の北端の町と言うことで都市部とは隔絶されたような感じの静かな町並だが、都市とのつながりはこの部分もバスが担っていることとなっている。一部のバスが終点となる庄田バス停を過ぎると、またまた出てきました、山間部でよく見かける自由乗降区間のバス停、しかしこれを見ていつも思うのだが、この付近でバスに乗車した時の料金はどうなっているのだろうか・・・。まあそんなことはどうでもいいや、この先は町並も途絶え田園風景が広がる所となり、道も緩やかに上り坂となってくる。思えばこの道、一番最初に走ったのが枚方から国道168号線を経由して生駒に入って、さあ、奈良へ帰ろうと思って国道163号線へ出るはずだったのが、間違えてこの道を163号線だと思って入ってしまった。そのうち間違えていることには気づいたが走っていたら奈良へ行けるだろうとそのまま走っていると生駒山が変な方向に見えてきた、それなら田辺方面に行けるだろうと更にそんまま上り坂を進んで行くと再び枚方市内へと入ってしまった、全く・・・何してんだろ~と思ったが、奈良と枚方を結ぶ近道と言うことで、その後は度々この道を利用させてもらっている。この前もここでお送りしましたね、千里方面を走った時、帰りに枚方から奈良までをこの道経由で走ったが、まあ枚方からの坂がキツくてキツくて仕方なかった・・・。











上り坂はこちら側もきつくてペースもだんだんと鈍ってくる、思えばこの走りの前日は熱中症で走りをリタイアした日、でもこの坂を上り切ると沈んだ気持ちに踏ん切りがつけられるのではと思った。日差しはキリキリと照りつけてきているが体調は悪くない、やがて坂を上り切ってたどり着いたのが獅子が丘団地口バス停、写真1枚目、2枚目ではバス停の向こう側が交差点になっている、ここを右へ曲がると枚方方面へ、この道がさっき書いたよく走る道なわけだがそちらへと進むとまた倒れてしまいそうなのでここは左へと折れる。道はまたまた上り坂となって、その坂の途中にわずかばかりの集落があり、富雄駅前発のバスの終点となる傍示バス停がある、バス停巡りはとりあえずここで終わりだがこの先に寄っておきたい所があるので行ってみることに。この先からの道は奈良への帰る道になるから下り坂を期待してしまうが、なぜかこの区間はキツい上り坂が襲い掛かって来る。この坂道に沿うように左手側に見えているのが高山溜池、富雄川のスタートとなるのがここからである、そして坂道を上り切った所で今度は右手側に見えてくるのがくろんど池、ここは公園になっていてたくさんの人が涼を求めてやってきている。ここまで富雄川に沿って走って来たのも水の涼しさを感じていたかったから、最後は上り坂で大量の汗をかかされたがやっぱり間近に水を見ると涼しい気分にさせられる、まあ11月で冷え冷えの時期にな~に言ってんだと思われそうですが・・・、さあ、お時間です、次回も気楽にお越しくださいませ。          まちみち



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