まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.1016 富雄川に沿って・・・奈良交通153番系統(前編)

2018-11-06 10:56:49 | バス
おはようございます。












熱中症明けで富雄川沿いを走った時の記録をお送りしているわけですが、前回は大和側との分岐点から富雄までやって来ました。今回は更に川に沿って北へと進んで行こうと思っているわけですが、そこは大阪へ行く時に利用する風景の見慣れた道、そんな走り慣れた道を味付けとしてバス停巡りで進んで行きたいと思います。ルートをたどるのは奈良交通153番系統、近鉄富雄駅から傍示へと向かうバス路線です・・・と言っても傍示ってどこやねん、奈良県民でも知らんわって言われそう、まあ行ってみることとしましょう。
富雄駅からはたくさんのルートと本数のバスが出ているが、北行きのバスも1時間に1本の割で運行されている。駅前を出てすぐの所に富雄川が流れていて、近鉄線の高架の下を過ぎて進んで行くと川を斜めに架かる橋の所で川を挟んで道は北行きと南行きで一方通行に分かれる。北行きはもちろん川の左側の道、あまり車が多いところではなく2車線の追い越し可能な広さを持て余し気味な道が、富雄の住宅地の中を通り抜けて行く。
















この辺り、三松橋、春日橋、杵築橋、平野橋と橋がつくバス停名が続く、それぞれバス停がある所にはその名前の橋が架かっていて、進行方向を変えたい車がその橋を渡って来る。川の右側は高台に住宅地、学園前のニュータウンの一番西側に位置する所、一方の左側は住宅地が途切れた所から生駒山や田園風景がうかがえるが、その向こう側には生駒側のニュータウンが控えている。この道の界隈はそんな住宅地が途切れてちょっと一息ついた感じの田園風景が広がる所、川に沿っての道はうねうねとうねって小さなカーブが続く所だが車も自転車も快適に走って行ける、ただ自分的にはもう何度も走り慣れているので特にネタをひねり出せるような所でもない。と言うことでちょっとだけ思い出話、以前大阪で働いていた時、その時は夜が遅く奈良行の最終電車が出た後になることもあった、その時に利用していたのが深夜急行バス、難波駅前から自宅の最寄りのバス停・・・その時は大安寺に奈良交通のセンターがあった・・・まで走って行ってよく利用していた。料金は3800円、その頃は週1回から2回は利用していた、今では考えられないほどの散財ぶりだし、奈良に着くのは1時半過ぎで翌朝は大変だったが、バス1本で終点までずっと眠って帰ることができるのは魅力だった・・・とは言ってもなかなか寝られないんだよなあ、これが。第二阪奈で生駒へと入り、富雄を過ぎるとこのバス通りに入り、その後ならやま大通りから学園前を通って奈良の中心街へと入る、奈良まで帰る身としてはこの区間が結構鬱陶しいかった。しかしそうも言っていられない、このバスの乗客のほとんどが学園前までのお客さんであり、学園前駅を過ぎると自分(一人称)一人だけの貸し切り状態になることも度々あった、あれからもう20年くらい経っているが、このバスは今も走っているらしい、まあもう乗ることはないだろうけどね。











写真1枚目にある高架線は近鉄けいはんな線、次の写真にある掛橋バス停からは2つ先に近鉄学研北生駒駅があり、この駅を発着するバスも多い、153番系統もこの駅を経由するが、ここはならやま大通りへと至る道に入らなければならなく遠回りになってしまうので、そのまま富雄川沿いの道を真っ直ぐ進んで行くことに。道は更に交通量は少なくなり新興住宅地に囲まれたまだ発展途上中と言った中を進んで行くと国道163号線との交差点へとたどり着く。この交差点を越えた所にあるのが最後の写真にある高山バス停、この先は生駒市、と言うか奈良県の一番北の端となる高山地区へと入って行くのですが、途中で思い出話を入れてしまったせいでここらで時間となったようです、次回も気楽にお越しくださいませ。         まちみち





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