まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.591 滋賀の旅初夏編(5)・鳥居本宿

2016-10-14 07:51:20 | 旅行記
おはようございます。


『相棒』season15が始まりました、水曜21時に連ドラのなってもう15年か、長いなあ・・・と言うことで、早速第1話を録画でですが見ました。まず前回最終回で法務省を辞めさされ、今回は警視庁勤務となった冠城君、相変わらずつかみどころのない、しかしどこか裏のありそうなキャラクターは健在でした。しかし冠城の所属は特命係ではなく、社美彌子が上司となる総務部広報課、前シリーズでは相棒が初めての警察外の人間、そして今回は違う部署の人間と言う変化球で来て、冠城がどのようにして右京さんの相棒として関わっていくことになるのかと楽しみにしていたのですが、案外簡単にその座にたどり着くことになりました、まあ総務部ではなかなか捜査に出ることはできないですからねえ。
鑑識の米沢はいなくなりましたが、警察庁甲斐と法務省日下部は引き続き登場、そして今シリーズからレギュラーになったのが警察嫌いの青木、こいつは怪しそうですねえ、未だに前回のこと(S14第15話)を根に持っている様子ですが、それでも何やかんやと親しそうに接してくる辺りはいつか何かやらかしそうな感じがします。伊丹、芹沢、月本幸子は健在と言った感じ、内村刑事部長、中園参事官も相変わらずな様子、お客さんから警察の人間となった冠城にはこちらからの風当たりもきついようです。内村刑事部長役の片桐竜次は水谷豊とは旧知の仲、最近までBS日テレで火曜サスペンスの立花陽介の通信局シリーズ全話の再放送をやっていましたが、このドラマでは毎回相棒のような感じで二人でいろいろと取材、捜査で動き回っていました、『相棒』ではあんな感じの二人が火曜サスペンスではこんなに仲良さそうに、しかも二人とも若い、結構新鮮な感じで見ていました。さて、杉下右京と冠城亘の第2章、今回はどんなシリーズとなっていくのでしょうか、また楽しみな半年間が始まります。











滋賀の旅初夏編、3週間以上も空いてしまいましたが何とかペースを上げて行ってみようと思います。前回はJR米原駅付近を走りました、国道8号線を進んで途中で左へと分かれる道を入って行くとそこからが鳥居本宿、中山道の宿場町の始まりとなります、早速行ってみることとしましょう。
道は国道と分かれてすぐの所で急なカーブとなるが、その進行方向右側のカーブの突端にあるのが写真2枚目からある有川家住宅、赤玉神教丸本舗。お薬のことはこちらをご覧いただくとして、その重厚そうな建物にはやっぱり目を引かれてしまう、歴史的にも有名なこの場所は宿場町の象徴とも言えるだろう、ちなみにこの建物は重要文化財に指定されています。











中山道近江路は今回も旅の始まりとなる柏原宿から始まり、醒井、鳥居本と進んで来て、この先は今回の走りでは寄ることはないが、高宮、愛知川、武佐、守山と過ぎて行くが、どの宿場町も旧街道の雰囲気を漂わせているなかなか趣ある町並が繰り広げられていく。自分(一人称)も相棒君と一緒にもう何度も走ったことがあるが、いずれの宿場町もやっぱり何度来てもいい所です、どこも似たような、と言えば語弊があるのですが、それだけ昔の雰囲気をそのまま町並に残していると言うことでしょうか。一歩表に出れば国道や鉄道が通っている所ばかりですが、古くからある道は開発に押されずにそのままの姿を残していて、いつ来た時も素朴な雰囲気を感じさせてくれます。
さて、鳥居本宿ですが、さっきのカーブを過ぎると写真にあるように旧街道らしき町並がずーっと直線の道に沿って続いている。この宿場町の特色のひとつが所々の家の軒先に掛かっている切り取ったショートケーキを上から見たような形の看板、そこには「合羽所」との文字が見られる。合羽とは雨がっぱのことだろう、この風景もさっきの赤玉同様鳥居本宿を象徴するものとなっているだろう。写真3枚目にあるのは旧本陣跡の看板、しかしそこには昔あった建物はなく今は普通の庭のある一軒家が建っているだけである。写真5枚目にあるのは脇本陣、本陣跡に建っている家に比べると古くて風格があるように見えるが、これも当時のものではなさそうである。







鳥居本と言うと宿場町同様、知る人ぞ知る有名なスポットが近江鉄道鳥居本駅、ここは昨年、近江鉄道各駅巡りで来ているので今更あれやこれやと説明の必要はないでしょう。旧街道から一歩外れて国道8号線へ出ると横断歩道の向こう正面にもうお馴染みなレトロな駅舎が見えてくる。前に来た時もそうだったが、列車が行ったばかりなのか駅舎の中は人は誰もいなく、ホームに人の姿を見ることもない、その向こう側にはゆっくりトロトロと走るローカル線の列車を見下さんとばかりに全速力で走り去って行く新幹線、その走行音は旧街道からも聞くことができた。次の駅が米原、彦根と滋賀の2大都市の間にはさまれて静かにローカル情緒たっぷりの風景の中にある鳥居本駅、レトロな駅舎を持て余しそうな感じもするが、旧中山道の宿場町を見に来たよと言う人を静かにさりげなく迎えてくれているとでも言ったところでしょうか。
さて、鳥居本からは国道8号線の上り坂に差し掛かって石田三成の居城、佐和山城があった佐和山をトンネルで通り過ぎて彦根市内へと入って行く。石田三成と言うと『真田丸』では山本耕史がなかなか人間味のある三成を演じていてのですが、その最後の戦となる関ヶ原の戦いはドラマでは超高速で終わらされてしまいました・・・と言うことでこの旅も佐和山については超高速で通り過ぎて、次回は彦根市の中心、彦根城界隈を走ってみようと思います、今回もお付き合いのほど、どうもありがとうございました。        まちみち

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