まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.2105 福井の旅(3)・・・港町で文化財巡り

2024-07-03 08:31:50 | 文化財
よろしくお願いします。

























GW福井の旅の記録は3回目、福井駅から芦原街道を進み三国港へとやって来ました。芦原街道だから鉄道線と同じように芦原温泉を経由してたどり着いたと思いそうだが、地図を確認すると芦原温泉を通らずショートカットで三国に行ける道があったのでそちらを選択、結局今回は芦原温泉を通ることはありませんでした。予定時間を少しオーバーして三国に到着、最初はここをサラリと流して折り返すつもりだったが、古い町並を見るとやっぱり足は止まってしまう、この辺りには登録有形文化財の建物が多くあってそれを巡るだけで予定時間をかなりオーバーしてしまいました。町の入口には巨大な百葉箱のような時計台、その先はレトロな時代を感じる建物が並んでいて観光客も多く賑やかな雰囲気、進んでは止まってカメラを向けるの連続で時間はますます押しまくりです。













町並を抜けて港へ、道の横を流れているのは九頭竜川で河口はもうすぐそこ、先へと進むと左側が九頭竜川、右側が日本海を分ける突堤が伸びていて一番先には灯台が立っている。今回の三国港来訪の一番の目的がここ、この港の突堤が重要文化財に指定されている。2011年に来た時はここはサラリと通り過ぎて東尋坊へと向かったのだった、ここが重要文化財と知ったのはその後でいつかは再訪を、と考えていたが結局それから13年もかかってしまった。今の4代目相棒君とは北への旅がなかったので初めての日本海、冬の厳しい寒さの中で荒れるイメージがある海もこの日は暖かい陽気の中で波も穏やか、砂浜や突堤にはたくさんの人が訪れていてここも賑やかだった。











えちぜん鉄道の終点三国港駅へとやって来ました、もちろん前回もこの駅には訪れていて夕暮れの時間に自転車をたたんで福井駅まで輪行したんだった。その時からサイクルトレインをやっていて自転車をそのまま持ち込んでいる人もいた、時間が押しているのでここは次の目的地である永平寺口駅まで電車で行ってもいいかな・・・と料金表を見ると、高いわこれは、しかも時間もかかりそう。これはコストパフォーマンスが悪いな、とのことでやっぱり自転車で走ることにした、ただ時間は押しているのでこの先の予定がどうなるか・・・、まあ行ってみなければ分からないか。ホームには一瞬乗ろうと考えていた電車が停まっていたが、こちらの思惑もよそにすぐに発車していった、電車はゆっくりと走り始めて登録有形文化財の橋をくぐってカーブするので姿はすぐに見えなくなった。さあ、もう腹は決まった、福井の旅1日目の走りはこの先後半戦、丸岡町を抜けて永平寺口駅を目指します、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち