まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.241 各駅巡り・近江鉄道(歴史を感じる町へ)

2015-09-05 12:31:21 | 鉄道
おはようございます。

ここ2.、3日体調が悪くて、昨日はついに仕事を休んでしまいました。午前中は頭がフラフラしてPCはつけていたのですがほとんど見ることもできず、昼間はずっと寝ていたのですが夜になっても気分が冴えずこの日の更新は断念、今朝は何とか動ける状態にあります。今回は各駅巡り、近江鉄道編をお送りしていきます。








写真は次の尼子駅、愛知川、豊郷同様この駅も新幹線がすぐそばを沿って通っているので、向こう側の視界が遮られてしまっている。前の二つの駅は中山道の町並からつけられているが、この駅名の由来となる町の風景は新幹線の向こう側だからこれは恨めしいことしきりである。この駅で見た電車はシンプルな色にお茶のメーカーがラッピングされた車両、こんなん見たら喉乾いてくるわ・・・







新幹線の高架を越えて尼子の町並へと入って行く。『尼子』と言うと戦国時代の武将を連想するがそれもそのはず、尼子氏の起源となるのはこの町を居住とし、その町の名を名乗ったところから始まっている。旧街道の雰囲気を漂わせている町並とその中を貫くように流れている用水路がなかなかいい感じである。






この町並を抜けた所で交差する県道330号線へと入りそこを真っ直ぐ進むと、やがて近江鉄道の線路に突き当たる。右に曲がって線路を沿って走ると多賀大社駅前へとたどり着く、駅前には石の大きな鳥居が立っている。背筋が寒くなる気分だがこの下をくぐって多賀の町並をほんの少しだけ巡ってみることにする。






多賀大社駅へと戻る。さっきはちらっと見かけただけの駅舎、ここまででもいくつか見てきたコミュニティハウスを併設した駅は、もう見飽きた感じがする。せっかく歴史を感じる町を通っている鉄道なので、駅舎も古い姿をそのまま残すことはできなかったのかと思う。無人駅なのでホームへと入ってみると、ちょうど高宮行の列車が止まっていた、ここまで見てきた列車と違ってシンプルな黄色の電車で、一番近江鉄道らしさを感じる。高宮まではそんなに距離はないはずだが、駅名坂を見ると次の駅は『スクリーン』とある、何だ?この駅名は・・・。






では、そのスクリーン駅へ行ってみるとしよう。途中でさっきの多賀大社駅で見た列車が通り過ぎて行ったので写真を1枚、その後踏切を渡って線路に沿う道を行く。周辺は田園風景が広がる道、先へ進むと前方には工場らしき建物が見えてきた。道がY字になった分岐点を左へと進み踏切を渡ると、その先にホームが見えている、がそこに行くまでには工場の中の細い道をカクカクと曲がって行かなければならない。やっとたどり着いたスクリーン駅、なるほど!だから『スクリーン』だったのか。人の気配が全く感じられないホームはその会社の敷地内にあると言うことで、さっき通った京セラ前駅とは少し事情が違う。さて、次回は高宮から彦根へ、近江鉄道各駅巡りもいよいよ終盤へと差し掛かって行きます、今回はここまでとしておきます。       まちみち

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