□聖闘士真理矢
第1話
第1話

登校中の橘真理矢は、不意に誰かに呼ばれたような感覚を覚えます。
真理矢は、始業式に遅れてはいけないと、急いで電車に乗り込みます。
その電車内で、月見ヶ丘にいる孫に会いに行くというお婆さんに出会い、
この電車は、グラード学院前行きで、月見ヶ丘は、逆だと伝えます。
お婆さんが困っていると、真理矢は、駅まで連れて行って上げると。
その所為で、真理矢は、ホームルームに遅刻してしまいます。
教室に行き、今朝の電車でのことを友人の結城せつなに話していると、
始業式の準備が整ったと放送があり、ふたりは、講堂へ向かいます。
ハープの世界大会で優勝した生徒が、始業式で演奏してくれるらしく、
せつなは、それを楽しみにしているみたいです。
真理矢たちの担任の藤間弦月は、真理矢の隣に住む知り合いのようです。
生徒によるハープの演奏が始まると、何処かにいる黒衣の女性が、
確かに聖衣の気配を感じるとして、ハープ奏者の意識を乗っ取ります。
額に黒い星形が表れた奏者は、演奏により、生徒たちを昏倒させます。
異変を感じた弦月は、ハープの演奏を止めさせようとしますが、
奏者の謎の力に阻まれ、中央の演台へと吹き飛ばされてしまいます。
奏者の真理矢を狙った次の攻撃は、クリスタルウォールに阻まれます。
真理矢の眼前に、ぬいぐるみのような金色の羊が顕現していました。
奏者は、牡羊座を殺し、カードを奪えと、雑兵スケルトンを召喚します。
が、雑兵如きでは、如何とも出来ず、奏者は、三叉戟で障壁を破壊。
その衝撃は、金色の羊にも伝わり、周囲に4枚のカードが出現します。
金色の羊は、4枚のカードを聖衣と呼び、戦女神の名の下に障壁を展開。
冥王軍の攻撃を抑えている間に、真理矢に逃げて欲しいと伝えます。
真理矢は、友人たちを置いて、ひとりだけ逃げることはできないとし、
怖い奴らを倒し、みんなを救える圧倒的な力が欲しいと、強く念じます。
瞬間、ペガサスのカードが願いに応え、彼女にカードの能力が付与され、
真理矢は、キトンのような衣裳と装身具を纏い、天馬座真理矢見参と。
金色の羊曰く、聖衣は、装着者に合わせ、変化するとのこと。
雑兵たちは、小娘だと侮り、攻撃を仕掛けますが、真理矢の背後には、
星矢の姿が宿り、彼女は、ペガサス流星拳で邪悪を消し去ります。
黒衣の女性は、天馬座の聖闘士の出現を感じ取ります。
講堂の人たちは、正気を取り戻します。
真理矢は、講堂の外に飛ばされ、彼女の前に教皇・貴鬼を名乗る人物が。
そして、真理矢に、この世界を守るため、君の力を貸して欲しいと。
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