コキュートスの記憶

日々の出来事とか戦果(買い物)とか。
主にガンダムを中心にしています。

戦果報告2014.06.28

2014年06月28日 | 買物
<本日&先週の戦果>
・月刊ガンダムエース8月号/角川書店(680円)
 付録:『シャアの日常』専用手帳
・機動戦士ガンダムUCバンデシネ(11)/大森倖三 角川書店(605円)
・機動戦士ガンダムUC星月の欠片(2)/森田崇 角川書店(605円)
・機動戦士ガンダムUC『袖付き』の機付長は詩詠う(2)/
 白石琴似 角川書店(605円)
・ガンダムユニコーンエース 逆襲のフル・フロンタル/角川書店(605円)
・超級!機動武闘伝Gガンダム爆熱・ネオホンコン!(4)/
 島本和彦 角川書店(609円)
・機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY B(下)/
 千葉智宏 アスキー・メディアワークス(1,620円)
・聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話(9)/車田正美 秋田書店(771円)
・聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話外伝(10)/
 手代木史織 秋田書店(453円)
・聖闘士星矢 セインティア翔(2)/久織ちまき 秋田書店(607円)
・月刊ホビージャパン8月号/ホビージャパン(800円)
・電撃ホビーマガジン8月号/アスキー・メディアワークス(1,200円)
・グレートメカニックDX(29)/双葉社(1,015円)
・聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARYパンフレット/東映(1,000円)

以上の14冊で、11,175円になりました。
先週、聖闘士星矢の映画を観てきました。冊子も貰いました♪
冊子には未登場の天秤座の聖衣のラフ画なども載ってて満足。
宝島社から関連書籍が出てたのですが、やむなくスルー。
有名人のインタビューとか付録のバッグとかは必要ないなぁ…。
コメント (2)
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エニグマ始動 part4

2014年06月24日 | ゲームブック
079:
1台の救急車がホテルの前に停まるのを見たキミは、躊躇うことなく
そいつに駆け寄った。開いたハッチから突き出されたストレッチャー
に手をかけ、車の中の救護兵に声をかける。
「手伝う!」
「スミマセン」
開きっぱなしのドアを潜ってロビーに入ると、そこは臨時の救護所と
なっていた。フロアに敷かれたシーツの上に血の滲んだ包帯を巻いた
兵士たちが寝かされている。目聡くキミを見つけた軍医が垢に塗れた
シャツの襟を弛めながら言った。
「その辺に転がしておけ!今は手が空かん」
ストレッチャーを床に降ろし、胸から下を血だらけにして呻く負傷兵
をシーツの上に移す。ストレッチャーを引き摺って戻ろうとする救護
兵に軍医が声をかけた。
「おいっ!補充の医薬品は?キエフ大の野戦病院から貰ってこいって
言った筈だぞ!」
「もうあっちにもこっちに回す分は残ってないそうです」
喚く2人を尻目に、キミは階段を駆け降りて来た兵士を掴まえた。
「あの小娘はどこだ!」
いきなり居丈高に喚かれた男は目を白黒させて口ごもる。
「ホーソン様のことですか?」
「急用だ!」
「807号が個室になっている筈ですが…」
突き飛ばすように男を放し、階段を駆け上がる。3階迄来たところで
キミはホッと溜息をつき、額に滲んだ冷や汗を拭った。いくらひっく
り返るような騒ぎになっているとは言え、ここは一軍の司令部である。
今のやり方は少々乱暴過ぎた。
─しかし、ここ迄来れば…
ゆっくりと8階に上がり、807号室の前に立つ。左右に目を走らせ、
廊下に誰もいないことを確かめてからソッとドアノブを回してみた。
鍵はかかっていない。そのままドアを押し開ける。
部屋は意外に広かった。ドアから入った所がリビングルームになって
いて、軍人が使うには勿体ないようなテーブルセットが置いてある。
左にベッドルームがあるらしい。
そして、ミディがいた。ソファに座ってバインダーを開いていた彼女
は、後ろ手にドアを閉めるキミをジッと見詰めている。軍服が全く似
合っていない少女は何故か、驚いているようには見えなかった。口を
開きかけ、躊躇ったように閉じる。そして、無邪気に微笑みかけた。
「久し振りね」
「外は大騒ぎだぜ。こんなところでのんびりしていていいのか?」
「アナタを待っていた…って言ったら?」
キミは黙って壁にかかっていたホルスターから拳銃を取る。22口径
のターゲットマッチモデルだ。
「彼女はまだ眠っているの?」
マガジンを左手に落としてみる。ロングライフル弾が10発。
「彼女には可哀想なことをしたと思ってるわ」
「殊勝な発言だ。ナオミに聞かせてやりたいね」
「でもずっとこのままって訳じゃないのよ。眠らせるためのキーワー
ドがあれば、起こすためのキーワードもあるわ」
右手に22口径をぶら下げたキミは、ミディを見据えたまま彼女に歩
み寄る。ミディはテーブルに手をついて立ち上がった。長い髪が揺れ
て頬にかかる。
「今教えてあげられればいいのだろうけど、その前にアナタにやって
欲しいことがあるの」
「交換条件か…」
テーブルを挟んでミディと向かい合ったキミは薄く笑った。
「アナタが私の頼みを聞いてくれたら、教えてあげる」
キミはゆっくりと右手を挙げた。
22口径が乾いた音を立てた。左脚の大腿部を撃ち抜かれたミディは、
蹌踉けてソファに腰を落とし、声を立てずに喘いでいた。
「取り引きできる立場かよ、ふざけるな」
ミディの前に膝をつき、血に塗れたスラックスの裾を引き裂く。白い
太腿が露わになった。
「勘違いするな。血止めをしてやろうって言うんだ」
引き裂いた裾で股の付け根を強く縛ったキミは、ポケットにクリップ
で止めておいた焼夷手榴弾の信管を捻り、ヒューズと炸薬を引き抜い
た。血の気の失せた顔のミディがビクッと体を震わせる。
手榴弾のシェルをミディの太腿の上で傾ける。ゼリー状の油脂が垂れ
落ちた。
「こいつで傷口を焼いとけば化膿したりする気遣いはないぜ。骨迄焼
いてくれる」
「よくもこんな…」
華奢な肩にかけたキミの手に震えが伝わって来る。キミはポケットか
らライターを取り出した。
「オレはただの軍人だからな。人から何か聞き出そうとするとこうい
う方法しか知らん。ちょっと乱暴かも知れんが、結構効果的な手だと
思うぜ」
ポッと音がしてライターが着火した。その途端、何故かミディの震え
がピタリと止まった。
「そうかしら…私にはムダよ」
その顔は何かに耐えるように無表情になり、しかし、目だけは鋭い輝
きを帯び、キミに向けられている。
ミディの手がライターを持ったキミの手を掴んだ。
「見ていて」
ミディはライターを自分の太腿に近づけて行く。大きく息を吸い込み、
唇を噛み締めて油脂に火を近づけて行くミディを、キミは呆気に取ら
れて見守った。
油脂に火がついても、ミディは悲鳴ひとつ上げなかった。蒼白の顔に
脂汗を浮かべ、キミを睨みつけている。肉の焼ける厭な臭いがした。
「アナタが私の頼みを聞いてくれないなら、例え殺されても言えない」
・ミディの頼みを聞く:028
・ミディをもっと痛めつける:163

てなとこで、次週に続きます。
痛めつけても意味はなさそうです…
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GA2014.07

2014年06月21日 | ガンダムエース
ガンダムエース7月号からの備忘録。

<月刊ガンダムエース2014年07月号>
□機動戦士ガンダムミッシングリンク
MISSION:04「父と子と悪魔と」

・トラヴィスはサイド3のエルナと恋に落ち、ヴィンセントが誕生。
・2年後、国交の制限で、トラヴィスだけが地球に帰還する。
・トラヴィスは家族と連絡を取ろうとし、それがスパイ容疑に繋がる。
・ペイルライダーはトラヴィス機、ヴィンセント機を翻弄。
・フレッドはピクシーで戦闘を楽しむようにダグのイフリートと対峙。
・トラヴィスはペイルライダーに組みつき、脱出後、ヴィンセントに
 自分の機体ごとペイルライダーを討てと指示します。
・が、その爆発でもペイルライダーは擱坐せず、戦闘は続行。

□機動戦士クロスボーンガンダムゴースト
第31話「炎と死闘と…」

・コーシャはローズマリーたちを相手取り、互角以上の戦い。
・手持ち無沙汰のラーザブはジャックと戦うロナルドに加勢。
・フォントは外のMS隊に外壁を壊すマーメイドの制止を依頼。
・いずれも戦闘中で手が放せず、フォントはザクを急行させます。
・ザクはバンゾの攻撃で破壊されますが、中からファントムが。
・そのまま、マーメイド機を押し退け、破壊を中断させます。
・ラロは倒れたマーメイド機を狙いますが、ジャックが身を呈し、
 その隙をついたロナルドの攻撃がデスフィズのコクピットを貫通。
・が、ジャックは間一髪、マーメイド機に乗り移り、ラロを撃破。

□SDガンダム神話伝承
Vol.16「深紅騎士シナンジュの機兵があらわれた!!」

・2人の皇子たちは冥府の入口、ザックトレーガー湖に到着。
・アンチユニオン軍が機兵軍団を伴って強引に湖に侵攻。
・騎士ガンダムリジェネレイトの革命機兵ゲルンティラ。
・深紅騎士シナンジュの将機兵エクリプス・プロヴィデン。
・シナンジュはリジェネレイトと対峙し、皇子たちを進めます。

□機動戦士ガンダム0083 REBELLION
第11話「終わりなき追撃」

・6機のナイトシーカー隊はガトーたちによって壊滅。
・ナイトシーカーの空母もドライゼのユーコン級の魚雷で大破。
・シーマはガトーの件を連邦に流しつつもデラーズフリートに参画。

□機動戦士ガンダムU.C.0094 アクロス・ザ・スカイ
第13話「蒼炎絡み合う」

・眼鏡がCPをハッキングするととあるプログラムが起動。
・ガブスレイ(ガスプレイ?)T003、T005のナイトロ起動。
・上記のガブスレイはヘイズルのXBR-M84aビームライフルを携行。
・レイヴン隊は残党の基地内に突入、バトたちもガブスレイと対峙。

□機動戦士ガンダムMSV-R 宇宙世紀英雄伝説 虹霓のシン・マツナガ
辺獄の三鬼編Ⅷ

・マツナガ機は左脚に被弾するも、三連星のJSAを凌ぎます。
・2度目はラルが加勢して先駆け、オルガは掩護に回ります。
・ルウム宙域で連邦軍の長距離射撃を探るジオン軍の偵察隊が壊滅。
・連邦軍は長距離砲サントメ・プリンシペ月面を砲撃。
・長距離砲はコロンブス級を3隻連結したような形状。

ビルドファイターズはビルダーズと同じ世界なのかな??
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エニグマ始動 part3

2014年06月17日 | ゲームブック
172:
キミは丘を登り始めた。斜面はかなり急で、四つん這いにならないと
ひっくり返ってしまいそうだ。頂上近くに小さな地滑りの跡があった。
深く抉られた斜面に樹々が根を晒して転がり、頂上を走る道路のアス
ファルトがその上に突き出している。
丘の上には公園が広がっていた。古びたオベリスクがドニエプル川の
方向を背にして建っている。碑銘はもう磨り減ってしまい、ほとんど
読み取れないが、確か前世紀の第2次大戦における戦死者たちの眠る
墓だった筈だ。
市街地の方に目を転じる。ここからだと市内の様子が手に取るように
判る。緑の都キエフは美しかった。しかし、そこここに砲爆撃の跡が
灰色の傷口を晒している。市内に入る街道は敗残兵の列で埋められ、
建物の窓は総て破られていた。
─ミディは…
キミはキエフ市の地図と眼下の景色を重ねてみる。
─司令部か、宿舎…
ジオンの連中が接収して腰を落ち着ける気になりそうな建物…。ホテ
ル?大学もあったな。
西から北へ視線を移して行ったキミは、そこで目を止めた。前方の丘
の梺にあるホテルの窓から薄い煙の帯がたなびき出ていた。
火事の煙ではない。前線が突破されたのを知った司令部が慌てて機密
書類の命令書を焼き棄てているのだ。あそこに司令部がある。恐らく、
ミディも。
ホテル・ドニエプルだったな。ホテルの名を思い出したついでに、こ
の公園の名が頭を掠める。不滅の栄光の公園。訪れる者が平和への祈
りを捧げたであろう聖なる墓地。
※重要なヒント:207
・川岸の緑地帯伝いに向かう:145
・キーロフ通りに出て向かう:058

058:
キーロフ通りに降りて行ったキミは騒動にぶつかった。市内に逃げ込
んで来た敗残兵たちに5人のMPが銃を向けている。
「前線に戻れ!敵前逃亡は銃殺だぞ!」
MPが怒鳴るが敗残兵たちは動こうとしない。敵意の隠った目でジッ
とMPを睨みつけている。
突然、銃声が響いた。全員が音のした方を振り返る。短機関銃を構え
たMPの前に兵士が倒れている。逃げようとして撃たれたのだろう。
「繰り返す!前線に戻れ!逃げる者はジオン兵ではない、射殺する!」
キミの正面に立ったMPがヒステリックに喚いた。
・右の公園に逃げ込む:108
・左の市街地に逃げ込む:051
・敗残兵たちを煽り、MPを片づける:020

108:
キミは横にいた男の腕を掴み、力任せに突き飛ばした。可哀想な男は
正面のMPと衝突し、折り重なって倒れる。
「なっ、何を!」
手足をばたつかせる2人にMPたちの注意が向いた隙に、キミは脱兎
の如く駆け出した。2秒程も遅れて銃声が迫って来たが、キミは既に
公園の森の中だった。
追っ手がいないことを確かめて一息つく。樹々の梢の間から緑の丘が
見えた。全体に高台の上にあるキエフ市の中でも一段高いウラジーミ
ルの丘だ。森伝いにそちらへ向かう。
暫く歩くと森が尽きてしまった大通りに出ることは避け、人通りの少
ない路地を歩いて行ったキミは、4本の通りが交わる広場に出た。
・その広場に面してホテル・ドニエプルが建っている:079

てとこで次回に続きます。
いよいよミディと対面いたします。
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エニグマ始動 part2

2014年06月10日 | ゲームブック
ミディを捜しにキエフ市に向かいます。

160:
湿地帯の中の一本道を快調に飛ばすバイクの前にあるものを見つけた。
それは傷つき、打ちのめされた兵士の一団だった。圧倒的に優勢な同
盟軍の突進の前に軍としての統一を失い、前線から逃げて来た敗残兵
たち─行き場を失くした彼らは少しでも敵から離れようとただひたす
らにキエフ市を目指し、萎えた足を運んでいる。
辛うじて動いている2、3台の装甲車には乗れるだけの人間が鈴生り
に成り、道を埋めた兵士たちの間を縫ってノロノロと進んでいる。彼
らはほとんどが体のどこからか血を流し、装備を総て棄ててしまって
いる者も多い。
キミのバイクはゆっくりと移動する無言の集団の最後尾にあっという
間に追いついた。
・敗残兵たちに紛れる:177
・敗残兵たちを追い抜いて進む:192
172でヒントが貰えるので、それを目指します。

192:
ノロノロと進む敗残兵の集団にバイクを強引に突っ込ませる。ホーン
と空吹かしの音で、項垂れて進む兵士たちは大人しく道を開けた。文
句を言うだけの気力も残ってはいないらしい。何か言いた気にバック
シートを見る者もいたが、キミは無視した。
真面に走れそうなだけ道が空いてくると、キミはギアを掻き上げなが
らスロットルを開け、思い切り加速した。
街道の左右から湿地が消えた辺りで、キミはバイクを棄てた。
・市街地ではバイクは目立つ:052

052:
─さて、どこから市内へ潜り込んでやるかな。
・ナベレジノエ街道:118
・レサ・ウクラインカ並木通り:040

118:
右にドニエプルの流れを見ながら進む内に、小高い丘が見えて来た。
樹々に包まれ、川に臨んだ側はかなりの急斜面になっている。キエフ
─ドニエプル川西岸の丘陵地帯を中心に広がった街である。
キミが歩いているナベレジノエ街道は川に沿って丘の梺を回って北へ
伸びている。丘の斜面の下に差しかかった辺りから、街道は市内に逃
げ込もうとする兵士たちでごった返し始めた。
・丘に登って市内に入る:172
・兵士たちに紛れて進む:059
ちうとこで、次回に続きます。次回は市内に入って行きます。
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