goo blog サービス終了のお知らせ 

コキュートスの記憶

日々の出来事とか戦果(買い物)とか。
主にガンダムを中心にしています。

第12話 だから僕は…

2025年06月28日 | GQuuuuuuX
□機動戦士Gundam GQuuuuuuX
 第12話 だから僕は…

シュウジは、向こう側からやって来た。
彼女が創ったこの世界を終わらせるためにと、マチュに言います。

ラシット艦長は、状況が読めず、コモリ少尉に意見を求めます。
彼女も何が起こっているかは判らず、そんな都合の良いものではないと。
エグザベ少尉は、キシリア閣下が亡くなり、ジオンが崩壊すれば、
ニュータイプもその道連れになるとしますが、シャリア中佐は、
独裁の下では、人の革新など起こる筈もないと断じ、交戦を続けます。
エグザベ少尉機は、ハクジを囮にし、シャリア中佐機に肉迫しますが、
躱され、有線メガ粒子砲の集中攻撃で、防盾と左腕を破壊されます。

赤いガンダムに乗るシャア大佐は、向こう側から来たシュウジに対し、
邪魔をするなとし、向こう側から来た者は、向こう側へ帰って貰うと。
シャア大佐は、薔薇の少女を、ゲートを開き、向こう側へと送り返す。
イオマグヌッソは、そのために建造させたのだと言い、薔薇がある
球体部分の外殻が分割されます。シュウジは、ゲートが開かれたとし、
向こう側へ行けると言うことは、向こう側から来ることもできると。
瞬間、イオマグヌッソ内部から1機のモビルスーツが出現し、
ソドンでは、その機体自体からもゼクノヴァの反応が確認されます。
コモリ少尉は、眉間を指で押さえ、白い悪魔と独り言ちます。

その白い機体には、シュウジが搭乗していて、彼は、薔薇の少女を殺し、
この世界を終わらせると、ガンダムがそう言っていると決意します。
マチュは、シュウジと交感し、薔薇の少女を殺す理由を訊ねると、
向こう側で起こった事として、少女の記憶が映し出されます。
シャアのゲルググとララァのエルメス、アムロのガンダムによる戦闘が。
遅れて、セイラのGファイターも加わり、戦闘は激化して行きます。
が、戦闘は、ゲルググがエルメスを庇い、撃墜されて終了します。
この時のララァの絶望の波動が銃爪になり、エルメスのサイコミュは、
もうひとつの別の宇宙を創ってしまったと、シュウジは、説明します。
語る背景に、赤いグフ、赤いヅダ、赤いビグロ、赤いビグ・ザム、
赤いガルバルディα、山下いくと版の赤い奴が描かれていました。
でも、どの宇宙でもシャアは、白いガンダムに殺されてしまうと。
その度に彼女は、深く傷付き、その絶望が彼女が創った宇宙を歪め、
崩壊させてしまうと。漸く辿り着いたのがこの世界線だと。
彼女がシャアと出会うことは無くなったが、彼女が望んだことだと。
だけど今、シャア自身がこの世界を否定しようとしている。
それは、彼女に取って、耐え難いことだろうと。ララァの心は、
激しく傷付き、壊れ、恐らく、この宇宙は、崩壊すると。
向こう側の世界を巻き込んでと。だから、目覚める前の彼女を殺し、
この宇宙を終わらせると、自らの決心を、マチュに語ります。
この宇宙を、もともと存在しなかったものに。彼女が見たかも知れない
夢のひとつにしてしまうと。それでも、いつものように彼女は、
また別の宇宙を創るだろうと。愛するシャアを守るためにと。
シュウジは、これまでも数え切れない程、この手で彼女を殺してきたと。
これ以上彼女が傷付かないように、彼女の心を守りたいんだと。

キシリア座乗艦がシャア大佐の赤いガンダムを艦砲で攻撃します。
キシリアは、ダイクンの血統は、邪魔でしかないとキャスバルへの
好意を棄て、彼が望むニュータイプの世は、地球の旧い人類を殲滅し、
私が創って見せようとします。また、キシリアは、ジオンが負けた
世界があるということを、シャアから聞かされていたようです。
シャリア中佐は、白いガンダムを見て、言い知れぬ恐怖を感じます。
シャリア中佐機は、キシリア座乗艦を狙いますが、避けられます。
座乗艦は、前方に漂流する軍警のサラミス級を撃墜し、浮上します。
その爆風で、ザクの火砲が吹き飛ばされ、シャアの赤いガンダムへ。
赤いガンダムは、火砲を構え、敬礼し、座乗艦の艦橋に撃ち込みます。
ジフレドのニャアンは、目覚め、キシリアが亡くなったことを感じます。
ソドンは、キシリア座乗艦が沈んだと知り、生存者の救援に向かいます。

マチュは、ケータイへのメッセージを回想。シュウジが言うような
ことを、ララァは、望んでいないと感じ、シュウジを止めると決意。
シュウジの白いガンダムと、マチュのジークアクスの戦いに、
ニャアンのジフレドが駆け付け、マチュと交感し、海に行くために
シュウジを止めることを手伝って欲しいと。ふたりは、マヴになり、
白いガンダムのシュウジを止めることに同意し、再び戦闘に戻ります。
シャアは、薔薇に守られている歪な世界では、ニュータイプの時代が
来るとは思えないとし、薔薇を排除すると、シャリア中佐に語ります。
シャリア中佐は、でしょうねと言い、赤いガンダムに襲い掛かり、
ザビ家亡き後のジオンには、アルテイシアを擁立する準備があると。
シャリア中佐は、シャアがキシリアと同じく、人類の粛清に至ると。
シュウジは、時間が無いとし、白いガンダムをハイパー化させます。
巨大化した機体は、マチュ機とニャアン機の攻撃を受け付けず、
ニャアン機は、その手に捕まり、コア・ファイターで脱出します。
マチュは、シャリア中佐のひとりでは無理だとの言葉を聞きますが、
シャロンの薔薇を守り、四肢のエネルギー球を重ね、防御します。
マチュは、ひとりではなく、ジークアクスは、いつも味方だったと。
操縦桿がマチュの手を取り、ヱヴァのように開口し、白いガンダムの
ビーム・サーベルを霧散させ、右腕を駆け上がり、頭部に迫ります。
シャリア中佐機は、シャア大佐機の頭部と右腕を破壊しますが、
左手のビーム・サーベルに機体を貫かれ、機体が損傷します。
シュウジは、ララァの想いを守りたいと、何時か彼女が願った世界を
本物にして上げたいのだと。マチュは、キラキラした自由な世界を
教えてくれたシュウジは、自分の心を縛ったりしないでと言います。
シュウジの描く絵は、ララァのいる世界のキラキラで溢れていると。
が、シュウジは、ララァを守るためには、こうするしかないと、
ガンダムが言っていると譲りません。ジークアクスがこれに対し、
僕は、もう見たくない。またガンダムがララァを殺す光景をと。
マチュは、守られなきゃ生き残れないなんて、本物のNTではないと。
私たちは、毎日進化し、明日の私は、もっと強くなってやる、
誰かに守って貰う必要なんて無い強いニュータイプにと。
瞬間、ララァが覚醒し、シュウジは、たくさんの世界を見て来たが、
その長かった旅も漸く終わると。マチュのような人は初めてだと。
この世界は、君と僕が出会うために創られたのかも知れないと感謝し、
マチュのことが好きだと言います。マチュは、シュウジとキスします。
ジークアクスのビーム・サーベルは、巨大な斧の輪郭を描き、
操縦桿を握るマチュの手の上から、何者(アムロ?)かの手が重なり、
巨大なガンダムの頭部を斬り飛ばします。クラバのルールに則り?
赤いキラキラの中のシャリア中佐とシャア大佐は、この光景を見て、
エンディミオンユニットが覚醒したのかと、意味深なことを述べます。
向こう側から来たオーパーツを使った、オメガサイコミュは、
赤いガンダムの代わりに、ゼクノヴァの銃爪として造られたもので、
正しくは、エンディミオンユニットなんだそうです。
薔薇の中の少女は、この世界のNTに感謝し、ゼクノヴァを起こし、
向こうの世界由来のもの全てを呑み込み、消失して行きます。
シャアの仮面やコスチュームも持って行かれ、シロウズ形態へ。
シャア大佐は、シャリア中佐に問われ、貴様に殺されずに済む人生を
探してみるかと言い、コア・ファイターを分離させ、宙域を離れます。
シャリア中佐機は、エグザベ少尉機に脱出ポッドを確保されます。
エグザベ少尉は、ザビ家亡き後のジオンを何とかしろと、
命を以って、責任から逃れることを断固として拒否されます。

ややあって。ジオンでは、アルテイシアを擁立されます。ラルも側に?
その様子を、シャリア中佐、エグザベ少尉、コモリ少尉が見詰めます。
シャリア中佐は、シャアぽい仮面を。ジオニック社のネオン看も。
ララァの元を、白いスーツのシャアが訪れ、彼女は、感涙します。
カネバン一行は、パブリク級+コンテナを母艦にし、活動を再開中?
ゾックっぽい機体がコンテナの中にあり、クラバもやるのかな??
イオマグヌッソの暴走現場も封鎖が解かれ、ジャンク相場が高騰とか。
タマキは、引越の準備をしているようで、仕事も辞したのかな??
そこへ、マチュからメッセージがあり、無事であることが伝わります。
単身赴任のお父さんも、娘の一件もあり、戻って来てるみたいです。
んで、そのマチュとニャアンは、南の島ぽい浜辺でバカンスの最中。
マチュは、シュウジと何時か会えるって、ガンダムが言っていると。
ソロモン諸島にキラキラという地名があるそうな。

アマテ・ユズリハ:黒沢ともよ
ニャアン:石川由依
シュウジ・イトウ:土屋神葉
シャリア・ブル:川田紳司
エグザベ・オリベ:山下誠一郎
コモリ・ハーコート:藤田茜
ラシット:広瀬さや
タンギ:中務貴幸
オシロ:中村源太
セファ:渡辺理沙
ベノワ:江越彬紀
アンキー:伊瀬茉莉也
ジェジー:徳本恭敏
ナブ:千葉翔也
ケーン:永野由祐
ハロ/タマキ・ユズリハ:釘宮理恵
ポメラニアン:越後屋コースケ

シャア・アズナブル:新祐樹
キシリア・ザビ:名塚佳織
マリガン:斉藤壮馬
キャスター:丹羽正人
オペレーター:田中啓太郎
オペレーター:村井雄治

池田秀一、古谷徹、潘恵子
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第11話 アルファ殺したち

2025年06月21日 | GQuuuuuuX
□機動戦士Gundam GQuuuuuuX
 第11話 アルファ殺したち

ニャアンは、続けて座標を打ち込み、二射目を発射しようとしますが、
砲身の冷却期間が必要らしく、時間を要します。その間もララ音が。
そこへ、マチュのジークアクスが出現。この光景を見ていたシロウズは、
アルファ殺しが2機揃ったかと独り言ち、計画していた行動を開始します。
マチュは、ジフレドに誰が乗っているのか知らず、ニャアンもまた。
ニャアン機は、やにわにビーム・ライフルを放ち、ビットを射出します。
マチュ機は、第一射を避け、2基のビットの攻撃をも躱し続けます。
マチュは、オールレンジ攻撃に対するシャリア中佐の忠告を回想します。
動かしているのは、人の意思であり、有限の武器、有限の攻撃回数の
組み合わせに過ぎず、それを操るニュータイプも所詮は人なんだと。
マチュ機は、ビットの攻撃を防盾で防ぎつつ、ニャアン機の攻撃を、
機体を捻って躱します。さらにもう1基のビットにライフルを投げ付け、
それを避けた軌道を先読みし、ビット自体を右手で掴み、捕らえます。
マチュ機は、ビットをニャアン機に投擲し、ビーム・サーベルを抜刀。
ニャアン機も抜刀。両機は、斬り結び、パイロットを互いに知ります。

その頃、外部では、シャリア中佐のキケロガがキシリアのNT部隊を
次々に撃墜して行きます。ソドンのラシット艦長は、シャリア中佐の
行動に疑問を持ち、シムス大尉に訊ねると、来るべきNTの時代のため、
中佐は、キシリアを排除しようとしていると臆面もなく答えます。
コモリ少尉は、本物のニュータイプはそんなことはしないよと。

マチュは、ニャアンに、急にいなくなり、ジオンにいるのかと訊ね、
さっきの悲鳴が聞こえなかったのかとも。ニャアンは、気持ち悪いだけ。
知らない誰かが頭の中で邪魔をしているが、シュウちゃんを守るためと。
マチュは、シャロンの薔薇からララァを救い出し、イオマグヌッソを
使えなくすると言い、シャリア中佐から事前に教えられていた行動を。
マチュは、オメガサイコミュのリミッターをPP8-Sで撃って破壊し、
システムのオーバードライブが機能し、手のような操縦桿が展開され、
両肩と両膝に、謎の球体が顕現し、それを取り囲む光輪が出現します。
マチュ機は、シャロンの薔薇に繋がる機器を引き剥がすと、衝撃波が
発生し、マチュ機とニャアン機は、隔壁に激突しつつ吹き飛ばされます。

シャリア中佐機とエグザベ少尉機は、一騎討ちを続け、擦れ違う際、
エグザベ少尉は、キシリアがNTの未来を考えていると中佐を説得し、
シャリア中佐は、そのために地球に住む人々を滅ぼしても構わないと?
イオマグヌッソなら可能だとし、キシリアもそれを躊躇わないと。

マチュは、ハロに起こされ、目の前にシュウジの思念体を見ます。
シュウジは喋らず、ひとつの方向を指差し、マチュは、追従します。
ニャアンも目覚め、導かれるマチュの姿を見て、ジフレドで向かいます。

シロウズは、劇場のような場所に出ると、キシリアが声を掛けます。
キシリア曰く、この作戦を始めれば、貴様に会えると思っていたと。
キシリアは、消えたシャアがこの時代にいることを知ってたのかな?
シロウズは、前髪を撫で上げ、素顔を晒し、お久し振りです、閣下と
キシリアは、レーザーハンドガンを構え、逆シャアぽいことを言います。
シャアは、洞察に満ちた優しさを持つ者を、NTと理解していると。
キシリアは、ジオンは手中にあるとし、私の元に戻れと促します。
シャアは、この世界には、閣下のご存じない理があると話します。
キシリアは戸惑いますが、計画を実行するには、シャロンの薔薇と、
赤いガンダムが必要だが、代わりのジフレドとパイロットもあるとし、
シャアがいなくとも、この計画は実行できると脅しを掛けます。
そこへ、天井を突き破り、マチュが落下し、壁を壊し、ジフレド出現。
その隙を衝き、シャアはマチュの手を取り、奥の奈落へと飛び込みます。
奈落は随分と下の通路に続いているようで、シャアはマチュを庇い、
壁面に叩き付けられます。マチュは、シュウジと同じ匂いを感じます。
通路の奥に赤いガンダムが現れ、それが発する光がシャアを包むと、
シャアは、スーツ姿から一年戦争時の赤い軍服姿に一瞬で変わります。
マチュは、変貌した姿を見て、赤い彗星のシャアだと、驚愕します。
シャアは、これが彼女が覚えている私の姿なのだろうと納得します。
マチュは、赤いガンダムに駆け寄り、シュウジを捜しますが、いない。
シャアは、シュウジを、見込んだ以上のNTだとし、私の前に現れたのも
偶然ではなかったのだろうと述懐します。で、シュウジは、薔薇の中に
眠る少女に取り憑かれたと。また、彼に想いを寄せているのかと訊ね、
一方的な想いが相手を追い詰めることもあると、マチュに忠告します。
薔薇の中で眠る少女は本来、この世界にいてはいけない存在だとし、
私が彼女を消滅させると言い、赤いガンダムに乗り込みます。
マチュは、消滅させると聞き、ララァを助けるために行動を起こします。

ニャアンは、キシリアの無事を確かめるため、ジフレドを降ります。
キシリアは、作戦はどうした?と。ニャアンは、気分が優れないと。
また、シャロンの薔薇の中には誰がいるのか?と訊ねます。
キシリアは、作戦が終われば、本当の自由が手にはいると言いますが、
ニャアンは、自分のためではなく、先程の男のためだと感じ取ります。
客席側を、マチュが横切り、キシリアがレーザー銃の銃口を向けます。
次の瞬間、ニャアンがキシリアの左腹を後ろから銃撃します。
キシリアは、どういうつもりだとレーザー銃をニャアンに放つと、
ジフレドが左手でニャアンを庇い、ニャアンは、そのままジフレドへ。

赤いガンダムは、シャロンの薔薇へ。シャアは、ひとつしか存在しない
アルファ型サイコミュが、この世界にふたつあることで、共鳴し合い、
その不安定さこそ、あの少女がゼクノヴァを起こす原因だとします。
で、彼女には、この世界から消えて貰わねばならないとします。
シュウジの大事な人だとし、マチュのジークアクスが阻止しに来ます。
両機が激突する瞬間、シュウジの思念体がその間に出現します。
また、シャロンの薔薇の少女も目覚め、ララ音と共にゼクノヴァが。

コモリ少尉の左掌にキラキラが描写され、本物のゼクノヴァが始まると。
シャリア中佐は、向こう側から流れ込むミノフスキー粒子と反応した、
エネルギーが光として認識されると説明。エグザベ少尉は、向こう側?と。
ゼクノヴァによって起こるこの現象の中でなら、NTの認知能力は極大し、
シャリア中佐は、移動するキシリアの姿を捉え、エグザベ少尉もまた。
シャリア中佐機とエグザベ少尉機は、互いに一歩も退かない攻防戦を。
キシリアを介抱するマリガン大尉には、彼女が見ている光が見えず。
セファ伍長は、ゼクノヴァが起こっているのは間違い無いとします。
が、コモリ少尉は、ゼクノヴァは、別宇宙との境界が破れ、
エネルギーが交換される現象と考えられ、過去に観測された3度のものは、
こちら側の質量エネルギーが向こう側に流出するという形だったが、
今回は、逆向きだと説明。向こう側のエネルギーが流れ込んでいると。
シュウジは、僕はただ、彼女に傷付いて欲しくないだけなんだと。
シャアは、それは私も同じだが、薔薇の少女が世界を歪め続けるなら、
正さねばならないとします。シュウジは、あなたを守るためなのにと。
シャアは、だからこそだと譲りませんが、シュウジを見て、驚愕します。
シュウジは、向こう側からやって来たと。彼女が創ったこの世界を、
終わらせるためにと、マチュとシャアに自分の正体を明かします。
そして、光の向こう側から、よく知る方の白いガンダムが現れます。

アマテ・ユズリハ:黒沢ともよ
ニャアン:石川由依
シュウジ・イトウ:土屋神葉
シャリア・ブル:川田紳司
エグザベ・オリベ:山下誠一郎
コモリ・ハーコート:藤田茜
ラシット:広瀬さや
オシロ:中村源太
セファ:渡辺理沙
ハロ:釘宮理恵

シャア・アズナブル:新祐樹
キシリア・ザビ:名塚佳織
マリガン:斉藤壮馬
シムス・アル・バハロフ:庄司宇芽香

富岡泰崇、田中啓太郎、吉川りり、長谷川暖
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第10話 イオマグヌッソ封鎖

2025年06月14日 | GQuuuuuuX
□機動戦士Gundam GQuuuuuuX
 第10話 イオマグヌッソ封鎖

ペルガミノ大統領の会見で、イオマグヌッソが核の冬による地球寒冷化を
修復するために計画された、平和目的のソーラ・レイだと説明されます。
全地球環境改善用光増幅照射装置「イオマグヌッソ」だそうです。

式典には、ザビ家も出席し、キシリアとギレンは、デギンの葬儀以来、
5年振りに直接顔を会わせるとのこと。ギレンは、ズム・シティーにも
姿を見せず、最近は、贔屓の秘書官と別荘に入り浸っているそうです。
が、連邦政府からの出席者はいないとニュースでは言われていました。
オシロ軍曹は、カノム精機の双眼鏡で、国家親衛隊のビグ・ザムを見て、
最近配備されたばかりの13号機もあると言っていました。
情報統制があり、ギレンの所在はキシリア派には伝えられていません。

ジークアクスとキケロガが訓練を終え、ソドンに帰艦します。
キケロガは、デカいので、艦底部分に接舷されていました。
シャリア中佐は、この式典で、ギレンとキシリアの弑殺を企図します。
マチュは、シャリア中佐のことをヒゲマンとあだ名していました。
マチュは、シャリア中佐からシャロンの薔薇、その中にいる人物、
そして、ザビ家に復讐を誓うシャア大佐に付いて、教えられます。
また、シャリア中佐は、木星船団での出来事を語って聞かせます。
木星から照射される宇宙線は、技術部の想定よりも遥かに強力で、
制御装置に致命的なダメージを与え、地球へ帰還できなくなります。
やるべきこともやりたいと思うことも何もなく、そんな自分を自覚し、
初めて本当の自由を感じたと。誰の期待に応えることもできない、
何より自分自身の期待にさえ。そうなった時に、本当の自由が生まれ、
本当の自由になれたまま死ねるのなら、それで良いのかも知れないと、
ヴァルタPP8-Sで自死を選ぼうとしたその時、船団の自動操縦が復活し、
シャリアは、英雄として、地球圏に帰還します。が、自分の信じた
戦争が生み出した惨状を知って尚、何も感じなかったと述懐します。
自分が空っぽになったことに気付き、シャアにも同じモノを感じたと。
そして、もう必要のないものだと、PP8-Sをマチュに託します。

キシリア派のMS部隊は、第2種戦闘配備のまま待機との指示があります。
エグザベ少尉は、携帯食を食べながら、今日の作戦は長くなるかもとし、
ニャアンに食事は摂ったかと訊ねます。ニャアンは、カオマンガイを作り、
残りはパックしておいたと。キシリア様ってエスニック好きかな?とも。
エグザベ少尉は、チキンライスを、僕にも食べさせてくれよと言うと、
ニャアンは、好きな人のためにしか作らないと、拒絶します。
ニャアンは、お守りだと言い、コンチをジフレドに同乗させます。

チャップマン大将は、キシリアに、連邦政府には、ビグ・ザムによる
砲艦外交で十分だと説明します。秘書官のセシリアも先の議会で、
22号機までの予算も承認済みだと補足します。イオマグヌッソ自体も
いざとなれば、脅しに使えると。そこへ、ギレン総帥が入室します。
ギレンとキシリアは、丁々発止の遣り取りを繰り広げます。
キシリア曰く、デギンは、ギレン派に暗殺されたみたいです。
ややあって。まずセシリアが苦しげに倒れ、チャップマン大将が続き、
ギレンも倒れ込みます。キシリアが仕掛けた気化毒による暗殺らしい。
キシリアを、簡易的な防毒マスクを着けたマリガン大尉が迎えます。
キシリアは、マスクの下に風船ガムみたいなシートを着けていました。
キシリアは、ダイクンの暗殺は、我々に大義があったが、総帥による
父親殺しは、許せないとします。イオマグヌッソの封鎖を命じ、
この宙域にいるギレン派の国家親衛隊を排除すると厳命します。

ニャアンのジフレド、エグザベ少尉のギャンに続き、MS部隊が出撃。
キシリア派の奇襲に対し、ビグ・ザムも応戦。ニャアン機は、ビットを
囮にし、ビグ・ザムに取り付き、ライフルを0距離から放ち、破壊。
エグザベ少尉機も、砲撃を躱しつつ、ランスで突貫し、破壊します。
キシリアのパープルウィドウも艦砲で、ギレン派の艦艇を撃沈します。

遡りまして。ニャアンは、キシリアに御髪を整えて貰っていると、
キシリアから良い香りを感じます。キシリアは、ダマスクローズと説明。
が、この香りは、間もなく世界から失われるとも言います。地球産故に。
キシリアは、入隊時に父に譲られたPP8-Sを、強くなりたいなら、
躊躇うことなく撃てと。どれ程優れた力を持っていても、淘汰されるなら、
それは強さではないと。強さとは生き残ろうとする意思だとします。
ニュータイプに正しさなど要らんと、PP8-Sと書簡を手渡します。

戻りまして。ニャアンは、コックピットで、その書簡を開封します。
ニャアン機は、キシリアの特命として、イオマグヌッソに向かいます。
エグザベ少尉は、ジフレドがイオマグヌッソの制御用に造られたと
聞いていたようで、本当だったのかと独り言ちます。

ソドンでは、グワランの大破と、戦闘濃度のミノフスキー粒子を観測。
キシリアの近衛部隊と国家親衛隊と交戦中だと判明します。
ラシット艦長は、第1種戦闘配備を発令し、目視による警戒を厳命。
シャリア中佐は、マチュの望むことをやって欲しいと、独房を開放。
イオマグヌッソは、シャロンの薔薇が起こすゼクノヴァを利用した、
戦略兵器で、使用される前に薔薇で眠る少女を救い出して欲しいとも。
マチュは、ジークアクスで出撃。ニャアンは、シュウジがキラキラの
向こうに消えたため、もう一度、キラキラを起こせば、還ってくる筈と。
イオマグヌッソ内のレオ博士は、これを連邦への抑止力だとします。
傍らのシロウズも戦争を防ぐことができるならと、賛同します。
ニャアン機が現れ、レオ博士とティルザがいる制御室を破壊します。
シロウズは間一髪、退室し、被害を免れます。
ニャアン機は、制御装置に接続し、書簡の座標を入力。その射線は、
ア・バオア・クーに向けられます。同じ頃、同地でもキシリア派の
反乱?が伝わり、艦艇を纏めている最中、イオマグヌッソの光線が。
ミノフスキー粒子の相反転現象があり、ゼクノヴァが起きます。
月の向こう側にあったア・バオア・クーが転送され、漆黒に呑まれます。
マチュは、シャロンの薔薇が泣いているとし、誰がこんな恐ろしい
兵器を使ったんだ?と、怒りを顕わにし、イオマグヌッソへ向かいます。
それを、エグザベ少尉機が制止し、ギャンの部隊が機体を取り囲みます。
そこへ、シャリア中佐のキケロガが現れ、マチュ機を先に行かせます。
シャリア中佐は、エグザベ少尉の問いに対し、私は、ニュータイプが
ニュータイプとして生きられる世を作りたいだけだと、答えます。
マチュ機は、ジフレドと対峙し、誰が乗っているんだと独り言ちます。

アマテ・ユズリハ:黒沢ともよ
ニャアン:石川由依
シャリア・ブル:川田紳司
エグザベ・オリベ:山下誠一郎
コモリ・ハーコート:藤田茜
ラシット:広瀬さや
タンギ:中務貴幸
オシロ:中村源太
セファ:渡辺理沙
ベノワ:江越彬紀
ハロ:釘宮理恵

シャア・アズナブル:新祐樹
キシリア・ザビ:名塚佳織
ギレン・ザビ:山寺宏一
ペルガミノ:佐々木祐介
マリガン:斉藤壮馬
シムス・アル・バハロフ:庄司宇芽香
チャップマン・ジロム:相沢まさき
セシリア・アイリーン:豊崎愛生
レオ・レオニール:檜山修之
ティルザ・レオニール:前田玲奈

長谷川暖、高橋伸也、新田京助、田村僚佑、前川裕輝、
田中啓太郎、村井雄治、富岡泰崇、吉川りり、木内秀信
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第9話 シャロンの薔薇

2025年06月07日 | GQuuuuuuX
□機動戦士Gundam GQuuuuuuX
 第9話 シャロンの薔薇

マチュは、シュウジが地球にいるとして、ジークアクスで大気圏突入。
コックピットの両腕がマチュを包み、彼女の不安を和らげます。
ジークアクスは、地表に近付くと、コア・ファイターを強制排除し、
マチュを脱出させ、機体の方は、そのまま大海に突入します。
コア・ファイターは、森へ不時着し、それを謎の女性が見ていました。

マチュは、大きな屋敷のベッドで目を醒まします。
メイドたちは、彼女が目を醒ましたと、お姉さまに伝えるために退出。
ひとりのメイドがマチュに、ここがカバスの館であることを伝えます。
マチュは、地球の重力を確かめ、本物の空と太陽を感じます。
そして、ジオンの艦から逃げ出した、昨日を振り返ります。

マチュの独房にコモリ少尉が現れ、私物の返却。ハロも特別に。
ケータイには、級友と、母親からの大量のメッセージがありました。
また、着替えとして、コモリ少尉の私服が温情で貸与されます。

戻りまして。メイドが言うには、お姉さまは、マチュが来ることは、
知っていて、昨日の内に、部屋と医者の用意をしていたとのこと。
「薔薇を追う人が降りて来る」と言っていたそうです。
マチュは、その人にお礼を言いたいと言いますが、
メイドたちは、彼女には、これから恋人が来るから無理だと答えます。

昨日に戻りまして。
マチュは、コモリ少尉が付き添い、シャリア中佐の尋問を受けます。
赤いガンダムのパイロットであるシュウジに付いて、訊ねられます。
シュウジとシャア・アズナブルに付いて、知っていることはないかと。
シャリア中佐は、マチュの思考を読むように、シュウジが行方不明だと。
マチュは、シャリア中佐の特異性を、シュウジと同じだとします。
マチュは、ガンダムは薔薇を探しているとの言葉を思い出します。
シャリア中佐は、シュウジがシャロンの薔薇を探しているとします。
シャロンの薔薇は、一年戦争の最中、シスルナ宙域に突然現れたと。
中佐は、この世界に存在しない筈の異常なオブジェクトだと評します。
それが地球圏の将来を左右すると考えたジオン軍は、慎重に回収し、
グラナダで詳細な解析を試みたものの、激しい戦火の中で消失……。
で、シュウジは、薔薇を見付けて、何をしようとしているのか?と。
コモリ少尉は、何も知らないマチュを見て、ジャンク屋も彼女も
たまたま一緒にいただけではないかと、シャリア中佐に言います。
マチュは、シュウジが地球に行かなくてはという言葉も思い出し、
シャリア中佐は、薔薇が地球にあると言ったのかと、目を見開きます。
その後、マチュは、再び独房に戻され、シュウジの行方を考えます。
マチュのケータイに謎のメッセージが届き、房の開錠が伝えられます。
マチュは、メッセージに従い、ジークアクスに乗り込みます。
シャリア中佐は、マチュのケータイをモニターしているようで、
薔薇の在処を探るため、マチュ機を泳がせることに。で、冒頭に。

またまた戻りまして。
夕方、マチュは、バルコニーから眺めていると、少女と目が合います。
マチュは、彼女に会うべく、屋敷を出て、少女のいるブランコの方へ。
マチュは、手当の礼を言います。キラキラの中で見た人ではないかと。
その少女は、何故ここに来たの?と。ここに薔薇は無いわと言います。
マチュは、探しているのは薔薇ではなく、追い掛けている男の子だと。
少女は、私が見るのは、向こう側の夢。向こうの私は、恋をしているわ。
商売じゃない、本物の恋を。若いジオンの将校さんが、この館を訪ね、
私を見初めるのと。身請けまでして、ここから連れ出してくれるのと。
次の瞬間、マチュは、キラキラの中にいて、彼女の話が続きます。
そこから私の本当の人生が始まるわとし、宇宙へ連れて行って貰った
私は、彼のために戦い、彼のためなら死んでも構わないとさえ思うと。
マチュは、宇宙へ行きたいんですか?と訊ね、少女は、宇宙に行けば、
私はきっと、自由になれる。何でもできるようになるわと答えます。
でも、彼は、連邦軍の白いモビルスーツと戦って、命を落とすの。
そして、ジオンは、戦争に負けると。そいつ悪い奴なんですね、と
マチュは、言いますが、少女は、違うわ、白いMSの彼は、純粋なのよと。
私は、どちらの彼も好きになる。ふたりとも私には、大切な人なのよと。
それで終わらない。私は、夢の中で何度も赤い士官服の彼と出会うわ。
何度も何でもめぐりあい。だけど、何度やり直しても、何時も白いMSが
彼を殺してしまう。私は、大切な人を守ることができないのよと。
その少女の話を遮るように、支配人らしき人物が警備員と共に現れ、
今夜の恋人が来ると言い、マチュも館に戻るように言われます。
少女は、全部夢の話よと言い、名前を聞かれ、ララァ・スンと答えます。
支配人らしき人は、マチュを明日の朝、ジオンに渡すと話していました。
マンガルールの警務隊を呼んだとも。また、まだおぼこいが置いておけば、
売れる顔なんだがなぁ、勿体ないと、少し残念そうにしていました。

マチュは、ララァの指示で、今夜中に館から逃がされることになります。
メイドたちが手筈を請け負います。メイドたちは、ひとつ頼みがあると。
ララァを一緒に連れだして欲しいと、マチュに依頼します。
メイドたちは、ララァには、ここではない、もっと相応しい場所があると。
ここの女性たちは、全員がそう思っているのですが、ララァに話しても、
多分納得しないと、ララァには内緒で。ややあって。館が火事になり、
支配人らしき男性は、銃を持ち、逃げた女性たちを捜し、職員は消火。
マチュは、ララァに連れられ、コア・ファイターが不時着した場所へ。
マチュは、コア・ファイターへ乗り込み、ララァも宇宙へと誘いますが、
支配人が現れ、ララァに銃を向け、マチュに戦闘機から降りろと命じます。
ララァは、手を広げ、マチュに、私は行かないと。彼を待たなきゃと。
支配人は、威嚇で発砲。ララァは、マチュに、薔薇の所に行きなさいと。
コア・ファイターは、マチュを乗せ、自動操縦で、その場を後にします。
ジークアクスが沈む海へ潜航すると、その背後に巨大な機体を見付けます。
瞬間、マチュは、ララァに似た、サイコミュスーツ姿の人物が脳裡に。
ジークアクスは、バルーンを開き、海上に浮き上がります。丁度、
そこへジオン軍のソドンが現れ、シャロンの薔薇が引き揚げられます。
シャリア中佐は、薔薇を見て、これは、我々の造ったものではなく、
開発中止になり、建造されなかった特殊なモビルアーマーだと説明。
コモリ少尉は、マチュが誰が乗っているのか?と、訊ねていたと言うと、
シャリア中佐は、さすがは新世代のニュータイプと評し、時間凍結された
シャロンの薔薇の中には、今もひとりの少女が眠っていると、答えます。
あれは恐らく、向こう側からやって来た、ニュータイプだとし、
大佐もソロモンで、同じ少女を見たのですねと、独り言ちます。

アマテ・ユズリハ:黒沢ともよ
シュウジ・イトウ:土屋神葉
シャリア・ブル:川田紳司
コモリ・ハーコート:藤田茜
ラシット:広瀬さや
オシロ:中村源太
セファ:渡辺理沙
ハロ:釘宮理恵

ララァ・スン:洋宮妃那
ヴァーニ:小倉唯
カンチャナ:菱川花菜

江川央生
上田佳耶
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第8話 月に墜(堕)ちる

2025年05月31日 | GQuuuuuuX
□機動戦士Gundam GQuuuuuuX
 第8話 月に墜(堕)ちる

U.C.0079 12月 ルナツー──
ジオン公国軍は、マ・クベ大佐を総司令官とし、ルナツー攻略戦を開始。
マ大佐は、最初からビグ・ザム一個戦隊を投入していれば、後3日早く
落とせたのだと。ウラガン少尉は、それでは、ギレン総帥に借りを作る
ことになると言いますが、マ大佐は、私は実利を優先すると一蹴します。
この作戦から、シャア大佐を外したことは、実利とは思えませんがと、
ウラガン少尉は、食い下がります。マ大佐は、嫉妬心だと言うのか?と。

連邦軍のワッケイン少佐は、コンペイトウ(ソロモン)をグラナダへと
落下させる作戦を開始します。連邦軍は、これで宇宙の拠点を総て失い、
少佐もこの戦争の敗北を認める所になりますが、ジオンを道連れにと、
この作戦を敢行したようです。キシリア少将は、ザビ家の女が率先して
逃げ支度では、士気に関わるとして、グラナダに留まることを選びます。
マ大佐の指示で、グラナダに待機していたシャア大佐の4隻の艦隊は、
キシリア少将から正式にソロモンを迎撃するように命令が下ります。
シャア大佐の艦隊は、ソドンと3隻のムサイ級で構成されています。
ムサイ級は、スワメル、トクメル、キャメルの3隻になります。
シャア大佐は、絶望的な状況の中、ソロモンの予備港にMSを揚陸させ、
4隊に分かれ、爆縮地点で、無人のザクを自爆させ、主動力炉を破壊し、
誘爆させる作戦を立案。これで、正面東側の頂点を破断できる筈だと。
グラナダへの直撃を期すため、最終加速が行われるが、その時に、
ソロモンの重心がズレていれば、軌道を外れ、グラナダは無事だと。

シャア大佐は、この戦争に勝てば、次はザビ家が相手だとし、
ソロモンの攻略も考えていたと、シャリア大尉に事も無げに言います。
シャア大佐は、赤いガンダムで、シャリア大尉は、キケロガで出撃。
連邦軍は、多数の軽キャノンを展開させますが、両機に突破されます。
シャア大佐機は、ビットの推進剤が切れ、質量兵器として敵艦艇へ。
ドレン中尉座乗のソドンは、僚艦を失いつつ、ソロモンに突貫しつつ
MS隊を揚陸させます。ザク、リック・ドムに混じり、ゲルググの姿も。
シャア大佐は、第4小隊を率い、無人のザクを設置しますが、
トクワン大尉(リック・ドム)の部隊が左舷の突破に手間取っていると
部下を援護に向かわせ、ひとり残ります。シャア大佐には思惑があり、
ザクの起爆装置を外し、ソロモンをグラナダに落とすとします。
ややあって、シャア大佐は、岩陰に潜む白い軽キャノンを発見し、
ドズル中将を討ったという連邦のニュータイプかと警戒します。
白い軽キャノンは、ハンマーを投げて先制し、サーベルで格闘戦へ。
シャア大佐機は、ガンダムの敵ではないと、敵機の右腕部を熔断。
さらにライフルでコックピットを狙いますが、白の軽キャノンに、
実妹のアルテイシアの存在を感じ取り、躊躇します。その隙を衝き、
白い軽キャノンが砲撃を行い、シャア大佐機は、落盤に巻き込まれます。
ドレン中尉は、シャア大佐のみが戻らないが、退避を決断します。
キシリア少将は、ソドンの退避を見て、作戦の失敗を察知します。
シャア大佐機のコックピットでは、複数のモニターが明滅を繰り返し、
シャア大佐ではない何者かに、サイコミュに反応し始めます。
次の瞬間、赤い光がソロモンを覆い始め、同じくして、グラナダの
地下にあるシャロンの薔薇が消失。シャリア大尉は、ララ音を聞き、
不明瞭な通信で、シャア大佐が何者かと会話している様子が聞こえ、
大佐は、刻が見えると言い残し、グラナダの頂点と共に消失します。

ニャアンは、キシリアから手作りのリンゴパイを振る舞われます。
キシリアは、期待に応えれば、奨学金を与えると、言います。
ニャアンは、何をすればと訊くと、ゼクノヴァを起こして欲しいと。

エグザベ少尉は、ニャアンを送る車内で、MSの操縦はどこで?と。
ニャアンは、サイド2から逃れる時に、たまたま目の前にあったと。
エグザベ少尉は、スクールの同期の墓参りに行っていたようです。
ニャアンは、ジオン突撃機動軍グラナダ海軍工廠研究所に連れられ、
ジークアクスの2号機ジフレドを見せられます。
どうもジフレドのパイロット候補生は、ふたりが続け様に亡くなり、
前述の同期が2人目で、ニャアンは3人目として喚ばれたみたい。
そこへ、これまた同期のミゲル少尉が現れ、ニャアンを紹介します。
エグザベがジークアクスのパイロットに選ばれた時、3人の同期が
彼を祝い、ミゲルは、ケーキを焼いてくれたそうです。
ニャアンは、友人の手作りケーキなんて食べたこと無いと話すと、
ミゲル少尉は、歓迎の印に、ケーキを焼いて上げると言います。
ニャアンは、ジフレドを見上げ、誰かに似ていると、独り言ちます。
エグザベ少尉は、同期がジフレドのパイロットに選抜された途端に、
急死したことを不審に。軍の捜査本部は、不審な点は見付けられず。
死因は、訓練中の心臓発作ということに。ミゲル少尉は、暗殺か?と。
総帥府は、2号機のパイロットは、ギレン派から選抜されるべきだと。
その話を聞いていたニャアンは、わたし、殺されちゃいますか?と。

エグザベ少尉は、またまたニャアンを送る車内で、解説します。
キシリアとギレンは、戦勝以来、暗殺を警戒し、対面してないと。
ギレンは、キシリアがサイコミュ技術を独占していることを好まず、
対抗し、クローン強化人間を開発し、間もなく実戦に投入するとの噂。
その前にジフレドのパイロットが決まることを、恐れているのかもと。
このグラナダでさえ、どこに暗殺者が潜んでいるか判らないと。
ニャアンは、別れ際、彼のケーキは、美味しかったですか?と。
エグザベ少尉と別れた後、ミゲル少尉から電話が掛かって来ます。
ニャアンは、ミゲル少尉に招かれ、手作りケーキを御馳走されます。
ニャアンは、ケーキを口元まで持って行き、これを食べたら、
わたしの心臓も止まりますか?と、ミゲル少尉に訊ねます。
ミゲル少尉は、観念し、3人目がこんなに早く見付かるとは想定外だと。
キミが涼しい顔でいられるのは、キシリアが何をしようとしているか
知らないからだと言い、ヴァルタP08-Mを手にし、銃口を向けます。
ジフレドが造られた本当の意味を知れば、誰もがこうするだろうと。
そこへ、エグザベ少尉が駆け付け、ミゲル少尉を拳銃で牽制します。
ミゲル少尉は、総帥の諜報部に協力を要請されたが、同期のふたりを
殺害したのは、自分の意思だと、エグザベ少尉に語ります。
大切な仲間をディアブロにする訳にはいかないと、意味深なことも。
ふたりの優しい心を、僕は守ったんだと、平然と言い放ちます。
注意がエグザベ少尉に向き、ニャアンは、テーブルをひっくり返し、
その場を離れ、銃弾を躱しながら、ジフレドを登り、階上へ。
ニャアンは、ジフレドの顔を改めて見詰め、キシリアに似ていると。
ミゲル少尉もよじ登り、ディアブロに成らなくて済むと銃口を。
ニャアンは、ジフレドを機外から操作し、頭部のサイコミュ兵器で
ミゲル少佐を撃ち、蒸発させます。攻撃は、施設を熔解させます。

ニャアンは、キシリアに評価され、豪奢な部屋を宛われます。
ニャアンは、運が良かっただけと、謙遜しますが、エグザベ少尉は、
本物の才能には、理由がないんだ。理由を付けたがるのは、
才能がない者だけさと。ニャアンは、運は、あなたが言ったんだと。

ニャアンにおけるニュータイプの発生形態という報告書を閲覧し、
キシリアは、スクールの養殖ではない、天然のNTは、平時では貴重と。
アサーヴ中尉は、不動の新型が動いたそうですから本物のようですねと。
キシリアは、紅茶を淹れるアサーヴ中尉に銃を向け、ミゲル少尉に
毒薬を与えた総帥のスパイは、貴様だなと問い詰めます。
アサーヴ中尉は、否定せず、ジオンの未来を思えばこそですと。
中尉は、続けて、イオマグヌッソを稼動させてはいけませんと。
あれは、ジオンと人類を滅ぼす悪魔の機械ですと。キシリアは、
だからこそ、総帥に与える訳にはいかんのだと、中尉を撃ちます。
キシリアは、ガンダムを追った先で見付けた娘、赤い彗星が導いて
くれた縁なら、大事にせねばなと、夜景を見詰め、独り言ちます。

シロウズと呼ばれた男性は、同じ便で機材が運べるようになったと、
ティルザという女性に話していました。女性が嬉しそうね?と。
シロウズは、レオ・レオーニ博士と、またご一緒できますからと。
女性は、イオマグヌッソの建設現場に配属されたことじゃなく?と。
彼女の父親であるレオ博士は、シロウズを評価しているようです。
女性は、追加の補正予算も承認され、ガンダムフレドの目途も立った、
急に巧く回り始めたと。シロウズは、我々の仕事が時代に求められている
証だと考えましょうと言うのですが、彼女は余り納得して無さそう。
また、ティルザは、後は、シャロンの薔薇の行方さえ判ればと。
彼らは、ジオンの関係者なのかな? それとも外部機関の人??

エグザベ少尉は、ソドンからジークアクスが脱走したことを報され、
作戦行動中の軍艦から脱走なんて可能なのか?と、訝しみます。
マチュは、ジークアクスで、単独の地球降下をしたみたいです。
ニャアンは、マチュは、本物だからと。ひとりで地球に行ったんだと。
ニャアンは、ハッとし、エグザベ少尉に地球のある方向を訊きます。
エグザベ少尉は、見えないよ、ここは月の裏側だからと。


シャリア・ブル:川田紳司
シャア・アズナブル:新祐樹
キシリア・ザビ:名塚佳織
マ・クベ:杉田智和
ウラガン:山下タイキ
ワッケイン:阪口周平
ドレン:武田太一
マリガン:斉藤壮馬
トクワン:佐々木啓夫

ニャアン:石川由依
エグザベ・オリベ:山下誠一郎
ミゲル・セルベート:八代拓
アサーヴ:内山昂輝
ティルザ・レオーニ:前田玲奈

越後屋コースケ
中村源太
松川裕輝
中島卓也
江越彬紀
虎島貴明
土井正昭
高橋伸也
宇津宮千穂
小野寺悠貴
丹羽正人
中務貴幸
大南友希
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする