□機動戦士Gundam GQuuuuuuX
第9話 シャロンの薔薇
マチュは、シュウジが地球にいるとして、ジークアクスで大気圏突入。
コックピットの両腕がマチュを包み、彼女の不安を和らげます。
ジークアクスは、地表に近付くと、コア・ファイターを強制排除し、
マチュを脱出させ、機体の方は、そのまま大海に突入します。
コア・ファイターは、森へ不時着し、それを謎の女性が見ていました。
マチュは、大きな屋敷のベッドで目を醒まします。
メイドたちは、彼女が目を醒ましたと、お姉さまに伝えるために退出。
ひとりのメイドがマチュに、ここがカバスの館であることを伝えます。
マチュは、地球の重力を確かめ、本物の空と太陽を感じます。
そして、ジオンの艦から逃げ出した、昨日を振り返ります。
マチュの独房にコモリ少尉が現れ、私物の返却。ハロも特別に。
ケータイには、級友と、母親からの大量のメッセージがありました。
また、着替えとして、コモリ少尉の私服が温情で貸与されます。
戻りまして。メイドが言うには、お姉さまは、マチュが来ることは、
知っていて、昨日の内に、部屋と医者の用意をしていたとのこと。
「薔薇を追う人が降りて来る」と言っていたそうです。
マチュは、その人にお礼を言いたいと言いますが、
メイドたちは、彼女には、これから恋人が来るから無理だと答えます。
昨日に戻りまして。
マチュは、コモリ少尉が付き添い、シャリア中佐の尋問を受けます。
赤いガンダムのパイロットであるシュウジに付いて、訊ねられます。
シュウジとシャア・アズナブルに付いて、知っていることはないかと。
シャリア中佐は、マチュの思考を読むように、シュウジが行方不明だと。
マチュは、シャリア中佐の特異性を、シュウジと同じだとします。
マチュは、ガンダムは薔薇を探しているとの言葉を思い出します。
シャリア中佐は、シュウジがシャロンの薔薇を探しているとします。
シャロンの薔薇は、一年戦争の最中、シスルナ宙域に突然現れたと。
中佐は、この世界に存在しない筈の異常なオブジェクトだと評します。
それが地球圏の将来を左右すると考えたジオン軍は、慎重に回収し、
グラナダで詳細な解析を試みたものの、激しい戦火の中で消失……。
で、シュウジは、薔薇を見付けて、何をしようとしているのか?と。
コモリ少尉は、何も知らないマチュを見て、ジャンク屋も彼女も
たまたま一緒にいただけではないかと、シャリア中佐に言います。
マチュは、シュウジが地球に行かなくてはという言葉も思い出し、
シャリア中佐は、薔薇が地球にあると言ったのかと、目を見開きます。
その後、マチュは、再び独房に戻され、シュウジの行方を考えます。
マチュのケータイに謎のメッセージが届き、房の開錠が伝えられます。
マチュは、メッセージに従い、ジークアクスに乗り込みます。
シャリア中佐は、マチュのケータイをモニターしているようで、
薔薇の在処を探るため、マチュ機を泳がせることに。で、冒頭に。
またまた戻りまして。
夕方、マチュは、バルコニーから眺めていると、少女と目が合います。
マチュは、彼女に会うべく、屋敷を出て、少女のいるブランコの方へ。
マチュは、手当の礼を言います。キラキラの中で見た人ではないかと。
その少女は、何故ここに来たの?と。ここに薔薇は無いわと言います。
マチュは、探しているのは薔薇ではなく、追い掛けている男の子だと。
少女は、私が見るのは、向こう側の夢。向こうの私は、恋をしているわ。
商売じゃない、本物の恋を。若いジオンの将校さんが、この館を訪ね、
私を見初めるのと。身請けまでして、ここから連れ出してくれるのと。
次の瞬間、マチュは、キラキラの中にいて、彼女の話が続きます。
そこから私の本当の人生が始まるわとし、宇宙へ連れて行って貰った
私は、彼のために戦い、彼のためなら死んでも構わないとさえ思うと。
マチュは、宇宙へ行きたいんですか?と訊ね、少女は、宇宙に行けば、
私はきっと、自由になれる。何でもできるようになるわと答えます。
でも、彼は、連邦軍の白いモビルスーツと戦って、命を落とすの。
そして、ジオンは、戦争に負けると。そいつ悪い奴なんですね、と
マチュは、言いますが、少女は、違うわ、白いMSの彼は、純粋なのよと。
私は、どちらの彼も好きになる。ふたりとも私には、大切な人なのよと。
それで終わらない。私は、夢の中で何度も赤い士官服の彼と出会うわ。
何度も何でもめぐりあい。だけど、何度やり直しても、何時も白いMSが
彼を殺してしまう。私は、大切な人を守ることができないのよと。
その少女の話を遮るように、支配人らしき人物が警備員と共に現れ、
今夜の恋人が来ると言い、マチュも館に戻るように言われます。
少女は、全部夢の話よと言い、名前を聞かれ、ララァ・スンと答えます。
支配人らしき人は、マチュを明日の朝、ジオンに渡すと話していました。
マンガルールの警務隊を呼んだとも。また、まだおぼこいが置いておけば、
売れる顔なんだがなぁ、勿体ないと、少し残念そうにしていました。
マチュは、ララァの指示で、今夜中に館から逃がされることになります。
メイドたちが手筈を請け負います。メイドたちは、ひとつ頼みがあると。
ララァを一緒に連れだして欲しいと、マチュに依頼します。
メイドたちは、ララァには、ここではない、もっと相応しい場所があると。
ここの女性たちは、全員がそう思っているのですが、ララァに話しても、
多分納得しないと、ララァには内緒で。ややあって。館が火事になり、
支配人らしき男性は、銃を持ち、逃げた女性たちを捜し、職員は消火。
マチュは、ララァに連れられ、コア・ファイターが不時着した場所へ。
マチュは、コア・ファイターへ乗り込み、ララァも宇宙へと誘いますが、
支配人が現れ、ララァに銃を向け、マチュに戦闘機から降りろと命じます。
ララァは、手を広げ、マチュに、私は行かないと。彼を待たなきゃと。
支配人は、威嚇で発砲。ララァは、マチュに、薔薇の所に行きなさいと。
コア・ファイターは、マチュを乗せ、自動操縦で、その場を後にします。
ジークアクスが沈む海へ潜航すると、その背後に巨大な機体を見付けます。
瞬間、マチュは、ララァに似た、サイコミュスーツ姿の人物が脳裡に。
ジークアクスは、バルーンを開き、海上に浮き上がります。丁度、
そこへジオン軍のソドンが現れ、シャロンの薔薇が引き揚げられます。
シャリア中佐は、薔薇を見て、これは、我々の造ったものではなく、
開発中止になり、建造されなかった特殊なモビルアーマーだと説明。
コモリ少尉は、マチュが誰が乗っているのか?と、訊ねていたと言うと、
シャリア中佐は、さすがは新世代のニュータイプと評し、時間凍結された
シャロンの薔薇の中には、今もひとりの少女が眠っていると、答えます。
あれは恐らく、向こう側からやって来た、ニュータイプだとし、
大佐もソロモンで、同じ少女を見たのですねと、独り言ちます。
アマテ・ユズリハ:黒沢ともよ
シュウジ・イトウ:土屋神葉
シャリア・ブル:川田紳司
コモリ・ハーコート:藤田茜
ラシット:広瀬さや
オシロ:中村源太
セファ:渡辺理沙
ハロ:釘宮理恵
ララァ・スン:洋宮妃那
ヴァーニ:小倉唯
カンチャナ:菱川花菜
江川央生
上田佳耶
第9話 シャロンの薔薇
マチュは、シュウジが地球にいるとして、ジークアクスで大気圏突入。
コックピットの両腕がマチュを包み、彼女の不安を和らげます。
ジークアクスは、地表に近付くと、コア・ファイターを強制排除し、
マチュを脱出させ、機体の方は、そのまま大海に突入します。
コア・ファイターは、森へ不時着し、それを謎の女性が見ていました。
マチュは、大きな屋敷のベッドで目を醒まします。
メイドたちは、彼女が目を醒ましたと、お姉さまに伝えるために退出。
ひとりのメイドがマチュに、ここがカバスの館であることを伝えます。
マチュは、地球の重力を確かめ、本物の空と太陽を感じます。
そして、ジオンの艦から逃げ出した、昨日を振り返ります。
マチュの独房にコモリ少尉が現れ、私物の返却。ハロも特別に。
ケータイには、級友と、母親からの大量のメッセージがありました。
また、着替えとして、コモリ少尉の私服が温情で貸与されます。
戻りまして。メイドが言うには、お姉さまは、マチュが来ることは、
知っていて、昨日の内に、部屋と医者の用意をしていたとのこと。
「薔薇を追う人が降りて来る」と言っていたそうです。
マチュは、その人にお礼を言いたいと言いますが、
メイドたちは、彼女には、これから恋人が来るから無理だと答えます。
昨日に戻りまして。
マチュは、コモリ少尉が付き添い、シャリア中佐の尋問を受けます。
赤いガンダムのパイロットであるシュウジに付いて、訊ねられます。
シュウジとシャア・アズナブルに付いて、知っていることはないかと。
シャリア中佐は、マチュの思考を読むように、シュウジが行方不明だと。
マチュは、シャリア中佐の特異性を、シュウジと同じだとします。
マチュは、ガンダムは薔薇を探しているとの言葉を思い出します。
シャリア中佐は、シュウジがシャロンの薔薇を探しているとします。
シャロンの薔薇は、一年戦争の最中、シスルナ宙域に突然現れたと。
中佐は、この世界に存在しない筈の異常なオブジェクトだと評します。
それが地球圏の将来を左右すると考えたジオン軍は、慎重に回収し、
グラナダで詳細な解析を試みたものの、激しい戦火の中で消失……。
で、シュウジは、薔薇を見付けて、何をしようとしているのか?と。
コモリ少尉は、何も知らないマチュを見て、ジャンク屋も彼女も
たまたま一緒にいただけではないかと、シャリア中佐に言います。
マチュは、シュウジが地球に行かなくてはという言葉も思い出し、
シャリア中佐は、薔薇が地球にあると言ったのかと、目を見開きます。
その後、マチュは、再び独房に戻され、シュウジの行方を考えます。
マチュのケータイに謎のメッセージが届き、房の開錠が伝えられます。
マチュは、メッセージに従い、ジークアクスに乗り込みます。
シャリア中佐は、マチュのケータイをモニターしているようで、
薔薇の在処を探るため、マチュ機を泳がせることに。で、冒頭に。
またまた戻りまして。
夕方、マチュは、バルコニーから眺めていると、少女と目が合います。
マチュは、彼女に会うべく、屋敷を出て、少女のいるブランコの方へ。
マチュは、手当の礼を言います。キラキラの中で見た人ではないかと。
その少女は、何故ここに来たの?と。ここに薔薇は無いわと言います。
マチュは、探しているのは薔薇ではなく、追い掛けている男の子だと。
少女は、私が見るのは、向こう側の夢。向こうの私は、恋をしているわ。
商売じゃない、本物の恋を。若いジオンの将校さんが、この館を訪ね、
私を見初めるのと。身請けまでして、ここから連れ出してくれるのと。
次の瞬間、マチュは、キラキラの中にいて、彼女の話が続きます。
そこから私の本当の人生が始まるわとし、宇宙へ連れて行って貰った
私は、彼のために戦い、彼のためなら死んでも構わないとさえ思うと。
マチュは、宇宙へ行きたいんですか?と訊ね、少女は、宇宙に行けば、
私はきっと、自由になれる。何でもできるようになるわと答えます。
でも、彼は、連邦軍の白いモビルスーツと戦って、命を落とすの。
そして、ジオンは、戦争に負けると。そいつ悪い奴なんですね、と
マチュは、言いますが、少女は、違うわ、白いMSの彼は、純粋なのよと。
私は、どちらの彼も好きになる。ふたりとも私には、大切な人なのよと。
それで終わらない。私は、夢の中で何度も赤い士官服の彼と出会うわ。
何度も何でもめぐりあい。だけど、何度やり直しても、何時も白いMSが
彼を殺してしまう。私は、大切な人を守ることができないのよと。
その少女の話を遮るように、支配人らしき人物が警備員と共に現れ、
今夜の恋人が来ると言い、マチュも館に戻るように言われます。
少女は、全部夢の話よと言い、名前を聞かれ、ララァ・スンと答えます。
支配人らしき人は、マチュを明日の朝、ジオンに渡すと話していました。
マンガルールの警務隊を呼んだとも。また、まだおぼこいが置いておけば、
売れる顔なんだがなぁ、勿体ないと、少し残念そうにしていました。
マチュは、ララァの指示で、今夜中に館から逃がされることになります。
メイドたちが手筈を請け負います。メイドたちは、ひとつ頼みがあると。
ララァを一緒に連れだして欲しいと、マチュに依頼します。
メイドたちは、ララァには、ここではない、もっと相応しい場所があると。
ここの女性たちは、全員がそう思っているのですが、ララァに話しても、
多分納得しないと、ララァには内緒で。ややあって。館が火事になり、
支配人らしき男性は、銃を持ち、逃げた女性たちを捜し、職員は消火。
マチュは、ララァに連れられ、コア・ファイターが不時着した場所へ。
マチュは、コア・ファイターへ乗り込み、ララァも宇宙へと誘いますが、
支配人が現れ、ララァに銃を向け、マチュに戦闘機から降りろと命じます。
ララァは、手を広げ、マチュに、私は行かないと。彼を待たなきゃと。
支配人は、威嚇で発砲。ララァは、マチュに、薔薇の所に行きなさいと。
コア・ファイターは、マチュを乗せ、自動操縦で、その場を後にします。
ジークアクスが沈む海へ潜航すると、その背後に巨大な機体を見付けます。
瞬間、マチュは、ララァに似た、サイコミュスーツ姿の人物が脳裡に。
ジークアクスは、バルーンを開き、海上に浮き上がります。丁度、
そこへジオン軍のソドンが現れ、シャロンの薔薇が引き揚げられます。
シャリア中佐は、薔薇を見て、これは、我々の造ったものではなく、
開発中止になり、建造されなかった特殊なモビルアーマーだと説明。
コモリ少尉は、マチュが誰が乗っているのか?と、訊ねていたと言うと、
シャリア中佐は、さすがは新世代のニュータイプと評し、時間凍結された
シャロンの薔薇の中には、今もひとりの少女が眠っていると、答えます。
あれは恐らく、向こう側からやって来た、ニュータイプだとし、
大佐もソロモンで、同じ少女を見たのですねと、独り言ちます。
アマテ・ユズリハ:黒沢ともよ
シュウジ・イトウ:土屋神葉
シャリア・ブル:川田紳司
コモリ・ハーコート:藤田茜
ラシット:広瀬さや
オシロ:中村源太
セファ:渡辺理沙
ハロ:釘宮理恵
ララァ・スン:洋宮妃那
ヴァーニ:小倉唯
カンチャナ:菱川花菜
江川央生
上田佳耶