コキュートスの記憶

日々の出来事とか戦果(買い物)とか。
主にガンダムを中心にしています。

ガンダムエース2024.08 No.264

2024年07月27日 | ガンダムエース
〈月刊ガンダムエース2024年08月号〉



□機動戦士ガンダムMSV-R SEASON 2/U.C.0079-0091
 Vol.11 MS-07G-2 グフ戦術強攻型(カラカル隊仕様)

頭頂高:18.0m
本体重量:64.6t
装甲材質:超硬スチール合金
固定武装:
 120mmガトリング砲×1(右背部)
 ヒート・ロッド×1(右腕部)
 4連装ガンパック×1(左腕部)

大戦末期、アレキサンドリア基地に3機のグフ戦術強攻型が配備され、
カラカル隊でも運用されていたという記録が、グフ・ヴィジャンタの
資料と同時に発見されている。
地球連邦軍のMSだけではなく、大型戦闘車両のガンタンクタイプや、
ミニ・トレー、デプ・ロッグ、ガンペリーなどを仕留めたとされている。
連邦軍のアフリカ掃討作戦の余波で、カラカル隊所属のグフ・タイプの
写真は消失しているが、FSSの調査により、偶然ミノフスキー粒子が無い
タイミングで撮られた写真が、エジプトの民家から発見されている。

※本文中では、グフ戦術強攻型が「グフ戦術強行型」と記述されている。

□機動戦士ガンダムF90クラスター
 Prologue

F90IIIY クラスターガンダムは、F91のデータを基に、コア・ブロック・
システムを導入した、F90の第3仕様で、宇宙戦国時代の幕を開けた
革命の時代にあって、このF90は、刻を繋ぐ結節点・クラスターとなった。

U.C.0121年3月24日 火星オリンポス山地下──
ボッシュ大尉がF90IIに搭乗し、連邦軍艦隊との戦闘に備えます。
曰く、オリンポス基地の者たちが最後に実戦を経験したのは、
何十年も前の内戦で、ジオンも連邦も若い連中は、実戦を知らないと。
オリンポス・キャノンで、連邦本土を叩けば、地球圏で惰眠を貪る
スペースノイドに決起を促せる、そのためのガンダム、悪魔の力だ!と。
道を示してくれ、ガンダム。30年前辿り着けなかった、虹の彼方へ……。

U.C.0122年10月8日 月軌道イルルヤンカシュ要塞──
シャルル少佐は、CV軍の捨て駒にされながらも、F91に戦いを挑み、
部下たちに、空域を離れ、次の機会に備えよと命じますが、空撃隊の
兵士たちは、共に戦わんと、シャルル少佐に追従します。

U.C.0123年2月23日 暗礁宙域ゼブラゾーン──
トキオ少尉のネオとレイラのシルエット、バズ大佐のネオが対峙。

U.C.0123年3月30日 イルルヤンカシュ要塞近傍──
ナナ少尉のF90IILとシュテイン中尉のベルガ・ギロスが対峙。
ナナ少尉は、L装備を排除しますが、近接戦闘で後手に回ります。

U.C.0123年4月3日 フロンティア・サイド宙域──
デス・ガンズのガンマッド少佐たちは、サナリィから機密を持ち出した、
ウォルフ少尉の戦闘機を警戒しつつ、追跡します。
戦闘機は、隠されていた、MSとドッキングし、クラスターガンダムに。
ウォルフ少尉は、こいつは、7年の時を経て完成した最新最強のガンダム、
F90IIIY クラスターガンダムだと名乗りを上げます。
ドドンガ・ドンは、この戦闘の前に、サナリィ前の銃撃戦で死亡なので、
劇中には、ガンマッド少佐とイアン中尉しか登場しません……。

U.C.0121年3月24日 火星オリンポス山地下基地──
デフ少尉のF90(ADS混合装着)とボッシュ大尉のF90IIが対峙。

U.C.0121年──
イヴァル・ダーナと、レオンと呼ばれる人物が、OMS-90Rと対面。
イヴァルは、この機体を、あの人のガンダムだ!と言います。

□機動戦士ガンダム 赤い三巨星
 EPI.14“新・赤い三巨星”

ボルン工業の爺ちゃんズは、ジャブロー基地からガンキャノンを搬入。

同じ頃、3機のMSM部隊が近海を潜航していました。
エスジ(ジュアッグ)、ノビィ(アッグガイ)、アイゲル(ゾゴック)。
アイゲルは、南米大陸の最南端に放置された打上施設があるとのことで、
一応は、其処を目指しているのですが、取るものも取らずに逃げたため、
整備と補給が急務のようです。で、近くに民間の造船所があると知り、
アイゲルたちは、ひとまず造船所を目指すことになります。
ノビィは、嫌な予感がするとしますが、他のふたりは気にしていない様子。

で、彼らは、ヴェルデの造船所に上陸します。
ノビィは、キツネの顔がある倉庫を指し、ヤバそうだと言います。
ボルン工業の爺ちゃんズが物陰から現れ、お出迎えじゃよ!と合図します。
ラルフ中尉の新生機がアイゲルのゾックを急襲し、転倒させます。
ラルフ中尉は、これが本来のガンダムの突進力かと感心します。
ノビィのアッグガイが応戦に出ると、ウィリアム軍曹のガンキャノンが
右腕を抑え付け、そのまま機体を抱え上げ、海の方へと放り投げます。
ウィリアム軍曹は、これで支援機かよと、想像以上のパワーに唸ります。
エスジのジュアッグは、両腕の火砲を射ち出し、両機を牽制します。
そこへ、マロビ曹長の機体が現れ、装備している火砲を掃射します。
追い詰められたジュアッグは、打突兵器を突き付けられ、無力化。
アイゲルのゾゴックは、為す術無しと見て、長い両腕を上げ、降伏。
また、アイゲルは、民間の場所に似つかわしくない機体だと思い、
ラルフ中尉らに何者かと訊ねます。すると、マロビ曹長が勝手に答え、
赤いガンダム、赤いガンキャノン、赤いジムの赤い三巨星だと自己紹介。
ノビィは、いいじゃんと好意的ですが、他のふたりは、呆気に取られ。

□機動戦士ガンダム ピューリッツァー ─アムロ・レイは極光の彼方へ─
 Report22「オクトバー・サラン」

宇宙世紀0095年5月 月面都市アンマン──
トルロ社で、プチモビの可動試験中。計画には、オクトバーも携わる。
が、その表情は淡泊なもので、他の参加者は、彼が開発して来た、
モビルスーツに較べれば、玩具みたいなものだから充実感が無いのかもと。

帰宅中のオクトバーに、何者かが接触を図って来ます。
彼は、νガンダムの開発主任を務めたエリート技師が子会社に出向し、
プチモビ開発のオブザーバーなんて、まるで都落ちだと言います。
不祥事でも起こしたのではと噂もありますが、どうもそうではないらしく、
身の回りも綺麗で、社内政治絡みとしか考えられないとも言います。
オクトバーは、その男に誰何すると、男は、カイ・シデンだと名乗ります。
オクトバーがホワイトベースの?と訊くと、そうだと答えます。
そして、カイは、サイコフレーム試材の写真を見せ、話が聞きたいと。
噂によれば、νガンダムの後継機も開発が進められていたとか。
オクトバーは、シャアのネオ・ジオンが瓦解し、戦争が終われば、
軍縮にと言う流れは、何時も同じことですと、答えます。
カイは、最後にひとつだけと前置きし、アナハイム社がサイコフレームの
開発を凍結したのは何故ですか?と問います。
オクトバーは、何故それを知っているのかと動転します。
カイは、それを見て、ビンゴでしたかと。カマを掛けたようです。
軍縮だと言いましたが、議会は軍の再建計画を承認し、多額の予算を割き、
アナハイム社にも巨額の金が流れている。それなのに、有望な計画を
中止にするというのは、辻褄が合わないでしょう?と、カイは問います。
当のオクトバーもそう思っているようで、上層部の決定に逆らえないと。

南米リオデジャネイロ──
ベルトーチカの車に、ボッシュ少尉が現れ、彼女の車に同乗します。
「彼」を捜すため、軍役に就いて初めて長期休暇を取得したとのこと。

□機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE
 第32話

ケンの2号機は、ミラージュコロイドステルスを用い、ジョエル機に接近。
ジョエルは、その気配に勘付き、ブーストレイダーの額火砲を放ちます。
ケン機は、その砲撃で右腕部を喪失します。ジョエルは、さらに機体の
背部火砲、脚部機関砲を掃射し、ケン機の行動を掣肘します。
ケンは、態勢を立て直すべきとし、飛行形態で、戦域を離脱しますが、
ジョエル機も飛行形態に変形し、速度に乗る前に、ケン機を捉えます。

ケンは、レイダーに対しては、純然たる暴力性のようなものを感じたが、
ブーストレイダーには、コンセプトが衝突している危うさを感じ、歪だと。
そこへ、タツミの1号機も合流します。
ジョエルは、タツミに対し、キミは、本物の命なんだから、できれば、
俺は、キミを殺したくない。キミは、素晴らしいと。キミは、前の戦いで、
俺の戦い方を学び、乗りこえ掛けた。ナチュラルであるキミがだと。
コーディネイターなどという偽者の命は、ナチュラルという本物の命に、
勝てる訳が無い。キミの存在は、正しい世界の有り様を示していると。
タツミは、命にホンモノもニセモノもあるか!と反論しますが、
ジョエルは、あるんだよ。だから困ると、持論を曲げることはなく……。

□機動戦士ガンダム 水星の魔女 ヴァナディースハート
 第12話

企業都市グリンドル ラルクレイグループ地球支社タワー──
ドミニコス隊のガロ・ホーリーズが同社を来訪します。
ここ2ヶ月大陸北部で発生したテロに対する嫌疑が掛かっていると。
何れのテロも不審な形で鎮圧され、記録にも不自然な点が多いと。
で、ガンダムに心当たりは?と、ガロは、同社の幹部に訊ねます。
幹部は、禁止された機体に、我が社が関与する分けないと答えます。
ガロは、我々の目は、欺けませんよと言いますが、部下からの耳打ちで、
ガロは、大笑いをし、彼らは、大人しく同社を後にします。

ガロは、帰還すると、リドリック・クルーヘルに、あそこを探れば、
足は付いた。どうして手掛かりを自分から手放すようなことをと。
リドリックは、後年オルコットという名で、フォルドの夜明けに参加。
リドリックは、上からの命令だと、仕方が無さ気に答えます。
ラルクレイグループは、L1の政治にも強い影響力を持ち、
カテドラルの立場で踏み込むのは難しいという判断のようです。
ガロは、不満気に、強制的に調べ、証拠さえ見付ければ、理由などと。
リドリックは、証拠が見付からなければ、余計な血が流れるだけだと。
また、この小隊の隊長は俺だ。方針に異があるなら抜けるんだなと。
ガロの部下は、ケナンジの方に就きたかったなと愚痴を零します。

そのケナンジは、ベギルベウ・トルシュ隊を率い、テロを鎮圧。
コクピットで、重力つれえわ~と言いつつ、ホットドッグを食ったり。
後年の体形の原因でしょうね。部下にもまたですかって言われてた。
で、結果の方は、このテロ組織は、ガンダムとは無関係とのこと。
そこへ、リドリックから連絡があり、ラルクレイへの捜査は打ち止め。
だが、まだ手はあるとして、虱潰しに調べることになります。
その資料の中には、クレイグことシジマの姿もありました。

□機動戦士ガンダム ウェアヴォルフ
 case-13[星海の怪魚]

マカミ軍曹は、2年前、ここと良く似た資源衛星が宇宙から消えたと。
手を下したパイロットのひとりが、ロゼールだと言います。
マカミ軍曹は、ロゼールを前にして、ラセッド中尉やロビソン大尉の時に
できなかった、何故自分が殺されるのかを理解させるのだと。
リンゼのような一瞬の結末など、お前には決して与えはしないと決意。
ロゼールは、思いがけない言葉を口にします。良かったと。
漸く俺は裁かれるんだな。この2年間ずっと後悔して来たと話します。
悪夢に怯えても誰にも打ち明けられず。だからパイロットも辞めたと。
しかも、あの事件は最初から存在しないことにされたと。
だから、その権利を持つ君が、裁いてくれと、ロゼールは懇願します。
マカミ軍曹が家族を想った一瞬の隙を衝き、レト少尉がロゼールの元へ。
マカミ軍曹は、レト少尉が現れたことで混乱します。狙いが看破された?
この状況で、ロゼールを始末するには、レト少尉も纏めて殺すしかと。
この探偵が想定以上に危険だとすれば、ここで消しておく方が……。
無関係な者は復讐に巻き込まないなんて綺麗事は、ラセッド中尉という
エースの殺害で、この艦そのものを危険に晒した時点で、戯言でしかない。
が、マカミ軍曹は、レト少尉に、妹の姿を見て、救出してしまいます。
マカミ軍曹は、接触通信で、ロゼールに、話を合わせろと命じます。

レト少尉は、艦内での生活の質が保たれたと。元パイロットからは、
教わることも多そうですしと、ロゼールのキャリアを言い当てます。
理由は、南米ジャブロー、西海岸キャリフォルニア、北アイルランドの
ベルファスト、ロゼールの得意料理は、何れも連邦軍の主要基地の場所。
リュコス艦長との接点を合わせれば、それなりの軍歴だと推測できると。
マカミ軍曹は、この洞察力は、危険だとし、始末しておくべきだったと。
その瞬間、三人の頭上を巨大なモビルアーマーが横切ります。
レト少尉は、マカミ軍曹と艦に戻り、ランドムーバーが故障した、
ロゼールは、マカミ軍曹が搭乗していたプチモビで戻ることになります。

ヴァーリ少尉とクロコッタ少尉が既に、DIIで出撃し、MAと交戦中。
ヴァーリ少尉機は、ビットで四肢を斬断され、戦闘不能に陥ります。
敵機のMAは、カーシィが搭乗するガザレロで、弄ぶようにビットを用い、
クロコッタ少尉機を刻みます。リュコス艦長は、相手の思惑は何だ?と。
レト少尉は、バーザムの部材で補修した、DIIで出撃します。
カーシィは、狼(ガンダム)を出せよ!と挑発します。
ノーマルスーツの人物が、Mk-IVへと歩みを進めます。

□機動戦士ガンダム バトルオペレーション Code Fairy
 エピローグ INSIDE STELLAR

キリー少佐のザクは、奮戦しますが、多勢に無勢、圧されていきます。
脱出状況は、ほぼ完了し、残存部隊は、連邦軍に降伏する予定とのこと。
キリー少佐が機体を降りると、ダグ大尉のイフリートを見掛けますが、
降りて来たのは、フレッド軍曹でした。彼は、あいつは逝ったが、
その意志は、俺がと言います。キリー少佐は、彼が選んだなら……と。
そして、キリー少佐は、ユーコン級ウンディーネで、北米を脱出し、
潜伏先のニューギニアで、彼らと別行動を取ることになったそうです。

その後、グラナダ条約が締結され、ジオンと連邦の戦争がひとまず終結。
キリー少佐は、世界中を飛び回り、各地に潜伏するジオン兵と接触し、
必要最低限の物資提供やライフライン構築を手伝っているそうな。
闇夜のフェンリル隊、ノイエン少将、ヨンム少佐などもいたり。
完全に地球に帰化するか、飽くまでも戦いを続けるかは、それぞれが
決めることだし、これで私の戦争は終わるとし、コロニーに帰還します。
ミア少尉たちも集まりがあるようで、キリー少佐も、姿を見せます。

□機動戦士クロスボーン・ガンダム 神の雷計画の真実

近代最大の奇書として名高い『神の雷計画の真実』──
※本作戦に参加していた、ローズマリー・スズキによる回想録とされるが、
専門家による評価は分かれるそうな。U.C.0138年発刊。
U.C.0171年、この作品が突如コミカライズされることになります。
登場人物は、鋼鉄の7人なのですが、性格や外観が少し変わっています。
中でも誰も彼もがローズマリーを一様に愛しているという描写が……。

スピードキングは、高速で木星に行けるため、新たな火種になると、
ローズマリーがグランド・キャニオンに、「隠した」ことになっていたり、
彼女が本筋と無関係なところで、悪漢に襲われるような場面が多かったり。
この扇情的なシーンが売上げに繋がったという説もあるそうな。
木星へ向かう道中で、男女間のベッドシーンがあったり、あったり。
ディキトゥスがムーズンデーとヒーライデーって機体名になっていたり。

で、このコミックを描いたのが、ローズマリーのご息女であるところの、
ブラッド・ベリー(28)こと、ホワイトストロベリー・スズキさんです。
モビルスーツの描写がしっかりしているので、男性と間違われるそうな。
参考にしているサイトが、幽霊(フォント)のサイトだと言ってました。
彼女から見た母親は、メチャクチャな人で、コミックみたいなことを
していたのかも?と思わせるとのこと。ザンスカール戦争が始まる頃、
取材に行くよ!って飛び出して行った切りなんだそうです。
神の雷計画も、子供の頃に子守歌代わりに、聞かされてたものとのこと。

クライマックスは、トビーがローズマリーを庇い、戦死してしまい、
ローズマリーは、総統を倒し、生き残ったミノルと結婚したそうな。
様々な読者に色々な影響を与え、テテニスには誤解を与えていましたw

□機動戦士ガンダムNT
 第59話『願い遠く』

ビアギッテのギラ・ズールが、ビーム・サーベルを抜刀し、
ゾルタン大尉のシナンジュに斬り掛かり、両機は、対峙します。
ビアギッテは、キサマだけは、コノ世から消し去ると、憤怒の表情。
ゾルタン大尉は、オレの命を喰らうことは構わないが、その前に、
オレの願いを聞いて貰う。アノトキからのただひとつの願いと。
ビアギッテは、ゾルタン大尉の言葉を遮り、キサマの願いなど、
ドウダッテイイ。キサマに願いを叶える資格ナドナイッ!!と。
また、彼女は、アタシも同じだとし、両機は、激しく斬り結びます。
ビアギッテ機は、防戦するゾルタン機の体勢を崩し、蹴撃します。
さらに、自らの機体にビーム・サーベルを突き立て、特攻を試みます。

ゾルタン大尉は、一度消えたフラニーが、戻ってきたのは、
ブライアーが傍にいたからではないかと考え、覚醒したビアギッテは、
ブライアーと同じ、本物のニュータイプだから死なせる訳にはいかないと。
ゾルタン大尉機は、ビアギッテ機の左腕を斬断し、サーベルを無力化し、
ビアギッテ機に組み付くと、ゾルタン大尉は、フラニーを幻視します。
ゾルタン大尉が幻のフラニーと手を繋いだ瞬間、フラニーの姿は、
ラソイオが遺した姿へと変貌し、拒絶するゾルタン大尉に襲い掛かります。
ビアギッテは、ゾルタン大尉と交感し、彼の幼少期の出来事を共有。

□機動戦士ガンダム ヴァルプルギスEVE
 魔星再誕編(4)

所属不明機が領域を侵犯したため、ネモ部隊が緊急発進します。
ギャプラン型のそれは、考えられない機動で、瞬く間にα部隊6機を撃墜。
β部隊のレント中尉は、あの機体は、合体可変付きで、制御は重複雑、
武装も多過ぎて、手が足りねえ。俺とセインとでどうにか動かしたんだと。
NTでもねえ限り、遠巻きに囲んじまえば、そうそう当たりゃしねえと。
レント中尉は、β隊を散開させますが、目論見が外れ、5機が撃墜され、
レント中尉機も背後を取られ、無力化されてしまいます。
演習は、守備隊の惨敗に終わりました……。

結果を受け、マーレイ准将は、守備隊の練兵と装備の刷新が要るとして、
レイモンが提示したグリモアには、興味を示しませんでした。
その様な挺兵器が実在し、シロッコ本人にしか扱えないとしても、
シロッコ信奉者の索動に乗るなどあり得ないと、きっぱりと否定します。
そして、ジェシー少佐に、レイモンの処遇を任せ、退室しようとします。
進退窮まったレイモンは、何かしらの切り札を切ろうとしますが……。

□機動戦士ガンダム0079外伝 EPISODE STAND BY ME
 第3話「損耗」

連邦軍のヘビィ・フォーク級との戦闘を終え、ザク部隊が帰還します。
連邦軍を退けたのかは、よく判りませんでした。
ザクの手には、負傷者が乗せられ、救護班の準備が進められます。
その様子を、第1話に登場していた近所の少女が見詰めていました。
ジオン兵が気付き、彼女に声を掛けると、子供たちが帰って来ないと。
子供たちは、基地内に食べ物があると思っていたため、この周辺に
いるのではないかと思い、彼女は、基地の周辺を捜しているみたい。

今月号みたく、各作品の前にあらすじと登場人物あると有難いね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガンダムエース2024.07 No.263

2024年06月28日 | ガンダムエース
〈月刊ガンダムエース2024年07月号〉



□機動戦士MOONガンダム
 episode 65

ギュネイ准尉は、降下中のウバルド大尉機に照準を定めますが、
自由落下中にも関わらず、ウバルド大尉機から逆に射撃を受け、
サイコバウの下半身を失い、アタッカーで退避します。
ペトラ准尉は、ユッタに掩護を呼び掛け、降下中の敵機を狙います。
ウバルド大尉は、自分に構わず、作戦地点への効果を優先しろと通信。
また、ムーンのサイコプレートをミサイルなどの掃射で撃墜します。
ギュネイ准尉、ペトラ准尉もウバルド大尉をニュータイプだと確信。
が、ペトラ准尉は、自由落下中の機体だと侮り、攻撃を仕掛けます。
ウバルド大尉の危機を見て、ムーリ機がバリュートを割り、介入。
ペトラ准尉機がムーリ機に標的を変えたため、ウバルド大尉機は、
ギュネイ准尉機を足場にし、射撃でサイコプレートを弾きつつ、
ペトラ准尉機への射線を確保し、一撃で、ペトラ准尉機を撃墜します。
ペトラ准尉機が撃墜され、ギュネイ准尉は、ユッタを責めます。
ユッタは、ギュネイ准尉に責任を問われ、ウバルド大尉機を攻撃。

サフィラ中尉は、ミネバを発見し、逃げ出す気はあるかと訊ねます。

シャア大佐は、回収まで時間があるため、自分も出撃したいと。
ナナイは、シャア大佐とサザビーこそ最優先で宇宙に上げなくてはと。
そこへ、囚われていたミネバが逃げ出したことが報されます。

ユッタは、ウバルド大尉の説得に対し、放っておいてくれと拒絶。
ウバルド大尉は、ユッタを諦め、ムーンに手を貸せと呼び掛けます。
ウバルド大尉機は、限界高度になり、パラシュートを展開します。
ムーンは、ウバルド大尉の呼び掛けに応え、サイコプレートを展開。
ムーンとウバルド大尉機は、一応無事に着陸します。

□機動戦士ガンダム バトルオペレーション Code Fairy
 第22話 Dear Fairy(2)

アルマ少尉は、終戦に得心のいかない連邦軍に対し、自らを犠牲に。
そして、コクピットを開放し、アルマ少尉は、機外に姿を見せます。
殆どの連邦軍機は、戸惑いますが、レナート中尉機が仕掛けますが、
リリス少尉機が、レナート中尉機を掣肘し、バリー大尉が制止を呼び掛け。
リリス少尉は、アルマ少尉の行動に応えるように、自らも機外に出て、
停戦命令に則り、アルマ少尉たちの投降を認め、一時拘留すると。
アルマ少尉は、基地の全員が申し出に従うと、笑顔で答えます。
宇宙世紀0080年1月1日 一年戦争終結。

アルマ少尉たちは、暫くの拘留の後、サイド3へと送還されます。
ジオン公国は解体され、ジオン共和国として、再出発になります。
アルマは、ノイジー・フェアリーという部隊は、記録上、
存在しないということを知り、自分たちがやって来たことを
否定されたような気がし、腹立たしくもあったけど、
私たちは、確かに地球に立ち、戦い、そして、今生きている。
それを知っている仲間がいれば、よれで良かったとしています。
また、キリー少佐のザクは、激しく損傷した状態で発見されるも、
本人の行方は、判らないままだった……。
そんなある日、アルマの元に、差し出し不明の一通の手紙が届き、
Dear Fairyと右上に書かれたポートレートが添えられていました。
アルマは、それがキリーからのものだと気付き、涙し、破顔します。
地球の欧州?で、紅茶を飲んでいるキリーの姿がありました。

□機動戦士ガンダム ヴァルプルギスEVE
 魔星再誕編(3)

マシロの体から別人の人格が、マンハイム博士に話し掛けます。
博士は、彼をシャマールと呼びます。彼は、博士に再会できて嬉しいと。
脳波測定器のグラフが乱れ、博士は、グリモアの同調を切れと指示。
しかし、シャマールは、表層に現れたままで、マシロの身体を介し、
現在の状況を学習していきます。助手が鎮静剤を追加で投与し、
シャマールの人格は、博士との再会を約束し、消えていきます。

同じ頃?
アレキサンドリア級が月面グラナダ基地の強襲を企図し、MSを発艦。

□機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE
 第31話

ヴァレは、エールカラミティで脱出し、プローブを介し、ケンたちに、
ジョエルが大西洋連邦の工作員だったことを伝えます。
ケンは、主機の警報を無視し、機体を変形させ、ヴァレの元に向かいます。
が、ジョエルのレイダー系が先に駆け付け、ヴァレ機を砲撃します。
ヴァレ機は、墜落しながらも、ジョエル機に、スキュラなどを掃射します。
ジョエル機は、腰部のクローを展開し、エネルギー弾を弾きます。
ケン機がヴァレ機に手を差し伸べますが、ジョエル機の砲撃で消滅します。

ケンは、ジョエルに対し、お前もハーフコーディネイターだろうにと。
ジョエルは、自然の摂理に反した罪なるバケモノとして、我が身を、
誰よりも俺が許せんのだと持論を展開します。
そして、コーディネイターが駆逐された世界を見届けることが夢で、
最後のひとりとして、自害し、この世に生まれた罪を清算すると。
ケンが敗北したことで、計画を変更せざるを得なくなったとし、
ケン機の核動力炉を抉り出し、ハワイ基地へ特攻するとしようと。
ケンは、狂ってやがると断じますが、ジョエルは、世界に言えと。

□機動戦士Vガンダム外伝 オデロ・ヘンリークからの手紙
 第5話 ウォレン・トレイス & スージィ・リレーン

オデロは、スージィとウォレンを、絶対に守ると決めていると。

宇宙世紀0152年10月某日 都市ラゲーン──
ザンスカールのゾロ部隊の空襲を受け、姉を亡くしたスージィは、
オデロとウォレンと行動を共にし、今後に向け、身なりを整えます。
途中で、ザンスカールによるギロチンを、スージィは見てしまいます。
恐慌に陥ったスージィを、オデロは宥め、3人は、ラゲーンを出立。
紆余曲折あり、オデロたちは、リガ・ミリティアに拾われます。

オデロは、ここにいれば、当面食いっぱぐれることも無さそうだとし、
2人のために、リガ・ミリティアのパイロットとして活動します。

□機動戦士ガンダム ウェアヴォルフ
 case-12[誰が為の絞首台]

ヘカーテは、鉱物資源衛星バリハイで、物資の補給を検討します。
マリットは、本物のマカミの幼馴染みなのですが、10年振りなので、
今のマカミと同一人物だと思っているようです。
が、ボロを出してはいけないと、気持ちを引き締めますが、その直後、
マリットから、この季節になると「あれ」を思い出さない?と。
マカミは、頭を巡らせますが、思い当たらず困っていると、
コックのロゼールが、ピエルニクかい?と、菓子の名前を出します。
マリットは、それそれ!と言い、その場は、収まりますが……。
ロゼールは、艦長は酒がメインで、高級士官用のデザートが余っていると。
レトとマリットは、その言葉に身を乗り出して食い付き、厨房へ?

ややありまして。
レト少尉とマカミ軍曹は、MSハンガーで、修理作業に立ち会います。
Mk-IVとの戦闘で損傷した、DIIは、バーザムのストックで頭部を補修。
レト少尉は、一連の事件が終わったと思っていますか?と、訊ねます。
マカミ軍曹は、レト少尉が解決したじゃないですかと、答えます。
レト少尉は、狼に気を付けろと、ロビソン大尉の言葉が気になります。
マカミ軍曹は、自分の正体に勘付くようならと、彼も標的として意識。
ウルマが現れ、レト少尉の手を取り、お友達から始めましょうと。
マカミ軍曹も、彼女の言動の真意が判らず、困惑します。
ウルマは、レト少尉が、仇を討ってくれたと考えていました。

ヘカーテは、鉱物資源衛星バリハイで、物資の補給を行います。
レト少尉は、ロゼールに、何故軍属の料理人になったのか訊ねると、
本当は、地上で店をしたかったんだけど、リュコス艦長に気に入られと。
艦長とは、今の職に就く前に何かしら合ったようです。
その様子を見ていた、オクリーヌ副長は、艦長の言葉を思い返します。
リュコス艦長は、あの後、副長に命じ、乗組員の経歴を探らせます。
艦長は、この艦にはまだ嘘つきが潜んでいると、勘が言っていると。
オクリーヌ副長は、敵対勢力の工作員ということですか?と訊ねると、
艦長は、組織ではなく、個の殺意と言うべきかしらと曖昧に答えます。
副長が方法を訊ねると、それを考えるのがあなたの仕事でしょ?と。

マカミ軍曹は、食料庫らしき区画があると、ロゼールを呼び出します。
同じ頃、レト少尉は、何かしらを感じ取りますが……。
マカミ軍曹は、ハルのキーボードを操作し、ロゼールのいる通路を破壊。
ロゼールは、宇宙に吸い出されますが、マカミ軍曹のプチモビから
ロープを射出し、ロゼールの左腕に巻き付かせます。
マカミ軍曹は、ロゼールに対し、ここがお前を吊る絞首台だと言います。

□機動戦士ガンダム 水星の魔女 ヴァナディースハート
 第11話

キユウのジウは、虎の手を、ヨシカのアノクタは、ビームガンと、
ナルカミを駆使し、両機とも激しい攻防戦を繰り広げます。
それに伴い、キユウとヨシカの身体をデータストームが蝕みます。

クレイグは、バスに、ヨシカはキユウに勝てるのか?と訊ねます。
バスは、ジウと較べ、アノクタの性能は圧倒的ですが、キユウが
スコアを上げることに躊躇しなければ、キユウの圧勝でしょうと。

バスの言う通り、ヨシカのアノクタは、キユウのジウに敗北します。
キユウは、先生との約束を思い出しますが、アノクタの頭部を破壊。
アノクタは、その勢いで、背後のダム湖へと落下していきます。
キユウは、湖中に何かしらの反応があることに気付きます。

ヨシカは、湖に沈みながら、キユウの強さを改めて実感します。
そして、これで、ヨシカの命は、データの中の綺麗な世界に行けると。
が、クレイグ?にプレゼントを渡せていないことを思い出し、
今死んでしまっては、何もできずに終わってしまう。
自分が生きてきた意味が無くなってしまうと、生を渇望します。

□機動戦士ガンダム MSV-R SEASON 2/U.C.0079-0091
 Vol.10 MS-07G-1 グフ・ヴィジャンタ(カラカル隊仕様)

頭頂高:18.2m
本体重量:61.4t
装甲材質:超硬スチール合金
固定武装:
 シザー・ワイヤー(右腕部)
 マインズ・ロッド(左腕部)
携行武装:
 リムーバル・メイス
 ザク・マシンガン

大戦末期、アレキサンドリア基地に、2機の07G-1型が配備され、
カラカル隊でも運用されていたという記録が発見されたものの、
その詳細に付いては、現在も調査中である。
同隊は、第二次降下作戦で紅海に降り、アレキサンドリア基地を
制圧し、以降は、ここを拠点に終戦まで北アフリカ戦線で活躍。
07G-1型は、連邦軍によるオデッサ作戦以降、混迷の時期にあった
アフリカ戦線に配備されたと目されている。

□機動戦士ガンダムNT
 第58話『フェネクス覚醒』

ヨナ少尉が搭乗したフェネクスが再起動し、IIネオ・ジオングと対峙。
IIネオ・ジオングは、火砲を掃射しますが、フェネクスには効果が無く、
IIネオ・ジオングは、両腕をもがれ、身体を×字に斬撃されます。
ゾルタン大尉は、シナンジュ・スタインを分離させ、格闘戦へ移行。
ヨナ少尉は、お前に勝ち目はないと、ゾルタン大尉を説得しますが、
他人にコワサレタ人生を補完するための、ヌケダシタ魂を……、
失った半身をトリモドス……、そのためだけの生がどういったものか、
貴様らには、ワカラネェだろうと、ゾルタン大尉は、奮起します。
ゾルタン大尉の淀んだ思念が宙域を包み込んでいきます。
リタは、ヨクナイチカラだと感じますが、ゾルタン大尉だけではなく、
その源が何処かにある筈だと、周囲を探っていきます。
思念に囚われたフェネクスは、動くことができず、ゾルタン大尉が
遠隔操作するIIネオ・ジオングのアームユニットから砲撃に狙われます。
砲撃が行われることはなく、ゾルタン大尉機を何かしらが襲います。
ビアギッテのギラ・ズールが現れ、戦闘に参戦します。

□機動戦士ガンダム 赤い三巨星
 EPI.13“怖い女の人”

マロビ曹長たちは、ボルン工業の伝手で、改装用のドックを目指します。
強面の女性が通信に応答し、バルンが誘拐されたと聞き、ご立腹。
彼女は、ヴェルデと言い、ボルン工業の先代社長で、バルンは孫娘。
が、事態は一刻を争うとして、マロビ軍曹たちを受け入れます。

ベビは、協力者と連絡を取り、逸れたジオンの情報が正確だったと。
画面には、ショートボブのジオン将校が映っていました。
彼?は、ラブセルと言う人物で、ベビは、彼の真意を訊ねますが、
彼は、笑って誤魔化し、アジ・ダハーカの理念に賛同したからと。

クライシンガ少尉たちは、残余のMSを改修し、作戦に備えます。
で、彼らは、彷徨組の本隊を離れ、奪われた機体の奪還作戦を企図。
勿論、攫われたセラフィマ伍長の救出も含まれています。
クライシンガ少尉は、額に角、両手が通常の手のズゴックに搭乗。

ラブセルは、ベビに、アジ・ダハーカには、更なる力が必要だとし、
MSなどの戦力の増強を進言し、ベビも渋々納得します。

クライシンガ少尉にアジ・ダハーカの情報を伝えていたソフィアは、
上官のラブセル大尉に、誰と通信していたのか?と訊かれます。
ソフィアは、ジャブロー撤退部隊の支援をしていると答えますが、
そんな余裕は、今の私たちには無いと、叱咤されます。
ラブセル大尉は、クライシンガ少尉たちを、次なる餌と考えます。

クライシンガ少尉のズゴックは、ジム部隊を急襲し、2機を破壊します。
少尉は、MS戦をしていれば、アジ・ダハーカも嗅ぎ付ける筈だとします。

□機動戦士ガンダム0079外伝 EPISODE STAND BY ME
 第2話「FRONT LINE」

連邦軍のヘビィ・フォーク級や61式戦車の部隊に対し、
公国軍は、マゼラ・トップやマゼラ・アタック、ザクで応戦します。
ザクは、61式戦車を破壊していきますが、ヘビィ・フォーク級からの
砲撃を受け、マゼラ・アタックやザクも破壊されていきます。
ドップの対地攻撃で、ヘビィ・フォーク級もダメージを受けていきます。
それぞれに損害を出しながら、両軍による戦闘は激しさを増します。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガンダムエース2024.06 No.262

2024年05月24日 | ガンダムエース
〈月刊ガンダムエース2024年06月号〉



□機動戦士ガンダム 水星の魔女 ヴァナディースハート
 第10話

キユウのジウを濃霧が包み込み、ヨシカのアノクタが姿を消します。
キユウは、ヨシカの出方を窺い、気を張りますが、濃霧を介して、
アノクタの雷撃が、ジウの持っているナルカミを目印に狙って来ます。
ジウがナルカミを手放すと、アノクタの制御下になり、左腕を斬断。
ヨシカは、先生の1番になれるなら、命を幾ら使っても良いと言い、
キユウに取っての先生は、ヴィルダなんだから、もっと頑張りなよと。
そのままヨシカのアノクタは、再びキユウの前から姿を消します。
キユウは、ヴィルダに通信を取ろうとしますが、通信に割り込まれ、
彼女の状況を知ることができなくなり、心配になります。

ヴィルダもキユウと通信ができず、無謀だったのではないかと。
また、クレイグの、自分の理想を押し付けているに過ぎない。
ヴィルダの教育は、キユウに取っては、
一方的なプレゼントでしかないとの言葉がヴィルダの心を揺さ振ります。
思案するヴィルダに、ヨシカのアノクタが襲い掛かります。
ナルカミの直撃を避けますが、電撃が車両ごと、ヴィルダを襲います。
キユウが駆け付け、パーメットスコアを3に上げ、虎の手を操ります。

□機動戦士MOONガンダム
 episode 64

ネオ・ジオンの南極基地は、連邦館から未確認物体が放出されたと確認。
ボドログ司令は、船ゴミ(ビルジ)を棄てたんでしょうと、楽観視。
ビルジは、艦底に溜まっている水やオイルなどの不要混合液だそうです。
実際は、モビルスーツ部隊が降下していたのですが、レーダーには、
大気圏で燃え尽きたかのように、反応が消えてしまいます。
ロンド・ベル隊は、基地から約30km離れた場所に降下し、囮に。
その間に、地上部隊がミネバを回収する手筈になっています。

降下中のウバルド大尉は、ユッタの存在を察知。ユッタも察知し、行動。
勝手に持ち場を離れたユッタを、ギュネイ准尉機が後を追います。
ヤーヒム大尉が、ナナイに状況を伝えると、ギュネイ准尉は、追わせ、
ヤーヒム大尉たちは、引き続き、警戒を続けろと命令を受けます。
ナナイは、ボドログ司令に、基地の防衛体勢を4に引き上げさせます。
モビルスーツ隊を出撃させると共に、撤収も並行して進めさせます。

囚われのサフィラ中尉は、外にいるデレク二等兵に逃げろと警告し、
取り出した小型爆薬を起爆させ、独房の扉を破壊します。
その勢いで、デレク二等兵は、頭を壁面に強かぶつけ、昏倒します。
サフィラ中尉は、死んでいないことを確認し、彼の軍服を奪取します。
陽動だとして、ロンド・ベル隊に動かせる地上部隊は、無い筈だとも。

時間を合わせ、ガルダ級からルオ商会の紅棍の百二式部隊が出撃します。

ギュネイ准尉は、敵機を捕捉したユッタに、バリュートを撃ち墜とせと。
ユッタ機は、ライフルに手を掛けますが、アゴス少尉との会話を回想。
ユッタの、卑怯者のする事じゃないかとの言葉に、アゴス少尉は、
これは、戦争なんだ。殺される覚悟のない者に、MSに乗る資格はない。
なのに、お前は、ミネバを守るために、ガンダムに乗り続けた。
ならやり通せ。おれと同じ偽者のおまえに、他に何ができる?と。
ミネバは、ユッタの変調を感じたようで、ハッとします。
ウバルド大尉の幻覚が現れ、あの時、おまえは撃たなかった。
だから、おれはここにいると、ユッタに優しく語り掛けます。
今のおまえには、ムーンガンダムの声も聞こえていないんだろうと。
ムーンは、おまえを見失っちゃいないぜと話し、ウバルド大尉は消えます。
ユッタが振り返ると、ミネバや祖父の姿が見えます。
ギュネイ准尉が痺れを切らし、ウバルド大尉機のバリュートを射撃。

ムーンガンダムメカニカルワークス
Vol.34 MSR-00102S / MSR-00102 百二式

全高:19.2m
全備重量:66.6t
装甲材質:ガンダリウム合金
固定武装:
 バルカン砲×2(頭部)
 多連装ミサイル・ポッド×2(バーニア・バインダー先端部)
 3連グレネード・ランチャー×2(腰部)
 ビーム・サーベル×2(後腰部ラッチ)
携行武装:
 ビーム・ライフル(ビーム・バヨネット付き)×1
 クレイ・バズーカ×2(バーニア・バインダー部ラッチ)
 シールド・ブースター(連射式スプレーミサイル・ポッド付き)×1

アナハイム社からのODMで開発された機体で、一般の隊員機は、銀色、
隊長機は、金色の耐ビーム・コーティングが施されている。
その他、ブースター・バインダーがバーニア・バインダーの換装され、
スプレーミサイル・ポッドを内蔵するシールド・ブースターが新造。
推力の大幅な強化が図られている。
ルオ商会の懐刀である紅棍(ホングワン)を率いるザジ大人の部隊が、
ルオ会長の命を受け、ミネバの身柄を押さえるため、ロンド・ベル隊と、
ネオ・ジオンの南極基地を襲撃する際に、本機の一群が運用されている。
機体名は、百式改試製二型を略し、百二式と呼ばれているそうな。

□機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE
 第30話

ジョエルは、ブルーコスモスだと知られ、ミヤビにも発砲しますが、
ヴァレが体を張って彼女を守り、部屋の外へと連れ出します。
銃声を聞き付け、仲間たちが駆け付けますが、
ジョエルは、彼らの銃を奪い、彼らをも手に掛けます。
そして、計画の大幅な変更が必要だと、各所の毒ガスを始動させます。
ミヤビ曰く、ジョエルは、大西洋連邦の工作員、且つブルーコスモスで、
自国領土への核攻撃により、大義名分を作り上げ、世論を誘導したと。
ヴァレは、そんな馬鹿なことがと、ミヤビの考えに異を唱えますが、
ミヤビは、イデオロギーに取り憑かれ、何十万、何億という死ですら、
やむを得ない犠牲だと判断できる連中が、戦争を始めたい者たちがと。
ミヤビたちは、毒ガスの影響で、死んでいくクルーを目撃します。
ヴァレは、潜水艦をアジトにした理由を悟り、ミヤビが着ていた、
ノーマルスーツがある部屋に急いで向かい、彼女にそれを着させて、
ケジメを付けなければいけないと、機体のある格納庫に向かいます。
ミヤビは、彼女の決意を慮り、ノーマルスーツを着込みます。

タツミの1号機は、ケンの2号機を補助し、浅瀬に退避します。
そして、今後のケンたちの身の振り方を思案し、ODRに来れないかな?と。
今回の一件は、「穏便に済ませられれば、無かったことにする」って、
偉い人たちが決めたんなら、アンティファクティスがやったことだって、
無かったことになるだろう?と。それに、彼らは、前の戦争を生き抜き、
僕なんかよりも経験豊富で、そんな人たちが仲間になってくれればと。
ケンは、そうだな。もしそんな日が来るなら、悪くないかもな……と。

ヴァレは、満身創痍の体を引き摺り、エールカラミティに乗り込み、
隔壁を破壊し、ボズゴロフ級から脱出し、救援を呼びに向かいます。
残されたアドラーを、ジョエルのレイダーが手にし、彼女を追います。

□機動戦士ガンダム0079外伝 EPISODE STAND BY ME
 第1話「PAPER MOON」

地球降下作戦後の話のようです。
占領した基地に、出撃していたザク小隊が戻って来ます。
パイロットのイアンは、父親との確執があり、それを回想します。
父親は、宇宙での食糧問題に付いて研究を行っていますが、
息子のイアンは、スペースノイドによる自治権の獲得に傾倒します。
父親は、戦争が起これば、多くの人が死ぬ。我々人類は、何のために
宇宙へ出たのかよく考えろと意見しますが、イアンは、臆病者だと反論。
また、地上に残ったエリート共が、資源を食い尽くすと決め付けた、
一般市民を都合良く宇宙へ放り出しただけだと、続けますが、
既に宇宙での暮らしが故郷になりつつあり、その考え方は、古臭いと。
イアンは、基地裏の小麦畑を眺めながら、そんなことを思い出します。
イアンが仲間に呼ばれ、基地内に入って行くと、近くで暮らしている
子供たちが現れ、基地の中に美味しいものがあるんだと話しています。

夜明け頃、基地への砲撃があり、イアンたちは、ザクで出撃します。
降着状態にある東地区で、連邦軍の反抗作戦が始まっているようです。

□機動戦士Vガンダム外伝 オデロ・ヘンリークからの手紙
 第4話 シャクティ・カリン

エンジェル・ハイロゥの中のシャクティは、祈り、周囲の荒ぶる心を
鎮めようと、サイキッカーと呼ばれる人たちに呼び掛けます。

オデロは、シャクティと出会った時のことを回想します。
孤児のカルルマンを世話したり、人がやっていくべき当たり前の生活を
キチンとできちゃう女の子なんだと思ったようです。
ウォレンから聞いたこととして、私たちは、クジラやアザラシと同じ、
死んだら腐るんですと、クランスキー姉妹に言うと、マルチナは、
この海岸の骨は気持ち悪いと言います。シャクティは、これを聞き、
今の地球が、動物がきれいに死ねない環境になったからだと話します。
きれいに生きていける環境を作るため、戦っているんじゃなくて?と。

その反面、変に頑固なところもあり、クロノクルを説得したり、
エンジェル・ハイロゥのことを聞くため、キスハールの拘束を解いたり、
止めるハロやフランダースを無視し、ヤナギランの種を植えてみたり。
オデロは、当時は、面倒なやつだなって思っていたようですが、
人間が生きる上で、何が大切か一番よく知っているからこそ、
あんな大胆なことをやっちゃうんだよなと、思い返していました。
だからこそ、たくさんの人々の意思を集め、暖かな光を発生させたと。
もしかしたら、誰よりも強いかも知れない、ウッソ以上にさと。

□月刊モビルマシーン縮刷版
 VOLUME21 モビルマシーン休刊記念座談会

今号は、休刊になったU.C.0147年12月売り号から、休刊記念座談会を
電撃的に翻訳したとのこと。ドゥカーの尽力に感謝していました。
で、トリムールティを巡る政変やフォーミュラ計画についてのこととか。
後は、フォーミュラ計画の系譜として、機体の派生図がありました。

□機動戦士ガンダムF91 プリクエル
 第36話「煌めく気配(後編)」

ワイズマン軍曹とキム伍長のデナン・ゾンは、ラフィン・ブルを臨検。
ザビーネ大隊長の指示により、降伏した兵や非戦闘員や怪我人、
救える命は救ってやれとも命令が行きます。で、左舷の「箱」から調査。
ワイズマン軍曹たちは、CV軍のデータにない機体や、アイザックなどを
発見し、驚きますが、サナリィと言えば、MS開発をしている機関だから
実験段階の見たことないMSがあってもと。で、F91をも発見します。

アノー博士たちは、フロンティアIVを目にしますが、CV軍が攻撃を
しているなら、連邦の駐屯軍との攻防で砲火の光がある筈ですが、
それが見られず、居住区で戦闘を行っているのではと考えます。
が、マルは、民間人を巻き込むような馬鹿な軍隊はいませんよと。
アノー博士は、子供たちの無事を、レズリーに託し、祈ります。

シーブックは、ドワイトと話し込んでいるセシリーが一瞥した時、
芝居を見に行く約束をすっぽかした時の表情と同じだと感じます。
悲しそうな、困ったような眼。そして、約束をすっぽかしただけでなく、
楽しみにしていた観劇の約束を、気持ちとは逆の酷い言い方をしたと。
くしゃくしゃのチケットを見詰めながら、物思いに耽っていると、
傍らのサムが、超入手困難なチケットを何故持っているんだと訊きます。
シーブックは、咄嗟に拾ったものだと言ってしまいます。
そして、チケットをくれたセシリーのことを思い、謝らなきゃと。
そこへ、一陣の風が吹き抜け、子供が持っていた風船が飛ばされます。
シーブックは瞬間、自分の回りに宇宙があるイメージを見ます。
さらに目映い星のようなものが、幾つか動いている軌跡を見ます。
シーブックは、何かが来るのではないかと感じます。
その軌跡は、CV軍が15番の隔壁を焼き破るトーチによるものでした。

□機動戦士ガンダム ウェアヴォルフ
 case-10[U.C.0085 人狼の誕生]

U.C.0085年8月、名も忘れられた鉱物資源衛星──
マカミは、プチモビを操り、有用なものを探します。
作業が終わり、マカミは、父親と合流し、帰宅します。
父親は、体を悪くし、マカミの仕事で、生活しているようです。
マカミは、ここでの暮らしに不満がありましたが、家族がいるからと。
妹のリンゼがマカミたちを出迎え、ガンダムのパーツは?と訊きます。
リンゼは、直線的な工業的デザイン、クールなデュアルアイのガンダムが
ジオン系よりもグッと来ると熱っぽく、兄のマカミに語ります。
ただ、父親は、連邦嫌いだから、父親の前では絶対言うなよと言われます。
マカミは、お土産があったと、1つの操縦桿を、リンゼに手渡します。

夕食時。ラジオのニュースは、サイド1の30バンチで、
激発性の伝染病による犠牲者が現時点で、数百万人以上に上ると。
父親は、地球の連中に、スペースノイドを助ける気なんざないのさ。
俺らが数を減らし、万々歳位に思っているんだろうと愚痴を言います。
ジオンが余計なことをした所為で、俺たちまで……と言い掛け、
母親(妻)に窘められ、父親は、謝り、家族は、食事を再開します。
リンゼは、13歳になり、仕事の手伝いをすると言い出します。

ややあって。マカミは、リンゼにプチモビの操縦を教えることに。
父親が見守る中、マカミとリンゼのプチモビが、半壊のザクを回収。
一段落し、リンゼは、もう一人前だと、近場のジャンクまで競争を。
その途中、ケーブルでデブリを引っ掻け、傍にあったクラッカーを
満載したデブリが爆発してしまい、リンゼ機は、制御を失います。
マカミは、直ぐに助けに行こうとしますが、父親は、下手に動くと、
お前まで戻れなくなると、マカミを制止します。
マカミは、振り切り、腕部からアンカーを射出し、リンゼ機を固定。
マカミ機は、慎重にワイヤーを巻き、リンゼ機を回収しようとしますが、
ジム・クゥエルのビーム・ライフルが、ワイヤーを熔断します。

クゥエルのラセッドは、ロビソン機から何故撃ったと詰問されますが、
さっきの爆発は、兵器によるものだったと、笑って答えます。
こんな所に棲み着いているスペースノイドは、テロ予備軍だとも。
また、新任のリュコス艦長も、この資源衛星は、ジオン残党の潜伏地だと
私が、そう判断したと後付けし、敵対戦力を早急に殲滅しなさいと。
クゥエルは、父親のいる管制室や、居住区を次々に破壊して行きます。

気が付くと、マカミは、病院のベッドのような場所に寝かされていました。
傍らの黒いハロから、君を救助できただけでも奇跡と言えるが……と。
私は、君と同じように、ティターンズの暴虐を憎む者だと続けます。
マカミは、ラセッドたちに復讐を誓い、黒いハロは、名と身分を付与。
そうして、整備士のマカミ・タルボットが誕生します。

□機動戦士ガンダム ヴァルプルギスEVE
 魔星再誕編(2)

アナハイム社がAGX-11型を破棄したことが、トニオ博士にも伝わります。
博士は、廃棄場所を訊ねますが、コバサンにも判りかねます。
また、室長のレイモンも、破棄の件が報されていなかったようです。
さらに、フランチェスカ部長は、昨晩自殺したとのことです……。
博士とコバサンは、彼女は、自殺と縁遠そうな人柄だと話します。
コバサンは、一足先にオリンポスに戻り、受け入れの準備を始めます。
博士は、1号機が失われたとしますが、フィリー姉妹なら見付けられると。

フィーのマラサイ、コニィのグラシュティンが試験を行っていますが、
フィーは、何かしらを感じ取り、それが、白のグリモアという存在だと。
帰投後、ハイファン師父にそのことを伝えると、この刻を待ち侘びだと。
ただ、フィーは、トニオ博士が言っていた「ハイファンという男は、
パプテマス・シロッコを悪霊にする」という言葉を思い返します。
コニィは、自分たちのタリスマンが沈黙したままなため、確証はないと。
ハイファンは、彼女たちは、白の巫女故、直感に意味がないとは思えんと。
で、フィーは、月の向こう側で、それを感じ取ったと話すと、
ハイファンは、月の裏側のグラナダ市かと膝を打ち、ごく最近、
匿名の人物から、白き本を持ち主に返したいというメッセージを受けたと。
それが前述のAGX-11型で、フィーが回収に向かいます。

一方、グラナダで調整中のマシロは、トニオ博士から作られた能力を
誇り、ひけらかすことは卑怯だと。力を示さず、凡人に紛れて生きろと
深層心理に刻み込みますが、シロッコの人格が覚醒してしまいます。

□機動戦士ガンダムMSV-R SEASON 2/U.C.0079-0091
 Vol.9 フェーベ直掩隊

一年戦争末期に結成された、レビル艦隊が誇る旗艦フェーベに所属する
第315MS小隊は、通称「ブルー小隊」と呼ばれ、当時は、具体的に
証明するデータの大部分が消失していたが、戦後のFSSの調査により、
ア・バオア・クーに対する第三戦闘ラインエリアで、フライトレコーダーの
回収に成功し、小隊の詳細が明らかになっている。79SC型、KC型、HC型、
それぞれ1機ずつの3機編成で構成されていた。
KC型が迎撃任務に当たり、足止めした敵を、SC型が後方から狙撃する。
HC型は、戦闘中に無防備になるSC型や艦艇などを巨大な防盾で護衛する。

□機動戦士ガンダムNT
 第57話『鳥になれ』

IIネオ・ジオングは、腕部のメガ粒子砲を掃射しますが、ミシェルの想いが
ナラティブを守り、攻撃を弾き、寄せ付けず。
逆に、ナラティブの攻撃は、IIネオ・ジオングを着実に破壊していきます。
それでも、IIネオ・ジオングの攻撃は、ナラティブを徐々に破壊して行き、
ナラティブは、四肢を破壊され、コア・ファイターを分離させます。
ヨナ少尉は、バルカン砲を掃射し続けますが、機体の左側を損壊します。
IIネオ・ジオングの腕部が迫りますが、そのふたつを攻撃が貫きます。
その攻撃は、バナージのシルヴァ・バレトが放ったものでした。
バナージ機は、IIネオ・ジオングの動きを掣肘し、コア・ファイターは、
破壊されながらも、ヨナ少尉は、ノーマルスーツで、フェネクスに到着。
IIネオ・ジオングは、バナージ機に対し、傀儡としたジェガンを投入。

ヨナ少尉は、フェネクスのコクピットの中で、形見のペンダントの欠片を
見付け、自分の、ミシェルのとが自然に合わさり、ひとつに戻ります。
ヨナ少尉は、ペンダントを見詰め、君が鳥になるなら、オレもと。
フェネクスは、拘束を解き、アームド・アーマーDEを装着します。
デストロイモードになったフェネクスは、IIネオ・ジオングと対峙します。

□機動戦士ガンダム 赤い三巨星
 EPI.12 “立ち上がれマロビ”

宇宙世紀0079年12月9日、南米ラ・リオハのチレシート──
セラフィマ伍長は、キルに連れられ、この街に到着します。ジャックも。
キルは、戦争が終わるまで、ここにいれば良いと、彼女に言います。
キルたちは、ゴンドラに乗り、山腹の屋敷に向かいます。

ラルフ中尉は、今の状況を、シュウカ伍長に報告します。
彼女曰く、先日のMS強奪事件も、その組織が関与している可能性がと。
バルン社のお爺さんは、アンタら連れて来た間者に社長が攫われたと立腹。
ラルフ中尉は、補給物資が送られてくることや、直接の撤退命令が無く、
自分たちは、バルン社長の救出に向かうと、シュウカ伍長に言います。
彼女は、アジ・ダハーカの情報が入り次第、報せるとして通信を終了。

キルたちは、豪奢な教会のような建物に到着します。
キルは、今日からセラの家でもあるからと、部屋に案内します。
すると、その部屋からベビが現れます。セラフィマ伍長がジオンと判り、
ベビは、クライシンガ少尉と違い、お前は、逃げていないと話します。
キルは構わず、部屋に入ると、バルン社長が部屋にいました。

で、クライシンガ少尉たちは、移動中。トマス軍曹は、戦場で遭遇した、
弟(ウィリアム軍曹)らしき人物のことで、気も漫ろになっていました。
ザルゴは、いざとなれば、躊躇無く銃爪を弾く覚悟は持っていてくれと。
クライシンガ少尉は、連れ去られたセラフィマ伍長の救助を考えます。

セラフィマ伍長とバルン社長は、それぞれの境遇を話し合います。
で、バルン社長は、きっとマロビ曹長が助けに来てくれると確信。

当のマロビ曹長は、愛機の中で落ち込んでいるかと思いきや、
残された装備を最大限に活かした機体の改装案を練っていました。
バルン社のお爺さんたちに設計図を渡します。丁度補給も届くようです。
EPI.10.5でやってた、ガンキャノンなどが届くのでしょうか??
が、作業には、それなりの施設が必要になり、当てはあるようですが、
お爺さんたちは、できれば、そこには行きたくない様子……。

岸壁の近くにある建物の中で、鏡に向かっている女性がいました。
女性は、くしゃみをすると、私の噂をするのは、どこのどいつだいと。

□機動戦士ガンダム バトルオペレーション Code Fairy
 第22話 Dear Fairy(1)

宇宙世紀0079年12月31日、ケープカナベラル基地──
アルマ少尉たちは、基地に籠城し、1週間が経ち、暇を持て余します。
そこへ、連邦軍の部隊が警戒ラインを超え、総員戦闘配置となります。
基地は、連邦軍に包囲されつつあり、爆撃機の編隊も多数確認。
ミア技術少尉機とヘレナ曹長機は、イアン中尉機と対空防衛に。
アルマ少尉は、地上のMS部隊を迎撃し、防衛ラインを死守することに。
フライ・マンタを対空砲火で撃墜しつつ、ジム部隊を迎撃します。
アルマ少尉機は、ミア技術少尉とイルメラ軍曹が懸命に調整を行った、
携行型のビーム・ライフルで、次々にジムを撃墜していきます。
アルマ少尉機がビーム・ライフルを撃ち尽くし、武器換装で後退。
その間に、防壁の一部が破壊され、ジム・コマンド部隊が流れ込みます。
アルマ少尉機の損傷率は上昇して行きますが、彼女は、生きるために
みっともなくても、最後まで、足掻くと、果敢に攻め込んで行きます。
ヘレナ曹長機とミア技術少尉機も触発され、支援攻撃を拡げます。
それに呼応し、イアン中尉機の部隊も弾を惜しむことなく応戦します。
ややあって。終戦協定を報せる複数の通信があり、イルメラ軍曹は、
戦場に飛び出し、終戦を報せようとします。
が、連邦軍は、未だ攻撃中で、アルマ少尉は、はいお終いなんて、
受け入れられないよねと、覚悟を決め、戦場の真ん中へと進みます。
イアン中尉も反撃以外では発砲するなと厳命します。
連邦軍も戸惑い、本部に確認を取ろうとしますが、一部の機体は、
終戦だろうが、目の前に敵がいるんだぞと、攻撃を続けます。
そんな中へ、アルマ少尉機は、空拳で、連邦軍の前に進んで行きます。
バルバラ中尉は、ヘレナ曹長とミア技術少尉に対し、
たとえ今からどんなことが起こっても、決して撃つなと命じます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガンダムエース2024.05 No.261

2024年04月26日 | ガンダムエース
〈月刊ガンダムエース2024年05月号〉



□機動戦士ガンダムMSV-R SEASON 2/U.C.0079-0091
 Vol.8 RGM-79HC ジム・ガードカスタム(フェーベ直掩隊)

頭頂高/全高:18.0m/18.5m
本体重量:90.0t(ガーディアン・シールド含む)
装甲材質:チタン系合金
固定武装:
 60mmバルカン砲×2(頭部)
 バルカン砲×2(肩部)
 ビーム・サーベル×2(不明)
 ビーム・ダガー×2(腕部)
携行武装:
 ビーム・スプレーガン
 E-2ビーム・スプレーガン×2
 ガーディアン・シールド

宇宙世紀0079年、地球連邦軍の第一連合艦隊であるレビル艦隊は、
ジオン公国のデギン・ザビ公王との和平交渉に向かった先で、
ソーラ・レイに焼かれ、壊滅している。その後、10年の歳月を掛け、
当時のデータを解析した結果、旗艦フェーベの315MS小隊の一部が判明。
この小隊の79HC型は、オースティン・ブルック少尉機だと確認された。
主任務は、友軍機の護衛から、会敵時に橋頭堡になり、壁役を務める。

オースティン少尉は、北米ニューヤーク出身の元野球選手で、戦前は、
捕手として活躍していた。しかし、ジオン公国軍による地球降下作戦で、
ニューヤークはジオンの占領地になり、地球方面軍の司令部になっている。
その時から、オースティン少尉は、ザビ家打倒を誓い、大型特殊の免許を
幾つか持っていたことから連邦軍の兵学校に入隊し、新設された、
MSパイロット候補生になり、南米ジャブロー基地でMS操縦を経験する。
そして、ジオンによる大規模降下作戦で、彼は、ジムに乗り込み、
初戦で2機のザクを撃破し、その成果が認められ、ブルー小隊に配属。
教導隊として、戦地で実戦を経験し、12月30日に戦死している。

□機動戦士ガンダム 水星の魔女 ヴァナディースハート
 第9話

キユウは、アノクタに対し、戦術を練りますが、ヴィルダに声を掛けられ、
相手を殺すことが目的ではなく、無力化を最優先する方法を考えます。
また、ヴィルダは、死なないでと、キユウと改めて約束を交わします。
アノクタは、二振りのナルカミで、先制攻撃。ジウは、防戦に回ります。
クレイグは、死なないでとの約束は、欺瞞ではないかと断じます。
ヴィルダも、あの心臓が齎すデータストーム耐性がどの程度か未知数で、
彼の生命に影響が及ぶことも充分にあり得ると、自認していました。
だから、これまで決してスコアは上げて来なかった。そして、これからも。
クレイグは、キユウは、少なからず聞いているんだろう?と言います。

キユウが育った施設は、表向きただの孤児院だが、その実体は、ガンダム
パイロットの養成施設で、一般的な教育は受けられず、ただ、GUND技術で
人々を救う理想と、GUND-ARMに乗ることを教え込まれる。
キユウたちは、元々紛争地域の出で、不自由な人生に意味を与えたのだと。
なので、彼らに取っては、当たり前のことなんだ。ガンダムに乗ることも、
乗り続けたら、何れ死ぬこともと、クレイグは言います。
そして、自らの死がGUNDの未来への道程を舗装する石の一粒になると、
彼らは喜んで、その身を捧げるだろう。運命に従ってと、続けます。
それを証左とするように、ヨシカは、パーメットスコアを3にアップ。
キラキラのお花畑にもうすぐ行けるんだと、笑顔さえ見せます。

ヴィルダは、それは、教育ではなく、呪縛だと反論します。
ガンダムから離れれば、心臓が止まるなんて呪いまで掛け、
判断のおぼつかない子供を、無理矢理従わせているだけだと断じます。
クレイグは、死ぬことが悪いことだと決めつけてはいけないと話し、
僕の言う「救い」は、その先にあると持論を展開。ヴィルダは、拒絶。
キユウは、瓦礫を巻き上げ、ナルカミを掣肘します。
クレイグは、キユウの心臓をジウから開放するために行動しているが、
キユウは、あれだけ大きな身体を自分のものだと思っているんだとし、
彼がジウから離れてしまえば、キユウの心が壊れてしまうと警告します。
そして、もう一度、ヴィルダを自らの組織に勧誘しますが、断られます。
ヴィルダは、その場を離れますが、クレイグは、それを許します。

キユウは、虎の手を囮にし、加速前のナルカミを一振り奪取します。
ヨシカは、通信を同調させ、何故スコアを上げないのかと訊きます。
キユウは、先生との約束だからと答えると、ヨシカたちの命は、
GUNDのため、ガンダムに乗るためにあるんだから、と言います。
キユウは、死んじゃダメとか、殺しちゃダメとか、よく判んないけど、
先生と旅をし、人を助けている所を見ると、一緒にいたいって思うと。
また、スコアを上げなくても、俺は、結構強いしという軽口も。
ヨシカは、キユウが勝手なことをしているが、今回も「捕まえろ」。
それもキユウが一番で、ヨシカが二番だからだと、不機嫌になります。

□機動戦士ガンダム 赤い三巨星
 EPI.11 “三巨星、欠ける”

バルン社長たちが捕らわれている場所に、トマス軍曹のズゴックが登場。
金頭の旧ザクを敵機だと見破り、左腕部の丸鋸を回転させ、飛ばします。
旧ザクが転倒した影響で、バルン社長たちに大きめの瓦礫が飛びますが、
社長だけは、ベビが体を張って瓦礫を防ぎ切ります。
トマス軍曹は、傍らの社長たちを見付け、その中で自分に似た顔を発見。
そこへ、ザルゴのワッパも駆け付け、連邦兵に向け、銃弾を放ちます。
トマス軍曹は、生き別れになった弟を思い出し、攻撃を制止させます。

ジ・レギアを自称するアジ・ダハーカの長は、デバに撤収を命じます。
デバが信号弾を上げると、何処からともなく、レアっぽい走鳥類の群が。
ジ・レギアは、赤ジムをデバに任せ、ベビとバルン社長を鳥に乗せ、帰還。
ウィリアム軍曹と、ボルン社社員は、その場に取り残されます。

マロビ曹長の方も、仲間を守る戦い方をしたため、キルのグフに敗北。
セラフィマ伍長は、グフに乗ったまま、連れ去られたようです。
マロビ曹長たちは、敗北し、ウィリアム軍曹機を奪取されてしまいます。

□機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE
 第29話

ケンは、タツミが充分な距離を取り、変形し、精密射撃に入ると予測。
しかし、タツミは、マルチロックオンシステムを使い、ケンの2号機の
コクピットや動力炉以外の武装を捉え、武装を無力化させます。
そのまま墜落する2号機の手を、タツミの1号機が強く握ります。
タツミは、自分に何もないのが何だ。世界に価値がなかったら何だ。
見付けるんだよ。それは、見付かるまで探すんだと、ケンを諭します。
ケンは、母親と同じ、ケニーと呼び、母親と同じことを言うタツミに対し、
俺の負けだと、潔く負けを認めます。1号機と2号機の勝敗が決します。

ヴァレは、何処にも居場所がないのは悔しいが、仲間を犠牲にするのは、
嫌だと、ジョエルに負けを認めようと、進言します。
ミヤビは、2号機を奪われた責任は、私たちにもあり、代償はあるが、
世間に害を為す考えを改められるなら、今後の身の振り方に助力すると。
が、ジョエルは、ヴァレを撃ち、まだ修正は可能だと、諦めません。
そして、青き清浄なる世界のためにもと、ブルーコスモスの理念を。

□機動戦士ガンダム ウェアヴォルフ
 case-09[裁かれざるもの](後編)

レト少尉は、マークIVを奪ったロビソン大尉に投降を呼び掛けますが、
ロビソン大尉は、俺は、殺しちゃいないと言った筈だと、繰り返します。
確かに、ラセッドのことは、殺してやりたいと思ってたさと吐露します。
だが、証拠の始末はしても、手を下したのは、俺じゃないと言います。
皆が狼だと判断するならと、マークIVは、サーベルをDIIに突き立てます。
瞬間、ロビソン大尉の脳内に、ラセッド中尉の幻覚が話し掛けて来ます。
あんたは、臆病な犬だよ。過去の罪に揮え、誰かの言いなりになるだけの。
その隙を衝き、マカミ軍曹がサーベルの柄を、レト少尉のDIIに渡します。
レト少尉機は、サーベルの柄を伸ばし、ジャベリンで、マークIVを攻撃。
コクピットを貫かれ、マークIVは半壊し、ロビソン大尉は、瀕死の状態。
レト少尉が駆け付けると、ロビソン大尉は、狼に気を付けろと言います。
ヤツは、俺やラセッドのような狼擬きとは違う。狡猾に、冷酷に、
人の皮を被り、正体を隠し、定めた得物を刈り取る真の人狼だと遺します。

レト少尉は、ロビソン大尉の最期の言葉を、艦長と副長に伝えますが、
錯乱した犯人の戯言に過ぎないと、一笑に付されます。
レト少尉は、あれ程リスクの高い殺害方法を選んだことも解せないとも。
証拠隠滅も態々出撃しなくとも、破壊し、艦内に隠すだけで事足りると。
仮に、隊長が何者かに過去の罪を知られ、殺人に加担させられていたとも。
リュコス艦長は、これを聞き、艦内に疑心暗鬼の種を撒くため、
犯人が遺した最期の悪足掻きに、惑わされてどうするの?と、窘めます。
話題は変わりまして、艦長は、エースに続き、隊長まで失ったため、
アクシズの新型機を撤退させ、隊長に勝利した、レト少尉を後任に任命。
レト少尉が退室した後、艦長は、副長の名を呼び、何かしらのお願いを。

レト少尉は、艦長への報告を終え、マカミ軍曹と合流します。
マカミ軍曹は、レト少尉に、命を救って貰ったと、頭を下げます。
また、マカミ軍曹は、何故、僕を信じてくれたのかと、訊ねます。
レト少尉は、あなたが悪い人のようには、感じられなかったからと。
ややあって、ふたりは、解散します……。

クラートたちのエンドラ級に、エゥーゴの使者を名乗る客人が到着。
ヴコドラクと名乗るその人物は、顔を覆った仮面を着用しています。
さらに、名前も偽名なのだとし、非礼を許して欲しいと話します。
ヴコドラクは、セルビア語で、狼の毛や皮を意味し、転じて人狼だそうな。
使者曰く、クラートたちの前に現れたガンダムは、マークIVを基にした
実験機で、ヘカーテには、もう1機のガンダムが存在しているそうな。

マカミ軍曹は、レト少尉からの心象を思い返し、大笑いします。
そして、やっとふたり──、けど、まだだ、始末しなきゃいけない奴が。
どんな手段を使ってでも、俺の目的を果たすと、レト少尉を利用するとも。

□機動戦士MOONガンダム
 episode 63

囚われのサフィラ中尉は、手持ち無沙汰で、腐っていました。
ナナイが姿を見せなくなり、3日、囚われてから14日?経過してる様子。
で、少し仲良くなった見張りのデレク二等兵に、室内から声を掛けます。
サフィラ中尉曰く、誕生日、出身地、子供の頃の渾名を聞き出したと。
ちなみに、初恋の子の名前は、マージというらしい。
そんなことを軽々に話してしまい、デレク二等兵は、上官に怒られたため、
今度は、用心していたのですが、ホーマー二等兵と交代している時間だが、
私と喋った罰として、超過勤務になっていたら申し訳ないとの話に対し、
四直から三直勤務になったと話してしまい、慌てて、隠そうとします。
サフィラ中尉は、ミネバの身柄確保のため、ルオ商会が動いていれば、
連邦軍も重い腰を上げざるを得ない状況になっているとし、警戒レベルの
引き上げから24時間……、ぼちぼち始まる頃合いかなと、推理します。
そして、左手首を傷付け、何かしらの器具を取り出します。

基地では、第三管区を通過する未確認機を発見しますが、引越公社の
定期便(ルナライン238便)と判明し、何時もの通りだと見逃します。
基地司令は、敵襲があると予見したシャア総帥の根拠を訊きたいと、
隣にいるナナイに嫌みったらしく訊ねます。
ナナイは、警戒中のユッタ(ヴィルデン1)や、ヤーヒム隊に通信し、
センサーではなく、ユッタが感じたことを、些細なことでも報告させます。
ユッタは、シャア総帥との会話を思い返します。総帥曰く、ミネバが
連邦の手に落ちれば、ムーン・ムーンの仕組みが世界中に知れ渡る。
それを作った者、黙認して来た者、恩恵を受け続けている者、彼らは、
あらゆる手段を用い、口封じをするため、ミネバを攫いに来るだろうと。
ユッタには、それを防ぐ盾になって貰いたいとします。
ユッタは、ミネバを利用し、連邦を脅すこともできるのでは?と。
シャア総帥は、だとしたら、ミネバを再び連れ、逃げ出すのか?と。
また、ミネバを交渉材料にすれば、コロニーのひとつも差し出すだろうと。
が、欲しいものは、既に手に入れる算段が付いていると、アクシズを。
そして、君を受け入れ、共に戦った人たちと、敵対することになると。
幼いユッタには、シャア総帥の言葉を聞く他なく、現状に至ります。

ウバルド大尉は、頭痛に襲われます。ベレニス曹長は、心配します。
彼女は、大尉の変容に、以前のように怒鳴り散らしている方が軍人として
信頼が置けますが、今みたいに意見を尋ねる方が、私は好きだと話します。
ウバルド大尉がベレニス曹長に何かしらを言い掛けた瞬間、艦内放送。
バリュートが展開され、スイングバイを利用し、艦隊からMSが出撃開始。

□機動戦士ガンダム ピューリッツァー ─アムロ・レイは極光の彼方へ─
 Report21「キッカ・コバヤシ」

宇宙世紀0095年5月 ニュー・ケネディ宇宙港──
アムロの足跡を追い、キッカは、宇宙に上がることになります。
が、搭乗予定のフォン・ブラウン行き、エア・ユナ316便は、軌道上の
安全確保のため、搭乗開始時刻が定刻から2時間程度遅れることに。
キッカは、これまでの資料を纏めることで、これまでの証言を回想。

これまで多くの人にインタビューをして来たが、それぞれに語られる
アムロの姿は、全く違っていた。誰かが嘘を言っている訳ではなく、
対する相手や状況により、見せる顔も違い、一見して矛盾しているように
見える面もコインの裏と表のように密接に繋がっているとします。
プロパガンダで広まった絶対的なエースとしての姿がコインの表面なら、
その裏には、哀しみを知った戦士、否、傷付き壊れ掛けた少年の横顔が
刻まれていたのだと。その傷を癒すのに、7年の月日が必要だったと。
パイロットとしての強さと、ひとりの人間としての脆さは、表裏一体で、
輝かしいコインの表面、くすんで傷だらけの裏面のどちらも彼だけど、
人の善性を信じる純粋さは、決して失われることはなく、好敵手であり、
友でもあった男との決戦に臨み、あの極光の彼方に消えてしまった……。

キッカは、時間が来て、月面フォン・ブラウンに上がります。

□機動戦士ガンダムNT
 第56話『少しずつ』

マリクは、あの子を取り戻せるのは、オマエだけだ、アタシじゃないと、
シークに、そして、ビアギッテにも戻って来なさいと言葉を掛け、消滅。
ビアギッテは、自分がマリクを殺してしまったと、涙を流しますが、
それも、悪魔から借りた特別な力を使った所為だとし、自らを呪います。
そして、遅過ぎたとしながらも、IIネオ・ジオングの方へと向かいます。

ミシェルがばら撒いたサイコフレームが、ナラティブを包み込みます。
ゾルタン大尉は、ナラティブを攻撃しますが、その総てが無効化されます。
ヨナ少尉は、苦しむだけの命なら、最初から生まれなきゃ良かったと。
が、父親の形見のペンダントを三人で分けた時の状況を思い出し、
本当に嬉しいことって、辛いことや哀しいことと、セットになっていると。
また、傍らのミシェルに勇気付けられ、囚われたリタの元に向かいます。
生きているオレが、やらなければならないコトはまだあると。

□機動戦士ガンダム バトルオペレーション Code Fairy
 第21話 霧を抜け、光射す(2)

アキンのブラックライダーは、アルマ少尉機を圧倒して行きます。
ノアは、ホワイトライダーに、ミア技術少尉機からの銃撃を受け、激昂。
ノア機の反撃に遭い、ミア技術少尉機は、左腕部を破壊されます。
アルマ少尉は、ミア技術少尉に、ヘレナ曹長機を連れ、後退するように。
ミア技術少尉は、異を唱えますが、アルマ少尉は、足止めが最優先だと。
それでも、ミア技術少尉は、後退せず、ホワイトライダーの注意を惹き、
近付いて来たホワイトライダーに、ヘレナ曹長機が襲い掛かります。
ヘレナ曹長機は、ホワイトライダーを斬断し、アルマ少尉機の加勢へ。
ブラックライダーがホワイトライダーのノアの救助に向かおうとすると、
レナート中尉機が掣肘に入り、ホワイトライダーを破壊してしまいます。
そして、処分されたくなきゃ、死ぬ気で殺せと、アキンに厳命します。
ブラックライダーは、赤い光を放ち、これまで以上の機動を見せます。
ミア技術少尉機が周辺を掃射し、爆炎で、ブラックライダーを可視化し、
アルマ少尉機とヘレナ曹長機の両機により、無効化されます。
この戦闘で、ヘレナ曹長機とミア技術少尉機は、限界を迎えます。

アルマ少尉は、レナート中尉に、こんな弱い奴に負ける筈がないと。
レナート中尉機は、威勢良く突撃しますが、簡単に反撃を受けます。
そこへ、ブラックライダーが現れ、アルマ少尉機を跳び蹴りで攻撃し、
僕は、まだ負けてないと、アルマ少尉機に組み付き、組み伏せます。
レナート中尉は、そのまま自爆しろと、アキンに命じます。
そして、ブラックライダーの背部を銃撃し、自爆装置を起動させます。
利用されていたと知り、アキンは、レナート中尉機に組み付き、跳躍。
両機は、崖下に墜落しながら、その途中で、爆発四散します。
アルマ少尉たちは、無事に帰還します。

ややあって。アルマ少尉は、キリー少佐機が出撃する場面を見ますが。
彼女たちは、北米ケープカナベラル基地に到着していました。
キリー少佐や北米キャリフォルニア基地の様子は判然としないまま……。
宇宙では、宇宙要塞ア・バオア・クーでの最終決戦が始まろうとしていた。

□機動戦士ガンダムF91 プリクエル
 第35話「煌めく気配(前編)」

ラフィン・ブルは半壊し、ガーパイクは、挟み撃ちになり、後部に被弾。
連邦軍側の機体も全滅し、レニ中尉のF91は、過負荷で擱坐し、CVの手に。
レニ中尉は、コンソールボックスから銃などを取り出し、反撃の準備を。
で、コクピットを自ら開放し、機外のCV兵に、手榴弾を投げ付けます。
が、CV兵は無傷で、レニ中尉は、コクピット内に銃撃を受け、戦死します。
今際の際に、地球が見え、母親のことを思い出します。
オクパル大佐は、F91をCVに渡すのかと、バークス艦長に詰め寄りますが、
艦長は、退却のタイミングを間違えてはいけないと、戦域から離脱します。
そして、残されたラフィン・ブルは、CVの制圧を受けることになります。

□機動戦士ガンダム ヴァルプルギスEVE
 魔星再誕編(1)

月面グラナダ市某所──
ローレン博士の元に、戦死した筈のハマーン・カーンが現れます。

ジェシー大尉たちは、オーヴェロンが建造されている開発部門を査察。
彼らは、そこで、白いジ・O(偽装済み)を発見いたします。
レイモンが慌てて駆け付け、不法侵入だぞと、ジェシー大尉たちを叱責。
内心は、査察は明後日じゃなかったのか?と、上層部を当てにできないと。
ジェシー大尉は、ジオンの工作兵に発砲したのは、この機体か?と。
レイモンは、意図せずに発砲に至った件は、正式な報告書が行った筈だと。
ジェシー大尉は、正式な報告書が正確な報告とは限らないと疑います。
グラナダ工廠で、シロッコ縁の機体が建造されているという情報を得て、
先日の騒動では、ガンダムタイプを見たいという者もいた。
導かれる結論は、シロッコのガンダムだと、ジェシー大尉は、言います。
そんなものが存在するなら、確認せねばならん。理屈は判るだろう?と。
が、ジェシー大尉たちは、空振りだったと、その場を後にします。
レイモンは、マンハイム博士の偽装が役に立ったと、渋々に認めます。
で、機体を改められる前に、フランチェスカ部長に働いて貰うことに。

メラニー会長は、報告を受け、露骨に不機嫌な態度を見せます。
フランチェスカ部長は、軍需企業が兵器を造って何がいけないのかと。
会長は、やれやれという感じで、世の中そう単純ではないと言います。
ティターンズは、連邦軍最大の汚点になり、実体がどうであったにしろ、
シロッコは、ティターンズ時代を象徴する男であるため、蒸し返して、
今の連邦軍の新体制にケチが付いては困ると。顧客の不興を買うのも。
会長は、フランチェスカ部長に、次期主力量産機計画の資料を見せ、
その重要性は、ガンダム1機と較べるべくもなく、厭戦気分が高まる
終戦直後のこの時期に、機種転換に掛かる莫大な予算を認めさせねばと。
ちなみに、その資料には、RGM-89 ジェガンの名前がありました。
シロッコのガンダムは、始めから存在しなかったと、役員会で決したと。
フランチェスカ部長は、グリモアごと、総て破棄するのですか?と。
会長は、投資のコツを知っているかね?損切りを躊躇せんことだよと。
リモート会議が終了すると、複数の黒服が、身辺警護として現れます。
フランチェスカ部長は、彼らが監視、あるいは私を始末するつもりだと。
部長は、布石として、セラーナたちに機体を供給していたようで、
この89年は、再び動乱の年になるとし、機種転換へのお膳立ては、
自分が。そうなれば、上層部は、私を捨てられないとしますが……。

フランチェスカ部長の話によれば、セラーナたちに供給した機体は、
グリモアは、極めて省スペースなサイコミュで、ファンネル使用時の
演算負荷を分散させつつ、機体の反応速度や運動性の向上も見込めると。
ただ、周囲は鵜呑みにはせず、エルナルドは、慎重に検討すべきと助言。
ローレン博士が、ロンという名前と役職を棄て、セラーナたちに合流。
冒頭のハマーンを伴いますが、セラーナは、ハマーンの影と看破します。
セラーナの父の代の側近たちが用意していたのですが、ハマーン自身は、
徹頭徹尾必要ないとの考えで、乗艦は疎か、近付くことも許さなかったと。
そのため、開戦以降、ついぞ出番がなかったと、彼女は話します。
で、ハマーンの総てを刷り込まれた彼女を用い、セラーナを調整すると。
大量の薬物と人格改造で、強引に行うのではなく、彼女との長期的な
精神感応により、記憶や知識を徐々に共有していく方法を採りたいのだと。

□機動戦士ガンダムF90 ファステスト・フォーミュラ
 Epilogue

ベルフ少尉のターン。シャルル艦隊との戦闘時。ACT.9位の頃かな??

遡りまして。
ベルフ少尉は、ファステストフォーミュラ隊の話を聞きます。
アフリカに落下したF90の3号機からは、パイロットは発見されず。
月軌道上で発見された2号機も同じく、パイロットは居なかったと。
で、造反者ディル少尉と共に、総てを失ったFF隊は、解隊が決定。
2年後の0118年、フォーミュラ計画の推進者ハウゼリー議員が暗殺され、
FF隊は、その存在すら闇に葬られることになります。
連邦に取って余程都合の悪い部隊だったようで、総ての文章も抹消。
ヘルプ曰く、総てが小さな事件に置換され、この世にいたことすら、
なかったことにされてしまった人もいるそうな。

戻りまして。
ベルフ少尉は、F90に関わった人は、良い思いも、悪い思いもあったが、
皆が一様により良い未来を目指していた、その思いを失わせたくないと。
で、ブラウン中尉に案内され、ベルフ少尉は、F91の元に向かいます。
中尉曰く、基幹コンピュータが完成していないが、F90のシステムを移植。
ベルフ少尉の経験値と、かつてのパイロットたちのデータもなと。
嘗てのパイロットたちのように、お前は、こいつを使い、生き残り、
お前の思いを次に繋げと、ブラウン中尉は、ベルフ少尉を激励します。

ヘルプは、ホロディスクに目をやり、リヴの生きた記録は、もう無いが、
お前の生きた証が宇宙を駆けると、F91に思いを馳せます。

0116年に戻りまして。
カナタ少尉のF90PVは、AIのC.A.IIIの判断で、脱出行動を取ります。
ディル少尉のF90は、大気圏再突入コースを辿り、死を覚悟します。
そこへ、ドライグのヴェロニカ中尉の声が聞こえ、諦めるなっと。
ヴェロニカ中尉機は、メガブーストを利用し、リベラ大尉たちから離脱。
リベラ大尉は、どうせ自滅するとし、奇跡なんか起こしても、
誰も帰っちゃ来られないんだからさと、諦観した言葉を言います。

で、ヴェロニカ中尉機は、ディル少尉に呼び掛け、F90の手を伸ばせと。
ディル少尉のF90は、ヴェロニカ中尉のドライグの手を握ります……。

月刊モビルマシーン 縮刷版 VOLUME20
F91 ガンダムF91(疑似人格型AI仕様)

U.C.0122年3月6日、フロンティア・サイド沖におけるオールズモビルとの
交戦で、乗機RGM-89J型を喪失したベルフ少尉(当時)は、同年3月8日、
エイブラムを襲撃したケザン戦隊との交戦で、F90の臨時パイロットに。
以後、ほぼ半年に亘る地球でのOM掃討作戦において、多大な戦果を挙げ、
同年10月1日、エイブラムに輸送されたF91試作機の1機を受領している。
彼は、テネス・A・ユングの再来とも言われているそうな。

ベルフ少尉が受領した機体は、調整に難航していたバイオ・コンピュータ、
及びサイコミュを排除し、F90IIIに搭載されていた疑似人格AI〈K.B.〉を
仮設した仕様で、仮説の意図は判然としていない。
バイオ・コンピュータとサイコミュの連動は、F90IIで達成されていて、
AIシステムに関しては、その不安定さから凍結されていた筈だからである。
コスモ・クルスの資料は、参謀本部のサイコミュ、サイコフレーム不信に
起因するものではないかと強く示唆している。
推進系の仕様に付いては、シーブック搭乗機がそうであったように、
情報が錯綜し、F90Aの設計データを継承したF91には、ミノフスキー・
フライトシステムが搭載されていたという証言が複数存在している。
一方、あくまで通常型熱核推進器の搭載のみに留まるという説も根強い。

エイブラムでは、F90を踏襲し、ガンダムF91と呼称されていたが、
非公然のもので、当時の連邦軍は、F91にペットネームを付与していない。
これは、ハウゼリー議員暗殺により、後ろ盾を失ったフォーミュラ計画
推進派の殆どが、0120年のF90強奪事件で、参謀本部内部の発言力を
失ったことが強く影響していると考えられている。 
しかし、それらの事情を知る由もないスペース・アークの新米士官たちは、
F91にガンダムF91、または、F91ガンダムのコードを与えている。
以後、このコードは、連邦軍の正式な敵味方識別に組み込まれている。

U.C.0147年11月24日 ディナ・キム・ギンザエワ

※言論健全化法案がアメリア議会で解決され、MMM誌は、マリア主義に
則った、青少年向けの内容に誌面刷新を行うことになり、一時休刊に。
これに伴い、バックナンバーの通信販売も終了するとのこと。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガンダムエース2024.04 No.260

2024年03月29日 | ガンダムエース
〈月刊ガンダムエース2024年04月号〉



□機動戦士ガンダム ウェアヴォルフ
 case-08[裁かれざるもの](前篇)

レト少尉は、マカミ軍曹に指示し、映像記録を外部に出力します。
レト少尉は、自分たちが昏倒した後、ロビソン大尉は、機体外に出て、
呼び掛けていた行為を、カモフラージュに過ぎないと言い切ります。
真の目的は、物証の凶器と記録端末を、宇宙空間に投棄することだと。
レト少尉は、予め外部カメラを録画モードにしておいたそうです。
「目を閉じることは諦めることだ。戦場のどんな悲惨な中であれ、
目を開き続けたヤツが生き残る」と、レト少尉は、大尉の言葉を引用。
レト少尉は、動機として、麻薬の売買は、ラセッド中尉ではなく、
ロビソン大尉だったとしたら?と、クルーに話します。
レト少尉は、ラセッド中尉が、あの麻薬売買の記録を記したとすれば、
記された期間が長すぎることが奇妙な点だと説明します。
中尉の軍歴は、精々3~4年、一年戦争の頃からの売買は不可能だと。
依怙贔屓と言える程の特別扱いは、中尉に過去の罪を握られているとも。
大尉は、自分の罪を知り、強請続ける悪辣な部下から解放されるために。
ロビソン大尉は、あの記録はもう無く、憶測に過ぎないと抗弁します。
レト少尉は、手渡したものは、別の端末記録だと、端末を提示します。

リュコス中佐は、レト少尉を冷静に観察します。
密室の推理と実演は、自信の言葉に信憑性を帯びさせるための前振り。
極論、投票に勝つためには、この推理が事実である必要はなく、
クルーを納得させるに足る光景を見せればいいだけの話だとします。

レト少尉の推理は正しかったようで、ロビソン大尉は、動機は認めつつ、
ラセッド中尉が死んだのは、自業自得だと言います。
ただ、ロビソン大尉は、俺は殺していないと言ったら、どうする?と。
傍らで聞いていたウルマがナイフを取り出し、大尉に斬り掛かります。
大尉は、左腕を負傷するも、ウルマのナイフを取り上げ、鎮圧します。
そして、ウルマの首にナイフを押し付け、オクリーヌ少佐へと投げ付け、
その隙を衝き、マークIVのコクピットに滑り込みます。
ロビソン大尉は、リュコス中佐を人質に取ろうとしますが、
それを、レト少尉が搭乗した、ペイルライダーDIIが掣肘します。

□機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE
 第28話

C.E.62、オーブ近郊に異常とも言える暴風雨が発生し、本土並びに、
各島々にも大きな影響を及ぼすが、中でもサデヨリ島は甚大な被害が。
事前から軍の出動が要請されていたが、この時期のオーブは、大洋州連合と
領海問題を抱えていて、軍の出動には、デリケートな判断が要求された。
これにより、大西洋連邦の介入なども呼び込めば、さらなる国際問題に。
そのため、当時のオーブ政府は、軍の出動を躊躇し、中には、被災者への
見舞金と、万が一武力衝突した際の被害額を較べるものもいた程だった。
各方面に根回しを行い、海軍が動員されたのは、嵐が過ぎた後だった。
軍の支援を得られない中、避難民を乗せたまま座礁した船の救助に出た、
サデヨリ島沿岸警備隊員に、多くの殉死者を出す結果になります。
政府は、公式答弁において、あくまで災害に起因した情報の混乱により、
出動が「間に合わなかった」とだけ発表しています。

ケンは、そんな世界にために、選りに選って犠牲者でもあるタツミが、
そこまでしてやる理由がどこにある!と、問い掛けます。
タツミは、そんな大層なことを考えちゃあいないと。

ミヤビは、2号機には、核爆撃を行うためのNJCが搭載されていないと。
核兵器の使用を可能にするNJCは、今や実質的に核兵器と同等の意味合い。
オーブでさえ、少なくともODRには、2号機に搭載されているひとつだけ。
ミヤビは、ジョエルに、爆撃用のNJCは、どこから都合したのか?と。
ジョエルは、1週間やそこらでは不可能だなと。
ミヤビは、思っていた通りの答えを聞き、2号機の核動力炉を暴走させ、
ケンを特攻させるつもりねと、ジョエルを糾弾します。
ジョエルは、目を見据え、彼も最初から同意していると、答えます。
ヴァレは、知らず、プラントに一緒に行こうと言ったことを後悔します。

タツミは、ケンに、その2号機で死ぬ気なんだろうと、問い質します。
タツミは、そうはさせないと、機体を上空へと加速させて行きます。

ミヤビは、タツミが国家や世界や人類の未来なんて大きな話ではなく、
自ら死のうとしている友だちを止めに来ただけだと、ジョエルに言います。
世界でひとり、アイツだけが救助隊として、エクリプスに乗っていると。

タツミのエクリプスは、成層圏に達し、MS形態に変形します。

□機動戦士ガンダム ヴァルプルギスEVE
 月都索動編(7)

レイモンは、超高級車を衝動買いし、その車をかっ飛ばしながら会社へ。
わざわざ地球から取り寄せた旧車だそうで、化石燃料なんだろうか?
サイバーコミックスの『異なる人々』では、コロニーでは、ガソリン車が
禁止されていて、軍関係者の一部は、それが免除されているような描写が。
で、ウキウキで向かっていましたが、レイモンは、渋滞に捕まります。
なんでも、アナハイム社のトレーラーが爆発し、通行止めだそうな。
レイモンは、仕方なく、路肩を走行し、事故現場に急行します。
レイモンは、早速、車載カメラ映像を見ると、キュイが映し出されます。

マンハイム博士は、オーヴェロンの偽装のため、ジ・Oの外装を用意。
レイモンも駆け付けますが、彼が聞いていたのは、装甲を差し替え、
量産機に偽装する算段だったようで、誰の指示かと、作業員に訊きます。
マンハイム博士は、直ぐにでも査察が入ると聞き、結果的に無断で進め、
申し訳ないと謝罪します。覆って隠す方が短時間で済むとも。
外装は、補助推進器を備え、燃料も搭載していますが、その半分は、
ゾル状態で安定させた、液化グリモアが充填されているそうです。
外装の各部に仕込んでおけば、本体と打ち消し合い、バイオセンサーの
感度を抑える「枷」になると、マンハイム博士は、説明します。
レイモンは、常態のグリモアは、オフの筈だと必要性を疑問視します。
ここで初めて、レイモンは、件の事件の詳細を聞き、驚愕します。
機体のログによれば、無人のAGX-11が外部から操縦され、発砲したと。
レイモンは、マンハイム博士が操縦者に心当たりがあると勘付き、
社に損失を与えかねない重大な秘密を隠しているのではと詰め寄ります。
が、現場の旗色が悪く、レイモンは、作業を続行させ、一時撤退します。

レイモンは、責任者の自分が軽んじられていることに激昂し、
さらに博士の助手としている人物にも疑念の目を向けます。
彼は、成績が振るわず、オリンポスに飛ばされた元設計者で、
現在は、マンハイム博士の助手と言うことで、出入りを許可していると。
で、フランチェスカ部長もこうなることを知っていて、押し付けたのかと
自分だけが蚊帳の外にいるような状況が、レイモンの癪に障ります。

マンハイム博士も、助手のコバサンのことが気に掛かっているようで、
コバサンは本来、オリンポスで博士を見張る役目だったそうですが、
便宜を度々図ってくれていることに、素直に疑問を呈します。
コバサンは、笑いながら、設計者としての才はなかったが、
技術者としての未練、関心から、マンハイム博士の監視を引き受けたと。
ジュピトリス製の機体は、まるで突然変異のような自由な発想の塊で、
世に出ていないシロッコのガンダムがあると聞き、一も二もなかったと。
で、博士のことも研究対象のように思っていたが、オリンポスでの、
マシロとの遣り取りに、不器用な当たり前の親子の姿を見たと言います。

マンハイム博士は、コバサンに、シロッコが発案した基のオーヴェロンの
設計図を見せます。メッサーラの推進器が背部に配されています。
その次に、エルドリッジ・システムに対応したアナハイム社の試作機、
最後に、FAゼータのような増加装甲を装着した、機体の図を見せます。

博士は、自身の勘として、アナハイム社は、この1号機を封印、
最悪の場合、破棄するのではないかと。機体の開発経緯を探られ、
結果、「あれ」に行き着かれては本末転倒なので、その方が良いとも。
が、「奴ら」の攻撃に備え、アナハイム社を欺き、代替機を用意したいと。
博士は、改めて、コバサンに、力を借りたいと申し出ます。
コバサンは、「グリプスの呪縛(グリプス・ダウン)」という現象を、
あの不可解な現象が私の興味を惹き付けて止まないと、申し出を快諾。

グラナダ市某所
ローレン博士は、言われた通り、ハマーンの記録を掻き集めますが、
余りに膨大な量に、拙速にやれば、セラーナの身に危険がと躊躇します。
そこへ、ハマーンと瓜二つの女性が現れます。セラーナではないようです。

□機動戦士ガンダム バトルオペレーション Code Fairy
 第21話 霧を抜け、光射す(1)

イアン中尉がケープカナベラル基地に到着。籠城戦の準備が始まります。

山越えの作戦に際し、アルマ少尉は、嫌な感じが近付いている気がすると。
で、アルマ少尉は、濃霧を利用し、バルーントラップでの撹乱を進言。
バルバラ中尉が皆が生還するように檄を飛ばし、作戦が開始されます。

センサーに感があり、ブラックドッグ隊の4機の79G型が追撃に現れます。
その中の1機が突出し、バルーントラップに掛かり、撃破されます。
僚機は、気にすることなく、追撃を続けますが、撃破されて行きます。
先行部隊が撃破され、レナート中尉たちが出張ることになります。
レナート中尉機が不甲斐ない部下を粛清し、余興としては悪くないと。
ヘレナ曹長は、この言葉に激昂し、突出してしまい、狙撃で右腕を喪失。
ノアのホワイトライダーが牽制しつつ、アキンのブラックライダーが接近。
ヘレナ曹長は、無事でしたが、被弾の衝撃で、頭部を負傷し、昏倒。
ミア技術少尉機は、一斉掃射により、ホワイトライダーの砲撃を掣肘。
アルマ少尉機が敵機の撃破に向かい、ブラックライダーのステルス状態の
攻撃を防ぎ切りますが、レナート中尉のスパルタンがその隙を衝きます。

□機動戦士ガンダムMSV-R SEASON 2/U.C.0079-0091
 Vol.6 RGM-79SC ジム・スナイパー・カスタム(フェーベ直掩隊)

頭頂高/全高:18.0cm/18.5m
本体重量/全備重量:47.0t/75.3t
装甲素材:チタン系合金
センサー有効半径:7,300m
固定武装:
 60mmバルカン砲×2(頭部?)
携行武装:
 R-4タイプ・ビーム・ライフル
 スナイパー・ビーム・ライフル
 ビーム・スプレーガン

宇宙世紀0079年、第一連合艦隊(レビル艦隊)は、星一号作戦に合わせ、
鉄壁の布陣を固め、旗艦フェーベには、315MS小隊が配備されている。
主なパイロットは、リッキー・ブルー中尉(79SC型)、オースティン・
ブルック少尉(79HC型)、サーカス・ブルー少尉(79KC型)が選出。
彼らは、直掩の名の通り、宇宙要塞コンペイトウからジオン本国への
進軍途中で会敵する公国軍の宇宙艦隊(搭載艦を含む艦隊)の周囲を周回。
敵MS部隊や戦闘機部隊を迎撃し、味方艦を守り、味方MS部隊を掩護する
戦闘宙域哨戒を主な任務としていた。
ブルー兄弟は、かつてルウム戦役に参加し、当時は、トマホーク戦闘機で、
3機のザクを撃墜したことで有名になり、その後、ジャブローでMS部隊への
評価試験隊として、ネメシス隊と並ぶブルー教導隊として活躍。
宇宙で活躍した経験を買われ、レビル艦隊の直掩隊に任命されている。
フェーベ直掩隊の機体色が青なのは、彼らの教導隊当時の名残でもある。
結果的に、彼らが星一号作戦に参加することはなかったが、
サーカス少尉機が撮影したとされるリッキー中尉機の戦闘中の写真は、
戦後、ブルー兄弟の両親の元に届けられ、その逸話は、カイ・シデンの
著書『消えたエースパイロットたち』にも収録されている。

□機動戦士ムーンガンダム
 episode 62

ウバルド大尉は、もし南極にシャアが居たとして、ネオ・ジオンに
南極を好きに使わせているのが連邦政府であり、軍がそれを承知で、
俺たちに仕掛けさせるつもりなら、それまであった約束事を、
誰かが破ろうとしていることになる。そして、シャアは、その裏切りを
察せられない男ではないと、持論を展開します。

ラー・ギルスとラー・ザイムの合同で、アムロ大尉による作戦概要。
が、南極施設の地図はありますが、敵の規模も潜伏地も不明のまま。
ミネバ奪還を担当する地上部隊の情報もほとんどなく、場当たり的。
ウバルド大尉は、自分たちが降下するタイミングで、目標地点上空に、
ガルダ級が差し掛かることを指摘し、地上部隊は、そこから降下すると。
が、目標を制圧できる程の戦力を積めないと予測され、それ故に、
少数精鋭のヤバい連中ではないかと、ひょっとすると正規軍でさえもと。

潜航するアクアジムからの信号を、件のガルダ級が受信します。
地上部隊の指揮官のサジが、ガルダ級の通信室で、ルオ会長と会話。
会長は、ムーン・ムーンに纏わる闇の生き証人となったミネバの身柄を
押さえることができれば、将来に亘り、「ヌティバラ」を黙らせられると。
ミネバの奪取は、ルオ商会が主導していることのようです。
また、ガルダ級には、ミシェルと秘書のブリックも乗艦していました。
ミシェルは、商会の懐刀である紅棍の長ザジが、自分の秘密を知りながら
会長に報告していないのは、ザジ自身の保険のためではないかと言い、
南極基地から得られたデータを総て見せて欲しいと依頼します。

アムロ大尉は、ムーリからウバルド大尉の変容に付いて相談され、
それとなく本人に訊ねようとすると、ウバルド大尉本人が切り出します。
そうしようとしている訳じゃねぇのに、頭も体も先回りしちまう。
頭の奥に穴が開いて、自分じゃない何かが流れ込んで来る感じなんだと。
泣いているようなユッタの声がはっきりは聞こえねぇが、聞こえて来ると。
あの底なしの感覚と百パー向き合うには、俺は年を食いすぎているとも。
で、アムロ大尉が長く宇宙に上がって来なかったのも、そういうことや、
或いは、もう繋がれなくなった自分を認めるのが怖くてと、言い掛けます。
ただ、アムロ大尉が再び宇宙に上がったことに対し、今の俺には、
それが並大抵のことじゃねぇってことは判ると、敬服すると話します。

ガルダ級のザジたちが作戦を開始し、デルタ系の機体群が登場します。
 ムーンガンダムメカニカルワークス
 Vol.33 AMS-123X-XS 強化型ムーンガンダム

全高:21.7m
全備重量:55.8t
固定武装:
 ビーム・トマホーク(ビーム・サーベル兼用)(背部)
 サイコプレート×8(背部)
携行武装:
 ビーム・ライフル(グレネード・ランチャー付き)
 ロング・ライフル

ミネバを救出した、ムーンガンダムは、シャア率いるネオ・ジオン軍の
南極に降り立ち、開発元であるシャア派の手に戻っている。
ネオ・ジオン軍が占拠していた旧資源開発基地で、ムーンガンダムは、
中規模の改修が行われ、主に主機の交換を軸に、上半身が強化され、
ベース機であるバルギルから刷新されている。
そのため、胸部の外装が大型化し、高機動に対応するため、
肩部や背部の 推進器が増設、大型化されている。

□機動戦士ガンダム ピューリッツァー ─アムロ・レイは極光の彼方へ─
 Report20「カトー(後編)」

カトーは、当時のホワイトユニコーンに付いて語ります。
彼が格納庫に現れるだけで、誰彼問わずに最敬礼で、迎えたものだと。
全員に敬意を抱かせるオーラがあったと説明します。
キッカは、それを聞き、彼がNTだったからだとお考えになりますか?と。
カトーは、ホワイトユニコーンが軌道上から接近する敵の存在を、
警報が鳴るよりも前に察知し、迎撃準備に走ったことがあり、
あんなものを見せられたら、彼がスペシャルだと一発で理解できますと。

ホワイトゼータたちと、ゲミヌスの戦闘が描かれます。
戦闘の概要が語り終わると、搬入作業が完了し、カトーは引き揚げます。

キッカは、カトーの話を聞き、周囲を魅了する自信に満ちた姿と、
戦いの中で傷付き苦悩するアムロの姿とは全く違っていたと感じます。
そのギャップが彼が親しい者にだけ弱さを見せたからなのか、或いは、
寄せては返す波のように、ふたつの面の間を揺れ動いていたのか?と。

□機動戦士ガンダム 赤い三巨星
 EPI.10.5

ズゴックに搭乗するクライシンガ少尉は、愛機と赤い三巨星が見える
場面に遭遇し、状況が飲み込めず、混乱します。
ラルフ中尉がこの状況を推し量ろうとしていると、金頭のザクの攻撃に
対応が遅れ、頭部を全損してしまいます……。

その頃?──
南米ジャブロー基地では、予備パーツの搬入作業が進められていました。
ラサの戦闘で大破した、機体群から何とか使える部品を見繕ったそうな。
ただ、ガンペリーには、食料などを入れたとしても、MS1機分余裕があり、
ボルン社のコッドが、宇宙での反抗作戦用に準備されていたが、
編成から外れてしまった、待機中のガンキャノンを目聡く発見します。

□機動戦士ガンダムF90 ファステスト・フォーミュラ
 #50「アムロ リフレイン」

カナタ少尉は、シャルル中尉の制止を振り切り、
造反の疑いがあるとされるディル少尉の支援に向かいます。
ファオナ中尉は、バズ大尉の身を案じ、我が子?の意思を感じます。
ヴェロニカ中尉のドライグは、リベラ大尉たちの部隊に囲まれ、窮地に。
リディア中尉は、オーティス艦長に銃を突き付け、
ハウゼリー議員からの命令として、艦の撤退命令を出せと、強迫します。

ディル少尉は、満身創痍の自機では、RFグロムリンIIを破壊できないと。
その時、ディル少尉は、ミズマの意思を感じ取ります。
バズ大尉とミズマの戦闘は、バズ大尉の勝利で終わりそうな状況です。
ミズマは、残り1発のヴェスバーを切り札にしようとしますが、
バズ大尉の狡猾な戦術に死を覚悟します。
そこへ、ファオナ中尉機が割って入り、ミズマ機の盾になります。
ファオナ中尉は、バズ大尉もディル少尉が正しいと判っているんだろうと。
ミズマは、この隙を衝き、最後のヴェスバーを放ちますが……。
ディル少尉は、仲間たちの死を感じながら、RFグロムリンIIに対峙し、
ヒルトファンネルを放ち、ユーリーのいるコクピットを貫きます。

ハウゼリー議員は、ユーリーの死を知りながらも、作戦達成を感じます。
が、トリムールティの軌道の異変に気付き、ハッとします。
ディル少尉は、落下するトリムールティを、MSで解体していました。
冒頭支援に向かったカナタ少尉も、その作業を手伝っていました。
オーティス艦長は、ディル少尉たちを救助すべく、ジャバーを発艦。
ディル少尉は、ハウゼリー議員に通信し、この業は、ユーリーとして、
あんたの代わりに、あの世まで持っていってやると啖呵を切ります。

宇宙世紀0116年、地球に1基の衛星が落下します。
この日、軌道上で起きた些細な事件に付いて、0122年現在でも、
地球連邦政府からの公式見解は未だないとのことです。

月刊モビルマシーン縮刷版 VOLUME19
F90 ガンダムF90

U.C.0111年9月に完成したF90は、極限まで小型軽量化され、MS本来の
高運動性を追求した機体となり、サイコミュを含むあらゆる兵装を、
ミッションパックによるオプション装備とし、目的に応じ、柔軟に兵装を
選択する方式になっている。主機も極限までの軽量化を模索した結果、
第2期MSには珍しい双発で、1,500kW級2基を両脚部に搭載している。
ヤシマ重工が開発した、金属中に発生させたミノフスキー立体格子に沿い、
異種結晶化結合を成長させるマイクロハニカム構造を、装甲に採用。
F90で最も高価で、特異なシステムがAIで、シナプス・プロセッサ上に、
疑似人格知識ベースを構築し、複数の通常型MSとのシミュレーションによる
ディープ・ラーニングにより、伝説上のエース・パイロットを模倣する程の
戦闘力を獲得するのみならず、複数のミッションパックを統合管理できる。
このAIは、複製不能のワンオフ品だったが、実験機のデータ収集用としては
問題ないものと判断され、U.C.0111年10月に行われた模擬戦において、
ミッションパックを一切装備しないF90が、フル装備のMSA-0120を下し、
審査官たちに、大きな感銘を与えている。

U.C.0147年10月25日 ディナ・ギム・ギンザエワ

□機動戦士Vガンダム外伝 オデロ・ヘンリークからの手紙
 第3話 ウッソ・エヴィン -後編-

オデロは、ウッソから聞かされた、ワタリーとの一件を引き合いに出し、
大人が子どもを戦力として、当てにするのはおかしいことだと。
そして、それをやってのけるウッソもおかしいんだぜと言います。
ウッソが母親の死に際した時もおかしかったと回想します。
オデロは、ウッソが暫くは落ち込むだろうと考えていましたが、
動けないどころか、前よりも気が回り、鋭くなっていると感じます。
V2ガンダムの性能も、ウッソに応じるかのように上がって見えたと。
リガ・ミリティアの戦力の軸と言うより、ウッソ自身がリガ・ミリティア
という軍隊そのもののように、オデロは感じていたようです。

オデロは、料理人になると言う夢があったみたいで、カサレリアに戻り、
ウッソが作った野菜などを使い、ウォレンたちに食べさせてやりたいと。
食べてしまった、ウッソの母親が作ったハムの作り方も教えてくれと。
旨く作れても不味くても笑ってくれよなと、ウッソに宛てます。

□機動戦士ガンダムF91 プリクエル
 第34話「私の望む、結末」

レニ中尉のF91は、12機のデナン・ゾンの内、5機を撃墜します。
CV艦は、艦橋を戦闘形態に移行させ、実験艦ラフィン・ブルを標的に。
3時からの艦砲で、ラフィン・ブルは格納庫を撃ち貫かれます。
出撃準備をしていたピケット中尉は、その爆発に巻き込まれてしまいます。
レニ中尉は、母艦が攻撃され、激昂し、一気にCVの旗艦を目指します。
攻撃するのかと思いきや、艦橋を掠め、月の方へと飛んでいきます。

ドワイトは、セシリーにトトカルチョの首謀者が誰なのかと訊ねます。
また、トトカルチョに関わっていない人たちを巻き込み、抗議する前に、
先生たちに相談したり、コンテスト自体への抗議なら、それ主催した
俺たち生徒会に抗議すべきではないかと、セシリーを窘めます。
それとも、セシリーが望んでいるのは、会場にいる大勢の観客の前で、
首謀者を吊し上げることを望んでいるのかい?と、問います。
セシリーは、自分の望む結末……と、自問します。

□機動戦士ガンダム0083 REBELLION PLAYBACK
 第10回 RGM-79NA アトミック・ヘビィ・アーマー・ジム・カスタム

頭頂高:18.0m
装甲材質:チタン・セラミック複合材
固定武装:
 アトミック・バズーカ(右腕部)
 ビーム・サーベル×2
携行武装:
 シールド

ジム・カスタムを基に、核バズーカを運用する目的で、最初期に開発された
コンセプト機で、その実態は、コーウェン中将がガンダム開発計画以前に
極秘裡に指揮し、連邦軍の兵器工廠において実験的に組み上げている。
開発目的の根幹である核バズーカの設計不備のため、核融合弾の射出が
1発しか保たない欠陥があったため、開発が凍結されていたが、0083年に
勃発したデラーズ紛争時、アイランド・イーズの破壊のため、中将指揮下の
艦隊が本機を持ち出している。しかし、シーマ艦隊に阻止され、コロニーの
ミラーを1枚破壊したのみで、本機は撃破されている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする