コキュートスの記憶

日々の出来事とか戦果(買い物)とか。
主にガンダムを中心にしています。

最期の赤い彗星 part.15

2013年02月05日 | ゲームブック
293から077と002に進むのですが、
002は後で出てきますので、先に077へ進みます。

077:
ガッキイィーンっ!
振り下ろしたヒートホークは、ヤツのビームライフルを跳ね飛ばす。
ライフルは回転し、谷底に消える。
・ガルバルディはライフル以外の武器を持っていない:306

306:
武器を失ったガルバルディは、クルリと向きを変え…谷底へ向かう。
「逃すかぁっ!」
・バーニア全開!ガルバルディを追う:310

310:
最早ヤツに身を守る武器はない!
今こそ最期の止めを刺すべき時だ…が。
ヤツは…どこへ行った!?谷底にその姿はない。
あるのは谷底近くの壁面に張りつくようにして存在している
気体タンクくらいだが…。逃したか!?
ズギュウゥーンっ!
・タンクの中からビームがぁっ:092

☆092:
油断していたわたしをビームが襲う!辛くも直撃は回避したが…。
その高熱が機体各部の電気系統に悪影響を与える。
モニターにノイズが入り、制御系統の調子もしっくりとこない。
戦闘力、機動力ともに-1
それにしてもあのタンクの中には何かが!?
ズグァンっ!タンクを突き破って何かが上昇してくる。
ガルバルディだ!その手には無くしたはずのビームライフルが。
「わたしが貴様如きにやられるものかっ!シャア!
貴様の行動は総てお見通しなのだよ!」トワニングが叫ぶ。
ヤツは予め予備のビームライフルをタンクの中に置いていたのだ。
・ヒートホークを片手にガルバルディに突っ込む:231
・上昇して退避する:327
327はBAD ENDになってしまいますので、231へ。

327:
ともかく上昇してライフルの攻撃を逃れねば!
しかし、トワニングが下からビームライフルを連射してくる。
ビーム弾は光の束となってわたしを襲う!
その内の1発がザクの左脚を撃ち抜いた。次の1発が右腕を、
次が左腕、次が右脚!ヤツは…わたしを弄んでいるのだ。
「その通りだ!シャアっ!」
最後のビームは、ザクの股から突き刺さり、頭へと抜ける。
わたしのいるコクピットを…通過…している。
数秒後、わたしがかつて乗っていたザクは…散った…。
(END)

231:
ガルバルディへ向けて急降下!
ガルバルディの放ったビーム弾が脇を掠め、岩壁を撃ち砕く。
飛び散る破片の煽りを受け、ザクは安定を欠き…転落に変わる。
谷の急斜面を転げるように落下していく。
そして、その途中でヒートホークがひしゃげ、使用不能となる。
・唯一の武器、ヒートホークが:210

210:
やがて…。わたしの乗るザクは谷底に辿り着いた。
わたし自身も今や血と汗に塗れ、ヘルメットのバイザーが割れ、
その破片がアムロによって受けた額の傷をより深めていた。
肋骨の何本かは折れているようだ。左腕もおかしい…。
「哀れだな…シャア!裏切り者には相応しい姿だ」
・わたしの目の前にガルバルディが立っていた:172

☆172:
ヤツの手にはビームライフルがしっかりと握られている。
やがて、トワニングがわたしに話しかけてきた。
無線機を使わずに!直接頭の中に!
「シャア…見えぬか、聞こえぬか…。キシリア様が…
淋しがっておられる。閣下のお側についていて差し上げなければ。
そうだろう?さあ…まずは貴様からだ。心配するな。
わたしも直ぐ後を追う。ああ…。見える、見える…。」
何という不愉快さ!強大なプレッシャー!
取り込まれて…、なるか!くっ!頼む…ララァ!
わたしを導いてくれっ。ヤツを討つ力を与えてくれ、ララァ!
そうか…。使用可能なバーニアを噴かして後退するか…。
一気にガルバルディに向けて突進するか…二つにひとつ。
・後退する:254
・突進する:054

254:
「頼む、動いてくれ!ザクよ!!」
機体のほとんどのバーニアは使い物にならなかった。
しかし、作動可能なほんの数基のバーニアがザクを動かす。
ガルバルディの攻撃を避けるため…後退!
「逃げる!?逃げるのかシャア!やらせはせん!」
ズギューン、ズギューン!
ガルバルディのビームが!
・その衝撃でザクは再び谷底に倒れ伏す:095

095:
そうだ…的に後ろを見せた時、既にもう負けていたのだ。
今や目の前にはガルバルディが最後の一撃を与えんと、
砂煙を舞い上げて着地する。
「ララァ…お前の許に行くのか…」
わたしはふっと微笑み、ガルバルディを見詰める。
ライフルが…こちらを睨んでいた。
ヤツもララァと同じく、戦争が産み落とした哀れなニュータイプの
ひとりだ。狂ってるとは言え、いい腕をしていた。
さあ!撃つがいい、貴様の勝ちだ。ただし狙いを外すな!
わたしはここにいる。一撃でコクピットを射抜くがよい!
その時、ヤツの、ガルバルディの足元で何かがキラリと光った。
まるで迷い船を導く灯台の明かりのように。
あれは…ライフルだ!わたしがさっき落としたライフル!
あのライフルを取らなければ…。それができるのだろうか!?
「死ねぇ!シャア!」ビームが放たれた!
「行けーぇっ!ザクよ!」ライフルを我が手に!
・機動力+戦闘力+体力が19以上:032
・機動力+戦闘力+体力が18以下:087
ちなみに087だとBAD ENDでございます。

087:
グオォンっ!ビーム弾がザクの右脚を掠める!まだまだ!
転がる大岩のようにしてガルバルディの足元に突っ込む!
「もらったぁーっ!」ライフルが再び我が手の中に!
一瞬、ヤツはわたしが何をしたのか判らずに呆然とする。
まさか自分の足元にライフルが落ちているなど思いもしなかった。
ライフルを手にしてもしばらく転がり続け、ヤツとの距離を取る。
・安全射程圏に入ったところで上体を起こし、狙いをつける:040

040:
「これで最期だ!トワニング!」
「これで最期だ!シャア!」
全く同時だった…。わたしの放ったライフル弾はガルバルディの
胸部を、ヤツの放ったビーム弾はザクの腹部を、それぞれ貫いた。
2機のモビルスーツは違いにスパークを起こし…爆発する。
ひとつの時代の終わりを告げる鐘の音のように音を立てながら…。
(END)

032:
グオォンっ!ビーム弾がザクの右脚を掠める!まだまだ!
転がる大岩のようにしてガルバルディの足元に突っ込む!
「もらったぁーっ!」ライフルが再び我が手の中に!
一瞬、ヤツはわたしが何をしたのか判らずに呆然とする。
まさか自分の足元にライフルが落ちているなど思いもしなかった。
ライフルを手にしてもしばらく転がり続け、ヤツとの距離を取る。
・安全射程圏に入ったところで上体を起こし、狙いをつける:152

152:
「これで最期だ!トワニング!」
「これで最期だ!シャア!」
一瞬、早かった。もちろん、わたしの方が、だ。
わたしの放ったライフル弾はガルバルディの胸部を貫き、
ヤツの放ったビーム弾はザクの後ろに聳える岩壁を貫いた。
既に半壊しているはずのガルバルディのコクピットから
トワニングの声が…。無線などではなく!"思念の声"が!
「愚かだな…シャア。このカラコルム6の至る所に…
小型熱核爆弾が…埋め込まれている。そして、それは…
わたしの意識が途絶えると…同時…に」"声"が途切れる。
「大佐!早く逃げて!」別の"思念の声"が!
・ララァ!?:154

154:
カラコルム6の谷の壁面が次々と砕け、崩壊していく。
埋め込まれた熱核爆弾が爆発していく!
巨大な岩石の豪雨が降り注ぐ!このままでは生き埋めになる。
・ザクの機動力4以上:189
・ザクの機動力3以下:258
258だとBAD ENDでございます。

258:
いくらペダルを踏んでもバーニアを噴かしても…ザクは上昇しない。
岩々の豪雨は、やがて津波となってわたしを襲う。
・そこでわたしの意識は途切れた…:167

167:
どのくらい時が過ぎたのだろう…。
わたしは…カラコルム6で起こった核爆発の原因を調査するため、
派遣された船に救出される。
あれから…半日が過ぎ、わたしは調査船の医務室のベッドにいた。
この船は連邦軍のものだった。わたしは…アクシズ行きの船ではなく、
つい24時間前までは敵であった連邦軍の船に乗っているのだ。
この船は連邦の制圧下にあるグラナダに帰還するため、月面を航行。
アサルムの乗組員たちの、キグナンの行為が総て無駄に…。
グラナダへ行けば、厳しい尋問を受けるだろう。終戦…。
わたしは窓外に広がる宇宙を見詰めて呟いた。
「ララァ…。これからどうすればいい?」と。
(END)
ちゅーこって、来週は189へ進む前に262から069へ進みます。
コメント
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