キャットてぃるのサックス遊戯+ベース

42歳から始めたジャズプレイヤーへの道のり

ソプラノでセッションに

2006年12月04日 12時23分54秒 | ジャズセッション
昨日は、千葉県の八千代市大和田にあるフルーレというお店でのジャズのセッション。
家からちょっと遠かったけど、気合入れて行ってきた~。
いや~、楽しかった。

今回は、初カーブドソプラノでの参加っ!!

で、やったのは、、、

1.枯葉
2.アイル
3.グリーンドルフィン
4.ブルーボサ
5.ジャストフレンズ(アドリヴだけ。)
6.サテンドール
7.酒バラ
8.ドナリー、キャンディ(ドラムで。)

フロントが、SS、AS×2人、TS&SS、TP、ピアニカ、ギター×2人、リズム隊がピアノ×2人、ベース、ドラム×3人と、割とバランスのいい感じだった。
そのせいか、午後2時ごろから始まり、終わりの午後6時まで休みなく演奏~。
で、なぜか今回、Fのブルースはなし。(なんでだろう?笑)
ジャズのスダンダードでもやり易い4ビートとボサが中心で、まったりと楽しんだ感じがした。

それで、肝心の私の演奏の方は、、、あーーーっ!!、、、いけません。(汗)
というか、改めてソプラノの難しさを実感~。
まず、音色は意外と評判はよかった。でも、普通の(直管の)ソプラノと音色が違うと、みんなに言われた。(笑)

あと、意外と音の通りが良く、音色もピッチもはっきりとしているので、間違えるとすごい目立つっ!!!、、って、アルトのように適当にフレーズで誤魔化すことができない。(って、はじめからやるなよっ~って、感じだけど。汗)
おかげで、出音が間違えたところはオンチに聴こえるし、ピッチが少しでもズレると、さらに間違えたように聴こえる~。まいった。
でも一番まいったのは、アドリヴで、コードを見間違えて(もしくは音がよく分からなくて、)出音がスケールアウトしている部分~。いや~、これは「困ったっ!」というよりも「カッコ悪っ!」感じで、さすがの私も恥ずかしかった。(滝汗)、、、う~ん、同じようにアルトで吹くと、音の抑揚でそんなに下手に聴こえないけど、ソプラノだと音がどれもはっきりくっきりなので、やっぱりすごい目立つっ!!あ~。

ただ、ご一緒した方から、

「どんな風に吹いても、”こういうものだ”と、観ている人は割りと寛容に解釈してくれる。」という有難いお言葉を頂いたので、セッションの後半では、もう思いっきりっ!今まで家で練習してきたことを試してみた。(笑)

それなんで、曲のほうも普段、家で練習している「枯葉」や「アイル」はもとより、レッスンでも少し吹いた、「サテンドール」や「ブルーボサ」もやってみた。それから「グリーンドルフィン」、、、って、う~ん。この曲は実は大好きなんだけど、難しくて、、、。で、ようやく初めてやったんだけど、やっぱ難しかった。でもやりがいのある曲なんで、これからも練習してみたい。

それと、「ジャストフレンズ」、、、なんだけど、なぜか曲が始まったら、参加者全員で次々とアドリヴを取っている~!、、で、私も「やれっ!」って言われたのでやった。(爆)
ところが意外とアドリヴしやすくて、初見だったけど上手く吹けたかも?(う~ん。いや錯覚かも~。笑)

それから「酒バラ」、、、実はアルトだと超苦手なんだけど、ソプラノだとキーが違うので楽に吹ける~。(笑)
それなんで後半のテーマはオクターブ上で吹いたら、、、あ~れ~、いいところでF♯の音がっ!(滝汗)、、、どうにかこうにか出せたけど、すごーーーい蚊の鳴くように小さな音。(まいりました。涙)
で、ほんと最後、ソプラノでのレパートリーが出尽くしたのでドラムをっ!(爆)、、、が、それが良くなかった~。どうもタイムの取り方が変でリズムキープがずれてしまう~。こちらもまいった~。

ともかく、いろんな事があった。
でもこういうセッションは、普段の練習の成果が試せる良い機会だと再認識っ!楽しかった。
これでソプラノでの初トライも終ったので、これからはまたアルトで練習だ。
今月は、もう少しアルトで基礎固めをしたいので頑張らないと、。

ということで、またセッションあったら混ぜて下さい。
よろしく~♪
コメント (2)
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サックスレッスン3年目に突入~!!

2006年12月01日 17時24分18秒 | サックスレッスン
今日、12月1日は、サックスのレッスンを初めて受けた日。
ちょうど2年前になる。

記念に昨日、観に行ったビックバンドのライヴでお会いした、我が師匠の写真を載せておきます。(笑)
竹村直哉さんといいます。今、27才です。独身です。今がチャンスです。(なんの?爆)

、、、冗談はさておき、

いよいよ私のサックス歴も3年目に突入~。
今までは、「初心者です。」と甘~いこと言って誤魔化してきたけど、もう、それも通用しなくなってきているような。(汗)
たとえば中学生が始めたとしても、もう3年生ともなれば、上級生の仲間入り。すこしは自立しないといけないお年頃だ。

、、とはいっても、まだレッスンでは師匠に甘えっぱなしで、、、。(笑)

今でも、初めて師匠のレッスンを受けた日のことをよく覚えている。
そんなに長く習うつもりはなかったので、(代講だったので、)初対面でいきなり、
「私の目標は、ジャズのセッションで、チャーリーパーカーみたいにアドリヴを吹くことです。」っていえたのかも?(爆)
まだ、リードの選び方はもとより、普通にCメジャーも吹けないのに、、、「枯葉」の譜面出して吹いたり、、。

それでも師匠は、まったく嫌な顔もせず、ひとこと。

「わかりましたっ!!」と、元気な声で、指導のすべてを引き受けてくれた。

それから3ヵ月後に、「枯葉」の練習のしすぎで、左手親指がばね指(腱鞘炎)になったり、インフルエンザに掛かってもカラオケで練習して怒られたり、引っ越して防音室を買ったり、念願のカーブドソプラノを勝手に買って驚かれたりしたけど、、、でも、こうやって2年間、ずっと情熱を失わずにサックスを練習できたのも、すべて師匠のおかげだと思っている。

私にとっては、サックスでの育ての親。
ほんと、なんでも面倒を見てくれて、ありがたいと思っている。

なので、これからもここまで育ててくれたお礼として、これからも頑張って練習して、もっと成長したいと考えている。
せめて師匠が喜ぶくらい上達したい。

ちなみに師匠の笑顔が好きです。
(これにいつもだまされていたりして、、。爆)
コメント (8)
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923BIGBAND LIVEっ!!@SPACE DO

2006年12月01日 16時57分08秒 | 音楽生活
昨日は、久しぶりにビックバンドのライヴ鑑賞~。

、、って、あーーーーっ!!すごすぎ。(爆)

このバンドを観るのは、今回で3回目だけど、いや~、参りました。

「今までより100倍良かった。」、、、これは冗談ではなくーーーーっ!って、本当に良かったんです。うん。(笑)

私にとって、このバンドってなんか心の故郷というか、未来の夢というか、そういうものを常に感じられていて、観る度に感動してしまう~。
もともとは、メンバーの顔ぶれが良かったのが動機だけど、実際には選曲が好みだったり、演奏している雰囲気が妙にマニアックな香りで、それでいて開放感があって、、。
なんでも包み込んでしまうような包容力的がイメージがバンドにあって、とても好き。

ジャンルはファンク系、、、なんだって?、、、いや~、そうんなんだ。(爆)
たしかにツインドラムやパーカションまでいて、それにギター、スラップベース、、、それにホーンだから、確かにそうんだろうけど、私にとってみると(実はあまり好きではない、)アシッドジャズやファンク系のバンドとなんか雰囲気が違う。
私にいわせれば、、、、やっぱりジャズロックなんだよね、音楽は。(笑)

で、演奏者について、。

まず、リーダー(っていうのかな?笑)KUNIZOさんの演奏なんだけど、べつに今回、初めて聴いたわけじゃないんだけど、そのトランペットの音色が良くて、とても驚いた。
私は今までトランペットの音色について変な固定概念があって、そういうもんだと思っていた。でもKUNIZOさんの音色って、まるでサックスのような暖かい音色だった。
それも表面的というより、内面的な声みたいな感じで、不思議な感覚。(う~ん。言葉で説明できな~い。汗)
とにかく良い音色~♪金管はやらないつもりだったけど、、、これはヤバい。

それからお目当てのサックスセクション。一番好きなテナーの竹野昌邦さん。今回は渋く、サックスがマーチンのオールド。5、60年前の楽器だそうで、低音のトーンホールがバタフライになっている。(このスタイルはカーブドソプラノしか知らなかったけど、調べたらマーチンってアルトもこのスタイルだった。笑)それらをバリバリ~吹きまくってカッコ良かった。ただ楽器のせいか、音色はおとなしめ。でも楽器の魅力は十分出ていたと思う。

で、私が、竹野さんの演奏が好きな理由は、”ずばりっ!吹いているときの気合の入った目。”(笑)
顔の表情もそうだけど、あれはまさに格闘技の顔かも?、、、それなんで、ライヴではいつも竹野さんの目の前で聴いている。
まさに”獲物を一発で仕留めようと狙っているような眼光”なんだよね。
「すごーーーっい!」って思った。
あれくらいの気迫があれば、楽器も良く鳴るっ!って思った。そして、それを見つめているとなぜか幸せな気分になる。ぁ、不思議だ。(爆)

そして鈴木明男さんについては、先にちょっと書いたけど、まさかこんなに間近くで観られるなんて、思っていなかったのでちょっと興奮っ。
なにしろ初めて観たのは、今年の10月に池袋サンシャインであった楽器フェスタで、ioの楽器紹介ライヴだったんだけど、その時、ピンク色のアルトが妙に印象深くて、未だに覚えていた。
そ、それがな~~~んと、昨日はそれが再び現れて、一瞬、デジャブかと思ったほど~。(笑)
いや~~~、すげーっ、良い音色だった。
ピンク色のアルトというだけで見た目も驚くけど、音色が吸い付くような甘~い音色で、それでいてとろけるように透き通っている。ファンキーなイメージだけど、あんな音色を聴いたのは初めて。(、、じゃ、ないか。笑)
それと、やっぱり吹いているときの表情が最高で、ソロを吹いている間、だんだんと体の中から湧き出るように盛り上がっていくのが、観ていて分かって楽しかった。さすがっ!(笑)

あと、もうひとりのアルトの米田裕也さん。見た目が若そうだけど、なんと23歳っ!すごーっ。
で、もっと驚いたのがアルトとクラリネットの演奏。それほどフィーチャーされていなかったけど、ちゃんとソロもあり、特にアルトの音色にびっくりっ!!(そればかりですが。笑)

「えっ、まじ、これほんとにアルトの音色?」って思うほど、すごい芯の強いクリアな音色。まるで電子パワーアップしたクラリネットみたいな音で、もしくはソプラノをさらに芯を強くしたような、、。あ~、なんて言ったらいいだろう?
ともかく、こちらも初めて聴くような音色。(うん、一瞬、憧れた。笑)もし、ああいう音色を自分で出せるなら、一度でいいから出してみたい。そんな夢も、。
で、もう何を吹いたかフレージングなんか忘れるくらいサックスは音色が気になり、つくづく、「あぁ、やっぱり、サックスって音色とピッチなんだ。」、、、と思った。

、、、って、あれ、他のサックスの方は、、、
えっと、、、ぁ、そうそう~、私のサックスの先生、竹村直哉さん。(笑)
普段のレッスンでは、私がアルトなんで、アルトを持ってきて吹いてくれるので、バリトンが専門って言われてもあんまりピンとこなかったけど、でも、こうやってライヴでも、いつものように楽しそうに吹いていて、楽器は違っても、観ていてとても楽しかった。もちろん音色は一番の憧れ♪
やっぱりバンドでは、いるだけでその存在が伝わってくる素敵な人でした。(ぁ、これ以上は、コメント控えまーす。爆)

そして、もっとも自分の中で感化されているリズム隊なんだけど、特にドラムとベースは凄かった。

で、まずベース。やっぱりスラップだよね~。(笑)
私はベースといえば、昔からスラップ好きで、一度は5弦ベースを買って、教則のビデオと本も買って、家で練習したこともあるくらい、スラップが好き。
それなんでスラップ奏者のクリニックにも行った事もあるけど、、、でも、結局、まったく出来ず挫折したまま。
それでも未だに好きで、こうやってライヴを観る度に、またベースがやりたいと思ってしまう~。(笑)
う~ん、それにしてもスラップはカッコ良かった。あのリズムと音色、、、シビレる、、。

それからドラム。あれ、ふたりじゃん!!(笑)
思わず、以前在籍していたドラム教室の研修会を思い出してしまった~。そこでは、いつもドラムだけで2台から4台で演奏して技を競っていたけど、そこの講師の模範演奏のような凄技に思わず時間を忘れた~。はっきりいって、そのドラムのバトルだけでライヴ代の元は取ったも同然でしょう!!(爆)、、というくらい白熱した演奏。びっくり~。

ドラマーの血が一瞬、騒いだ感じも。

なにしろドラムって、好きな人にか分からない部分が多々あり、ソロを叩いても、段々音量を上げて手数が多くなれば、盛り上がってくる~!と思っている人も多いと思うけど、叩いている側からするとちょっと違うかも。もちろん盛り上がればそうなるけど、そこへ行く過程がとても重要で、単純なリズムが複雑に、自分の中で絡み合う瞬間が楽しかったりする。
それはもちろん、バンドのアンサンブルのアレンジでも同じようなことがいえると思うけど、ドラムも多数の打楽器の集合体と考えれば納得がいく。
いいなぁ、ドラムス。将来はドラムセット付きのスタジオに住みたいにゃ~。(爆)

ぁ、、、話が脱線した。

というか、話が長くなってきたので、この辺で終わりにします。

もちろん、書かなかったほかの演奏者すべてが最高に素敵でした。ライヴでは、ひとりだけを観ている時間もあるけど、もうほとんど全員を観ている感じで、観るだけですごく集中力が必要な気もしたけど、演奏者の方々が熱く熱~~~っ!!く演奏している姿。
そして、もの凄い音のパワーーーっ!!、、、もうこれは言葉で表現できないほど感動した。うん。
似たようなバンドが他にもあるかもしれない。そう思う人もいるかもしれないけど、、、。
私はこのバンドが好きです。他はいらないです、、、って。(笑)

楽しいライヴでした。
KUNIZOさん、ありがとうっ!!(笑)
コメント (2)
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