明日を信じられる時代になって欲しい。日常の活動日記

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ギリシャ政府、支援受け入れ合意文書を準備

2012年02月07日 23時38分21秒 | Weblog
ギリシャ政府、支援受け入れ合意文書を準備

[アテネ 7日 ロイター] ギリシャ政府筋は7日、

政府が政治指導者に対し提示する第2次支援の受け入れに関する合意文書を

準備していることを明らかにした。

こうした動きは、国際支援機関との合意がおおむね得られたことを

示しているものとみられる。

同筋は記者団に対し「政府は、7日に開かれる政治指導者会合で

討議される最終文書の作成を行っている」と述べた。


ギリシャ、ユーロ離脱も・・・欧州副委員長が異例発言

2012年02月07日 23時09分27秒 | Weblog
ギリシャ、ユーロ離脱も・・・欧州副委員長が異例発言

 【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)欧州委員会のクルス副委員長

(デジタル戦略担当)は7日、オランダ紙フォルクスクラントとのインタビューで、

深刻な財政危機に陥っているギリシャがユーロ圏から離脱する可能性に言及した。

現実化した場合でも単一通貨ユーロは崩壊しないとの見解も示した。

EUの閣僚に相当する副委員長が、公然とギリシャのユーロ圏離脱の可能性に

触れるのは極めて異例だ。

 発言は、ギリシャが一方的に債務返済を停止する無秩序なデフォルト

(債務不履行)やユーロ圏離脱が万が一にも生じた場合に備え、

EU内で善後策が検討されていることをうかがわせている。

(共同通信)

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ギリシャへの不満渦巻く=デフォルト回避の決断に遅れ-EU・・・時事通信

 【ブリュッセル時事】デフォルト(債務不履行)回避に不可欠な財政緊縮策の

決断が遅れているギリシャに対し、欧州連合(EU)内で批判が渦巻いている。

7日には欧州委員会のクルス副委員長から

「ユーロ圏はギリシャが離脱しても崩壊しない」との発言が飛び出し、

欧州委は「離脱容認か」との臆測の打ち消しに追われた。

 副委員長はオランダ出身。同国やドイツ、フィンランドでは、

ギリシャ支援のため負担が増大することに対する世論の反発が大きい。

 副委員長は7日付のオランダ紙とのインタビューで

「ユーロ圏からどこかの国が去っても(ユーロ圏)全体が崩壊するわけではない」と指摘。

さらに、財政再建に取り組んでいるギリシャが正しい方向に

進んでいる保証はないとも述べた。

 これに対しバローゾ委員長は、ギリシャ離脱の代償は、

ギリシャ支援の負担よりもはるかに大きく、

「ユーロ圏にはギリシャが必要だ」と強調。

デフォルト阻止に向けた交渉の妥結は間近だとした上で、

「問題解決へ最善を尽くす」と語った。

(2012/02/07-22:47)


核燃料サイクル中止提言=民主有志

2012年02月07日 22時50分26秒 | Weblog
核燃料サイクル中止提言=民主有志・・・時事通信

 民主党の有志議員でつくる「原子力バックエンド問題研究会」会長の

馬淵澄夫元国土交通相らは7日夜、首相官邸に藤村修官房長官を訪ね、

原子力政策見直しを求める提言書を手渡した。核燃料サイクル関連事業の中止が柱。

 提言書は、青森県六ケ所村の核燃料再処理工場の稼働を当面中断することや、

福井県敦賀市の高速増殖炉「もんじゅ」の事業停止の必要性を指摘。

東京電力福島第1原発事故で従来の核燃料サイクルの限界が露呈したとして

「使用済み核燃料の貯蔵、処分をどうするか、

現実的な政策判断が必要だ」と訴えている。

(2012/02/07-21:34)

増税反対、造反でない=小沢元代表-前原氏「あり得ぬ」とけん制

2012年02月07日 22時46分23秒 | Weblog
増税反対、造反でない=小沢元代表-前原氏「あり得ぬ」とけん制・・・時事通信

 民主党の小沢一郎元代表は7日夜の同党議員との会合で、

消費増税関連法案に反対すると一部報道機関に明言したことについて

「造反ではない」と述べた。

元代表は消費増税を「公約違反」と批判しており、

自身の主張の正当性を強調した発言とみられる。

元代表は次期衆院選の見通しにも触れ「このままだと惨敗する」と改めて指摘した。

 これに先立ち、前原誠司政調会長は記者会見で、

「党としては(政調の)議論に(全員)参加してもらって、

しっかりまとまったものなので、造反はあり得ない」と元代表をけん制した。
 
 前原氏は、10日に党社会保障と税の一体改革調査会を開いて、

最低保障年金を導入した場合の財源試算について説明すると強調。

「党員資格停止の方が部門会議に出て来てはいけないという決まりは

政調にはない」と述べ、元代表に異論は公式の場で述べるよう求めた。

(2012/02/07-22:01)

書店に並んだ 『福島の子どもたちからの手紙~ほうしゃのうっていつなくなるの?』

2012年02月07日 22時21分23秒 | Weblog

書店に並んだ 『福島の子どもたちからの手紙~ほうしゃのうっていつなくなるの?』

啓斗君(福島市・小学校高学年)の作品。=写真:中野博子撮影=

啓斗君(福島市・小学校高学年)の作品。=写真:中野博子撮影=

 以前(1月22日掲載)にも『拙ジャーナル』で紹介したが、原発事故で身も心もズタズタにされた福島の子供たち57人の思いを絵と文章で綴った『福島の子どもたちからの手紙』(朝日新聞出版)がきょう書店に並んだ。

サブタイトルは『ほうしゃのうっていつなくなるの?』。

 原稿(絵・文章)は、被曝を避けるために福島市から山形県米沢市に自主避難した主婦の西片加奈子さんが昨年6月から、半年がかりで集めた。

西片さん自身2人(小5、小3)の子を持つ母親だ。

 出版のきっかけは、昨年8月に持たれた福島の子供たちと霞ヶ関官僚との対話集会だった。

会場に展示された子どもたちの絵や文章が編集者の目にとまったのだ。

 本を開くとクレヨンや色えんぴつで描いた子供たちの絵が目に飛び込んでくる。

同じページには文章も添えられている。

絵日記のような形式だが、子供特有の弾けるような明るさは、かけらも見られない。

原発事故を恨み、自分たちの将来を案ずる作品ばかりだ。

 「ぼくは福島でほうしゃのうがあって、それから引っこしの話になって、お父さんと友だちとはなれて悲しいです」。

しゅんや君(小3)の作品は友達とドッジボールを楽しんでいた頃の絵も描かれている。

 「おしえて下さい 僕達はどうなりますか?いくつまで生きられますか?福島県に住めますか?」。由也君(中学生)は遺骨と墓場を描いた。

読む者に怨念さえ覚えさせる。

 子どもたちに、こうした暗い絵と文章を書かせる国にどんな将来があるのだろうか。

胸をしめつけられる一冊だ。

 西片さんに寄せられた全67作品のうち10点がボツにされた。

一家が避難して連絡がつかないためだった。

結さん(福島市・小学校低学年)の作品。=写真:中野博子撮影=

結さん(福島市・小学校低学年)の作品。=写真:中野博子撮影=


読売会長、TBSドラマにブチ切れ!オレは“たかり記者”

2012年02月07日 21時38分55秒 | Weblog
読売会長、TBSドラマにブチ切れ!オレは“たかり記者”じゃない・・・(夕刊フジ)より

読売新聞グループ本社の渡辺恒雄会長(85)が週刊誌に怒りの手記を寄せた。

沖縄返還密約をめぐり元新聞記者が逮捕された実際の事件を下敷きにしたTBS系ドラマ「運命の人」(日曜午後9時)で、渡辺氏を連想させる登場人物の描写に憤慨、矛先は主人公のモデルとされる元毎日新聞記者、西山太吉氏(80)にも向かう。

そこで西山氏の言い分を聞くと、意外な反応が返ってきた。

 《この疑似フィクションドラマで、極めて名誉を傷つけられた》と渡辺氏が怒りのペンをふるったのは7日発売の「サンデー毎日」。

「私はTBS『運命の人』に怒っている!」と題し、4ページにわたって猛抗議を展開している。

 原作は1971年の沖縄返還協定の裏に存在した日米間の密約に絡むスキャンダルを舞台にした作家、山崎豊子氏(87)のベストセラー小説。ドラマでは主人公の毎朝新聞記者を本木雅弘(46)、密約の極秘電文を本木に渡す外務省事務官を真木よう子(29)が演じ、第4話まで放映されている。

 「毎朝新聞」は毎日新聞を連想させるほか、登場人物も、首相の「佐橋慶作」は佐藤栄作氏、与党幹事長の「田淵角造」は田中角栄氏-など実在の人物と重なる点も多く、当時の政界模様もリアリティーたっぷりに描写されている。

 渡辺氏らしき人物も、主人公のライバルで読日新聞政治部記者の山部一雄として登場、人気俳優の大森南朋(39)が演じているが、どこが気に障ったのか。

 ドラマで山部は、政治家と仲良くなって情報を取る手法の記者として描かれている。

料亭で田淵角造と会食し、頭を下げる場面があるが、渡辺氏は《私は、料亭はもとより私邸であっても、田中角さんに一度もサシで御馳走になったことはない》と全否定する。

 渡辺氏が《さらに許し難い》と怒りをにじませるのは、山部記者が、自民党の旧大平派を連想させる「小平派」のゴルフコンペに参加する場面。

 ここで山部記者は、議員から大金を受け取ったことをにおわせる発言をするが、渡辺氏は《そもそも、私は大野伴睦派担当で(中略)大平派のゴルフコンペなどに招かれるはずもなく》と全くの作り話であると主張、《下等なたかり記者として描かれている》《モデルと実在の人物とが、直ちに多くの視聴者に判別されるような描き方は、全くマスコミ暴力の一種》と不満をあらわにした。

 怒りは本木演じる主人公、弓成亮太記者のモデルである西山氏にも向かった。

渡辺氏は西山氏との親交を明らかにしつつ、《小生が悪玉にされていることを知りながら、一回もワビの電話すらない》と憤懣(ふんまん)やるかたない様子。

渡辺氏はドラマで田淵から山部がカネをもらったと想像させるシーンを見て、《完全に西山君に対する感情がぶち切れた》とまで言い切った。

 渡辺氏の怒りに戸惑いを隠せないのが当の西山氏だ。

夕刊フジの直撃に西山氏はこう語った。

「僕に言われたってねぇ…。

そもそも山崎豊子さんの本であって共同制作したわけでもない。

非難する的が違っているんじゃないかな。

抗議されるなら、山崎さんにしたらいい」と苦笑い。

ただ、渡辺氏の怒りに同調するように、原作へのこんな不満も口にした。

「まったく事実と反する所が山と出てくる。

怒り心頭に発するのも当たり前ですよ。

ナベさんが怒る以上に私が怒っているんだから」

 TBS広報部は「(渡辺氏から)何も言ってきていないので、

特にコメントすることはない」と話しているが、

話題作りになったことは間違いないだろう。

[渡辺恒雄氏]今度は「運命の人」にブチ切れ

2012年02月07日 21時37分19秒 | Weblog
[渡辺恒雄氏]今度は「運命の人」にブチ切れ・・・(日刊ゲンダイ)


オレはタカリ記者じゃない

読売新聞のドン、渡辺恒雄・主筆がブチ切れた。怒りの矛先は清武前代表相手ではなく、いま、TBSで放映中の「運命の人」だ。



山崎豊子氏原作の「運命の人」はフィクションとはいえ、モデルが容易に特定できる実名小説のような書き方をしていて、読日新聞の山部一雄なる記者が登場する。



誰もが渡辺氏を連想するが、この山部氏の描かれ方に怒り心頭なのだ。

渡辺氏はきょう発売の「サンデー毎日」に特別寄稿して、こう書いている。


〈この擬似フィクションドラマで、極めて名誉を傷つけられた被害者の一人が、小生渡辺恒雄(山部一雄記者)である〉〈このテレビドラマによれば、山部が田淵角造に料亭でペコペコしながら御馳走になっている場面がある。


私は、料亭はもとより私邸であっても、田中角さんに一度もサシで御馳走になったことはない〉

さらに政治家と政治部記者のゴルフコンペで、田淵が有力記者に金をばらまいているという話が出てきて、山部が「もっとよこせと言ってやった」と語るシーンにいたって〈完全に西山君に対する感情がぶち切れた〉と書いている。

西山君とは元毎日新聞記者の西山太吉氏のこと。運命の人のモデルである。


〈西山君が、著者に情報を提供し、かつ合意の上でこのような作品を書かせ、小生が悪玉にされていることを知りながら、一回もワビの電話すらない〉と言うのだが、だとすると、山崎豊子氏の原作が出版された段階で怒ればいい。


ドラマの映像を見て、「許せない」となったのだろうが、だとすると、TBSも困惑するしかないだろう。

テレビのバラエティー番組ではよくパロディーにされているナベツネさんが、ドラマに切れるとは思わなかった。

挑戦を忘れた経営者たち・・・[慶大教授 金子勝の天下の逆襲]

2012年02月07日 21時31分47秒 | Weblog
挑戦を忘れた経営者たち・・・[慶大教授 金子勝の天下の逆襲] ・・(日刊ゲンダイ)より

小泉時代が招いた日本の貿易赤字

日本は31年ぶりに貿易収支が赤字になった。

これは一時的な現象だろうか。たしかに、ひどい円高やタイの洪水の影響はある。

しかし、この貿易赤字は「失われた20年」の帰結でもある。日本はバブル崩壊の処理に失敗し、日本企業はひたすら3つの過剰(「過剰債務」「過剰設備」「過剰雇用」)の整理という守りの経営になった。

経済政策も、経団連加盟の旧来型輸出産業向けに偏っていき、しかも経営者たちはひたすら「市場に任せろ」と主張するだけで、戦略を立てることもできなくなった。

輸出大企業は当面の利益を上げるために「円安誘導」や「法人税引き下げ」や「雇用流動化」を主張し、小泉「構造改革」が行われた。

だが、グローバル競争をうたった小泉・竹中時代こそ、グローバル競争に敗北するという皮肉な結果をもたらした。

振り返ってみれば、1990年代初めに韓国のサムスンが半導体のDRAMメモリーに参入した時点で、韓国企業がキャッチアップしてくるのは見えていた。かつてなら半導体メーカーである電機会社は、インテルがやっているマイクロプロセッサーなど、より高付加価値な技術開発へ向かっただろう。

ところが、小泉・竹中時代、企業は内部留保をためるだけ。そして、内部留保で特許を持つ企業をM&Aで買収すれば技術は手に入るという安易な米国型経営を志向した。

会社を合併させ、自前の研究所を次々に閉めて、前向きの技術開発が行われなくなった。

そのうえ、スパコンはスカラー型に移っていたのに、小泉政権は古臭いベクトル型に予算を投入し、スパコンでも取り残される始末だった。

小泉政権以降、企業はチャレンジ精神を忘れ、合併を繰り返し、倒産しないように内部留保をためるという守りの経営になってしまったのだ。

31年ぶりの貿易赤字は、その帰結という面を持つ。いま起きている「原発再稼働」キャンペーンも後戻り路線にすぎない。新エネルギーへの大転換という前向きの発想がない。

考えてみれば、東電は会長や顧問、相談役など無責任な高齢者たちがしがみついている。

こんな会社ばかりでは、イノベーションなんて無理だろう。

場当たり迷走政権に年金改革は絶望

2012年02月07日 21時28分10秒 | Weblog
場当たり迷走政権に年金改革は絶望・・・(日刊ゲンダイ)

「試算」を出しても展望なし

民主党は出すの出さないのでモメていた「年金試算」の公表を決めた。

民主党が主張する最低保障年金7万円を柱とする新年金制度改革を実行した場合、消費税がさらに7%増えるというもので、岡田副総理がポロッともらした後、報道が先行すると、世論の反発を恐れて、ひた隠しにしていたものだ。

一転、公表になったのは野党が「出さなきゃ、消費税引き上げの議論ができない」と態度を硬化させたためだが、つくづく、民主党はダメだ。

二転三転のみっともなさに加えて、知恵がない。

高齢者激増が迫りつつある今、大胆な無駄削減や年金制度の抜本改革に踏み切らない限り、国民負担は青天井に膨れ上がる。

税金で賄おうとすれば、消費税をどれだけ上げても追いつかない。

改革に手をつけず、試算を隠しているだけじゃ、どうにもならない。

揚げ句に公表を余儀なくされたわけだから、バカ丸出しだ。

たとえば、一橋大経済研究所准教授の小黒一正氏は現在の賦課方式では世代間格差が広がるだけだ、と指摘する。

若者が減り、高齢者が増えているのだから当たり前だ。

内閣府の試算では50代半ば以下の世代で支払額が受取額を上回り、若い人ほど損をする。

そこで小黒氏が提案しているのが「事前積み立て方式」というものだ。

「高齢者人口がピークを迎える前に、保険料を引き上げ、貯金のような形で保険料を事前に積み立てておくのです。

その分、国民の負担は増えますが、そうすることで、年金収支は黒字になり、黒字分を“貯金”できるようになる。

高齢者人口がピークを迎えた時点で、貯金を切り崩していく。

そうすれば、若い世代も損をしない。

支払額と受取額が同じになり、世代間格差が是正されるというものです」(ジャーナリスト・横田一氏)

この方式の是非はともかく、問題を先送りせずに抜本改革に踏み込んでいることは評価できる。

世代間格差を是正せず、ただやみくもに消費税を引き上げるだけでは、焼け石に水だ。

場当たり対応の民主党は誰からも相手にされなくなる。

自民 民主 またまた大連立模索の怪しい動き

2012年02月07日 21時24分10秒 | Weblog
自民 民主 またまた大連立模索の怪しい動き・・・(日刊ゲンダイ)より

選挙後、手を組む裏シナリオ

このままでは次の選挙で壊滅的敗北が確実な民主と自民。

ま、自業自得というものだが、水面下で怪しい動きが見える。

「選挙後の大連立」を画策する連中がいるのだ。

「選挙で民主党は惨敗する。

しかし、生き残った議員は何とか与党の座に居続けたい。

自民党も事情は同じ。

第3極と組めれば与党になれるが、みんなの党や維新の会を毛嫌いしている議員も多い。

それなら選挙後に民主と自民で大連立し、権力を独占しちゃおうという発想です。

第3極の人気が高まる中、この考えは危機感を抱いている両党の議員の間でジワジワと広がっています」(政界関係者)


民・自の“談合”といえば、森元首相が「(社会保障と税の一体改革は)一緒にやるのが一番いい」「それから話し合い解散すればいい」と言っている。

森だけかと思ったら、先月末には民主党の樽床伸二、自民党の田野瀬良太郎両幹事長代行らが都内で会談。

「次期衆院選後、第1党が首相、第2党が副総理を出して、4年間解散せず、社会保障制度などの懸案を一気に解決しよう」といった具体的なプランも飛び出した。

反民主党の急先鋒だった自民党の伊吹文明元幹事長も変わってきた。

「今月2日の派閥会合で、第3極への対抗策として『大連立』の可能性に言及しているのです」
(自民党関係者)

こうなるともう何でもありだ。

「理念も大義名分もない、自分たちの保身だけを考えた大連立構想ですね。

震災直後ですらできなかったのに、今さらやって国民の理解が得られると思っているのでしょうか。

逆にこうした談合計画が漏れ始めたことで、ますます既成政党の支持は離れていくと思います」(政治ジャーナリスト・角谷浩一氏)

国会では連日、予算委員会が開かれ、野田首相や田中直紀防衛相を追及する自民党議員の姿が見られるが、どこまで本気か怪しいものだ。

与野党が裏で手を組み、権力に居座ろうなんて、国民をあまりにも愚弄している。