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「いま、小沢一郎が考えているスゴイこと」 & 新たな「局面」 「週刊ポスト」

2012年02月20日 22時44分58秒 | Weblog
「いま、小沢一郎が考えているスゴイこと」 & 新たな「局面」・・・「週刊ポスト」 

(日々坦々)

久しぶりに週刊ポストを取り上げてみる。

トップ頁で小沢一郎を持ってきている。

その前に、今週のサンデー毎日の記事を読んで次のようにツイートした。

@hibi_tantan24(arths2009) 
≪サンデー毎日で、民主党主流派が自民と小沢一郎を外すため画策しているという。

内閣不信任案を提出し小沢一派を誘い込み、賛成したら執行部は即除名する。

その後、自民は小沢氏と交わした約束を反故にし、民主と選挙管理内閣を共に立ち上げるというもの。

2012年2月20日 11:48≫

これに対して、有田芳生議員が意味深な返事をよこした。

(実際は間にワンクッションある)

有田芳生 @aritayoshifu
≪小沢一郎氏は内閣不信任案に賛成しません。局面は変わりました。
2012年2月20日 12:05≫

どう変わったのだろうか気になるところだ。

******** ********

以下、週刊ポストの記事を要約しながら紹介してみる。

 (週刊ポスト3/2号)

<タイトル>
【政局は再び大激震する】

いま、小沢一郎が考えていること。

国税庁・年金機構廃止・歳入庁創設、宗教法人課税強化

政治活動再開?小沢派120人への大号令

<リード>

≪「最後のご奉公です。文字通り『最後』です」小沢一郎・民主党元代表は、本誌新春合併号のインタビューでそう語った。

その最後の戦いの火ぶたがついに切って落とされた。

増税、年金改悪、対米従属、大メディア癒着、そして霞が関支配――野田政権の最低最悪の政治に堪忍袋の緒が切れた「壊し屋」が挑む決戦の秘策が、いま明らかになる。≫

「2月17日決起」の大号令
増税と小沢裁判の奇妙な符号

この一見無関係に見える小沢裁判と増税論は、水面下では表裏いったいとなって進められてきた、と興味深い分析している。

その理由としては、増税派が最も恐れたのが野党でもマスコミでもなく小沢氏だった、ということがミソだという。

・検察の強制捜査で小沢氏が幹事長を辞任したら、財務大臣から首相に就任した菅直人が消費税10%を打ち出した。

・参院選に敗北した菅に小沢氏が代表選に挑むと、その投票日に検察審査会が強制起訴を議決して小沢氏の首相就任を阻止するというわかりやすい展開に。

・やはり財務大臣から上り詰めた野田佳彦は、いっそう増税にのめり込み、小沢氏が裁判で身動きが取れない間に「一体改革素案」を決定した。

・そして、今、財務省を中心とした増税派は、小沢判決前になんとしても既定路線にしようとしている。

「たとえ罰金でも小沢氏が有罪になれば党内の増税反対派は総崩れになるが、有罪が無理なら判決前に増税路線を後戻りできないところまで進めなければならない」

(野田側近議員)

小沢氏が増税反対をぶち上げると、それに対抗するように野田首相は策として党内締め付けに出た。

与野党協議を一回も開かないまま見切り発車で消費増税大綱の閣議決定を急ぎ、ご丁寧に小沢公判の重大局面である17日の朝に設定した。

さらに民主党執行部は翌2月18日から300選挙区で順次、車座集会を開き、「消費税紙芝居」を使って増税キャラバンを始める。

これも共同通信の小沢インタビューが報じられた直後の党常任幹事会で突然方針が伝えられたものだ。

これを民主党所属議員全員に強制し、踏み絵を踏ませるという。

消費増税しなくても済む秘策

18兆円の財源を生む秘策
歳入庁創設で財務省を「武装解除」

統治機構改革の象徴が「歳入庁」の創設。

社会保険庁と国税庁を統合して税と保険料を一体的に徴収することで18兆円プラスになり、これだけで増税が必要ではなくなる。

マニフェストにも盛り込まれた「歳入庁」創設がさっぱり進まないのは、財務省が嫌がっているからだ。

財務省は国税庁を使って、反対分子やメディアなどに税務査察を掛け脅してきた。

この財務省の〝秘密警察〟というべき国税を解体することは、「武装解除」に繋がるのを小沢氏は狙っているとのこと。

旧体制派の税金優遇にメス
増税はまず大企業と宗教法人から

経団連が消費増税に賛成しているのは「大企業への補助金」といわれる包皮勢の輸出戻し税があるからだと言われている。

また、これと同じく不平等税制の恩恵に預かってきたのが宗教法人である。

宗教活動の収入は非課税で不動産の固定資産税なども免除。保育園や墓地経営などの「非収益事業」も非課税、物品販売や飲食業、駐車場などの収益事業は課対象だが、所得の2割が控除され、通常より低い法人税率が適用されて優遇されている。

バカ高公共事業を政治家が支えた利権関係はこれだ!

「競り下げ」という「予算圧縮」の魔法の杖

欧米では「リバースオークション」と呼ばれ、導入したイギリスも調達コストを14%引き下げている。

イギリス並みならば、1.7兆円、日本全国レベルならば、1割カットで年間10兆円、2割だと20兆円削減できる。

野田政権の〝ご主人〟は官・米・報だった

税金を使った大メディアへの「付け届け」

本来、自由主義経済論者の小沢氏はTPPも反対ではない。

「アメリカと対等に交渉する能力があるなら、別にTPPは心配ないが、今の政府には対等に交渉なんかできない。

結局アメリカの言われるままになるというのが不安」だと述べている。

そして、現政権に小沢氏が最も怒りを見せたのが、内閣法制局長官の国会答弁を復活させたこと。

「日本に議会制民主主義を定着させることが政治家としての使命」と言い続けてきた小沢氏は、国権の最高機関である立法府がやくにんにコントロールされているを最も憂慮し、政権交代後、官僚の国会答弁を原則禁止し、とくに内閣法制局長官が法解釈を述べることを厳しく禁じた。

かつて湾岸戦争当時に内閣法制局は「憲法上、自衛隊派遣はできない」と主張してPKO派遣を潰したが、逆に小泉政権下のイラク戦争ではご都合主義で法解釈を変えて自衛隊派遣を認めた。

事実上、外交を官僚が決めてきたのである。

小沢氏は湾岸戦争では国際協力を主張し、イラク戦争では「大義がない」と自衛隊派遣に反対した。

野田首相が、その政治家最大の責任である外交の主導権さえ霞が関に〝大政奉還〟してしまったことで、小沢氏は〝この政権は終わった〟と見限ったのだ。

「政権交代の時に掲げた大義の旗をもう一度高くかかげて頑張る姿を描きたい」(BS11)

政府は増税キャラバンで、すでに5億8000万円の予算をつぎ込んで昨年12月と今年1月に全国紙や地方紙に増税の全面広告を2回掲載した。

さらにTPP推進名目でも全面広告掲載が準備され、3か月で10億円近い金が大メディアに配られる。

これこそバラ撒きだが、新聞・テレビが批判するはずがない。

さらに今度は、民主党執行部が増税キャラバンに合流し、政党交付金(税金)まで大メディアに差し出そうとしている。

小沢グループの党広報委員長を辞任した広野議員はが語る。

「メディアには政府広報ばかりか党の広報予算でも広告を入れてほしいという意識がある。

党の増税キャラバンはその期待に応えるものでしょう。

広告をもらえば、彼等は野田政権を批判しないわけですよ」

小沢氏の決起と同時に、例によってメディアの猛烈な小沢バッシングが始まることは間違いないだろう。

あらゆる既得権益層、国家権力を敵にまわしている小沢一郎

まあ、この4つでも十分破壊力はあり、既得権益層、特に巨大宗教法人である創価学会などは目の色を変えて、攻撃してくることは間違いない。

もっとも、小沢さんは1993年に上梓した『日本改造計画』でも、日本の統治機構を変えるインパクトある提案をし、自由党時代の『日本一新 11法案』の中でも、より具体的に踏み込んだものとして実際に法案として提出した。

この11の法案を読み返せば、今まで癒着し、もたれ合いながら、国民の血税を吸血してきた政・官・業・報の既得権益者たちが、この「小沢の改革」をやられてはたまらないと、こぞって『小沢抹殺』に走り、ここまで血眼になって画策し、人格破壊を繰り返してきたことがよくわかる。

と同時に小沢さんは、ありとあらゆる国家権力を敵にまわしたということも見えてくる。

参照:
小沢自由党が出した『内閣法制局廃止法案&日本一新11法案(「資料ブログ)

ジャーナリスト・鈴木哲夫氏の『核心リポート』の中で、≪小沢グループの政務三役は「集団辞任」の取りまとめ作業に入っている≫と小沢グループ幹部の話を紹介している。

≪「野田首相は消費税増税で突っ走るつもりだ。首相官邸は『小沢氏が離党しても、ついていくのは1年生と比例議員が少しだけ』とナメている。

もし、消費税増税法案が閣議決定されて国会に出るときには、私をはじめ副大臣や政務官は一斉に引き揚げる」
小沢氏はこれを聞き、「それは個々の政治家が判断することだ」といいながらも「仕方ないんじゃないか」と暗に支持したという。≫

そして、サンデー毎日にも書かれている、永田町に出回っている『怪文書』のことを鈴木氏はいち早く取り上げていた。

 小沢氏側近と、自民党の谷垣禎一総裁側近が密会し、

(1)自民党が3月に不信任案提出
(2)小沢グループ70人が賛成し、新党結成
(3)自民党と公明党、小沢新党で連立政権-

が話されたという内容だ。

この怪文書に対する新たな解釈をサンデー毎日が書いていて、冒頭の有田議員のツイッターに繋がっている。

この記事については、後でまとめてみるかもしれないが、一番気になるのは、2月23日の「新しい政策研究会」の会合で、小沢さんが「今後の対応を明確に出すはずだ」と小沢側近が語っているということだ。

その辺に有田議員がいう「局面が変わった」内容が出てくるのかもしれない。

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コメント

01. 2012年2月20日 21:59:54 : 9OJ06ggg8U
全文読めます。
「いま、小沢一郎が考えていること」週刊ポスト2012/03/02号
http://www.asyura2.com/12/senkyo126/msg/537.html



見えてきた小沢一郎完全復権シナリオ

2012年02月20日 21時49分06秒 | Weblog
見えてきた小沢一郎完全復権シナリオ・・・(日刊ゲンダイ)

無罪判決と同時に「代表代行」就任

小沢一郎を“強制起訴”した唯一の根拠だった石川知裕の供述調書が証拠採用されなかったことで“小沢無罪”は、もはや確定的。

判決は4月20日ごろに出される。

「無罪判決」が下りたら、小沢一郎は一気に復権に動きだす予定だ。

すでに復権シナリオも用意されているという。

「小沢グループと輿石幹事長は、無罪判決が下された後、小沢さんをどうやって処遇するか水面下で話し合っています。

まず、即日“党員資格停止”を解除する方向です。

無罪なのだから当然でしょう。

さらに、日にちを置かずに選挙担当の“代表代行”に就けるシナリオです。

本当は、輿石さんが幹事長職を譲ってもいいが、幹事長に就くと、また大マスコミが“小沢支配”などと騒ぐので、代表代行に据える。

この復権シナリオは、野田首相も了承しているそうです。

昨年9月、野田政権が発足した直後、仙谷由人を代表代行からはずし、代表代行ポストを空席にしたのも、小沢復権に備えた布石です」(民主党関係者)


すでに民主党の幹事長室は、“小沢シフト”を敷いている。

幹事長は輿石東、幹事長代行は樽床伸二、幹事長代理は鈴木克昌と、“小沢シンパ”で固めている。

「小沢一郎を選挙担当に就けることは、野田首相にとっても悪い話じゃありません。

小沢グループは、いまでも100人前後が結集している。

小沢グループの動き次第では“内閣不信任案”も可決してしまう。

逆に、代表代行に就けて取り込んでしまえば政権は安定します。

小沢一郎は自分に課せられた役割に徹するタイプだから、選挙担当にすれば選挙に集中し、細かい政策には口出ししませんしね。

そこが幹事長とは決定的に違うところです」(政界関係者)

実際、民主党で選挙を仕切れる政治家は、小沢一郎しかいない。

いつもガタガタしている民主党にしては小沢一郎の代表代行は誰もが納得するプランだ。

【最後の壁は岡田副総理の抵抗】

ところが、岡田副総理が“小沢復権”を阻止しそうだという。

「裁判で無罪になった時の“小沢復権シナリオ”は、もともと昨年9月、野田政権のスタート時に練られたもの。

あの時、岡田克也は執行部にいなかった。

今年の内閣改造で副総理に就いています。

岡田克也が副総理になったことで、復権シナリオは潰されるという見方が強まっているのです。

なにしろ、岡田さんは幹事長として小沢一郎に“党員資格停止”の処分を下した張本人。

覆したくないでしょう。

とくに岡田副総理は、党の資金を小沢一郎には渡したくないと強硬です。

問題は、ドジョウ首相が、岡田副総理のことを全面的に信用していることです。

野田首相は、岡田副総理の判断に従うのではないか」(民主党事情通)

いったい野田首相はどうするのか。

無罪になった小沢の復権を阻んだら、党内はまた大混乱してしまう。

野田雪隠詰め

2012年02月20日 21時44分07秒 | Weblog
野田雪隠詰め・・・(日刊ゲンダイ)

[国民新党]増税反対

消費増税の税制大綱を閣議決定した野田首相だが、早くも身動きが取れなくなってきた。

連立相手の国民新党が増税法案反対に回ることになった。

NHKテレビ討論会に出た国民新党の亀井亜紀子政調会長(写真)は、

「大綱は実現不可能」と発言。

「社会保障の抜本改革ができず、税だけを上げるのは理解が得られない。

民主党執行部が国民新党の意見を聞かずに突っ走った」と語った。

これには、隣に座っていた民主党の前原政調会長ものけぞり、「反対なら閣議決定に賛成すべきではなかった」と不満タラタラだった。

「国民新党が急に増税反対を表明したのは、ドロ舟の野田民主党についていっても、沈没することが見えてきたからです。

なにしろ、野田内閣の支持率は落ちる一方ですからね」(民主党関係者)

【支持率は下落の一途】

19日に明らかになった共同通信の世論調査でも、野田支持率は、3割を切って29%にすぎなかった。

不支持は55%だ。

これじゃあ、とてもじゃないが、増税法案を押し切れるわけがない。

与野党協議を持ちかけられている自民党からも「まず与党内で調整するのが先決だ」と突き放されてしまった。

こうなると、3月の消費税関連法案の閣議決定が最初のヤマ場になる。

国民新党の自見金融大臣が判をつかない事態も大ありで、そこで野田内閣は空中分解の危機に直面することになる。

【オリンパス粉飾】証券OBら「指南役」の報酬100億円全額没収へ[金融庁]

2012年02月20日 21時33分00秒 | Weblog
【オリンパス粉飾】証券OBら「指南役」の報酬100億円全額没収へ[金融庁]・・(日刊ゲンダイ)

オリンパスの粉飾決算事件で損失隠しに手を貸した外部協力者が総額約100億円もの報酬を得ていたことが明らかになったが、金融庁が報酬を全額没収する方向で調整中と20日、分かった。

オリンパス事件の指南役として逮捕された野村証券出身の「グローバル・カンパニー」社長の横尾宣政(57)ら3容疑者は、オリンパス前監査役の山田秀雄(67)らの依頼で、約1100億円の“損失飛ばし”を助言、協力していた。

その報酬として横尾らの会社は総額数十億円を得ていた。

また、横尾とともに外部協力者として逮捕された「アクシーズ・ジャパン証券」元役員の中川昭夫(61)ら2容疑者にも計70億円が渡っていたことが判明している。

有価証券報告書にウソの内容を記載、提出した企業には金融商品取引法が、監査法人には公認会計士法がそれぞれ罰則(行政処分)を定めている。

しかし、粉飾決算に手を貸した指南役に対する罰則はなかった。

粉飾決算の外部協力者の場合、刑事罰だけでは受け取った報酬に比べて罰則が軽すぎるとみた金融庁は、今国会に金融商品取引法の改正案を提出。

報酬を没収する動きに出た。

鷲の健康法は、少食と睡眠。

2012年02月20日 21時26分56秒 | Weblog
鷲の健康法は、少食と睡眠。・・・(飯山一郎)より

畏友・ヤン教授が書く気、しゃべる気になってくれたので、鷲は嬉しくなって、
昨夜は深酒。

その後、7時間も眠ったのだが、少々頭痛がする…。

こういう症状を訴えるシトって、けっこう多いらしい。

睡眠を沢山とったのにスッキリしないで頭痛が残る、…この理由は簡単だ。

まず、人間は働きすぎると疲れる。

この疲労は蓄積する。

疲労とは、疲労成分(酸化化合物、老廃物)が体内に蓄積されること。

この疲労成分の分解と消化は、睡眠中におこなわれる。

だから、充分な睡眠が必要なワケ。

鷲たちは、疲労成分を分解・消化するために眠るわけなの蛇。

どんなに疲労しても、睡眠時間を充分にとれば、疲労は解消するの蛇よ。

そーすると、結論は簡単。

7時間も眠ったあとも頭痛が残るのは、まだ睡眠時間が足りない!

ちゅーこと。

睡眠時間が足りないので、分解・消化しきれない疲労成分(酸化化合物)が

血中や脳細胞の中に残っていて、コレが頭痛の原因だったワケ。

さらに鷲の場合、前夜の深酒により、アルコール分が充分に分解されずに、

アセトアルデヒドが体内に残留、頭の頭痛がひどかったワケ蛇。 (爆)

じゃあ、この頭痛はどーしたらEーのか?

医者に行くとか、頭痛薬(鎮痛剤)を服用する…、これは最悪の対応法だ。

こういうシトは、まず長生きしない。

じゃあ、どうしたらEーのか?

鷲は眠った。

ひたすら眠った。

なんと2時間も昼寝をして、爆睡した。

結果は?

鷲は、じつに爽やかな朝、いや夕暮れを迎えたので R。 (爆)

しかし、このままだと、今夜、眠れなくなってしまう。

だから、これから、大股・早足でウォーキングをしてこようと思う。

2里(8km)くらい、頑張って歩いてくる。

ほんじゃね!

[イラン]英仏への原油販売停止

2012年02月20日 21時20分32秒 | Weblog
[イラン]英仏への原油販売停止・・・(日刊ゲンダイ)

原油高騰に現実味

核開発問題で緊張が高まる欧米とイランの駆け引きに新たな動きが出てきた。

イランは19日、英国とフランスに対し原油の販売を停止すると発表したのだ。

EU側は米国にせっつかれて今年7月からイラン産原油の全面禁輸を決めているが、イラン側が先手を打って販売停止に踏み切った格好だ。

このまま緊張関係が高まれば、イランによるホルムズ海峡の封鎖も現実味を帯びてくる。

そうなると原油高は避けようがない。

先週、NY原油は1カ月半ぶりの高値となる1バレル=103ドルまで上昇した。

「ギリシャ支援の実現性が高まったことでドル高・ユーロ安が加速し、ドル建て取引の原油市場に割安感が出た。

そのため投機マネーが大量になだれ込んだ」(市場関係者)のが原因だ。

そこにイランの販売停止が重なる。

イランの石油相は「原油は200ドルに達するだろう」と1月下旬に警告したが、その通りになる恐れが出てきた。

08年には原油価格が147ドルまで上昇し、ガソリンは1リットル=200円近くまで高騰。

日本の庶民生活は苦しめられた。

原油高騰の悪夢が再び襲ってくるかもしれない。

ユーロ圏諸国、ギリシャの債務負担軽減策で合意か

2012年02月20日 20時59分43秒 | Weblog
ユーロ圏諸国、ギリシャの債務負担軽減策で合意か

[アテネ 20日 ロイター] ギリシャ財務省当局者は20日、

ユーロ圏諸国はギリシャの債務負担を軽減する措置について合意したもようだが、

民間債権者に負担を求める損失の規模については依然議論が続いていると明らかにした。

同当局者は、匿名を条件に「ギリシャに対する当初の(EU/IMF)融資の金利引き下げや、

(ユーロ圏)各国中央銀行が保有するギリシャ債を債務交換プランに加えることで合意したようだ」と語った。

一方、欧州中央銀行(ECB)が保有するギリシャ債で得た利益を

ギリシャに還元することについては、依然として結論がはっきりしないと述べた。

小沢事件と民主主義

2012年02月20日 20時30分37秒 | Weblog
小沢事件と民主主義・・・(徳山 勝)より

 多くの人は、日本という国は主権在民の「民主主義」であり、「法治主義」であり、憲法第14条で定められた「法の下の平等」が守られている、と信じているだろう。

 だが小沢氏を巡る一連の事件により、それが虚構に過ぎないことが明らかになった。

言葉を替えれば、政治家小沢一郎が身を以ってその「虚構」を暴いたと言うことだ。

 それは3年前の09年3月3日、小沢氏の秘書・大久保氏の逮捕で始まった。

 当時は、誰もが特捜検察が事件を【でっち上げる】などと考えもしなかった。

だが、東京地裁大善裁判長が、「田代検事の取調べは個人的なものではなく、組織的なものだったとも疑われる」と踏み込んだ発言をしたが、それ以上の権力による犯罪の【でっちあげ】であった。

 将に民主主義が検察により冒涜されたのであった。

 処がまだ、大善発言の後に、小沢氏に説明責任があると宣まわった馬鹿な国会議員がいるのだ。

 今、国会がなすべきことは、総選挙を前にして、野党・民主党代表の小沢氏秘書を、事情聴取もせずに、見込みで逮捕した検察に対し、説明を求め、その責任を問うことだろう。

 当時、このような検察の捜査を許せば、国会議員は検察の顔色を窺うようになり、日本は「検主主義国家」になると警鐘を鳴らしたのは、元特捜検事の郷原信郎名城大教授であった。
 
 上記の馬鹿議員は、検察の顔色を窺っているとしか思えない。

 大善裁判長が、石川議員の取調調書を証拠として棄却したにも拘わらず、池田元秘書の調書が証拠採用されたことにより、「裁判官の心証によって、有罪もあり得る」と言われている。

 小沢氏の元秘書の裁判で、登石推認判決があったので、マスコミなど既得権者がその再現を期待するは当然である。

 それだけ真の民主主義を言う小沢一郎という政治家の完全復権が怖いのである。

 それだけに、その危惧は依然として残る。

 だが、登石推認判決が出たことにより、「最高裁事務総局」という司法の黒幕が新たに暴露されたのは皮肉なことである。

 これまで憲法の番人と信じられていた最高裁。

 その司法行政を司る「最高裁事務総局」が、憲法第14条で定められた

 「法の下の平等」を蔑ろにする存在だと、ネット社会で指摘されてから、僅か1ヶ月も経たない内に、週刊誌やタブロイド紙に指摘されるまで、知れ渡ることとなった。

 陸山会の土地取得に係わる事件の訴因は、政治資金収支報告書に土地取得代金日として記載されたのが、代金を支払った日(04年10月26日)にせず、本登記された日(05年1月7日)にしたことが、【虚偽記載】だというものである。

 報告書を所管する総務省は「そのいずれでも可」だと言い、小沢裁判では会計学の権威である弥永筑波大教授が、本登記日が正しいと証言している。

 政治資金収支報告書の訂正は、毎年100件以上もある。

 だがこれまで、贈収賄など実質的な犯罪を伴わない記載の違いを、刑事訴追された事例はない。

 なぜ、小沢氏の秘書だけが訴追されるのだ。

 同じことが西松献金事件にも言える。

 陸山会と同様に西松建設関係政治団体から献金を受けた自民党議員は多数いる。

 それなのに何故、大久保元秘書だけが起訴されたのだ。

 「法の下の平等」はどこにあるのだろう。

 大久保元秘書逮捕により、政権交代を目前にして小沢氏は民主党代表の座を降りた。

 歴史に「もし」は無いけれど、この西松事件が無ければ小沢首相となった。

 民主党の参院選挙敗北も無ければ、財務官僚に操られ、消費税増税を言う首相の誕生も無かっただろう。

 今ごろは「国民の生活が第一」の政治が行われていたはずだ。

 それもこれも、マスコミが流す「政治とカネ」という言葉に誑かせられた馬鹿に責任がある。


民主主義とは、単に国民が参政権を持つことだけではない。

 主権者・国民の権利が三権分立により担保されることが重要なのだ。

 小沢事件とは、公訴権という国家権力を持つ検察(行政)と、その国家権力から国民を守るべき裁判所(司法権)が癒着し、主権者・国民の代表である国会議員を、官僚の利権や既得権者を守るため、罠に嵌めたものなのである。

 即ち、民主主義に対する官僚主権主義者による攻撃だと言える。

 最近ネットの掲示板などで、「小沢氏は好きではないないけれど、小沢裁判では、日本の民主主義が問われている。

 小沢氏が無罪にならないとおかしい」という趣旨の書き込みが増えてきたように思う。

 小沢事件とはそういうことなのである。

<徳山 勝>

凍結対策、がれき撤去も=収束宣言後、初の公開-保安院が検査・福島第1原発

2012年02月20日 19時41分30秒 | Weblog
凍結対策、がれき撤去も=収束宣言後、初の公開-保安院が検査・福島第1原発・・時事通信

 東京電力は20日、昨年12月の収束宣言後初めて、福島第1原発を報道陣に公開した。

敷地内では、配管などの凍結対策や建屋上部のがれき撤去作業が進められていた。

公開は昨年11月に続き2回目。

 記者会見した高橋毅所長は「多くの方々のご協力で冷温停止状態に持ってくることができた。

廃炉に向け、一歩一歩進んでいきたい」と述べた。

 東電は1~3号機原子炉に注水しているポンプを初めて公開。再度の津波来襲に備え、海抜約35メートルの高台に設置された3台のポンプは、1月末に凍結で弁が破損したため、防止策としてビニール製のカバーで覆われていた。

配管類も黒い樹脂製の保温材が巻かれ、凍結対策が進んでいることをアピールした。

 水素爆発を起こした3、4号機の原子炉建屋上部ではがれきの撤去が進み、4号機では剥がれ落ちそうになっていた壁面がほぼ撤去された。

 3号機建屋の周辺は依然放射線量が高く、最高で毎時1.5ミリシーベルトを記録。

汚染水貯蔵タンクの増設などが進む一方、津波被害を受けたフェンスなどが1年近くたってもそのままにされており、爪痕の大きさを感じさせた。

 一方、経済産業省原子力安全・保安院も同原発で実施中の保安検査を公開した。

免震重要棟では、保安検査官が汚染水処理や貯留設備について調査。

水位や放射線量の管理方法などの詳しい説明を担当者に求めていた。

「1次評価だけでは不十分」=安全委、再稼働判断せず-班目委員長

2012年02月20日 19時31分33秒 | Weblog
「1次評価だけでは不十分」=安全委、再稼働判断せず-班目委員長・・・時事通信

 原発再稼働の前提とされるストレステスト(耐性評価)の1次評価について、

国の原子力安全委員会の班目春樹委員長は20日、「1次評価だけでは安全性評価としては不十分」とした上で、「再稼働の是非は政府が判断する。

安全委は判断しない」と述べた。同日の定例会議後の記者会見で質問に答えた。

 ストレステストをめぐっては、経済産業省原子力安全・保安院が、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)に関する評価審査書をまとめており、安全委は21日から妥当性について議論を始める。

3月末までに結論を出す予定だが、地元自治体は再稼働に慎重な姿勢で、班目委員長の発言は再稼働問題に影響を与える可能性がある。


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詰められて泣いた班目委員長

班目委員長のおわびと今後の原子力行政について ・・・ZWl7b25 筑波山麓

2月16日の読売新聞1面を見られましたか?班目委員長の「おわび」の記事を読み、

久しぶりに(実に数十年ぶりに)紳士にお会いした気持ちを抱きました。

他の方々は。

どのように思われたか分かりませんが、このような大惨事を引き起こしたケースで、自らを含めてその非を認めたことに私はこの人の良心を感じました。

いろいろと私と違ったお考えもあるでしょうが、未だに口をつぐんで、頭上の嵐が通り過ぎるのをひたすら待ちわびている多くの良心なき(自己保身)の方々がいることを考えるとき、一掬の清涼を感じました。

もちろん、この「おわび」ですべての罪が許されるわけではないでしょうが、このような反省、おわびこそが、今後の原子力行政を正しき方向に導くであろうことを考えるとき、自らの非を認め、世論の追求を覚悟してのこの「おわび」に感動した次第です。

自らの行動を反省していただきたい多くの原子力関係の方々に、この班目委員長の行動を手本として、真実を語っていただきたいものです。

でも・・・責任は取らない。・・・ダメ男。