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小沢 4億円原資は「遺産と印税」

2012年01月10日 23時33分23秒 | Weblog
小沢 4億円原資は「遺産と印税」 ・・・(日刊ゲンダイ) 

「検事はバカな推論を重ねるものだ」 

注目の被告人質問は、午前10時に幕を開けた。

小沢元代表は口を真一文字に結び、厳しい表情で入廷した。

ダークスーツにピンクのネクタイ姿。証言台のイスに腰を落ち着かせると、裁判長の顔をまっすぐと見すえ、主任弁護人の弘中惇一郎弁護士の質問に淡々と大きな声で身の潔白を主張していった。

大マスコミの関心事である土地購入費用については、「購入を了解して手持ち資金の現金4億円を用立てた。その段階で関与は済み、実務的、事務的なことは一切秘書に任せていたので分からない。

(陸山会との)貸し借りの認識はなかった」と証言した。

4億円の原資は「多くは両親から相続した不動産や現金。

不動産は1カ所だけではない。

売却したのは東京・文京区の湯島の自宅、都内の別の土地、岩手・水沢の自宅等だ。

バブルのはしりで、たまたま高く売れた。

他には出版した本の印税、四十数年間の議員報酬などもろもろのカネだ」と詳しく説明し、水谷建設からの裏献金については「検事はバカな推論を重ねるものだと思った。

不正な金は一切もらっていないし、私の秘書がもらったということもない」と全面否定した。

冒頭には政治団体の運営について、「秘書の自主的判断でやってもらっていた」「任せた仕事について、いちいち検証し、干渉していたのでは任せる意味がない」と関与を否定。

「私の関心事は天下国家のことで、それに全力を傾注する日々を送っている」と強調してみせた。

最大の焦点である収支報告書の記載について、元秘書からの報告・了承についても「全くない」と、「共謀」を改めて強く否定した。

午後には検察官役の指定弁護士側の質問が控えており、追及に小沢がどう答えるかが、今後の裁判の行方を占うことになる。

この日の東京地裁前には、早朝から48の傍聴席を求めて1052人が列をつくった。

倍率は21・9倍だった。

       ◇

小沢氏裁判(3)4億円出どころは
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120110/k10015157561000.html
1月10日 13時10分  NHK

小沢元代表の弁護士は、土地を購入する際に用意した4億円の出どころについて質問しました。法廷での主なやり取りの概要は次のとおりです。

[弁護士]手元にあった4億の現金は、どういうことから小沢さんの手元に存在したのか?

[小沢元代表]私の場合、現金でずっと以前から所有していました。元の現金の多くは、両親からの不動産と現金の相続により取得したものです。自分で本を出して、印税などの収入もかなり得ました。40数年間、議員報酬も得ていました。自分なりにそれなりの現金を持っていました。

[弁護士]相続した不動産はどこの不動産か?

[小沢元代表]1か所ではなく、40何年も前の個人的なことなので、言う必要もないと思いますが、文京区湯島の自宅、ほかに都内の土地、また、水沢の自宅等々でございます。

[弁護士]湯島の自宅を売って、世田谷のを買って、差額が手元に残ったか?

[小沢元代表]はい。たまたまバブルのはしりで、湯島は母の意向で転居したが、高く売れました。世田谷はまだそれほど高い値段ではなかったので、相当額の資産が残りました。

[弁護士]それの差額は手元に置いていた?

[小沢元代表]はい、あります。

[弁護士]それ以外は?

[小沢元代表]ある銀行に預金していたもので、金融危機のときに解約して、そのときのお金を手元に置いていた。それと合わせて、親から譲り受けたものと合わせて手元に置いていました。

[弁護士]それは、小沢さんがみずから銀行で、それらの資産について精査しようとしましたか?

[小沢元代表]はい。手持ちのお金だったので、この事件が起きて、事情を話すことになったので、手元のものは、客観的に話すことは不可能なので、金融機関に何か記録が残っていないか、調査を要請したが、古いことなので記憶にないと言われた。

それでも頼んで、断片的に情報を入手した。

しかし、入金出金欄にあるもので、私にも分からないものが多く、金融機関に聞いても分からないことが多かった。

また、それでも、最小限自宅の売買で最後に残ったお金は、銀行の帳簿にもあったし、私が病気になったあとに家族名義で作った口座にあったお金は確認できた。

それは、世間で知られているものよりも多いものです。

[弁護士]小沢さんはそれらの銀行関係の書類を持っていたんですか?

[小沢元代表]何十年も前のことなので、私の記憶はまったくございません。

[弁護士]検察の捜査でそのようなことを聞かれたか?

[小沢元代表]検察の捜査では、資料だけでなく、銀行なども捜査したような口ぶりだった。それは強制したような感じで言われた。

[弁護士]検察は具体的なことを聞いてきたのですか?

[小沢元代表]どこで受け渡しがあったのかとも聞かれた。最終的に「ここじゃなかったんですか?」などというように、現実に受け渡した行員の話もとってきた、というようなことを言われたので、「ああそうか」と言ったと思います。

[弁護士]検事から、不正に秘匿した金とは、聞かれませんでしたか?

[小沢元代表]ありました。それが目的で聴取をしたと感じました。

[弁護士]金のやり取りについては、いわゆる不正な金が入っていたり、入るあてがあったのではという類の質問をされました?

[小沢元代表]検事はおかしな、ばかげた推論をするものだと思いました。

ゼネコンからそのような不正な金は一切もらっていないと言いました。

何問か質問がありましたが、私はそんなこと全くありませんと答えました。

水谷建設の話も出た記憶がありますが、「私の秘書ももらったこともないと確信しています」と検事にも答えたと記憶しています。

[弁護士]検事が調べても、不正な金が何も出なかったのか?

[小沢元代表]私と家内の資産、ほとんどすべてを調べ尽くしていると感じた。

(前田元検事の)証言で、ゼネコンを捜査しても何の不正な金もないと証言しています。

いずれにしても、そのような不正な金は一切もらっていないと答えました。

私の答えに、検事は特別の反論はありませんでした。

[弁護士]ゼネコンからの金はもらってないのか?

[小沢元代表]はい。

[弁護士]新進党の解体など、政党の離合集散の過程で、残った金が小沢さんの手元に来て、それが4億の原資になったということはあるか?

[小沢元代表]政党の金はすべて公金なので、そのような個人でどうこうできるものではないと思います。

[弁護士]実際は?

[小沢元代表]新進党で100億以上の金があった。各グループ、党は人数に応じて公正に分配しました。

[弁護士]自由党が合併したあとは?

[小沢元代表]持参金を持っての合併でもないという意見があったので、同じ志を持つ同志のために使うことになりました。

私自身は個人で一切、手をつけていません。

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コメント

01. 2012年1月10日 22:06:16 : oXjyYrHR4I
>「共謀共同正犯」
 これは検察とマスコミの事だ。


03. 2012年1月10日 22:58:16 : T4gppeO0hI
小沢潰しに狂奔する大マスコミこそ、小沢妄想ねつ造事件の主犯だ。
彼等は、日本せの歴史上、例を見ない極めて悪質な政治謀略事件を主導し続ける。
検察を唆して検察を暴走させ、国民洗脳で小沢潰しの世論作りをし、検察審査会を悪用して強制起訴に至らしめた。
いまや、日本国家のガン細胞になっている一部のマスコミ。彼等が、政治陰謀を主導し、中心的な役割を果たしている。
小沢一郎だけでない、今後も多くの国民が、彼等のねつ造や世論操作の暴挙によって人生を終えていくだろう。
厚顔無恥で国民の敵とも言うべき彼等は、時の経過が重大な誤りを指摘しても、決して自己反省はしない。
そして人権侵害された国民に謝罪もしないし、一切、責任を負わないだろう。


04. 2012年1月10日 23:11:41 : b83TF6EHu6
>>2
産経のインタビューは散々ネタにされているが、
小沢の父親は吉田茂の側近、大臣だった大物政治家。
相続税の脱税など考えられない。
小沢が昭和58年のインタビューで言っているのは小沢の父親が死んだ40年代の話で、
その当時の事実としては住んでいる家、使っている事務所以外の遺産らしい使えるカネがなかったということだろう。
地価もまだ安かった時代だ。
その後60年代にバブルの走りで都内の地価が異常上昇し始めた頃、土地を売ったら大きな金になった、思わぬ遺産ということだ。
父親の後に、母親の遺産も相続したのでそれも加わる。
そう理解できる。


実体なき政治団体設立は柴田元会長の意思だった

2012年01月10日 23時22分28秒 | Weblog
実体なき政治団体設立は柴田元会長の意思だった

[西松建設事件闇の真相・土建王国の生贄(ジャーナリスト・田中周紀)]
(日刊ゲンダイ)

社長退任後も西松建設の“ドン”として君臨した会長の柴田平(故人)の意向に沿って、1995年11月に設立されたダミーの政治団体「新政治問題研究会」(新政研)。

口の堅い西松幹部社員を会員にして、賞与に一定額を上乗せして支払い、上乗せ分を新政研の口座に会費として入金させる。

これが新政研の献金の原資になった。

ダミーの団体の設立は柴田に対する顧問(当時)の渕野正雄の進言に基づくもので、柴田から指示された専務取締役の国沢幹雄が経営企画部長の宇都宮敬に具体化を指示。

渕野と宇都宮で具体策がまとめられ、代表取締役会で承認された。

95年に約1100万円だった新政研の政治献金額は、96年になると約6600万円になり、他の政治団体に比べて目立って増加した。

献金を分散させる必要に迫られた西松は98年10月、「未来産業研究会」(未来研)を新設する。

カネの集め方は新政研と同じ。

西松の元幹部が証言する。

「検察側は新政研や未来研の設立について、柴田会長の指示を受けていた国沢専務が、実体のない政治団体による献金の手法を宇都宮部長から提案されて団体の設立を指示したなどと、国沢専務があたかも違法行為の主体であるかのように仕立てています。

しかし、団体設立はあくまで柴田会長の意思であり、代表権のない国沢専務は、あくまで手続き的に指示・了承したに過ぎないのです」

この元幹部は「柴田会長と渕野顧問が亡くなってしまっている以上、検察側は、後に社長になる国沢さんにすべてを背負わせるストーリーを作らざるを得なかったのでしょう」とニラんでいる。

◆国沢の社長就任は“棚ボタ”

経理畑出身ながら柴田の信頼が厚かった国沢は、99年6月に副社長に昇格し、03年6月に金山良治の後を継いで社長に就任した。

だが、ある西松関係者によると、国沢の社長就任は、金山が社内の権力バランスに配慮した結果であり、国沢にとっては“棚ボタ”のようなものだったという。

国沢に近いある関係者が証言する。

「金山社長の後任は側近の満下直紀副社長(施工本部長)とみられていましたが、土木営業本部長の宗沢修郎副社長や建築営業本部長の石橋直専務も有力な対抗馬でした。

『この中から後任を選べば後々の社内の権力バランスに禍根を残す』と考えた金山社長が、いわば“妥協の産物”として後任に指名したのが国沢さんだったのです」

「土木にあらずんば人にあらず」という企業風土の西松で、事務系の社長は国沢が初めてだった。

「現場一筋の前任者たちとは違い、国沢社長は工事や営業の現場に詳しくない。

柴田さんが得意とした政治家との付き合いも、柴田さんから紹介された大学の同窓生の二階俊博・元運輸相ぐらいで、それも巷(こう)間(かん)いわれているのとは違って何かを頼めるほど親しい関係でもありませんでした」(元西松幹部)

そんな国沢が選択したやり方は、自らが社長としてすべてを独断で決めるのではなく、万事を取締役会に諮って決める合議制だった。

前出の関係者は「工事を受注するかどうかについて、国沢社長は取締役会に諮って決めていた。

政治献金をどの政治家にいくら渡すかを決める権限も現場の営業本部長や支店長に任せていて、国沢社長は自ら進んで“ナンバー2”になる道を選んだ」と話す。

さて、次回は西松事件のもうひとつの側面、海外からの裏金の不正持ち込みについて触れる。

=敬称略

◇たなか・ちかき 1961年生まれ。
共同通信社とテレビ朝日で合計6年間にわたり国税当局を取材。
2010年にテレビ朝日を退社し、フリーに。
経済事件が専門。
昨年12月、本紙連載の「マルサの事件簿」をベースに「国税記者 実録マルサの世界」(講談社)を出版。

いかにも松下政経塾らしい発想の野田首相・・・[慶大教授 金子勝の天下の逆襲]

2012年01月10日 23時16分03秒 | Weblog
いかにも松下政経塾らしい発想の野田首相・・・[慶大教授 金子勝の天下の逆襲]
(日刊ゲンダイ)

消費税アップの執念

野田首相が年頭会見で「ネバー、ネバー、ネバー、ネバーギブアップ」とチャーチル首相の言葉を引用し、消費税アップに執念を示した。

「正しいことはブレない」とも述べた。

いかにも松下政経塾出身らしい。格言と政治家のスタイルだけお勉強しているのだろう。

政経塾OBには、民主主義のプロセスを通じて国民の願いを実現するという発想がない。

どうやら彼らは、むしろ国民が嫌がることでも遂行することが政治家の美学だと勝手に思い込んでいるようだ。

民主党は選挙で「消費税は上げない」と公約していた。

民主主義から見れば、「ブレっぱなし」である。

もちろん正当な理由があるならば、消費税を上げてもいいだろう。

そうならば、なぜ公約を変更するのか、国民にきちんと説明しなければならない。

まさか「ギリシャのようになるぞ」と脅せば国民が納得するとでも思っているのだろうか。

欧州債務危機は、ギリシャ国債、イタリア国債を持っている金融機関が傷んでいるのであって、日本とはまったく事情が違う。

内閣府の調査でも、国民の要望は「年金」「医療」など社会保障の改革が8年連続でトップを占めているように、多くの国民は、少子高齢化や家族の解体、非正社員の増加で社会保障制度がもたないと感じている。

だからこそ「社会保障と税の一体改革」だったはずだ。

なのに、社会保障改革でも、公約にあった年金の一元化も、非正社員対策や地域の医療崩壊を解決するプランもない。

母子家庭の子供の貧困を救う政策もない。

だが、ここでも説明がない。

「年金」「医療」といった社会保障制度の抜本的な改革をやらなければ、たとえ消費税を10%に上げても、いずれ制度がもたなくなり、また消費税を上げなくてはならなくなる。

財務官僚に従って、ただ消費税をアップさせる野田首相のやり方は、ツケを先送りさせているだけである。

こんな「一体改革」を、なぜ「正しい」と言え、「ブレていない」と言えるのか。

野田首相がブレていないとすれば、代表選前に大連立をほのめかしていたように、政権交代前の自民党の政策に限りなく近づいていくという点だけである。

確実に日本は壊れていく。

辻恵議員への奇っ怪報道 検察特捜部「解体」論者だから狙われたのか

2012年01月10日 23時12分08秒 | Weblog
辻恵議員への奇っ怪報道 検察特捜部「解体」論者だから狙われたのか・・・(日刊ゲンダイ)

昨年末に不可解な事件報道があった。

民主党の辻恵議員(63、大阪17区=写真)に東京地検特捜部が重大関心を寄せているというものだ。

弁護士でもある辻議員は、業務をめぐって09年に民事訴訟を東京地裁に起こされた。

中身は複雑で国民が理解できるものではないが、今月30日に判決が出る。

是非はその判決を見るしかないが、問題はこの訴訟をめぐって昨年9月ごろから、地検特捜部が関係者の聴取を始めたことである。

民事訴訟になぜ特捜部がクビを突っ込むのか。

今月判決が出るだけに、不可解なのである。

しかも、辻議員が反論会見を開いた直後には「特捜部は辻議員の立件を見送る方針」なんて報道もあった。

奇妙奇天烈である。そこで辻議員に聞いてみた。

「報道されたことは心外であり、犯罪にあたる事実は全くない。

それなのに、なぜ地検特捜部が時期はずれの捜査を始め、新聞が騒いだのか。

ずっと特捜部解体論を提言している私が煙たくてしょうがないのでしょう。

それで民事裁判にかこつけて牽制してきた。恣意的で政治的な動きで許せません」

◆小沢側近へのイメージダウン戦略

辻議員は民主党の「検察のあり方検討ワーキングチーム」の主力メンバー。厚労省の村木元局長の冤罪事件で明らかになった検察特捜部の暴走を防ぐ改革案を昨年8月に提言し、その実現を党に要請している。

それに対する圧力が今回の特捜部捜査や報道だとしたら、本末転倒、言語道断だ。

「辻議員は、小沢元代表の側近として有名で、小沢裁判もサポートしている。

小沢裁判ではどんどん検察の悪事が発覚し、今年4月に無罪判決が出たら、解体論に拍車がかかるのは間違いありません。

それで検察としては焦っているのでしょう。

しかも小沢元代表が復権した折には、辻議員が法相候補に目されているだけに、検察はここで“天敵”にダーティーイメージを刷り込んでおきたいのですよ」(民主党関係者)

謀略の小沢弾圧捜査は、周辺をも巻き込んで支離滅裂になっている。

小沢 4億円原資は「遺産と印税」

2012年01月10日 23時08分25秒 | Weblog
小沢 4億円原資は「遺産と印税」・・・(日刊ゲンダイ)

注目の被告人質問は、午前10時に幕を開けた。

小沢元代表は口を真一文字に結び、厳しい表情で入廷した。

ダークスーツにピンクのネクタイ姿。証言台のイスに腰を落ち着かせると、裁判長の顔をまっすぐと見すえ、主任弁護人の弘中惇一郎弁護士の質問に淡々と大きな声で身の潔白を主張していった。

大マスコミの関心事である土地購入費用については、「購入を了解して手持ち資金の現金4億円を用立てた。

その段階で関与は済み、実務的、事務的なことは一切秘書に任せていたので分からない。

(陸山会との)貸し借りの認識はなかった」と証言した。

4億円の原資は「多くは両親から相続した不動産や現金。

不動産は1カ所だけではない。

売却したのは東京・文京区の湯島の自宅、都内の別の土地、岩手・水沢の自宅等だ。

バブルのはしりで、たまたま高く売れた。

他には出版した本の印税、四十数年間の議員報酬などもろもろのカネだ」と詳しく説明し、水谷建設からの裏献金については「検事はバカな推論を重ねるものだと思った。

不正な金は一切もらっていないし、私の秘書がもらったということもない」と全面否定した。

冒頭には政治団体の運営について、「秘書の自主的判断でやってもらっていた」「任せた仕事について、いちいち検証し、干渉していたのでは任せる意味がない」と関与を否定。

「私の関心事は天下国家のことで、それに全力を傾注する日々を送っている」と強調してみせた。

最大の焦点である収支報告書の記載について、元秘書からの報告・了承についても「全くない」と、「共謀」を改めて強く否定した。

午後には検察官役の指定弁護士側の質問が控えており、追及に小沢がどう答えるかが、今後の裁判の行方を占うことになる。

この日の東京地裁前には、早朝から48の傍聴席を求めて1052人が列をつくった。

倍率は21・9倍だった。

野田内閣 ゾロゾロ外遊で税金ムダ遣い

2012年01月10日 23時03分38秒 | Weblog
野田内閣 ゾロゾロ外遊で税金ムダ遣い・・・(日刊ゲンダイ)

問責隠し改造でバレた

◆“更迭大臣”はモンゴルに

13日に内閣改造を計画している野田政権。

一川防衛相と山岡消費者相の“問責コンビ”の更迭をカムフラージュする閣僚交代だが、この一件で露呈したのが、閣僚たちのすさまじい外遊ラッシュだ。

藤村官房長官が13日の閣議への出席を指示したことで、日程変更した大臣がゾロゾロ出てきた。

改造がなければ、みんなノホホンと海外でほうけていたワケである。

開いた口がふさがらないのが“改造の主役”の一川だ。

11~13日に予定していたモンゴル訪問を12日帰国に前倒し。

きのう(9日)慌てて日本を出発した。

防衛協力を強化する覚書を交わすのが目的というが、更迭秒読みの大臣に来られては、モンゴル政府も迷惑だろう。

古川経財相や平岡法相も外遊日程を調整しているほか、自分の交代はないと知っているのか、きのう出国した枝野経産相は予定通り15日までインド、タイ、ミャンマーを歴訪、自見金融相も14日まで訪米する予定だ。

国内には難題が山積しているのに、新年早々、そろいもそろって外遊とはいい気なものだ。

元外交官で評論家の天木直人氏がこう言う。

「昨年は大震災のせいで外遊を自粛した大臣も多かった。

それで、通常国会が開かれる24日までに、駆け込みで外遊に出かけようというわけでしょう。

もちろん、こうした外遊のほとんどは物見遊山です。

そのために大勢の役人や大使館が世話をしなければならない。

マスコミに食事を振る舞う大臣もいるが、これらのカネは機密費から使われます。

今回の改造で国民の知らない外遊がバレた格好ですが、“財源がない”“増税だ”と言っている野田政権が、最も税金のムダ遣いをしているのだから呆れます」

昨年11月、隣国の中国を訪問するのに1200万円かけてチャーター機を用意した玄葉外相の例もある。

本当にこの政権はインチキばかりだ。

ついでに言うと、自民党の谷垣総裁も東南アジアを訪問中。

党内からは「なぜこの時期に行く必要があるのか」と批判が噴出している。

この国の政治家は、どいつもこいつも腐り切っている。

独国債、初のマイナス金利・・安全資産に買い集中

2012年01月10日 21時49分37秒 | Weblog
独国債、初のマイナス金利・・安全資産に買い集中

 【ロンドン共同】ドイツ政府が9日実施した満期6カ月の新規発行国債の入札で、

落札利回りがマイナス0・0122%になった。

発行済み国債の流通市場ではマイナス金利がつくことは珍しくないが、

ドイツの新規国債の入札では初めて。

欧州債務危機の深刻化を受け、安全資産とされるドイツの短期国債に

投資が集中したため、異例の事態となった。

国債では政府が利息を払って資金を借りるのが通常だが、マイナス金利になると、

逆に投資家が金利相当分を負担して国債を保有する形になる。

(共同通信)

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コメント

問題は、ギリシャとイタリア

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スペイン国債入札、周辺国債への需要占う試金石に

 [マドリード 9日 ロイター] 今週12日にスペイン政府が実施する国債入札が、ユーロ圏周辺国債への投資家の需要を占う今年初めての大きなテストとなりそうだ。同入札では借り入れコストが引き続き高水準になると予想されている。また、翌13日にはイタリアの国債入札も予定されている。

 ユーロ圏債務危機解決への道筋がまだ定まらない中、スペイン財務省は新発3年物ベンチマーク債を含む3銘柄の入札を実施し、40億─50億ユーロを調達したい意向だ。他の2つの銘柄は2016年償還債のリオープン。

 スペインは昨年12月30日、財政赤字削減に向けて歳出削減と増税による約150億ユーロの追加策を発表したが、既に予想を上回っている公的赤字への懸念は緩和されていない。ただ、アナリストはスペインの入札が順調に消化されると見込んでいる。

 クレディ・アグリコルのストラテジスト、ピーター・チャットウェル氏は「12月と同様、順調な入札になるとみている。絶対的な鍵となる国内銀行からの需要は依然として良好だ。ただ、今後数カ月間も同じ状況が続くかどうかはまだ分からない」と述べた。

 欧州中央銀行(ECB)が12月に実施した初の3年物オペで5000億ユーロ近くの流動性を市場に供給して以来、欧州の銀行の手元資金は潤沢で、ECB供給資金の一部は短期債購入に回っている。実際、スペインとイタリアが昨年末に実施した短期債入札では借り入れコストがほぼ半減した。

 13日のイタリア国債入札では、12月にECBから約2100億ユーロを調達したイタリアの銀行が買いの主体となる見通しだ。詳細は10日まで不明なものの、イタリアは3年債を入札するほか、既発債のリオープンを行う可能性もある。

 国債買い入れプログラムを通じて周辺国国債を買っているECBも両国の支援に回る可能性がある。


江川紹子さん・・・傍聴記・・・午後

2012年01月10日 21時16分21秒 | Weblog
江川紹子さん・・・傍聴記・・・午後

1月10日・11日。 小沢元代表裁判 被告人質問 東京地裁

amneris84 安い報酬で、ものすごく手間がかかり、しかも実りの少ない役割を誠実にしている指定弁護士を批判するなら、しっかり取材して言ってみぃ〜という気がする。
15分前

amneris84 指定弁護士の質問が甘いとかよく言うにゃ。これだけ材料がない中、どれだけ努力して工夫して、役割を果たそうとしているか、ひしひしと感じた。指定弁護士の責任じゃない。そもそも検察が組織をあげても起訴する材料なかった事件について、3人の指定弁護士に何をしろと?
20分前

amneris84 あれ、また若狭氏
22分前

amneris84 テレ朝は、看板番組のキャスターやコメンテーターに、ちゃんと裁判の内容教えてないらしいにゃ〜
25分前

amneris84 指定弁護士は、こんな横柄な言い方してないよ
30分前

amneris84 テレ朝の絵は全然似てないにゃ。
31分前

amneris84 マスコミは4億円の原資についての説明が変遷していると言うが、マスコミ側の方が「土地代金の原資」と「小沢氏提供の4億円の原資」を混同してないか?
32分前

テレ朝を見ながら
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amneris84 材料なくて、それ以上できないという苦しい状況が見て取れた RT @chuben_ben 評価の押し付け。反対尋問のタブー。@amneris84: (指)は「普通…だろう」という常識論で報告や了承を認めさせようとするが(後略)
5分前 chuben_benへの返信

amneris84 「過不足なくちょうどいい程度に関与を否定する」ってどうやるんですかね(笑) RT @mayutate NHKで若狭弁護士が「必要以上に 関与を否定していて怪しい」と言っていましたが江川さんはどう思いますか?
7分前 mayutateへの返信

amneris84 小沢氏、(指)の尋問に時折いらだちを露わにしたり、語気を強めたりするところはあったが、感情的になって余計なことを口走るでもなく、無難に初日の被告人質問を終えた感じ。新事実が出てくるわけでもなく、異議バトルも2回くらいで、傍聴席にもちらほら居眠りする姿もある午後の法廷でありました。
8分前

amneris84 @sasuke0907 指定弁護士は、そうやって追及するのがお役目だから。
12分前 sasuke0907への返信

amneris84 ただ、弾劾するための材料がないので、(指)は攻めあぐねている。これまでの裁判でも、大室弁護士は傑出して鋭い尋問をしているが、材料がなければ…やはり無理筋の事件という感じ RT @motoken_tw 尋問の基本の一つ。
15分前 motoken_twへの返信

amneris84 (指)は「普通…だろう」という常識論で報告や了承を認めさせようとするが、小沢氏に「政治家と秘書との関係は違う」「私にはそんな暇はない」と否定されて終わり。(指)に攻める材料がないのがありあり。無理もない。検察が組織を上げても、小沢氏を起訴できる証拠見つけられなかったのだから。
18分前

amneris84 本件土地の購入について、「契約を結んだ、決済はいつです、というのは秘書から報告があってしかるべきだと思うが」の(指)の問いに、小沢氏は「そうは思いません。金を用立てたことで私の行為は完結している」と反論。
20分前

amneris84 弁護人は、「(指)の質問は、調書の引用が正確でない、誤導だ」として異議申し立て。激しいやりとり。小沢氏は「改革フォーラムの平野さんにお願いして出していただいた。手続きが遅れたので自分の手持ちのお金を一時的に出した」などと説明。同フォーラムの出金については「私は関与していません」と
24分前

amneris84 小沢氏は、事後的に第四区総支部を迂回させたとする指摘を否定。(指)はこれに関する小沢氏の供述調書が最初は「全く分かりません」となっているのに、2回目の調書では説明がされていると追及。小沢氏は「勘違いしていた」と釈明。(指)「わずか半年前のこと。何をどう勘違いしたのか」と糾問。
29分前

amneris84 (指)は、H21の総選挙で、陸山会が民主党の候補者に500万円ずつ寄付したことを問題視。その金の多くが、改革フォーラム21から民主党岩手県第四区総支部を経て、陸山会に流れていることを指摘。同支部を入れたのは法律違反にならないよう、事後的に池田秘書と話し合って決めたのでは、と追及
33分前

amneris84 政治団体の資金と個人の金は峻別していた、とする小沢氏の弁に対し、(指)はかつて「最大の友人であり、同志であり支援者」とする人物から預かった金を、石川秘書が陸山会の口座に一時的に入れたことを指摘。「これは例外か」と問うも、「その金はすぐに戻して陸山会の金とは混同していない」と小沢氏
36分前

amneris84 指定弁護士=(指)は、大久保秘書が報告書作成に全く携わっていないことは、陸山会の規約に反するのでは、と追及。小沢氏は「結果として規約通りではなかった」としながら、「実務を担当する物が方の趣旨に則って経理をやっていればよい。会計事務は普通の読み書きと計算ができれば十分可能」と
41分前

amneris84 小沢氏は、年月日を覚えるのが苦手らしい。「何年に何何がありましたね」と聞かれても、「年代のことは分かりません」。弁護人、指定弁護士双方からの質問で、年月日を答えられたのは初当選の日だけ。昭和44年だが「12月27日、これだけは覚えています」と小沢氏
約1時間前

amneris84 その後、証拠に出ている26通の書類に書かれた小沢氏の記名や印鑑について、小沢氏が自署したのか、自分で判子を押したのか、など確認。さらにその書類を見たのかどうかを確認。小沢氏は、印鑑は実印も銀行印も秘書が使えるようにカギのかかっていない机に入れてあり、自分は押してないと述べた
約1時間前

amneris84 午後、指定弁護士は初めに午前中の小沢氏の話を整理。秘書からの報告など「ありません」と答えた部分は、「記憶ないだけでなく、絶対ないと言い切れるのか」などと1つひとつ細かく詰めた。絶対ないと言った部分で1つでもそれに反する事実が出てくれば、小沢発言は信用できないと印象づける作戦か?
約1時間前

小沢の「表舞台」復帰に恐れおののく朝日社説

2012年01月10日 19時36分02秒 | Weblog
小沢の「表舞台」復帰に恐れおののく朝日社説・・・(永田町異聞)より

朝日新聞は小沢一郎復権によほど恐怖を感じるらしい。

小沢一郎氏の被告人質問について書いた1月9日の社説は、わなわな震えるような筆致で、書き手に同情をおぼえるほどである。

「私たちは小沢氏に対して繰り返し、国会で説明責任を果たすよう求めてきた。

ところが、氏は国会に出ていくことも、記者会見での突っ込んだやり取りも拒み続けた」

まことにみごとな恨み節からはじまった。

「私たち」という何者かが求めた通りにしない小沢氏はけしからん、というのである。

小沢氏はフリージャーナリスト、外国人記者らにも開放してたびたび記者会見を開き、説明してきたと思うが、何が不足なのだろう。

記者クラブ員だけの特権的密室記者会見に応じないのに腹が立つのだろうか。

続く記述に移ろう。

「土地取引の原資になった4億円は、どんな金なのか。

支援者からの浄財だ、銀行融資だ、個人資産だと説明が二転三転したのは、なぜなのか」

4億円ものカネがどういう流れで小沢氏のもとにやってきたのかを一括りに語れという。

おそらくその中には「支援者からの浄財」もあれば、「銀行融資」もあれば、「個人資産」も含まれているのだろう。

カネが口座に入金するたびに全額引き出して、これはどういうカネか色か印でもつけてタンス預金しておけば、区分けができ、どの種類のカネが残っていたかも確認できる。

しかし、それを使うさいに、どの色のついたお札を使ったか記録しておかねば、朝日新聞や検察当局のご要望に応えられないのではないか。

そういう考え方をしない理由があるとすれば一つしかない。

4億円全額が、どこか1か所からこっそり手渡されたはずだと邪推する場合である。

つまり、小沢氏が4億円の裏献金をもらったと思い込んでいるか、そう思いたいか、どちらかだ。

人の先入観とか希望的観測というのは脳内からちゃんと文章となって出てくるから面白い。

…いやまてよ、そうではないかもしれない。

ちと人が好すぎる解釈をしてしまったのかもしれぬ。

裁判で小沢氏が被告人質問を受けるのにさいして、その直前に、さんざんこれまで吹聴してきた小沢悪玉論をいまいちど蒸し返し、ぶち上げることで、裁判官に圧力をかける効果を狙ったのかもしれぬ。

だとすれば、朝日新聞、おぬしも相当ワルじゃのう、ということになる。

しかし、次の部分はあきらかに小沢復権恐怖症候群がみてとれる。

「このところ小沢氏には、4月に予定される判決の『その後』を見すえた動きが目立つ。

本人の刑事責任の有無は裁判所の判断をまつほかないが、忘れてならないのは、元秘書3人がそろって有罪判決を受けているという重く厳しい事実である。

その政治責任、監督責任を棚上げにしたまま表舞台に立とうとしても、多くの有権者が納得するはずがない」

これは何を言わんとしているのだろうか。

「4月に予定される判決の『その後』を見すえた動きが目立つ」「表舞台に立とうとしても、多くの有権者が納得するはずがない」。

どうやら朝日も、無罪判決が出ることを予想し、「だからといって復権できると思うなよ」とクギを刺しているようにみえる。

その理由として、証拠もなく裁判官の「推認」「推測」だけで小沢の元秘書3人を有罪にした判決を持ち出し、「重く厳しい事実」とその裁判史上の汚点ともいうべき出来事を賛美しているのである。

小沢氏への恨み節からはじまって、4億円一色論でなじり、金権政治家イメージをふりまいたうえ、奇怪な元秘書有罪判決をもって、小沢の「表舞台」復帰はまかりならぬと、上から目線で断じてはばからない。

この感情過多で空威張りの過ぎる論説に、再販制や記者クラブ制度などに守られた大商業新聞の特権が、小沢という危険な男にぶち壊されないかと恐れおののく守旧的新聞人や経営者らの姿が浮かび上がってくる。

詐欺師どもの騙しの手口 (2)

2012年01月10日 19時26分59秒 | Weblog
詐欺師どもの騙しの手口 (2)・・・(飯山一郎)より

高価な浄水器や空気清浄機を狡猾・巧妙に買わせるための騙しの手口。

その一つが…、

塩をアルコールの直火(じかび)で焼いてつくる“焼き塩”だった。

このインチキ・デタラメな「神秘性」を、まともに信じてハマっていた

「神助」という青年がいた。

神助クンは性格のE男なんだが、ネットを使って“焼き塩”を大宣伝の結果、

ネット内の大勢の会員が、アルコールで塩を焼く“焼き塩信者”になった。

その“焼き塩”の効能は、まさに神秘的なほど素晴らしかった。

“焼き塩”を溶かした水に、ビニール袋に入れた野菜を漬けると、なんと!

塩水に触れないのに、野菜がシャキッと新鮮になる! これは凄い奇跡だ!

“焼き塩”は凄い! “アルコール焼き塩”を発明したテネモスも凄い!

などとネット内は大変な盛り上がりだった。

よーするに「神助ネット」は、“焼き塩の奇跡”によって洗脳されていたのだ。

この洗脳された「焼き塩信者」たちを“開放”するため、私は非常に苦労した。

「“焼き塩”なんてモノは神秘でも奇跡でもない!」 …このことを説明する

ために、私は発作的に文章を書いて、「神助ネット」の会員に読んでもらった。

この文章の効果は、見事というか、抜群であった。

神助クンも、最後には、

「私は洗脳されていました! 飯山さんの文章を熟読して、目覚めました!」

と告白する文章をネット内にアップした。

誠に、めでたし、めでたし、である。

この話が反響を呼び、「紳助を説得した文章を読ませろ!」という注文が多い。

そこで、その文章を以下に公開したい。けっこう面白い内容だ。

とくに、“焼き塩”を溶かした水にビニール袋に入れた野菜を漬けると、野菜が

シャキッ!と新鮮になる! …これが何故なのか? をキチンと説明した文章だ。

どうか、どうぞ、ご笑読のほど。 ↓

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『菌たちのコミュニケーション能力について』

10年位前かな? 東大の何とか生物研が、こんな実験をした。

AとB、2つのフラスコに元気のE光合成細菌をいれておく。

先ず、フラスコAに硫酸を2~3滴たらす。

フラスコAの光合成細菌は硫酸を浴びたので、息も絶え絶え…。

もがき苦しむ。死んでしまう菌体も続出する。可哀想に…。

次に、フラスコBを、フラスコAの近くに引き寄せる。

そうして、AとBの間が、1mから30cmの距離になった時だ。

なんと! フラスコBの光合成細菌が、もがき苦しみ始めたのだ。

光合成細菌特有の色素の色が薄れてゆき、フラスコBの菌たち

も活力を失ってしまった…。

フラスコAとBは、強靭なガラス瓶である。

その強靭な2枚のガラス板に隔てられているのに、フラスコBの

菌たちは、フラスコAの危険を察知したのだ。

あるいは…、

フラスコAの菌たちが自分たちの危機を情報発信したというのか?

この理由は、言わない。

神助は、これをオカルチックに考えて、フリーエネルギーがどうの

こうのと、神秘主義におちいってしまう。

次のようなコトもある。私のカネ儲けに関するコトだが…。

巨大な都市型の汚水処理場。

好気性微生物と言われる菌たちが、汚水中の汚れ物質を食べて

水を浄化している。

ところが、季節の変わり目などに、菌たちが弱ってしまい、病気に

なって、バルキング(膨満現象)を起こす。

当然、汚水の浄化も悪くなり、汚水処理場係員たちも大弱り。

大量の薬品を投入したり、酸素の曝気量をあげたり、栄養剤を混ぜ

たりするが何をやっても駄目。事態は全く改善されない。

そこで飯山方式だ。どんな方式なのか?

貯水量何十万トンという巨大な汚水処理場。この最初の流入槽に

わずか7~8トンの元気な乳酸菌・光合成細菌主体の発酵菌液を

一気に投入する。

すると、どうなるか?

7~8トンの発酵菌液が、まだまだ下流のほうにな全く流れてない

のに、ずーっと下流の槽に棲息している病気になった好気性菌が

元気になっていくのだ。

厄介なバルキング現象も解消していく…。めでたし、めでたし!

しかし…、

なぜ? どうして? このような不可思議なコトが起きるのだろう?

答えを言おう!

菌たちにはコミュニケーション能力があるのである。

「大変だ!硫酸をブッかけられてしまった!苦しくて死にそうだ!」

とか、

「おーい! 凄く健康にE、最高品質の乳酸菌が流れて行くぞー!」

とかと情報を発信しあっているのだ。

菌たちが情報交換に使っている媒体は、一体どんなものなのか?

神助が考えるようなオカルチックで神秘的なモノではない!とだけ

今は言っておく。

焼き塩もそうだ。

塩を焼くと、塩化マグネシウムが酸化マグネシウム(MgO)になる。

MgOは吸収しやすいので、野菜などの植物は、ノドから手がでる

ほど欲しがる。

実際に欲しがるのは、野菜の表面細胞に棲息している菌たちなの

だが…、

この菌たちは、ガラスの板やビニールの膜があっても、MgOがある

ことを察知してしまうのだ。

こういった菌たちの世界のイロハ、ABCが分からないヒトは、やや

もするとオカルチックになり、エセ神秘主義を信じて、そのあげくは

詐欺商品を売るための神秘的に見える手品に騙され、ヤケに高い

浄水器を買わされるとゆーことになってしまうのだ。

あーーー、なさけない!

もーーー、神助みたいなオカルト馬鹿には付き合っていられない!

バーーーイ!

飯山一郎夜狸