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coffee culture (コーヒー文化)

2023-03-12 | ◆正法焙煎眼蔵
Coffee Culture


■ この日本に「コーヒー文化」、そんな形而上的なものが、存在するのか?しないのか? それをただコーヒーの歴史と呼ぶなら存在するのだろう。

そして、その歴史の流れは、時々、何かをきっかけに変化する。
黒船来航のような「スターバックス」で変わり。
コロナ過でも変わった。

同じ時期に付随する「コーヒー焙煎」も大きく変わったのは周知の通りだ。

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■ 大きな問題である。戦後の日本の社会、政治はアメリカに従属的にである。ネズミの化け物、ハンバーガー、コーラ、映画、スポーツなどを見渡せば良い。

少なくとも私が若い頃は映画もフランス、イタリア物が普通に見れたのに、今はHollyWood一辺倒である。(これでいいのか?)
その頃、巷の喫茶店に「アメリカンコーヒー」が有った。
自家焙煎はない時代だから、供給される焙煎豆の変わりようがないから、このアメリカンコーヒーの作り方はコーヒーをお湯で割るただそれだけ。薄くして量が多くなる。


■ コーヒー焙煎の観点から見れば
従来からのアメリカの焙煎はとても簡単で幼稚なものである。この伝統は今もずっと変わらない。
簡単に言えば「1ハゼ」を起点とする焙煎だから、指示だけ出せば誰でも出来る。水分が蒸発が少ない分、出来上がりが重い。(これで儲け)
俗に言う「浅煎り」という代物である。今の日本の「カフェ坊」のコーヒー焙煎はアメリカの「浅煎り」の従属的な模倣であることは間違いない。

■ さて、「サードウェーブ」とは何か? これは【スマートフォン】【Meta】などの成果物である。商社からの買い仕入れが、それを通して「農園の検索」「映像による確認」「決済」「流通」までが個人で、手の中で完成する。
アメリカ国内では相も変わらずの【単純な1ハゼ】主義だが、原材料が飛躍的に向上したから、結果は【いい香り】と【美味しい酸味】が出てきた。

■ スタバに代表される従属的文化の日本の土壌で、この【美味しい】が抜け、或いは【誤訳】か、ただの【酸味】と勘違いされているのは【ベルリン】も同じ状況。

よって、エスプレッソなどは【イタリアでは絶対にない酸っぱさ】
それに砂糖を入れる飲み物なのに、入れないのが本式と勘違いしている。

高級なエスプレッソマシンを自慢する店舗で、ほとんど【Espresso】が注文されないのはおかしな話だ。爆

■この歴史が浅いアメリカの焙煎の対極にあるのがいわゆる【ヨーロッパ】の珈琲焙煎である。17世紀からコーヒーハウスがある社会。そしてコーヒー豆を植民地内で持っている社会はもう少し成熟した文化があります。
珈琲焙煎も、高度に発達した焙煎機と共に、
【2ハゼ】を中心とした焙煎であろう。


■ 偽物を【本物】と思い込んだ時点ですべて終わり。
さて日本にエスプレッソをもたらしたのはアメリカのスターバックスであるのは疑問のないところで、しかしそれは西海岸のシアトルで考えたイタリアのようなものを再度日本に輸出したものである。ここから沸き上がったものが日本のエスプレッソの始まりとすれば、これはもう悲劇を通り越して喜劇である。


■ 何をどう思うかは自由だが、知識を深めることだ
エスプレッソは何かと考えた場合に、イタリアで学ぶべきであると私は単純だから思う。アメリカに従属的な日本の文化圏ではそれは許されないのか
日本で飲むようなエスプレッソはおよそイタリア国内では飲むことができない。

エスプレッソは美味しい飲み物であるが、日本国内では罰ゲームのような苦行に近いので、繁盛店でも実際はカフェラテが殆どだろう。

■エスプレッソが主に出る店が私達の求めるものだし、実際にそうなっている。イタリアを模倣せよという話ではない。しかし、それが最初の通過点ではあるべきだ。
本物を学ぶにはイタリアに学ばなければならないが、日本はアメリカからの【偽モノ】からを学んで、一般消費者はそれを好んでいる点では商業的には大成功である。(スタバの成功)

椅子席でまったりする従来からの喫茶スタイルに近いのも「要因」であろう。


■ 従来の日本的な喫茶店の焙煎豆は、いわゆる【ロブスタ】も使ったので、かなり深煎りである。これも単純な話です。
【アラビカ種】とは違うものを戦後コーヒーだと思わされ「通」ぶって飲んでいます。

■ 世間一般を見渡せな、コーヒー豆は
「浅煎りすれば柑橘系を思わせるフルーティーな香りと、深く焙煎すればチョコレートのようなコクが出る」と全部の説明を、これをアレンジを変えて表現している。
つまりは、「香り」を出すには【浅煎り】だと誘導されている。それはアメリカ式【1ハゼ】を基準としているからだ。

当講座店舗で、全国で【華やかな香り】で多くの店舗が自信をもって提供しているのは【2ハゼ後10秒】販売は【焙煎後3週間以後】である。
浅煎りではないのだ。

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■ 目(雑誌)と耳(スマホ)で焙煎しているのではない。
【舌】で確認して焙煎している。
ドリッパーも同じである。だから紙が必須であるから【V60】は使えない。
雑誌で評判なのは、広告主だからである。

当講座では誰でも出来るアホな【1ハゼ】は教授していません。インドモンスーンの超浅煎りなら電子レンジでも出来ます。(インドは水に浮きます、「カフェ坊」の自慢に騙されないように)

ノーマルのR-103,105では絶対に無理だと思います。

絶対です。

改造ではないです。考えることです。
【頭】で考えることです。講座で授業しております。
V60本気で信じてるような人は無理です。申し訳ないです。
まず最初に自分自身が本物にならなければならない。
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■ 本気で【エスプレッソ】を学ぶなら、たった1日でも良いです。
イタリアに遊ぶことです。 日本の1年よりもイタリアでのたった1日で数倍の自信が付きます。本当です。 たった1日です。

■ 今年は募集しますよ~~~。



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