部品待ちしているあいだに、発電機の修理依頼が入ってきたため
後回しになっていたK50の排気漏れ修理を開始した。
排気漏れよりもヘッドガスケット交換の方が重要項目であった。
ヘッドのナットが錆びていて、今にも舐めそうな感じだったので
一緒に注文したのだが、届いたナットはサイズが違っていた。
返品云々していると更に時間がかかるし、そのまま持ってい
ても何かに使えるので、持っていることにした。
結局代わりのナットをネジ箱から探して調達したので、初め
からそうしていれば、余計な費用がかからなかった・・・
ガスケットを組む前に、シリンダーの具合を確認しておいた。
今まで手掛けてきた2サイクル車はかなりの確率でシリンダーや
ピストンに傷があったが、これはとても綺麗な状態だった。
クロスハッチもまだ残っているくらいなので、一度ボーリング
しているのかもしれない。
そしてその時に、手作りガスケットを組んでいた可能性が非常
に高い。
マフラーからの漏れは、エキパイとマフラー部の連結は、部品
が廃盤なので、マフラーバンテージで対応した。
フランジのガスケットは交換しなくても漏れがなかったので
そのまま続投とした。
メタルパテのようなもので、かなり派手に修正されているエ
キパイは、ピンホールがあるのか、若干の漏れが確認できた。
ここはアルミテープとマフラーパテで塞ぎ、上からバンテージを
巻いてインチキすることにした。
これで排気漏れはなくなったので、次はマフラーから出る煙の
量について確認する作業が残っている。
2サイクルなので、ある程度の煙は仕方がないところだと思うが
前のオーナーが言うように、少し多すぎるよいうな気もする。