或る双子座の日々

這是一個雙子座的生活日記。
つれづれなるままに

ヘアカタログ

2007年10月03日 | ハンガリー(役立ちメモ)
以前、紹介した美容室には、その後2回行きました。結論から言って、
前回体験した美容師さんがズバ抜けて良かったので名前を聞いて置けば
よかった・・・と。

そのため、「おお!!」という仕上がりではなかったものの髪は伸びる
・・・と自分なりに納得しました。

大満足とは行かなくても、シャンプーを受け、髪を切って念入りブロー
をかけてもらう、そのほんのチョットの間は家事・育児を離れられる
極上リフレッシュのときですから。

ただチップは、「日本人はコレで満足か」と思わせてはいけないので
20%はムリで10%載せにしました。

夫も一度行ったのですが、同じ美容師で失敗したので、この人だけは避
けたほうが宜しいでしょう。

ポパイの悪役みたいに長身で胸の厚い男性で、体の線が一目でわかる
白いコットンのカットソーがトレードマークのようです。

私の場合、オーダー写真ではブローでふっくらと後に流してあるのを
耳上でカットと勘違い。バッサリいかれました。夫の場合、伸びた髪
を短くしてもらいに行ったらソフト・モヒカン風にされました。
(夫は後で別な美容院で再カットしました)

なので、彼の後は、「必ず女性美容師で」と予約・カットしました。

持参した日本製ヘアカタログは、カットが終わってから「ちょっと
見せてください」と別なスタッフさんからお願いされたので、そのまま
お店に寄贈しました。日本のスタイルを少しでも研究してもらえれば
有難いですものね。

捨てられてなければ今もあるはずなので、ご興味のある方はお訪ねに
なると良いかもしれません。

前回同様、「すきばさみ」と「レザー」にバッテン印をつけた自作イラスト
を見せ、「耳下くらいまではマッシュルームのように丸いフォルムで短め、
耳の後から襟足にかけては髪を長めに残すのが日本の流行。伸ばしたいので
いっぱいは切らないで」と説明しました。

カタログ全体にサーッと目を通して「あ、ほんと、あなたの言うのと
みんなおんなじ」と。「いや、微妙に違うんだ、キミ。」と思いましたが
そこはあんまりうるさくいうのも・・・とつい控えてしまいました。

丁寧にカットのコツまで写真つきで載っていてもプライドが許さないのか
細部まではご覧にならない。一瞥してすぐ「わかったわかった」と。

実物を見たことが無いわけで仕方ないですが…この日の仕上がりは
この表現で伝わるか分からないのですが、少なくとも私の目には
韓国のサッカー選手さん、あるいは映画「酔拳」の頃のジャッキー・
チェンさんに見えました。

衝撃を受けましたが、夫が「それ、ハンガリーの女性で時々いるね。
そういう髪型のひと。いや、やっぱり、切った分だけ手入れしてる感じ
がいいし、そんなにも悪くないよ。」と完璧なフォローをしてくれて
気を取り直せました。

数ヶ月に一度しかなくても、伸び放題でひっつめスタイルにして
いるより、ハサミが入ってる感じがあったほうが気持ちよいなと。


ちょっと違うと思っても続けて通うのは、そうしないと日本女性の求めて
いる髪形が分からないままになってしまうから。当たった美容師さんに
丁寧に説明し、果敢に挑戦してもらって印象付けたほうが良いかなと。

アジア人女性客が圧倒的に少なくて経験を積めない限り、彼らの技術や
知識不足を問えませんよね。

気に入った美容室があれば、お名前を聞き、何度か続けてお世話になる
のが一番の方法のように思います。


MIRROR SZALON A SZEPSEGERT (MOM-Park, ground floor)
Phone: 487-5610
Opening hours: Everyday
   Monday-Saturday: 7 a.m. – 9 p.m.
   Sunday: 9 a.m. – 7 p.m.


関連記事:
Hair Cut 2 (2007-1-29)
Hair Cut (2006-11-20)
美容室事情2(2005-10-19)
美容室事情(2005-10-17)

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4 Comments

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Unknown (バラード)
2007-10-05 03:01:18
よくハンガリーの美容師さんの腕を批判する方がおられますが、なかなか満足のいく仕上がりにならないのはbudapestlifeさんのおっしゃる通り

>アジア人女性客が圧倒的に少なくて経験を積めない

からであって、決してこちらの美容師さんのレベルが低いわけではないと思います。
ですから、上の記事に書いておられるように

>お名前を聞き、何度か続けてお世話になる

には心から賛意を表したいと思います。
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Unknown (piglet)
2007-10-05 13:52:38
美容室問題、結構大変ですよね。
やっぱり、ハンガリー人というか西洋人とは髪質も量も違うので、美容師さん自体も勝手が違って戸惑っているのかもしれませんね。

日本人でも扱いにくいクセ毛の私・・・まだまだbudapestlifeさんのように果敢なチャレンジが出来ずにいます。

今は、長時間座っているのが心配なのと、バックスタイルのシャンプーがしんどいかも・・・と躊躇しているところです。
まだ、何とか自分なりに納得できる状態ですが、いつまでもつやら・・・
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バラードさんへ (budapestlife)
2007-10-06 05:32:41
ズバッとご賛同いただきまして、ありがとうございました。実は、最近読んだエッセイにあった「美容室にお直しのお願いに行くのは悪いことじゃない」というフレーズがきっかけです。どこがどうまずかったのかフィードバックされない。だから「一番困るのは、何も言わず2度と来てくれないお客様。」とあって、「ふーむ」と。ココでハンガリーの美容室事情について思い至ったんです。
ヘアサロンの技術については、「日本と欧州で人気のあるスタイルが違えば、鍛えられ求められる技術もおのずと違ってくる」という視点が重要に思っています。
ただ、基本的な技術が国によって大きく隔たるとは思えない。そうなると、髪質や求める形を知ってもらうより無い。経験を積んでもらうのが一番という結論に至りました。


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pigletさんへ (budapestlife)
2007-10-06 05:43:24
>美容師さんも勝手が違って戸惑っているのかも

そこで「じゃあ、黒髪同士で」と中華街の床屋さん、理髪店に行こう!とごく自然に思えたらそれもカッコイイですけど。

「欧州の美容室に来ている非日常感」にワクワクしたり、写真を添え言葉や身振りでも伝える努力をしたり、ちょっとイメージと違っても「伝えきれなかったのは自分」と思える心が大切なんでしょうね。

美容室で髪を洗ってもらい切ってもらう心地よさは女性にとって大きなリフレッシュとなりますから、産後、てんやわんやでしんどくなったころ、御主人にbabyを任せて行かせてもらう息抜きとして楽しみにとっておかれるのもまた良いかも知れません♪
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