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Brugge Style
sting
(めちゃ近! からの割りにピンぼけ...)
ロンドンO2アリーナ、スティングとポール・サイモンのジョイントコンサート、Paul Simon & Sting on stage togetherへ。
若い頃、わたしはスティングの熱烈なファン(曲を聞くだけだが)だったが、アルバムBrand New Dayの後、急に興味を失ったのはなぜだろう。
その時期が娘の誕生と重なるのは偶然か。
長い間見かけない間に彼の容姿はすっかり変わっていて、イスラム法学者のようなヒゲ姿で、「誰(笑)?」という第一印象。しかしよく拝見するとあまりお顔も変わっていないことに気づく。しかもスタイルも全然かわっていないじゃないか。かっこいいなあ。
何よりも変わらないのはあの声、声、声!
わたしが近づいて行った時、彼は女性ヴォーカルと話していた。「じゃ、そのようにしましょう」と言ったそれは、まるで神様が天地を創造して「すべてよし」とおっしゃった、まるであの声のようだった!
ごく普通に振る舞うことによって器の大きさが際立つかっこよさ。余裕のある男が何よりも好きなわたしの顔にはゆがんだ微笑みが張り付いたまま(変質者はこういう顔つきをしているに違いない)...
「ふぁ、ふぁんです...」としか言えず、写真も「けっけっこうです!!」と遠慮して逃げ回る小心者なのだよ、あたしゃ。
本気で好意を抱いている男の前で逃げ回るのは昔からの悪い癖だ。これが治ってないとは知らなかった(笑)。
「少女の頃のわたしの何割かはあなたの曲でできていました」などと言いたかったなあ。
迷惑かしら。
ファンとは迷惑なものなのだ。
会場一杯のイングランドの人々による、Englishman in New York大合唱はめちゃくちゃシュール(いや、リアルなのか)だった。
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